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2016年
カクヨム日記・読書日記(近過去の文学史) 作者 筒美遼次郎/カクヨム作品レビュー(19)/文学とは何か?
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カクヨム日記・読書日記(近過去の文学史) 作者 筒美遼次郎
https://kakuyomu.jp/works/1177354054880909619
(作品レビュー)
★★★ Excellent!!!
作家の評価の話が面白かった
カクヨムのジャンルの話もいいが、ジャンルは読者に決めて欲しいと思うね。
作家の評価の話が面白く、最近、作家の才能とか何なんだろうなと考えていたので興味深く読めました。
(カクヨム情報&感想)
あなたのシナリオがゲームに登場!? グリムノーツ「ゲームシナリオ用小説コンテスト」開催決定!
https://kakuyomu.jp/info/entry/grimmsnotes_contest
難易度高そうな案件で二次創作好き、プロ向きですが、なろうでゲーム小説などを書いている人は向いてるかも。
で、最近、芥川龍之介の『鼻』『芋粥 』『手巾』『煙草と悪魔 』を読んだりして、文学って何だろう?と考えたりしています。
『手巾』解題をお願いします
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1498750664
どうも文学というのは、それを読むと色々と考えさせられるような読後感、複雑な感情を持つものなんだなと思いました。
『手巾』『煙草と悪魔 』は大正時代の西洋文化と日本文化の葛藤のようなものが描かれ、『鼻』『芋粥 』は人の矛盾する複雑な心理が描かれます。
実は表現はストレートですが、僕の書いてる医療エッセイと感覚的に似てるなと思いました。
アメリカとかGHQに押し付けられた抗がん剤、ワクチンなどを拒否できない日本という何ともやりきれない感情に似てるんだよね。
『手巾』『煙草と悪魔 』とテーマが重なるんだよね。
文学エッセイだったんですねえ(笑)
ちゃんと文学できてたんだ。でも、そんな繊細な表現は出来てないし、テーマが重なるだけですがね。
前々から、芥川とか、そのフォロワーだった太宰治の作品の中にちらほらキリスト教の影が見えていて、僕が歴史小説書いてて出会ったイエズス会問題、半村良や隆慶一郎、信長、秀吉、家康も気付いていたイエズス会問題について気付いてたんだなと納得しました。
イエズス会問題というのはキリスト教布教の背後に見えるイエズス会という侵略組織の問題ですね。
信長が何故、イエズス会を利用して鉄砲を得たけど、直前で裏切って本能寺で暗殺されたか、秀吉、家康がキリスト教禁教に何故したのか?
家康が大久保長安の一族を厳罰に処した理由とか、背後にいる独眼流の娘のいろは姫の洗礼問題、家康の六男の忠輝(いろは姫と縁組したと思う?)を担ごうとしたキリスト教徒によるクーデター事件が背後に見え隠れする問題。
江戸初期・最大の謎~大久保長安の懲罰事件
http://indoor-mama.cocolog-nifty.com/turedure/2010/04/post-2715.html
大久保長安を描いた半村良や隆慶一郎の問題意識とかをイエズス会問題と言います。
島原の乱とかもイエズス会によるクーデター事件であり、それも明治維新で完全に成功してしまうわけですが、それが安部政権に繋がっている。
『地獄変』という名作も絵師が創作に取り付かれる話だし、そういうテーマ性を持ってるものが文学なんですね。
イエズス会問題などが見えてるかどうか?
ワクチン薬害説などに気付けるかどうか?が作品が文学になるかどうか?の分れ目のようです。
残念ながらまだ小説作品にはあまり反映されてませんが、逆に反映されすぎてだめな感じもしますね。
そういう問題意識、それは色んなテーマがあるんですが、明治の元勲(ロスチャイルドなどの国際金融資本が留学資金を出している)たちや坂本龍馬、夏目漱石もイギリスに留学して、西洋文明に打ちのめされる訳ですね。
西洋文明と日本文明の対決は今でも重要な文学的テーマでしょうね。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054880909619
(作品レビュー)
★★★ Excellent!!!
作家の評価の話が面白かった
カクヨムのジャンルの話もいいが、ジャンルは読者に決めて欲しいと思うね。
作家の評価の話が面白く、最近、作家の才能とか何なんだろうなと考えていたので興味深く読めました。
(カクヨム情報&感想)
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https://kakuyomu.jp/info/entry/grimmsnotes_contest
難易度高そうな案件で二次創作好き、プロ向きですが、なろうでゲーム小説などを書いている人は向いてるかも。
で、最近、芥川龍之介の『鼻』『芋粥 』『手巾』『煙草と悪魔 』を読んだりして、文学って何だろう?と考えたりしています。
『手巾』解題をお願いします
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1498750664
どうも文学というのは、それを読むと色々と考えさせられるような読後感、複雑な感情を持つものなんだなと思いました。
『手巾』『煙草と悪魔 』は大正時代の西洋文化と日本文化の葛藤のようなものが描かれ、『鼻』『芋粥 』は人の矛盾する複雑な心理が描かれます。
実は表現はストレートですが、僕の書いてる医療エッセイと感覚的に似てるなと思いました。
アメリカとかGHQに押し付けられた抗がん剤、ワクチンなどを拒否できない日本という何ともやりきれない感情に似てるんだよね。
『手巾』『煙草と悪魔 』とテーマが重なるんだよね。
文学エッセイだったんですねえ(笑)
ちゃんと文学できてたんだ。でも、そんな繊細な表現は出来てないし、テーマが重なるだけですがね。
前々から、芥川とか、そのフォロワーだった太宰治の作品の中にちらほらキリスト教の影が見えていて、僕が歴史小説書いてて出会ったイエズス会問題、半村良や隆慶一郎、信長、秀吉、家康も気付いていたイエズス会問題について気付いてたんだなと納得しました。
イエズス会問題というのはキリスト教布教の背後に見えるイエズス会という侵略組織の問題ですね。
信長が何故、イエズス会を利用して鉄砲を得たけど、直前で裏切って本能寺で暗殺されたか、秀吉、家康がキリスト教禁教に何故したのか?
家康が大久保長安の一族を厳罰に処した理由とか、背後にいる独眼流の娘のいろは姫の洗礼問題、家康の六男の忠輝(いろは姫と縁組したと思う?)を担ごうとしたキリスト教徒によるクーデター事件が背後に見え隠れする問題。
江戸初期・最大の謎~大久保長安の懲罰事件
http://indoor-mama.cocolog-nifty.com/turedure/2010/04/post-2715.html
大久保長安を描いた半村良や隆慶一郎の問題意識とかをイエズス会問題と言います。
島原の乱とかもイエズス会によるクーデター事件であり、それも明治維新で完全に成功してしまうわけですが、それが安部政権に繋がっている。
『地獄変』という名作も絵師が創作に取り付かれる話だし、そういうテーマ性を持ってるものが文学なんですね。
イエズス会問題などが見えてるかどうか?
ワクチン薬害説などに気付けるかどうか?が作品が文学になるかどうか?の分れ目のようです。
残念ながらまだ小説作品にはあまり反映されてませんが、逆に反映されすぎてだめな感じもしますね。
そういう問題意識、それは色んなテーマがあるんですが、明治の元勲(ロスチャイルドなどの国際金融資本が留学資金を出している)たちや坂本龍馬、夏目漱石もイギリスに留学して、西洋文明に打ちのめされる訳ですね。
西洋文明と日本文明の対決は今でも重要な文学的テーマでしょうね。
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