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2014年
「小説家になろう」で異世界転生&歴史小説を書くための半村良「伝奇SF小説」
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半村良という伝奇SF作家がいます。人情小説「雨やどり」直木賞も受賞しています。残念ながらすでに故人です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%8A%E6%9D%91%E8%89%AF
半村良オフィシャルサイト
http://hanmura.com/profile/
半村良といえば「戦国自衛隊」ですが、異世界転生やタイムスリップものの元祖ですね。
異世界転生は魔界転生(山田風太郎の忍法伝奇小説)の方がぴったりくるかな。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AD%94%E7%95%8C%E8%BB%A2%E7%94%9F
半村良の伝奇SF小説の名作といえば「産霊山秘録」「闇の中の系図」「妖星伝」「伝説シリーズ」などがありますが、共通点があって、日本の古代から続く一族などが出てきて、その古代の一族が活躍する話になっていく。
「産霊山秘録」には天皇家を支える「ヒ一族」、「闇の中の系図」ではCIAのような情報操作のスペシャリスト「嘘部」(これ自体が嘘っぽい)、「妖星伝」では鬼道皇帝に仕える超能力異能集団「鬼道衆」などである。
それでこれらの作品はフィクションでありながら、半村良の日本の古代史における仮説のようなものになっている。
嘘にリアリティを持たせるためか、日頃から古代史などが好きで勉強していたのか、経済人類学者の栗本慎一郎氏なども半村良ファンでエッセイなどに半村良の哲学について書いたり、会ったり、対談などしたらしいことも書かれている。
http://kurishin2013.wix.com/kurishin-world#!untitled/cr9o
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伝奇小説は資料が命!
太田 記念すべきトップバッターは『非時いちじくの香り』。これを読んだのは?
平林 僕です。キャッチフレーズは「不老不死の霊薬を巡る本格伝奇バトル」。
太田 タイトルからもそんな匂いがするよね。話はどんな感じですか?
平林 霊薬の鍵を握る女の子を護って、主人公がいろんな敵とバトルしていくというお話です。徐福じょふく伝説なんかが下敷きになってる。
太田 23歳でそのモチーフを採用するのは珍しいね。
平林 わりと中国的なモチーフを多用しています。小説として一応は成り立っているんですが、資料の読み込みが絶対的に足りない感じ。全体的に引用元が浅すぎる。
太田 今回、編集者個人の得意分野を考慮して僕が原稿を割り振ったから、平林さんっぽい原稿は平林さんに振ったんだけど、こういうマイナス点もあるよね。僕にも経験があるけれど、編集者が得意なジャンルだからこそ、点が辛くなる。
平林 わかります! でもやっぱり、この作品の場合だと、引用されている文献なんかを第一線の伝奇小説と比べてみると、僕でなくてもしんどいかなー、と。
太田 若い人がデビューするときには必ず言うことなんだけれど、専門的なジャンル小説に必要な資料は、大学レベルではなくて、大学院生レベルの資料に当たって読んでみて欲しい。昔とは違って今は多くの人が大学に進学するし、本をよく読む人の知的レベルも高い。そんな人たちが知らないものを書かないと、専門的なジャンル小説を成立させることは厳しいんじゃないかな。逆に、ある一線を超えてしまえば誰もが読んで感心してくれるんだけどね。
第一回星界社FICTION新人賞座談会
http://sai-zen-sen.jp/works/extras/sfa001/01/01.html
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編集者さんも言ってますが、嘘の話にリアリティやオリジナリティを持たせるには、現実の歴史の資料を読み込むことが大事です。
しかもありふれたものではなく一次資料というか。古事記とか、日本書紀を原本で読むとか、現地取材に行ったり、古代の神話や神社の伝承を知らべるとかするのがいいと思います。
僕の書きかけ小説の「鬼ノ城戦記」などは、吉備津神社の温羅伝承に基づいて書こうとしてますが、古事記の記述と現地の神社などの伝承をすりあわせて、現地取材もしてそれを作品に盛り込んで構想を作ってます。
http://17.pro.tok2.com/~kmlife/it-town/minamishinogoze/rekisi/rekisisabu-a/ura/ura&momotarou.htm
逆に資料の読み込みすぎで、古事記や天皇家の謎が出てきて書けなくなってしまってますが、「月読と天照~イザナミ島戦記~」においては、香川県の沖にある鬼ヶ島伝承がある女木島(=イザナミ島)として設定に生かされています。
例えば、隆慶一郎は「影武者 徳川家康」という小説を書いてますが、あれって実話というか、実際に「徳川家康、影武者説」というのがあります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%B3%E5%B7%9D%E5%AE%B6%E5%BA%B7%E3%81%AE%E5%BD%B1%E6%AD%A6%E8%80%85%E8%AA%AC
あと、学者の網野善彦の影響も強いようです。
宮崎駿なども同様のようです。
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影響
中世史家の伊藤正敏は、網野の「無縁」概念を発展させ、中世における大寺社(寺社勢力)が、朝廷や武家政権に対抗した巨大なアジール的空間であり、また「寺社勢力概念」により「農業中心史観」がさらに解体されるという説をとなえている。
時代小説分野の一部にも影響を及ぼし、隆慶一郎などは舞台設定などで網野の学説を幅広く取り入れた創作を行っている。
宮崎駿も、「もののけ姫」で、農業以外を生業とする庶民を描くにあたり網野史観にインスピレーションを受けたと話している。この作品について網野自身も「ずいぶん勉強した上でつくられている」と評価した。
網野善彦 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B6%B2%E9%87%8E%E5%96%84%E5%BD%A6
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嘘の話のディティールを想像力だけで作ると、必ずありふれた、どこかで読んだような底の浅いものになります。
歴史小説の新人賞の場合など、編集者もそうですが、読者も歴史の学説には超詳しくて、ありふれた新説では驚きませんし、時代考証の矛盾点をかなり突かれると思います。
自作「モグラ男と、ひかり姫」でも、弥生時代の都の軍船が大砲打ったりしていますが時代考証的にはありえず、でも、中国で黒色火薬が発明されたのは9世紀ぐらいですが、火薬自体は紀元1世紀には発明されてるので(仙人の薬とか作っていて発明されていたらしい)、幻の古代オーバーテクノロジーという設定になっています。オーパーツですね(笑)
http://japanese.beijingreview.com.cn/yzds/txt/2008-08/26/content_146495.htm
最近、弥生時代も500年ほど遡ってしまったらしいし、いつまでもかつての学説が正しいとは限りません。
http://www2u.biglobe.ne.jp/~itou/yayoi.htm
稲作なども朝鮮半島経由説がありましたが、中国江南→九州隼人経由→吉備の海部(隼人)が来てたりしていて、吉備(岡山県)の高島に八年ほど滞在してた神武天皇は吉備で米や塩などの食料、船などを整えて(当時、砂鉄製鉄、造船、稲作、塩の技術があった)大和に侵攻したようです。
初期の大和政権では箸墓古墳などから吉備製の特殊器台(祭祀用)が発見されて、大和の祭祀に吉備の宗教集団が関与していた可能性がでています。
倉敷市の弥生時代最大の墳丘墓の楯築遺跡からは30キロもの朱(硫化水銀、古代では貴重品で中国からもたらされたようです。古代祭祀用)がでて、卑弥呼の墓説もあったりします。
初期の大和政権の天皇の妃に吉備出身の女性が多いのは、古代において経済、軍事大国だった吉備の力を取り込むという意味があったのかもしれません。
瀬戸内海の海上交通を吉備の海部がおさえていた事実だけにしても、古代の交通が船中心なのでかなり重要な国だったようです。
栗本慎一郎氏の新著『シルクロードの経済人類学』(東京農大出版会、2007年8月1日刊)なども世界史などに新説を出しています。
http://pro.cocolog-tcom.com/edu/2009/01/post-c506.html
蘇我氏の出自などについても興味深い考察がされた栗本慎一郎著「シリウスの都、飛鳥」という本もあります。
http://mayo.blogzine.jp/blog/2009/01/post_f185.html
ユダヤ人の謎に迫る「ハザール王国の謎」もあったりします。
http://inri.client.jp/hexagon/floorA4F_ha/_floorA4F_ha.html
これを組み合わせると、日ユ同祖論の謎が解かれてしまうかもですね。
異世界転生&歴史小説を書くための「伝奇SF小説」だったのですが、 栗本慎一郎氏の経済人類学の世界になってしまいました。
次回はこのユダヤ人と蘇我氏の謎から、日本と世界史の書き換えを試みてみたいと思います。
異世界転生&歴史小説を書くために参考になるかと思います。
発想力の鍛え方も、栗本慎一郎氏の著書を紹介していきます。
(あとがき)
武田鉄矢 今朝の三枚おろし『鉄が地球温暖化を防ぐ』2週間まとめ
https://youtu.be/AFkrSQNUT9o
【武田鉄矢】なんと人類はある一箇所から誕生した!※奇跡は起こった!※
https://youtu.be/ku8Z-MAG9Vo
進化/人狼戦記~少女格闘伝説外伝~ 作者:坂崎文明
https://ncode.syosetu.com/n3963bx/12/
F島人類人工進化計画/『非正規社員 石田三成』~ショートストーリー集~ 作者:坂崎文明
https://ncode.syosetu.com/n5686dd/80/
放射線と病気の関係報告書に、お墨つきを与えた山下俊一の正体――白石草×広瀬隆対談【中篇】 広瀬 隆:ノンフィクション作家
http://diamond.jp/articles/-/81811
山下俊一の嘘が暴かれた (nuclear allergy) ★阿修羅♪ 掲示板 H.24/10/08
http://iiyama16.blog.fc2.com/blog-entry-1680.html
http://www.asyura2.com/12/genpatu27/msg/799.html
水生類人猿説
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B4%E7%94%9F%E9%A1%9E%E4%BA%BA%E7%8C%BF%E8%AA%AC
人類水生進化説 第4~5章 人類は水生環境で進化した and ヒトの性行為の変化https://ameblo.jp/nagatukitouka/entry-10994094102.html
武田鉄也のラジオで放射能で人類がサルから人に進化したんじゃないか?という説を知って、今回の小説にもいれちゃったんですが、元は『非正規社員 石田三成』なんですが、福島の原発を石棺もせずに放置してるのはそういう人体実験ではないかとも思ってます。
アフリカの大地溝帯は人類が生まれた場所ですが、水生類人猿説もあって、何とも面白い説ですね。
化学物質とか、ワクチンなども人の遺伝子にストレスを与えるものですが、まるでSTAP細胞を作るみたいな実験かもしれないとも思い始めています。
長崎大学の山下教授が福島の医療封鎖の張本人ですが、まあ、日本の国家戦略とういうか世界政府の意向なんで仕方ない面もあります。
政府は動かないので、さっさと逃げるしかないね。
それはともかく、たたら製鉄の鉄分が海を豊かにするというか、広島のカキとか、岡山県なども瀬戸内町とか日生とかもカキが豊富だったりして、ここら辺は赤磐市があってたたら製鉄もあったし、備前の備前焼、長船の備前の刀剣なども上流で作られてる。B級グルメのカキオコ(カキのお好み焼き)もあるし、全国三位のカキの産地だったりします。
カキの養殖には鉄が必要なんだよね。
くず鉄の塊を海に沈めた結果(新日鉄とか西松建設協力)、昆布の生育が250倍になって、うに、なまこなど魚場も戻ってきたという話も出てきます。
武田鉄也のラジオは彼が知らないことを番組にしてるので、異端の学説も出てくるので面白いですね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%8A%E6%9D%91%E8%89%AF
半村良オフィシャルサイト
http://hanmura.com/profile/
半村良といえば「戦国自衛隊」ですが、異世界転生やタイムスリップものの元祖ですね。
異世界転生は魔界転生(山田風太郎の忍法伝奇小説)の方がぴったりくるかな。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AD%94%E7%95%8C%E8%BB%A2%E7%94%9F
半村良の伝奇SF小説の名作といえば「産霊山秘録」「闇の中の系図」「妖星伝」「伝説シリーズ」などがありますが、共通点があって、日本の古代から続く一族などが出てきて、その古代の一族が活躍する話になっていく。
「産霊山秘録」には天皇家を支える「ヒ一族」、「闇の中の系図」ではCIAのような情報操作のスペシャリスト「嘘部」(これ自体が嘘っぽい)、「妖星伝」では鬼道皇帝に仕える超能力異能集団「鬼道衆」などである。
それでこれらの作品はフィクションでありながら、半村良の日本の古代史における仮説のようなものになっている。
嘘にリアリティを持たせるためか、日頃から古代史などが好きで勉強していたのか、経済人類学者の栗本慎一郎氏なども半村良ファンでエッセイなどに半村良の哲学について書いたり、会ったり、対談などしたらしいことも書かれている。
http://kurishin2013.wix.com/kurishin-world#!untitled/cr9o
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伝奇小説は資料が命!
太田 記念すべきトップバッターは『非時いちじくの香り』。これを読んだのは?
平林 僕です。キャッチフレーズは「不老不死の霊薬を巡る本格伝奇バトル」。
太田 タイトルからもそんな匂いがするよね。話はどんな感じですか?
平林 霊薬の鍵を握る女の子を護って、主人公がいろんな敵とバトルしていくというお話です。徐福じょふく伝説なんかが下敷きになってる。
太田 23歳でそのモチーフを採用するのは珍しいね。
平林 わりと中国的なモチーフを多用しています。小説として一応は成り立っているんですが、資料の読み込みが絶対的に足りない感じ。全体的に引用元が浅すぎる。
太田 今回、編集者個人の得意分野を考慮して僕が原稿を割り振ったから、平林さんっぽい原稿は平林さんに振ったんだけど、こういうマイナス点もあるよね。僕にも経験があるけれど、編集者が得意なジャンルだからこそ、点が辛くなる。
平林 わかります! でもやっぱり、この作品の場合だと、引用されている文献なんかを第一線の伝奇小説と比べてみると、僕でなくてもしんどいかなー、と。
太田 若い人がデビューするときには必ず言うことなんだけれど、専門的なジャンル小説に必要な資料は、大学レベルではなくて、大学院生レベルの資料に当たって読んでみて欲しい。昔とは違って今は多くの人が大学に進学するし、本をよく読む人の知的レベルも高い。そんな人たちが知らないものを書かないと、専門的なジャンル小説を成立させることは厳しいんじゃないかな。逆に、ある一線を超えてしまえば誰もが読んで感心してくれるんだけどね。
第一回星界社FICTION新人賞座談会
http://sai-zen-sen.jp/works/extras/sfa001/01/01.html
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編集者さんも言ってますが、嘘の話にリアリティやオリジナリティを持たせるには、現実の歴史の資料を読み込むことが大事です。
しかもありふれたものではなく一次資料というか。古事記とか、日本書紀を原本で読むとか、現地取材に行ったり、古代の神話や神社の伝承を知らべるとかするのがいいと思います。
僕の書きかけ小説の「鬼ノ城戦記」などは、吉備津神社の温羅伝承に基づいて書こうとしてますが、古事記の記述と現地の神社などの伝承をすりあわせて、現地取材もしてそれを作品に盛り込んで構想を作ってます。
http://17.pro.tok2.com/~kmlife/it-town/minamishinogoze/rekisi/rekisisabu-a/ura/ura&momotarou.htm
逆に資料の読み込みすぎで、古事記や天皇家の謎が出てきて書けなくなってしまってますが、「月読と天照~イザナミ島戦記~」においては、香川県の沖にある鬼ヶ島伝承がある女木島(=イザナミ島)として設定に生かされています。
例えば、隆慶一郎は「影武者 徳川家康」という小説を書いてますが、あれって実話というか、実際に「徳川家康、影武者説」というのがあります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%B3%E5%B7%9D%E5%AE%B6%E5%BA%B7%E3%81%AE%E5%BD%B1%E6%AD%A6%E8%80%85%E8%AA%AC
あと、学者の網野善彦の影響も強いようです。
宮崎駿なども同様のようです。
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影響
中世史家の伊藤正敏は、網野の「無縁」概念を発展させ、中世における大寺社(寺社勢力)が、朝廷や武家政権に対抗した巨大なアジール的空間であり、また「寺社勢力概念」により「農業中心史観」がさらに解体されるという説をとなえている。
時代小説分野の一部にも影響を及ぼし、隆慶一郎などは舞台設定などで網野の学説を幅広く取り入れた創作を行っている。
宮崎駿も、「もののけ姫」で、農業以外を生業とする庶民を描くにあたり網野史観にインスピレーションを受けたと話している。この作品について網野自身も「ずいぶん勉強した上でつくられている」と評価した。
網野善彦 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B6%B2%E9%87%8E%E5%96%84%E5%BD%A6
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嘘の話のディティールを想像力だけで作ると、必ずありふれた、どこかで読んだような底の浅いものになります。
歴史小説の新人賞の場合など、編集者もそうですが、読者も歴史の学説には超詳しくて、ありふれた新説では驚きませんし、時代考証の矛盾点をかなり突かれると思います。
自作「モグラ男と、ひかり姫」でも、弥生時代の都の軍船が大砲打ったりしていますが時代考証的にはありえず、でも、中国で黒色火薬が発明されたのは9世紀ぐらいですが、火薬自体は紀元1世紀には発明されてるので(仙人の薬とか作っていて発明されていたらしい)、幻の古代オーバーテクノロジーという設定になっています。オーパーツですね(笑)
http://japanese.beijingreview.com.cn/yzds/txt/2008-08/26/content_146495.htm
最近、弥生時代も500年ほど遡ってしまったらしいし、いつまでもかつての学説が正しいとは限りません。
http://www2u.biglobe.ne.jp/~itou/yayoi.htm
稲作なども朝鮮半島経由説がありましたが、中国江南→九州隼人経由→吉備の海部(隼人)が来てたりしていて、吉備(岡山県)の高島に八年ほど滞在してた神武天皇は吉備で米や塩などの食料、船などを整えて(当時、砂鉄製鉄、造船、稲作、塩の技術があった)大和に侵攻したようです。
初期の大和政権では箸墓古墳などから吉備製の特殊器台(祭祀用)が発見されて、大和の祭祀に吉備の宗教集団が関与していた可能性がでています。
倉敷市の弥生時代最大の墳丘墓の楯築遺跡からは30キロもの朱(硫化水銀、古代では貴重品で中国からもたらされたようです。古代祭祀用)がでて、卑弥呼の墓説もあったりします。
初期の大和政権の天皇の妃に吉備出身の女性が多いのは、古代において経済、軍事大国だった吉備の力を取り込むという意味があったのかもしれません。
瀬戸内海の海上交通を吉備の海部がおさえていた事実だけにしても、古代の交通が船中心なのでかなり重要な国だったようです。
栗本慎一郎氏の新著『シルクロードの経済人類学』(東京農大出版会、2007年8月1日刊)なども世界史などに新説を出しています。
http://pro.cocolog-tcom.com/edu/2009/01/post-c506.html
蘇我氏の出自などについても興味深い考察がされた栗本慎一郎著「シリウスの都、飛鳥」という本もあります。
http://mayo.blogzine.jp/blog/2009/01/post_f185.html
ユダヤ人の謎に迫る「ハザール王国の謎」もあったりします。
http://inri.client.jp/hexagon/floorA4F_ha/_floorA4F_ha.html
これを組み合わせると、日ユ同祖論の謎が解かれてしまうかもですね。
異世界転生&歴史小説を書くための「伝奇SF小説」だったのですが、 栗本慎一郎氏の経済人類学の世界になってしまいました。
次回はこのユダヤ人と蘇我氏の謎から、日本と世界史の書き換えを試みてみたいと思います。
異世界転生&歴史小説を書くために参考になるかと思います。
発想力の鍛え方も、栗本慎一郎氏の著書を紹介していきます。
(あとがき)
武田鉄矢 今朝の三枚おろし『鉄が地球温暖化を防ぐ』2週間まとめ
https://youtu.be/AFkrSQNUT9o
【武田鉄矢】なんと人類はある一箇所から誕生した!※奇跡は起こった!※
https://youtu.be/ku8Z-MAG9Vo
進化/人狼戦記~少女格闘伝説外伝~ 作者:坂崎文明
https://ncode.syosetu.com/n3963bx/12/
F島人類人工進化計画/『非正規社員 石田三成』~ショートストーリー集~ 作者:坂崎文明
https://ncode.syosetu.com/n5686dd/80/
放射線と病気の関係報告書に、お墨つきを与えた山下俊一の正体――白石草×広瀬隆対談【中篇】 広瀬 隆:ノンフィクション作家
http://diamond.jp/articles/-/81811
山下俊一の嘘が暴かれた (nuclear allergy) ★阿修羅♪ 掲示板 H.24/10/08
http://iiyama16.blog.fc2.com/blog-entry-1680.html
http://www.asyura2.com/12/genpatu27/msg/799.html
水生類人猿説
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B4%E7%94%9F%E9%A1%9E%E4%BA%BA%E7%8C%BF%E8%AA%AC
人類水生進化説 第4~5章 人類は水生環境で進化した and ヒトの性行為の変化https://ameblo.jp/nagatukitouka/entry-10994094102.html
武田鉄也のラジオで放射能で人類がサルから人に進化したんじゃないか?という説を知って、今回の小説にもいれちゃったんですが、元は『非正規社員 石田三成』なんですが、福島の原発を石棺もせずに放置してるのはそういう人体実験ではないかとも思ってます。
アフリカの大地溝帯は人類が生まれた場所ですが、水生類人猿説もあって、何とも面白い説ですね。
化学物質とか、ワクチンなども人の遺伝子にストレスを与えるものですが、まるでSTAP細胞を作るみたいな実験かもしれないとも思い始めています。
長崎大学の山下教授が福島の医療封鎖の張本人ですが、まあ、日本の国家戦略とういうか世界政府の意向なんで仕方ない面もあります。
政府は動かないので、さっさと逃げるしかないね。
それはともかく、たたら製鉄の鉄分が海を豊かにするというか、広島のカキとか、岡山県なども瀬戸内町とか日生とかもカキが豊富だったりして、ここら辺は赤磐市があってたたら製鉄もあったし、備前の備前焼、長船の備前の刀剣なども上流で作られてる。B級グルメのカキオコ(カキのお好み焼き)もあるし、全国三位のカキの産地だったりします。
カキの養殖には鉄が必要なんだよね。
くず鉄の塊を海に沈めた結果(新日鉄とか西松建設協力)、昆布の生育が250倍になって、うに、なまこなど魚場も戻ってきたという話も出てきます。
武田鉄也のラジオは彼が知らないことを番組にしてるので、異端の学説も出てくるので面白いですね。
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