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2014年

現役のなろう小説家「はぐれっち/藤孝剛志」氏のエッセイ/新人賞の受賞のための考察

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なんかいろいろすいません 作者:はぐれっち/藤孝剛志
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【お便りコーナー】はぐれっち/藤孝剛志先生
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はぐれっち/藤孝剛志
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フジタカブログー
http://fujitaka.ukauka.net/


 はぐれっち/藤孝剛志氏のエッセイ読んだんだけど、こういうエッセイ書いてもらえると、このエッセイのネタができて助かります。感謝です!

 「情報発信する人の元に情報が集まってくる法則」というのがあって、週末起業コンサルタントという人がいたとして、「実は最初は何も分かってないのに」そういう目的をもって活動していくうちに、なんとなく情報が蓄積されていきます。

 人間の脳や潜在意識は何かの目的とかをインプットすると、自動的にそういう情報を探す傾向があって、成功哲学の世界では、何か目標や夢を持つだけで潜在意識の活用によって「自動的に自分の願望が引き寄せられる」という法則もあるようです。

 目標や夢を持って紙に書いて壁に張ってる人は、明確にそういう目標を意識してる訳で、人口の1%ぐらいしかいないと言われていて、普通はそこまで意識して生きてはいないですし。

 今日は「ふるさと納税のすすめ」とか、「国際結婚のすすめ」とかをエッセイにしようかなと考えていました。このタイミングで「ふるさと納税のすすめ」を電子書籍にしたら売れるだろうなとか思っていました。誰か書いてね。

 なんですが、やっぱり、このエッセイをとりあえず10万字(400詰め250枚)書くのが先かなと思いなおしました。本一冊出すのにはそれぐらいの分量が必要だしね。

 小説家になるために(その1)は「10万字書く!」です。
 
 
 話がそれましたが、藤孝剛志氏のエッセイを読んで、当たり前のことしか書いてないよ!なんて感想を持つ方もいると思いますが、その当たり前のことが非常に大事です。

 僕も改行の仕方とか、三点リーダの使い方とかよくわかってない部分もあるし、誤字脱字も多いし、毎回エッセイには「改」がついてますし。

 この自分の原稿を校正する能力を高める方法として「ランサーズ」などのウェブライティングのサイトでアルバイトするのをお勧めします。

 「自動車に関するエッセイ募集!」とか色々な案件があって、800文字ぐらいで100~250円ぐらいと安いですが、誤字脱字とか多かったり、テーマと違うこと書くと採用されません。たいがいは採用されるのですが、ここで自己校正力を鍛えるのもいいかなと思います。

 僕も自分の書いたものがネタになってる文章を見たことがあって(著作権放棄が条件、ゴースト企画ライターですね。自分の体験談書くとかがいい)、こうやってアレンジしてウェブサイトに載るんだと感心したことがあります。

ランサーズ
http://www.lancers.jp/

 

 それで、このエッセイのポイントとしては「改稿」「校正」のところと、特に「応募」ですね。「あらすじ」が面白いです。

 実は「あらすじ」ではなく本の企画内容が面白いと思います。
 
 僕の本棚に読みもしない「ブギ―ポップシリーズ」(最近、読み始めた)が数冊あったりしますが、読者というのは面白い作品に対する嗅覚が発達していて、目次、あらすじ、あとがき、タイトルなどを見て、これ面白そうと思ったら本を買います。

 本の内容というのは読んでみないとわからないですが、「姉ちゃんは中二病」(藤孝剛志氏)あらすじの場合、

『高校一年生、坂木雄一はある日突然人の頭上に文字が見えるようになり、そのことを中二病の姉、坂木睦子に相談する。
 それはその相手が何者かがわかる魔眼、ソウルリーダー(中二病の姉命名)だった。
 高校入学の初日、雄一はクラスメイトの頭上に現れた文字に困惑する。
「死者」「魔女」「エースストライカー」「ギャルゲ主人公」「エロゲ主人公」「超人」「偽物」「殺人鬼」「伝承者」「吸血鬼」「お嬢様」。
 雄一はその中でも一番物騒な「殺人鬼」武内奈月に注目したところ逆に脅されてしまうことになる。
「バラしたら学校中の人間を皆殺しにするから」』
  

 ここら辺まで読んだだけで買おうかな?と思います。

 よくある相手のステータスがわかる能力ですが、アイデアのアレンジの仕方がいいのだと思います。アイデア自体、ストーリー展開がいいのかもしれない。

 新人賞の下読み委員さんは一般のアルバイトの場合もあると聞くし、面白くないというか、似たようなアイデアの小説をさんざん読まされたら、あらすじ、タイトルだけでその小説が面白いかどうか?わかるようになってきます。というか、読むのがめんどくさくなってくるね。


 昔、僕が某地元バス会社の説明会&集団面接に臨んだ際、参加者はその会社について批判というか、疑問点の質問ばかりしていました。

 その時、僕がその会社について「高齢者に優しい運転手がいる」という話を近くのラーメン屋で知ったというエピソードを話したら、突然、その場の空気が変わり、急にその会社について誉めだしました(爆)

 僕はそのおかげで集団面接に合格しますが、国語は満点だが、数学が赤点なのがバレて適性検査で落ちちゃう訳ですが(泣)


 そんな訳で、新人賞の一次選考は似たようなアイデアの中からきらりと光る原石を見つけるようなものですので、結構、荒っぽい選考ですが(川で砂金探すイメージ)、それなりにいい作品は見逃されないというかちゃんと残ります。


 それと、藤孝剛志氏自身もどうして自分の作品が受賞したのかは?たぶんわかってない、そもそも『受賞するつもりで書いたた訳ではない』と語っています。

 結局、創作の原点というのは自分の好きな作品や作家がいたりして、その人の作品のようなものを書きたい、という衝動のようなものかもしれないと思います。

 僕の『少女格闘伝説』という小説も、女子プロレスの神取忍(柔道出身で関節技のスペシャリスト)VS 北斗晶戦(今はプロレスラー佐々木健介の鬼嫁だが、かつてはカリスマ女子プロレスラーだった)の異種格闘技戦(一応、プロレス)が原点だし、『関節王』『修羅の門』『餓狼伝』『グラップラーバキ』などの要素がちりばめられています。

 
 話がそれますが、僕も今の奥さんとどうして結婚したのか?全くわかりません。

 36歳の時に婚活をはじめて、立て続けに相性のいいふたりの女性と出会ってそこで決めておけば良かったのに、欲を出して迷走して、結局、45歳でタイ人の今の奥さんと結婚する訳です。

 今、考えてみれば、元々写真を見た段階で好きなタイプだったし、性格も気難しくて理想のタイプ(ハイメンテナンス、手間のかかる人が好き)であって、日本語が話せると言ってもまだまだだし、遠距離&お見合いなのでこれからが大変そうです。

 でも、そういう困難を乗り越えるのが僕は好きなのです。

 
 たぶん、小説を書くのもそれと似ていて、新人賞を受賞するという目的は持ってもいいですが、最終的には『運』といいますか、時代の流れとかその出版社のカラーもありますし出会いみたいなものだと思います。

 最終的にはその人自身の運命のピースにカチッとはまると思うし、小説書こうと思ってたのにエッセイのネタばかり浮かぶのも、僕自身の固有の運命でしょう。

 小説書いててもこのキャラクター殺したくないけど、フラグが立ってしまって流れで死ななければならなくなることもあります。

 小説のストーリーは、その小説世界独自の法則があるので、作者でもその掟を曲げることはできなくなります。

 僕も『鬼ノ城戦記』(まだ出だしだけしか書かれてない歴史小説)の第二話で、ある主要キャラが亡くなってしまうのですが、それがないと次のストーリー展開がどうしても進まない。

 このシーンを想像しながら何度も涙を流してしまうのですが、もうどうしようもない展開だし仕方ないです。


 読者がつくとか、新人賞を受賞するとかの結果などどうでもいいというか、映画ロッキーの最後のシーンで、ロッキーはチャンピオンのアポロに判定で負けるのですが、どうみてもロッキーが勝者にしか見えません。「エイドリアン!」と愛しの彼女の名前を叫んでいますし。

 
 栗本薫も早稲田大学卒業後、就職も決まらず自宅でニートしてて、小説ばかり書いていて、自分の小説の主人公たちが泣いたり、笑ったりするのが、ただ愛おしいと感じていたそうです。

 夕方になったら母親が雨戸を閉めなさい!というのですが、その雨戸閉めるのがめんどくさい、そんなことはどうでもいいから小説を書かせてくれ!と思ったそうです。

 
 小説家にとって、実は新人賞を受賞するのはどうでもいいことというか、ただの通過点でしかないし、そんなことより、小説作品との蜜月を楽しむのが本当に大切なことのように思えます。

 逆説的ですが、それが新人賞への近道だと思います。
 
 とりあえず、小説を10万字書きましょう。

 「締切までに文字数が10万文字以上ある作品」とMFブックスの新人賞の応募規定に書かれてますしね。

 次回は『とある魔術の禁書目録』の鎌池和馬氏のお話ですが、今日、夜までには書きます。
 

 







(あとがき)


 予告詐欺ですが、『とある魔術の禁書目録』の鎌池和馬氏のお話はいつになるのか?
 当分、無いのではないかと思う。

 韓流ドラマ「ファン・ジニ」を観ようとして動画サイトの無料お試しを試したけど、僕のPCの接続がデジタルで無くで再生できないということに。

 デジタル接続に変えるか、やはりツタヤで借りて来ますかね。
 動画サイトによって違うとも思うので、huluはダメみたいなので、dTVに登録してみるかな。
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