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ヤバい国編 衝撃の告白

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執務室
「とーちゃーく。」

「なぁ。名前が無いと不便じゃねぇ?」

「んー。だいじょび。問題ない。」

「いや。そうじゃなくてさ。」

「その6なんて良いではござらんか。
拙者なんて拙者でござるよ。」

「拙者でもいいじゃん。皆名前なんてないじゃん。
しかも私なんか多分台詞だけだし。台詞が無いのだっているんだよ。」

説明しよう
web小説って登場人物が多すぎませんか?
読む専だった私なんて某サイト毎に30以上のブクマがあってリアタイで読むと誰だっけ?ということが多々あるもので名前なんて設定しない方が良いかなと。
短編しか書けないし。
プロットを設定して長編にも挑戦したことがあるんですよ。挫折しましたよ。それがなにか?

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「金策はわたしが担当するから、チートは忘れて内政を進めてほしいかな。」

「しばらくはそうするしかないでござそうろう。」

「それと。現貴族でも無能と有害は処分するように指示してるから統治の知識がある人材をどんどん採用、起用して。」

「金策はどの様にするでござるか?
ケーちゃんに限って世界の害を採用するとは思えないでござるが。」

「まあねぇ。世界にないものを大量に作ったりしたら経済が壊れるからね。マジックバッグは各国にちょっとずつと魔剣もちょろっと廻すかな。
それでも国の運営にはお金が足りないから。」

「錬金術で金策は?」

「それをやったら金や銀が溢れて物価が上がっちゃう。
しかも貧困が加速するよ。」

「わかってるならいい。」

「商会を立ち上げて魔道具を流通させようかと。
ウォ○ュ○ットとか。
自分で使うだけなら自重しないんだけどね。」

「じゃあ、わたし魔道具のバイクが欲しい。」

「ボールベアリングがねー。
いや、簡単だよ。
わたしのチートを使えばね。」

「時期尚早というわけだね。」

「そ。世界の発展は緩やかにしないと。
人口の増加と貨幣経済で戦争なんて簡単に起こるんだから。その辺も皆でリストアップしておいて。
取り敢えず魔剣とマジックバッグをあちこちの国に売ってくるから。ついでに各国の美味しいもの買い集めてくるよ。交易の約束も取ってくる。」

「そうだ。盗賊を見かけたら処理しておいて。
交易の邪魔になるだろう。」

「了解。行ってきます。」

「言うまでも無いけど、気を付けて。」

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「大小各国59国あった。
あとは村とかかな。各国の王都領都に魔剣1個とマジックバッグ2個ずつ売ってきた。当然高くね。
盗賊は殺さないで引き渡してきたよ。
他国の腐敗はこの際見ないことにしたよ。」

「ん。十分でしょう。しかし早かったですね。
それだけの仕事量で2週間ですか。
この国は害悪が多すぎるのですが、人材の確保をお願いしてもいいですか?」

「了解。くさしてる人間で有能そうなのと孤児や奴隷を全国から引っ張ってくるよ。」

「他の国から?大丈夫なのですか?」

「死が身近にある世界だよ。」

「あ、なるほど。」

「どゆこと?」

「国勢調査なんてしていない。ということですよ。
貴族だって成人を越えれば精々第二子までしか把握してないのですよ。女性は別ですが。孤児院が貧しいようなら丸ごと連れてきてください。教育から受け持ちます。」

「ん。あまり無理はしないで。
貴方たち皆、この世界の人間の何倍も有能なんだから。」

「貴女にそこまで言われたら頑張らないわけには行きませんよ。」


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「ただいまー。」

「おかえりなさい。
ところで、王都移転してもいいですか?」

「うん。やっちゃって。
わっくんのことだからもう進めてるんでしょ。」

「お見通しでしたか。
学校とかね。それと城が無駄。必要なのはわかるのですがもっと効率よく運用したくて。」

「人材はどう?
やる気と簡単に人物鑑定で決めちゃったけど。」

「今のところは上手く廻ってますよ。
あ、それと皆に性処理というか結婚の打診をしてみました。召喚組で二組くっつきましたよ。」

「そか。良かった。」

「貴女はどうするのですか?」

「んー。まだ興味無いかな。
わたしっていじめでは無いけど、それに近い境遇だったからなのか男女の区分がよくわからなくて。それに私の事知ってる?私の体って女の範○刃○だよ。」

「それは。。
なるほど。想像してみると女性とは言えないのですね。」

「うん。なんだろうね。初潮が来てないんだ。
性別がなくなっちゃった。」







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