僕のダンジョン運用

あるダンジョンマスター(一応本編主人公)

ある日可笑しな声が頭に響いた。

何かに視界が奪われていたようだ。

気が付くと何も無い空間に立っていた。

そこでメッセージの内容を無理矢理理解させられた。

ダンジョンを作らなくてはと。

半年後のダンジョン実装までに。

食事、排泄等欲望の類は全く頭に上らなかった。

ただダンジョンを作ることだけを考える。

攻略されて自分が死ぬか、探索者を排除するかしか考えられなかった。

職業が与えられた際に全て理解させられた。

探索者には斥候や後衛といった役割が与えられ、レベルのある職業のようだ。

生産職は農業や漁業、鍛冶や木工といった職業が与えられ、熟練度システム。

農業の職業が振られても鍛冶に変更出来るようだ。

生産職はわりと自由なのだな。

ダンジョンポイントを稼ぐ方法は兎に角多く人に入ってもらえばいい。

一人一人が配信者となって人気度によって多くポイントを貰える。

氾濫周期は人気度によって変わるらしい。
日に50人も入れば人気ダンジョンで1年に一度。
日に数人しか入らないようなダンジョンは月に一度。

どんなダンジョンならば生存確率が上がるだろうか。

いっそ趣味に走るか。