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帰国の飛行機の中で(下)
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ハァ ハァ ハァ ハァ
もう何度気を遣っただろうか。サウナに入ったように汗が皮膚にまとわりついている。指を動かすのすら怠いほどずっしりと身体が重たかった。野獣のような二人は、そんな倫子を見つめ、勝ち誇ったように勝利の美酒に酔いしれていた。
「まぁ、ずいぶんお楽しみでしたのね」
先ほどお金を渡したCAが、喜一のコールに呼ばれて、カートを押してやってきた。彼女の目には、イキ狂ってぐったりし、下半身をはしたなく晒け、ピクピクと時折痙攣する倫子の姿が映っていた。カートから二人が注文したワインを取り出す。
「苛められると、悦ぶからのぉ。ほらっ、何をくつろいでおるんじゃ、CAさんがびっくりしておるぞ」
重蔵は、倫子の身体を起こすと、自分の膝の上に乗せた。
「い、いやぁ……」
倫子は、朦朧とした意識をはっきりすると、後ろ手に縛られた身体を縮めてCAから身を隠そうとした。だが、重蔵はそれを許さなかった。
「キャビンアテンダントさん。彼女を見たまえ。この縛られた姿を。美しいじゃろ。日本のアートよ」
服を捲り上げ、全身を亀甲縛りで縛られた姿を、美しい白人女性に、誇らしげに見せつけた。
「いや、いや……お願い、許して……」
「大人しくするんだ、倫子。他の客におまえの恥ずかしい姿を見られるぞ」
顔を振り乱して抵抗する倫子に、冷たい声で厳しく喜一が言うと、途端に顔が青ざめ、静かになった。汗が真っ白な肌にうっすら膜を張り、照明が反射して、縄で縛られ、自由を奪われた被虐美をより艶っぽく醸し出していた。それも倫子自身のスタイルのいい身体に、ゾクっとするほどの美しさを備えていたからでもある。身長が高く、モデルでも通用するような美人CAは、その姿に目を奪われているようだった。
「ピアニストの檜山倫子さんですよね?」
「おっ、なんじゃ。この女を知っておるのかね。おい、倫子。よかったな、おまえのファンがいたぞ」
重蔵は、縄で縛られて浮き上がった、たわわな乳房を気持ちよさそうに揉みながら、倫子の羞恥を煽った。知らない人ならまだしも、自分を知っている者に、こんな痴態を見られることに、ソクゾクとした背徳感を感じ、身体の芯まで痺れていく。
「ゆ、許して……」
「何が許してじゃ。うっとりした顔ををしよって。CAさん、この女はな、恥ずかしい姿を見られると悦ぶ変態なんじゃよ」
「HENTAI……?」
「そうそう変態。縛られないと満足せんのじゃ。CAさんに倫子の本当の姿をみてもらおうな」
重蔵の手が、ぴっちり閉じていた太腿をガバッと無理矢理大きく開いた。すると、倫子の花園から新たにトロトロと甘い蜜が溢れ、興奮していることが誰の目に明かだった。その姿に引きつけられ、目を潤ませていることに喜一も重蔵もすぐに気が付き、顔を見合わせた。
「ワインとグラスを2つもらえるかな?」
喜一の言葉にはっとしたように美人CAは、手にしていたワインとカートからグラスを取り、重蔵は、倫子にまとわりつき、両手が塞がっていたから、奧に座る喜一に渡そうとした。
その時だ。喜一は、白人美女の手を引っ張って奧へ引き寄せると、両手を後ろ手にもっていき、ポケットに入れていた手錠を手首に嵌めて拘束した。
美女が大声を出そうとする。そこで、口を急いで両手で塞ぎ、口の中に手をこじ入れると、美女の魅惑的な舌を掴んだのだった。人は舌を掴まれると、全身に魔法をかけられたみたいに脱力し、力を失う。手で防ごうにも、すでに後ろ手に拘束され、白人美女はあっという間に喜一の思うがままになってしまった。
「ぅぅうっっ……」
舌を人質にされ、美人CAは不安そうな表情を浮かべ、喜一を見つめる。
「新しい獲物が捕まったわい、うししし」
「ぅぅぅううううっ、ぅ゛う゛う゛う゛ぅぅぅ」
喜一が、ピンクの長い舌をぐいっと引っ張ると、美女は涎をダラダラと垂らしながら、喜一の手に向かって顔を上げていく。長身の喜一が、さらに腕を上げて舌を引っ張り上げると、美女は爪先立ちになって「ぅ゛う゛う゛ぅう゛っ」と呻きながら、涎を床に垂れ流す。
真っ直ぐに立ったスタイルのいい白人美女のスカートの中に手を入れ、ストッキングと下着を一気に脱がした。白人の肌らしい白く、そしてふくよかなお尻が姿を現した。むっちりとして迫力があり、情欲をそそる。
だが、美人CAからしたら、それどころではなかった。まるで、死刑囚のように首に縄が巻き付き、爪先立ちをやめてしまったら、首が絞まってしまうかのように、プルプルと爪先立ちで震えている。
「うししし、なかなかいい姿よのぉ、そうは思わんかね、倫子」
そう言うと、重蔵は、倫子を膝からどかすと、手のひらで思い切り美人CAのお尻を叩いた。
パチーーーーン
「う゛ぅ゛う゛う゛んんんっ」
真っ白なお尻に赤い手のひらの形がくっきりと残った。重蔵は、口角を上げ、再び手を振りかぶった。
パチーーーン パチーーーーーン パチーーーーーーン パチーーーーーーーーーーン
重蔵の年老いた腕に、どこにこれだけの力があるのかと思うほど、容赦なく豊かな臀部を叩き続ける。
「う゛ぉ゛お゛お゛~~~ぉぉぉ、ぅう゛ぅ゛う゛う゛ぅぅ」
掴んだ舌にペロペロと舌を這わせ、喜一は零れ出る唾液を美味しそうに吸い取る。重蔵は、真っ赤になったにも関わらず、嗜虐の悦びに震えながら、さらに打ちのめしていった。
すると、電流が全身を貫いたかのように、爪先立ちのままガクガクと痙攣したのだった。ピクンピクンと身体が跳ね、喜一が手を離すと、がっくりとそのままシートの上に崩れ落ちた。
「重蔵さん、どうやらイッたようですよ」
「うししし、やっぱりこの女もマゾだったようじゃな。マゾの女はだいたい分かるが、この外人さんは、重度のマゾのようじゃ。こりゃあ、楽しめそうじゃわい」
鬼畜の外道らしい下卑た笑みを浮かべ、美人CAを起こす。
なんて人達だろう。飛行中の観客のいる公共の場で、性欲の赴くまま平然とレイプし、毒牙にかけている。彼らには理性も道徳心も、良心もなく、ただただ自分の快楽に忠実に行動している。倫子の目には、喜一や重蔵が、他の世界からきた悪魔に見えた。
「お゛ぉ゛~~っ、い゛い゛ぅ……おっ、おっ、おっ、ぉおお゛ぉぉっ」
長い脚を拡げ、両手を窓枠につけて、美人CAのセーラは後ろから突かれ、野獣のような叫びを放っていた。喜一は、大きなイチモツでセーラの蜜壺の中を掻き回しながら、大きなお尻を右、左とバチンバチン叩いた。叩かれるたびに、ぎゅっと喜一のものを締めつける。喜一は、セーラの締まり具合いに目を細め、射精しそうになるのをお尻の穴を閉めて、我慢した。
「もっと……ぁああっ、もっと叩いて……お願い、もっと酷いことして……」
「いいだろう。たっぷりお仕置きしてやる」
すでに首には、犬の首輪が嵌められ、牝犬のように扱われている。乳首には、痛々しいまでに乳首クリップが、乳首を噛んでいた。それでも、まだセーラには足りないようだ。重蔵から鞭を渡され、左手で首輪を引っ張って首を締めつけると、右手にもった鞭でお尻を執拗に叩き始めた。
パチーーーン パチーーーーーン パチーーーーーーン パチーーーーーーーーン
ゆっくり抜ける寸前まで腰を引くと、叩くのに合わせて腰を思い切り突きだし、最奥を責め続けた。お尻への痛みと膣の最奥を擦られる快感に、セーラは自分から腰を振り始めた。セーラは、お尻を叩かれ、首を絞められると、恍惚とした表情を浮かべ、それだけでイキそうな顔になった。
「ひぃ、ひぃいいいいいーーーじゅごい~~っ、ぁ゛あ゛ああ゛ああ゛ぁぁ、い゛い゛っ~~、ぎも゛ぢい゛い゛っ~~」
「うりゃぁ、イキやがれ。うりゃうりゃ」
後ろから激しくズンズンと突き上げる。お尻へのスパンキングも最高潮だ。
「あ゛あ゛あ゛ぁぁっ、いぐっ、いぐっ、いぐぅううううーーーいぐぅうううううーー」
「まだ休ませねぇーーぞ。死ぬまでイカせてやるからな」
身体を仰け反らせ、ガクガクと痙攣し、ペニスを絞り上げて精液を呑み込もうとする膣襞を、こじ開け、発達したカリ首で膣道を擦り上げていった。
「あひぃいい、イッた、イッたから~~、ぁああっ、ゆ、許して……ぁあああっ」
「そんなの知るか。誰が勝手にイッていいって言った?ぁあんっ?」
パチーーーーン パチーーーーーン パチーーーーーーーーン
喜一の鞭が許さんとばかりに、風を切ってセーラのお尻に痛みを刻みつける。
「あああっ、ごめんなさい、ごめんなさい……勝手にイッてごめんなさい……ぁああああっ、いぐっ、いぐっ……きぇえええっ、ひぐぅうううううーーー」
仰け反った首に首輪が締まり、さらにセーラの身体がビクンビクンと痙攣し、膣からは、糸を引いて愛液が床に垂れていった。
「まだ許さねぇーーぞ。うりゃぁ」
そう言って、シートに座ると、対面座位で今度は、下からズンズンと突き上げ始めた。セーラは、狂った湯に首を振り乱し、口端から涎を垂らしながら喘いでいる。
「なんじゃ、もっと愛情を込めて舐めるのじゃ。ぉほほほ、そうそう上手い、上手い」
シートの上に乗り、シートの背に倫子を押しつけるようにして、口の中に入れた肉棒を喉奥まで突き入れる。カリの張った大きな肉棒が喉奧へ圧迫し、「ぅううっ」と喉が詰まりそうになりながらも、倫子は、喉と舌を使って、重蔵に奉仕する。すると、重蔵のたるんだ目尻がさらに垂れ下がり、気持ちよさそうに口を開ける。
倫子の隣のシートでは、喜一がセーラの腰を逃すまいと掴まえ、対面座位で下からズンズンと倫子まで衝撃が届くほどの激しさで突いている。セーラは、勤務中であることもすっかり意識から飛んでいるようだ。美人CAらしからぬメス顔で、この異様な状態に興奮しているが見てとれる。ラテン系のノリで身体全体を使って、快楽に没頭していた。
だが、倫子は倫子で天国を彷徨っていた。調教でやや大きくなった乳首の根元には痛々しいまでに糸が縛られている。その糸は、両乳首だけにとどまらず、性的快感を得るためだけに存在するクリトリスまで伸びている。小さな豆粒ほどの陰核を口で吸引し、プルプルと震えているところをピアニストの絶技で器用に根元を縛りつけた。
陰核は絶息寸前のように苦しそうな悲鳴を上げる。ドロドロに溶けた蜜壺に吸引バイブを挿入し、吸引部分を陰核に填め込むと、スイッチを押したのだ。
「ぉ゛お゛ぉお゛お゛~~~っ」
吸引機能が、掃除機のように吸い込みを始める。ブォオーという機械音とともに、性的刺激に飢える陰核は、一気に風圧によって根元から引っ張られていく。
それだけではない。吸引で引っ張られると、縛っている糸が、さらに陰核の根元をギシギシと喰い込むのだ。しかも、陰核でだけでなく、乳首まで繋がって襲う。
口での吸引では味わえない強い吸い込みに三点責めの糸が倫子の大事なところに喰い込んでしまう。
「ひぃぎぃ゛い゛い゛ぃぃぃ、ぁ゛あ゛あ゛ぁ゛あ~~~ぁぁっ」
頭の中が灼き切れ、真っ白になるほどの強烈な快感に見舞われる。
「ひぃ、ひぃ、ひぃ~~~っ、じぬ、じぬ、じぬ……あ゛ぁ゛あ゛~~~っ、いぐぅ、いぐっ、いぐぅ」
強烈な快感は、倫子の脳の快楽中枢をバグらせ、この世のものとは思えないほどの天国を感じさせるのだった。
そこへ、重蔵の大きなイチモツで、倫子の口の中を埋め尽くし、息ができないくらい喉奧を突いてくる。
「何を自分だけ気持ちよくなってるのじゃ。わしのも気持ちよくせんか」
倫子の艶やかな髪をわし掴みし、ぐっと引っ張ると、肉棒に向けて倫子の顔をスライドする。と同時に、しわしわのお尻をくいっくいっと振って、喉奧へ押しつけた。倫子は、無意識のうちに、亀頭を喉奧で締めつけ、舌がねっとり絡みついて重蔵を悦ばせてしまう。
「ぅっぅぅ゛ぅ゛っっ」
「おひょぉお~、倫子の口の中は最高じゃ。うしし。ご褒美にバイブをさらに強くしてあげようかのぉ」
いかにも嬉しそうに、手にしているリモコンの「3」から最も強力な「5」に切り替えた。すると、けたたましい音を出しながら吸引バイブは、暴れ出した。女の花園を疑似ペニスがMAXの振動で責め立てる。膣壁を小刻みに震わせ、締めつける膣口を淫らに歪ませると、愛液が湯水の如く溢れ出した。
それだけならまだいい。すべてを吸い尽くすブラックホールのように陰核を吸い込もうとする。災害のような風圧に、陰核は、為す術なく根元から限界まで引っ張られ、鋭敏な神経が「もう無理」だと訴える。
一瞬中に生まれる強烈な快感。身を焦がし、死ぬのではないかと思うほどの責め苦でしか味わえない甘美な蜜。
千切れんばかりに引っ張られる陰核に、無情にも縛りつけた糸が、死刑執行人のように糸を喰い込ませ、充血した神経を圧迫していく。
「う゛う゛ぅぅぅぅぅうううううううっっ」
(お゛ぉ゛~~ぉぉおおおっ、ひぎぃ、ぁ゛あ゛あ゛ああ゛ぁぁぁ~~~じんぢゃうぅううーーぁああぁ、いぐぅぅうううーーー)
強烈な吸引がさらに、首を締めつけ、息を止めんばかりに陰核に糸が喰い込んでいく。バチン、バチンと次々に脳の中でビックバーンが起きると、四肢の爪の先まで力を入れて踏ん張り、経験したことのない二度と抜け出せないような甘い快感と壮絶な痙攣に備えた。
(あ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛ぁ゛っ、ぐる゛~~、ぎ゛でる゛ぅぅううう、ひぎぃい゛い゛い゛)
重蔵は激しく倫子の頭を揺さぶり、目を閉じて射精のために腰を突き出す。喉奧が完全に塞がる。
「いくぞ、倫子。ぉぉぉぉおおお、ぅぅうううっ」
喉いっぱいに熱い精液を浴びた瞬間、全身がピーーーーーンと硬直した。
「ひぃいいいいいいいい、ひぐっ、ひぐっ……い゛い゛ぃいいい、いぐっぅうううううううーーー」
一瞬静寂が訪れた後、白目を剥いた倫子は、シートの上で激しく痙攣を起こし、やがてバタンとブリッジしていた身体が落下すると、気を失ってしまった。
もう何度気を遣っただろうか。サウナに入ったように汗が皮膚にまとわりついている。指を動かすのすら怠いほどずっしりと身体が重たかった。野獣のような二人は、そんな倫子を見つめ、勝ち誇ったように勝利の美酒に酔いしれていた。
「まぁ、ずいぶんお楽しみでしたのね」
先ほどお金を渡したCAが、喜一のコールに呼ばれて、カートを押してやってきた。彼女の目には、イキ狂ってぐったりし、下半身をはしたなく晒け、ピクピクと時折痙攣する倫子の姿が映っていた。カートから二人が注文したワインを取り出す。
「苛められると、悦ぶからのぉ。ほらっ、何をくつろいでおるんじゃ、CAさんがびっくりしておるぞ」
重蔵は、倫子の身体を起こすと、自分の膝の上に乗せた。
「い、いやぁ……」
倫子は、朦朧とした意識をはっきりすると、後ろ手に縛られた身体を縮めてCAから身を隠そうとした。だが、重蔵はそれを許さなかった。
「キャビンアテンダントさん。彼女を見たまえ。この縛られた姿を。美しいじゃろ。日本のアートよ」
服を捲り上げ、全身を亀甲縛りで縛られた姿を、美しい白人女性に、誇らしげに見せつけた。
「いや、いや……お願い、許して……」
「大人しくするんだ、倫子。他の客におまえの恥ずかしい姿を見られるぞ」
顔を振り乱して抵抗する倫子に、冷たい声で厳しく喜一が言うと、途端に顔が青ざめ、静かになった。汗が真っ白な肌にうっすら膜を張り、照明が反射して、縄で縛られ、自由を奪われた被虐美をより艶っぽく醸し出していた。それも倫子自身のスタイルのいい身体に、ゾクっとするほどの美しさを備えていたからでもある。身長が高く、モデルでも通用するような美人CAは、その姿に目を奪われているようだった。
「ピアニストの檜山倫子さんですよね?」
「おっ、なんじゃ。この女を知っておるのかね。おい、倫子。よかったな、おまえのファンがいたぞ」
重蔵は、縄で縛られて浮き上がった、たわわな乳房を気持ちよさそうに揉みながら、倫子の羞恥を煽った。知らない人ならまだしも、自分を知っている者に、こんな痴態を見られることに、ソクゾクとした背徳感を感じ、身体の芯まで痺れていく。
「ゆ、許して……」
「何が許してじゃ。うっとりした顔ををしよって。CAさん、この女はな、恥ずかしい姿を見られると悦ぶ変態なんじゃよ」
「HENTAI……?」
「そうそう変態。縛られないと満足せんのじゃ。CAさんに倫子の本当の姿をみてもらおうな」
重蔵の手が、ぴっちり閉じていた太腿をガバッと無理矢理大きく開いた。すると、倫子の花園から新たにトロトロと甘い蜜が溢れ、興奮していることが誰の目に明かだった。その姿に引きつけられ、目を潤ませていることに喜一も重蔵もすぐに気が付き、顔を見合わせた。
「ワインとグラスを2つもらえるかな?」
喜一の言葉にはっとしたように美人CAは、手にしていたワインとカートからグラスを取り、重蔵は、倫子にまとわりつき、両手が塞がっていたから、奧に座る喜一に渡そうとした。
その時だ。喜一は、白人美女の手を引っ張って奧へ引き寄せると、両手を後ろ手にもっていき、ポケットに入れていた手錠を手首に嵌めて拘束した。
美女が大声を出そうとする。そこで、口を急いで両手で塞ぎ、口の中に手をこじ入れると、美女の魅惑的な舌を掴んだのだった。人は舌を掴まれると、全身に魔法をかけられたみたいに脱力し、力を失う。手で防ごうにも、すでに後ろ手に拘束され、白人美女はあっという間に喜一の思うがままになってしまった。
「ぅぅうっっ……」
舌を人質にされ、美人CAは不安そうな表情を浮かべ、喜一を見つめる。
「新しい獲物が捕まったわい、うししし」
「ぅぅぅううううっ、ぅ゛う゛う゛う゛ぅぅぅ」
喜一が、ピンクの長い舌をぐいっと引っ張ると、美女は涎をダラダラと垂らしながら、喜一の手に向かって顔を上げていく。長身の喜一が、さらに腕を上げて舌を引っ張り上げると、美女は爪先立ちになって「ぅ゛う゛う゛ぅう゛っ」と呻きながら、涎を床に垂れ流す。
真っ直ぐに立ったスタイルのいい白人美女のスカートの中に手を入れ、ストッキングと下着を一気に脱がした。白人の肌らしい白く、そしてふくよかなお尻が姿を現した。むっちりとして迫力があり、情欲をそそる。
だが、美人CAからしたら、それどころではなかった。まるで、死刑囚のように首に縄が巻き付き、爪先立ちをやめてしまったら、首が絞まってしまうかのように、プルプルと爪先立ちで震えている。
「うししし、なかなかいい姿よのぉ、そうは思わんかね、倫子」
そう言うと、重蔵は、倫子を膝からどかすと、手のひらで思い切り美人CAのお尻を叩いた。
パチーーーーン
「う゛ぅ゛う゛う゛んんんっ」
真っ白なお尻に赤い手のひらの形がくっきりと残った。重蔵は、口角を上げ、再び手を振りかぶった。
パチーーーン パチーーーーーン パチーーーーーーン パチーーーーーーーーーーン
重蔵の年老いた腕に、どこにこれだけの力があるのかと思うほど、容赦なく豊かな臀部を叩き続ける。
「う゛ぉ゛お゛お゛~~~ぉぉぉ、ぅう゛ぅ゛う゛う゛ぅぅ」
掴んだ舌にペロペロと舌を這わせ、喜一は零れ出る唾液を美味しそうに吸い取る。重蔵は、真っ赤になったにも関わらず、嗜虐の悦びに震えながら、さらに打ちのめしていった。
すると、電流が全身を貫いたかのように、爪先立ちのままガクガクと痙攣したのだった。ピクンピクンと身体が跳ね、喜一が手を離すと、がっくりとそのままシートの上に崩れ落ちた。
「重蔵さん、どうやらイッたようですよ」
「うししし、やっぱりこの女もマゾだったようじゃな。マゾの女はだいたい分かるが、この外人さんは、重度のマゾのようじゃ。こりゃあ、楽しめそうじゃわい」
鬼畜の外道らしい下卑た笑みを浮かべ、美人CAを起こす。
なんて人達だろう。飛行中の観客のいる公共の場で、性欲の赴くまま平然とレイプし、毒牙にかけている。彼らには理性も道徳心も、良心もなく、ただただ自分の快楽に忠実に行動している。倫子の目には、喜一や重蔵が、他の世界からきた悪魔に見えた。
「お゛ぉ゛~~っ、い゛い゛ぅ……おっ、おっ、おっ、ぉおお゛ぉぉっ」
長い脚を拡げ、両手を窓枠につけて、美人CAのセーラは後ろから突かれ、野獣のような叫びを放っていた。喜一は、大きなイチモツでセーラの蜜壺の中を掻き回しながら、大きなお尻を右、左とバチンバチン叩いた。叩かれるたびに、ぎゅっと喜一のものを締めつける。喜一は、セーラの締まり具合いに目を細め、射精しそうになるのをお尻の穴を閉めて、我慢した。
「もっと……ぁああっ、もっと叩いて……お願い、もっと酷いことして……」
「いいだろう。たっぷりお仕置きしてやる」
すでに首には、犬の首輪が嵌められ、牝犬のように扱われている。乳首には、痛々しいまでに乳首クリップが、乳首を噛んでいた。それでも、まだセーラには足りないようだ。重蔵から鞭を渡され、左手で首輪を引っ張って首を締めつけると、右手にもった鞭でお尻を執拗に叩き始めた。
パチーーーン パチーーーーーン パチーーーーーーン パチーーーーーーーーン
ゆっくり抜ける寸前まで腰を引くと、叩くのに合わせて腰を思い切り突きだし、最奥を責め続けた。お尻への痛みと膣の最奥を擦られる快感に、セーラは自分から腰を振り始めた。セーラは、お尻を叩かれ、首を絞められると、恍惚とした表情を浮かべ、それだけでイキそうな顔になった。
「ひぃ、ひぃいいいいいーーーじゅごい~~っ、ぁ゛あ゛ああ゛ああ゛ぁぁ、い゛い゛っ~~、ぎも゛ぢい゛い゛っ~~」
「うりゃぁ、イキやがれ。うりゃうりゃ」
後ろから激しくズンズンと突き上げる。お尻へのスパンキングも最高潮だ。
「あ゛あ゛あ゛ぁぁっ、いぐっ、いぐっ、いぐぅううううーーーいぐぅうううううーー」
「まだ休ませねぇーーぞ。死ぬまでイカせてやるからな」
身体を仰け反らせ、ガクガクと痙攣し、ペニスを絞り上げて精液を呑み込もうとする膣襞を、こじ開け、発達したカリ首で膣道を擦り上げていった。
「あひぃいい、イッた、イッたから~~、ぁああっ、ゆ、許して……ぁあああっ」
「そんなの知るか。誰が勝手にイッていいって言った?ぁあんっ?」
パチーーーーン パチーーーーーン パチーーーーーーーーン
喜一の鞭が許さんとばかりに、風を切ってセーラのお尻に痛みを刻みつける。
「あああっ、ごめんなさい、ごめんなさい……勝手にイッてごめんなさい……ぁああああっ、いぐっ、いぐっ……きぇえええっ、ひぐぅうううううーーー」
仰け反った首に首輪が締まり、さらにセーラの身体がビクンビクンと痙攣し、膣からは、糸を引いて愛液が床に垂れていった。
「まだ許さねぇーーぞ。うりゃぁ」
そう言って、シートに座ると、対面座位で今度は、下からズンズンと突き上げ始めた。セーラは、狂った湯に首を振り乱し、口端から涎を垂らしながら喘いでいる。
「なんじゃ、もっと愛情を込めて舐めるのじゃ。ぉほほほ、そうそう上手い、上手い」
シートの上に乗り、シートの背に倫子を押しつけるようにして、口の中に入れた肉棒を喉奥まで突き入れる。カリの張った大きな肉棒が喉奧へ圧迫し、「ぅううっ」と喉が詰まりそうになりながらも、倫子は、喉と舌を使って、重蔵に奉仕する。すると、重蔵のたるんだ目尻がさらに垂れ下がり、気持ちよさそうに口を開ける。
倫子の隣のシートでは、喜一がセーラの腰を逃すまいと掴まえ、対面座位で下からズンズンと倫子まで衝撃が届くほどの激しさで突いている。セーラは、勤務中であることもすっかり意識から飛んでいるようだ。美人CAらしからぬメス顔で、この異様な状態に興奮しているが見てとれる。ラテン系のノリで身体全体を使って、快楽に没頭していた。
だが、倫子は倫子で天国を彷徨っていた。調教でやや大きくなった乳首の根元には痛々しいまでに糸が縛られている。その糸は、両乳首だけにとどまらず、性的快感を得るためだけに存在するクリトリスまで伸びている。小さな豆粒ほどの陰核を口で吸引し、プルプルと震えているところをピアニストの絶技で器用に根元を縛りつけた。
陰核は絶息寸前のように苦しそうな悲鳴を上げる。ドロドロに溶けた蜜壺に吸引バイブを挿入し、吸引部分を陰核に填め込むと、スイッチを押したのだ。
「ぉ゛お゛ぉお゛お゛~~~っ」
吸引機能が、掃除機のように吸い込みを始める。ブォオーという機械音とともに、性的刺激に飢える陰核は、一気に風圧によって根元から引っ張られていく。
それだけではない。吸引で引っ張られると、縛っている糸が、さらに陰核の根元をギシギシと喰い込むのだ。しかも、陰核でだけでなく、乳首まで繋がって襲う。
口での吸引では味わえない強い吸い込みに三点責めの糸が倫子の大事なところに喰い込んでしまう。
「ひぃぎぃ゛い゛い゛ぃぃぃ、ぁ゛あ゛あ゛ぁ゛あ~~~ぁぁっ」
頭の中が灼き切れ、真っ白になるほどの強烈な快感に見舞われる。
「ひぃ、ひぃ、ひぃ~~~っ、じぬ、じぬ、じぬ……あ゛ぁ゛あ゛~~~っ、いぐぅ、いぐっ、いぐぅ」
強烈な快感は、倫子の脳の快楽中枢をバグらせ、この世のものとは思えないほどの天国を感じさせるのだった。
そこへ、重蔵の大きなイチモツで、倫子の口の中を埋め尽くし、息ができないくらい喉奧を突いてくる。
「何を自分だけ気持ちよくなってるのじゃ。わしのも気持ちよくせんか」
倫子の艶やかな髪をわし掴みし、ぐっと引っ張ると、肉棒に向けて倫子の顔をスライドする。と同時に、しわしわのお尻をくいっくいっと振って、喉奧へ押しつけた。倫子は、無意識のうちに、亀頭を喉奧で締めつけ、舌がねっとり絡みついて重蔵を悦ばせてしまう。
「ぅっぅぅ゛ぅ゛っっ」
「おひょぉお~、倫子の口の中は最高じゃ。うしし。ご褒美にバイブをさらに強くしてあげようかのぉ」
いかにも嬉しそうに、手にしているリモコンの「3」から最も強力な「5」に切り替えた。すると、けたたましい音を出しながら吸引バイブは、暴れ出した。女の花園を疑似ペニスがMAXの振動で責め立てる。膣壁を小刻みに震わせ、締めつける膣口を淫らに歪ませると、愛液が湯水の如く溢れ出した。
それだけならまだいい。すべてを吸い尽くすブラックホールのように陰核を吸い込もうとする。災害のような風圧に、陰核は、為す術なく根元から限界まで引っ張られ、鋭敏な神経が「もう無理」だと訴える。
一瞬中に生まれる強烈な快感。身を焦がし、死ぬのではないかと思うほどの責め苦でしか味わえない甘美な蜜。
千切れんばかりに引っ張られる陰核に、無情にも縛りつけた糸が、死刑執行人のように糸を喰い込ませ、充血した神経を圧迫していく。
「う゛う゛ぅぅぅぅぅうううううううっっ」
(お゛ぉ゛~~ぉぉおおおっ、ひぎぃ、ぁ゛あ゛あ゛ああ゛ぁぁぁ~~~じんぢゃうぅううーーぁああぁ、いぐぅぅうううーーー)
強烈な吸引がさらに、首を締めつけ、息を止めんばかりに陰核に糸が喰い込んでいく。バチン、バチンと次々に脳の中でビックバーンが起きると、四肢の爪の先まで力を入れて踏ん張り、経験したことのない二度と抜け出せないような甘い快感と壮絶な痙攣に備えた。
(あ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛ぁ゛っ、ぐる゛~~、ぎ゛でる゛ぅぅううう、ひぎぃい゛い゛い゛)
重蔵は激しく倫子の頭を揺さぶり、目を閉じて射精のために腰を突き出す。喉奧が完全に塞がる。
「いくぞ、倫子。ぉぉぉぉおおお、ぅぅうううっ」
喉いっぱいに熱い精液を浴びた瞬間、全身がピーーーーーンと硬直した。
「ひぃいいいいいいいい、ひぐっ、ひぐっ……い゛い゛ぃいいい、いぐっぅうううううううーーー」
一瞬静寂が訪れた後、白目を剥いた倫子は、シートの上で激しく痙攣を起こし、やがてバタンとブリッジしていた身体が落下すると、気を失ってしまった。
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私が小さい頃から執事としてずっと一緒にいる氷川 海(ひかわ かい)が身の回りの世話や勉強など色々してくれていた。
海は普段は優しくなんでもこなしてしまう完璧な執事。
しかし厳しいときは厳しくて怒らせるとすごく怖い。
海は執事としてずっと一緒にいると思っていたのにある日、私の中で何か特別な感情がある事に気付く。
しかし、愛を知らずに育ってきた私が愛と知るのは、まだ先の話。
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※作者が読みたいだけの性癖を詰め込んだ書きなぐり短編です
※表紙はpixabay様よりお借りしました
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