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お祭りイベント

お祭り、楽しんでます。

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楽しく騎士団主催ののトーナメント戦を観戦して、次は魔術師団主催のトーナメント戦を観戦する為移動です。

多くの人々が行き交うので、会えて馬車は使用せず、徒歩で向かいます。

一部魔力の強い人は移動魔法を使うみたいなんだけど、魔力によって行ける距離とか場所があるみたい。
何処でも誰でも行けたら安全性に問題有るものね。

アルは行っちゃうけど………

ふとアルの事を考えた。
今頃何してるんだろう………

イヤイヤ、今は楽しまないと……

頭をプルプル振るわせて、思考回路変更です。

「シオン様?」
「あ~っ、大丈夫。気にしないで……」

そう言ってスタスタと歩き出す。

道沿いにある露店から良い匂いがする。

「セシル。お腹空きません?」

クスクス笑いだすセシル。

セシルと共に露店を覗き、買って食べることにした。
目の前にはクレープ生地の様なものに、色んな果物を包んで渡していたり、焼いたお肉を包んで渡したりしていた。

これ、もうクレープってことで良いよね。
美味しそう。

ちょうどお昼時だったから、焼いたお肉の方にした。
塩で味付けした素朴な物だけど美味しかった。

この世界、香辛料はあまり出回っていないみたい。
高価なのかも知れないなぁ……

近くのベンチに座って食べる。

歩きながら食べている人、ベンチや噴水の座れそうな所で食べている人。
色んな人がいて、観ていて飽きない。

子供連れやカップル。
走る子供達。色んな人達が楽しそうにしている。

この国が平和である象徴みたいだ。

実際、色んな方々が護っているのだからそうなんだろう……
アルも色々頑張っていたものなぁ………

また、アルの事を………
ダメダメ、楽しむって決めたんだから……

食べ終わって、ゴミ箱の様なものに包み紙を捨てて移動する。

セシルが清潔魔法で手を綺麗にしてくれるから、安心だ。
口元も付いてない?大丈夫?良かった。

魔力がないから、ちょっとしたことで困ってしまう。
他の人達が普通に出来ることが出来ないから……

さてと、セシルお勧め魔術師団主催のトーナメント戦観に行きましょう!!
少し足取り軽く歩いています。

セシルの旦那様ってどんな感じなんだろう。

この国は本当に美人さんばかりだから、観ていて楽しいです。
ふふふっ………



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