番になんてなりたくない!

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「ク……ロ……」
「なんて表情するんだ……たまらない…」
「もう……」
「やめてやらない。それに、身体は期待してる様だ。嬉しそうにひくついてる…」

そう言って、ウィルの脚を思いっきり拡げる。
力が抜けたのか、抵抗らしい抵抗は無い…

ウィルの蕾に舌を差し込み、自身は手でしごいてやると、ムクムクと反応する。

「クロ…あぁん…はぁはぁ…あっ…」

可愛らしく鳴くウィル…

もう一度イカしたくて、指でウィルの蕾をほぐしながら、お互いの自身を擦り合わせ、唇を貪る。

時折唇を離し、涙を唇で拭った。

今度はお互いが熱を放ちそうになるが、我慢して、ウィルだけ放させる。
甘い香りが室内を漂う。
こう感じるのは、私だけかもしれないがな…

「ウィル。ウィルバーン。」

そう言って、愛しいものの名を呼ぶ。
彼の腰を持ち上げて、蕾に灼熱の杭をあてがい、一気に打ち込む。

ウィルの両手が私の背中にしがみつき、爪を立てる。
もっと立てて……もっと感じさせて……

最奥を突くように、揺さぶる。

「ク…ロ…」
「ウィル」
「このまま、私を……繋ぎ…留…て…」

ウィルがそんな事を言うとは思わなかった。
更なる歓喜。

この機を逃すかと、術式を展開して、ウィルのうなじを噛みながら中で熱を放つ。

ウィルがのけぞる様になるも、しっかり抱き込みながら、全て注ぎ込む。
直ぐには抜かず、しばらく彼の中に入ったまま、堪能する。

暖かく、絡みつく。
堪らない……

一度果てたものが、また反応して…
その後、どのくらい交わったのか……
次第にうっすらと夜が明けていった……
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