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冒険者
そして…
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クロさんに上着を脱がされ、首筋に唇を這わされる。
「はぁ……ん……ふぁ……」
快感が全身を駆け巡る。
微かに背中をそらし、腰が揺れる。
「ウィル。ウィル……」
そう言って、鎖骨に舌を滑らして、胸の頂をいじられる。
すぐ後ろでゴクッと喉が鳴る音がしたと思うと、両肩を抱かれ、顔を無理やり後ろにむかされて、唇を貪られた。
胸元でクスッと笑うクロ……
そのまま片方の胸を甘噛みされ、もう片方をクニクニと指で摘まれたと思うと、その手は臍へそして、さらに下へと降りていく。
開いた胸は、口腔内を貪るナヴィルさんの掌が覆ってきた。
ガチャガチャとベルトを外され、下着ごと降ろされる。
足元のに絡まるかと思ったら、そのまま抜き取られ、いつしか生まれたままの姿にされてしまった。
いつの間アイテムボックスから出したのか、マットのような物が敷かれ、その上に組み敷かれる。
上半身はナヴィルさんに翻弄され、いつしか下に降りていったクロさんに、自信を両手で包まれたかと思うと、愛おしそうに、先端を舌先で突かれ、一気に咥え込まれた。
ナヴィルさんの唇が口元から離れる時、白い透明な糸が舌同士伝わる。
「逃げないで……ウィル……」
「私のウィルバーン!!」
「ん………ふぁ……あぁ…………」
クロさんが、私自信を口から離し、自身の裏側をツツッ~~と舐める。
「ウィル……最後まではしない。こんな無理やりな発情状態では……でも、落ち着いたら、全部もらうよ……」
そう言うと、再度口腔内に収められ、後ろの蕾にぷつっと指を入れられる。
「ゔんんんん…………」
前立腺の辺りを刺激され、一気に上り詰める。
自身がさらに熱くなり、一気に弾けたと同時に意識を飛ばした……
くったりとしたウィルを2人が支える。
「兄上……」
「因果なものだな……昔別れた者が同じ者を欲するとは……」
くったりとしているウィルの身をそっと清める。
身体を魔力で清めるのは、戦士として生きてきたことのある者には、至極簡単な事だ。
大勢は出来ないが……
「兄上、無事だったのですね。『クロ』と言うのは?」
「ウィルが私に付けたものだ。ウィルは私の元の名は知らない。が、今は元の名はどうでもいい。私の主人であり、『番』として欲する者だ。例え『番』が叶わなくても、側を離れる気はない。ウィルより先に、この世を去る気もなければ、後に残る気もない!」
「そうなのですね……私も彼と出会った時、感じるものがあった。でも、会って間もなくですから……」
「可愛いだろう?」
「可愛いです」
「欲しいだろう?」
「欲しいです。無理強いする気はありませんが、兄上以外には渡したくありませんね。」
「同じだ。これが双子ということか……」
ウィルに、脱がした服を着せてやる。
もう、大丈夫だと思うが……
「屋敷に戻ります。もちろん、来ますよね。」
「当たり前!!」
そう言って、三頭の馬で屋敷に戻る。
ナヴィルがウィルの乗ってきた馬を連れ、クロことノアールがウィルを抱きしめて馬を走らせ、屋敷に戻った。
屋敷では、同じ顔をした主人と連れの男性に驚いたようだが、直ぐに納得して、部屋の準備等を行ったのはいうまでもない。
「はぁ……ん……ふぁ……」
快感が全身を駆け巡る。
微かに背中をそらし、腰が揺れる。
「ウィル。ウィル……」
そう言って、鎖骨に舌を滑らして、胸の頂をいじられる。
すぐ後ろでゴクッと喉が鳴る音がしたと思うと、両肩を抱かれ、顔を無理やり後ろにむかされて、唇を貪られた。
胸元でクスッと笑うクロ……
そのまま片方の胸を甘噛みされ、もう片方をクニクニと指で摘まれたと思うと、その手は臍へそして、さらに下へと降りていく。
開いた胸は、口腔内を貪るナヴィルさんの掌が覆ってきた。
ガチャガチャとベルトを外され、下着ごと降ろされる。
足元のに絡まるかと思ったら、そのまま抜き取られ、いつしか生まれたままの姿にされてしまった。
いつの間アイテムボックスから出したのか、マットのような物が敷かれ、その上に組み敷かれる。
上半身はナヴィルさんに翻弄され、いつしか下に降りていったクロさんに、自信を両手で包まれたかと思うと、愛おしそうに、先端を舌先で突かれ、一気に咥え込まれた。
ナヴィルさんの唇が口元から離れる時、白い透明な糸が舌同士伝わる。
「逃げないで……ウィル……」
「私のウィルバーン!!」
「ん………ふぁ……あぁ…………」
クロさんが、私自信を口から離し、自身の裏側をツツッ~~と舐める。
「ウィル……最後まではしない。こんな無理やりな発情状態では……でも、落ち着いたら、全部もらうよ……」
そう言うと、再度口腔内に収められ、後ろの蕾にぷつっと指を入れられる。
「ゔんんんん…………」
前立腺の辺りを刺激され、一気に上り詰める。
自身がさらに熱くなり、一気に弾けたと同時に意識を飛ばした……
くったりとしたウィルを2人が支える。
「兄上……」
「因果なものだな……昔別れた者が同じ者を欲するとは……」
くったりとしているウィルの身をそっと清める。
身体を魔力で清めるのは、戦士として生きてきたことのある者には、至極簡単な事だ。
大勢は出来ないが……
「兄上、無事だったのですね。『クロ』と言うのは?」
「ウィルが私に付けたものだ。ウィルは私の元の名は知らない。が、今は元の名はどうでもいい。私の主人であり、『番』として欲する者だ。例え『番』が叶わなくても、側を離れる気はない。ウィルより先に、この世を去る気もなければ、後に残る気もない!」
「そうなのですね……私も彼と出会った時、感じるものがあった。でも、会って間もなくですから……」
「可愛いだろう?」
「可愛いです」
「欲しいだろう?」
「欲しいです。無理強いする気はありませんが、兄上以外には渡したくありませんね。」
「同じだ。これが双子ということか……」
ウィルに、脱がした服を着せてやる。
もう、大丈夫だと思うが……
「屋敷に戻ります。もちろん、来ますよね。」
「当たり前!!」
そう言って、三頭の馬で屋敷に戻る。
ナヴィルがウィルの乗ってきた馬を連れ、クロことノアールがウィルを抱きしめて馬を走らせ、屋敷に戻った。
屋敷では、同じ顔をした主人と連れの男性に驚いたようだが、直ぐに納得して、部屋の準備等を行ったのはいうまでもない。
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