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仲良く生活です。
朝のしたく
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入浴時に教えてもらった事をしっかりと念頭に入れ、明日から頑張ろう。
食事を終えて、ついウトウトしたら、気がついた時にはベットの中でしっかりと寝てしまっていた。
かなりの身体的・精神的疲労が見られたのだろう。
だって、気がついたら異世界だし…
スマホがとんでもないアイテムになってるし、リュックもだけど…
あの男、そう、元彼に振られて、傷心旅行になってしまった旅行中によ。
誰がそんな事になると思うのか…思わないよね、普通。
まぁ、スマホの指示通りに行動して、現在に至る…何だけどね…
あっと、そうそう、高級奴隷にきちんと渡さないといけないんだった。
と言っても、何処で作ればいいのだろうか?
ベットから起き上がり、自分で衣服をかえようとしたら、ドアをノックしてフレイが入ってきた。
「レイナ様、おはようございます。何をされようとしているのですか?」
そう言って、側に来てササっと着替えさせられた。
「このような事も、私の仕事ですよ。それとも、私より、アスランかシルヴァの方がよろしかったですか?」
アスランもシルヴァも男性だ。シルヴァは男性というより、少年という感じだけど…
いくら見目麗しくても、男性はダメです。恥ずかしすぎます。
ご遠慮させて欲しい~~~
そう、アスランは、赤い髪、黒い瞳の鳥の獣人。翼も赤くもふもふしていて、カッコいい。
美青年って感じかなぁ。戦士と言われても納得できる。
そして、シルヴァは、白銀の髪と、金色の瞳、狼の獣人で、耳や尻尾が可愛い美少年。
見ようによっては美少女にも見えるけど、本人に言ったら怒るだろうから内緒だ。
獣人は、成人したら完璧な人型にも、本来の獣の姿、その中間の姿にもなれるらしい。
成人前は完璧な人型は無理なんだって。
「いえいえ、フレイが良いです。フレイでお願いします。ぜひぜひ…」
思わず懇願してしまう。主人としては格好が悪いかもしれないけど、そんなこと言っておれないよ。
下手したら、彼らに入浴から着替えからされたら……もたない…
「では、今度から、私が来るまでお待ちくださいね」
「はい。お願いします」
「ふふふっ、レイナ様、そこは命じればよろしいのですよ」
そう微笑まれた。
でも、何だか出来の悪い妹か、もしくは娘に接する姉や母親の様に感じてしまうのは何故だろう…
「ハイエルフは長生きなんですよ。しかも、こんなに可愛らしく、愛らしいご主人様に仕えるのですからね。ふふふっ…さぁ、出来ましたよ。アスランが朝食の準備をしてくれていますので、行きましょう。それとも、こちらで召しあがられますか?」
「あっ、行きます」
そう答えて、フレイと共に寝室を後にした。
食事を終えて、ついウトウトしたら、気がついた時にはベットの中でしっかりと寝てしまっていた。
かなりの身体的・精神的疲労が見られたのだろう。
だって、気がついたら異世界だし…
スマホがとんでもないアイテムになってるし、リュックもだけど…
あの男、そう、元彼に振られて、傷心旅行になってしまった旅行中によ。
誰がそんな事になると思うのか…思わないよね、普通。
まぁ、スマホの指示通りに行動して、現在に至る…何だけどね…
あっと、そうそう、高級奴隷にきちんと渡さないといけないんだった。
と言っても、何処で作ればいいのだろうか?
ベットから起き上がり、自分で衣服をかえようとしたら、ドアをノックしてフレイが入ってきた。
「レイナ様、おはようございます。何をされようとしているのですか?」
そう言って、側に来てササっと着替えさせられた。
「このような事も、私の仕事ですよ。それとも、私より、アスランかシルヴァの方がよろしかったですか?」
アスランもシルヴァも男性だ。シルヴァは男性というより、少年という感じだけど…
いくら見目麗しくても、男性はダメです。恥ずかしすぎます。
ご遠慮させて欲しい~~~
そう、アスランは、赤い髪、黒い瞳の鳥の獣人。翼も赤くもふもふしていて、カッコいい。
美青年って感じかなぁ。戦士と言われても納得できる。
そして、シルヴァは、白銀の髪と、金色の瞳、狼の獣人で、耳や尻尾が可愛い美少年。
見ようによっては美少女にも見えるけど、本人に言ったら怒るだろうから内緒だ。
獣人は、成人したら完璧な人型にも、本来の獣の姿、その中間の姿にもなれるらしい。
成人前は完璧な人型は無理なんだって。
「いえいえ、フレイが良いです。フレイでお願いします。ぜひぜひ…」
思わず懇願してしまう。主人としては格好が悪いかもしれないけど、そんなこと言っておれないよ。
下手したら、彼らに入浴から着替えからされたら……もたない…
「では、今度から、私が来るまでお待ちくださいね」
「はい。お願いします」
「ふふふっ、レイナ様、そこは命じればよろしいのですよ」
そう微笑まれた。
でも、何だか出来の悪い妹か、もしくは娘に接する姉や母親の様に感じてしまうのは何故だろう…
「ハイエルフは長生きなんですよ。しかも、こんなに可愛らしく、愛らしいご主人様に仕えるのですからね。ふふふっ…さぁ、出来ましたよ。アスランが朝食の準備をしてくれていますので、行きましょう。それとも、こちらで召しあがられますか?」
「あっ、行きます」
そう答えて、フレイと共に寝室を後にした。
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