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色々と
新たな仲間
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何とか彼と話をしていたら、何故かシロさんが側にいた。
シロさんに抱きこまれ、距離を取らされた。
いつのまに??
「リリィ、私を置いて行こうなんて、百万年早いですよ!」
「何言って……百万年って……むぐぐ…」
「それよりも、久しぶりですね。」
「君もね。そうそう、私の主人になる人ですから、離してもらえませんか?伴侶になるかもだし…」
「伴侶になんかならない!!」
「そう言わず。お得ですよ!まぁ、今は側にいる事で、我慢しますがね…」
「ふ~ん、契約でもしたのですか?まだでしょ?ねぇ、リリィ。」
シロさん、怖いよ……美人さんの怒りは恐ろしい……
でも…
「側にいるのは……だけど、伴侶とか、番は無しだから!!」
「側は……許したんですね…」
「仕方ないでしょ!ウィルの件で、どうしても彼の協力が必要なんだもの…」
ゲームの番外編だったかどうかは忘れたけど、ウィルが闇落ちするストーリー展開がある。
あの宗教関連で、ウィルが誘拐されて、いわゆる『生贄』にされるんだ。
暗黒神を呼び出すとか、復活させるとかで…
そんな事をさせる訳にはいかないんだけど、確かストーリーでは、暗黒神がウィルの身体を乗っ取って、周りを破滅させようとするんだったか…で、聖女と私、そして、聖女に付き従うシロさんと、それに対なす人物である彼の力。勇者と後誰だっけ?忘れたけど、そのメンバーで阻止して、平和をもたらすという感じだったか……
まぁ、実際は、聖女はとんでもない人物だったから(ウィルにちょっかい出したしね)で、今回は登場しない。
シロさんは、聖女でなく、私についてるという…大幅にストーリーからかけ離れているから……と思っても、安心は出来ない。
修正のような、強制力が働く可能性もあるんだから……
とにかく、ウィルを護りたい。
今は何処にいるのかわからないけど…犬達も……
そういえば、優秀な犬達が……知らないはずないよね…
シロさんは知ってて、私に情報を渡してないだけかも……
ちょっと待て、もしかして、シロさん、全部お見通し……だとか…
シロさんを見上げる。
シロさんに抱きしめられて…
「リリィ。ウィル様が心配なのはわかりますが、無理をしないでください。ウィル様にはクロがついてるんですから。例え離れていても、彼の事だ。直ぐにお側についていますよ。」
それもそうだが…
「まか、例の教団の動きも怪しくなっていますから、こいつと手を組むのもいいと思いますよ。でも近すぎるのはダメですからね!」
やっぱり、お見通しなんだ…
ならば……と、今後について、自分の考えを説明する。
シロさんが側にいて、今回側にいる約束をしたフレインもいる。
なら、どうにでもなる。
よし、頑張るぞ!!
シロさんに抱きこまれ、距離を取らされた。
いつのまに??
「リリィ、私を置いて行こうなんて、百万年早いですよ!」
「何言って……百万年って……むぐぐ…」
「それよりも、久しぶりですね。」
「君もね。そうそう、私の主人になる人ですから、離してもらえませんか?伴侶になるかもだし…」
「伴侶になんかならない!!」
「そう言わず。お得ですよ!まぁ、今は側にいる事で、我慢しますがね…」
「ふ~ん、契約でもしたのですか?まだでしょ?ねぇ、リリィ。」
シロさん、怖いよ……美人さんの怒りは恐ろしい……
でも…
「側にいるのは……だけど、伴侶とか、番は無しだから!!」
「側は……許したんですね…」
「仕方ないでしょ!ウィルの件で、どうしても彼の協力が必要なんだもの…」
ゲームの番外編だったかどうかは忘れたけど、ウィルが闇落ちするストーリー展開がある。
あの宗教関連で、ウィルが誘拐されて、いわゆる『生贄』にされるんだ。
暗黒神を呼び出すとか、復活させるとかで…
そんな事をさせる訳にはいかないんだけど、確かストーリーでは、暗黒神がウィルの身体を乗っ取って、周りを破滅させようとするんだったか…で、聖女と私、そして、聖女に付き従うシロさんと、それに対なす人物である彼の力。勇者と後誰だっけ?忘れたけど、そのメンバーで阻止して、平和をもたらすという感じだったか……
まぁ、実際は、聖女はとんでもない人物だったから(ウィルにちょっかい出したしね)で、今回は登場しない。
シロさんは、聖女でなく、私についてるという…大幅にストーリーからかけ離れているから……と思っても、安心は出来ない。
修正のような、強制力が働く可能性もあるんだから……
とにかく、ウィルを護りたい。
今は何処にいるのかわからないけど…犬達も……
そういえば、優秀な犬達が……知らないはずないよね…
シロさんは知ってて、私に情報を渡してないだけかも……
ちょっと待て、もしかして、シロさん、全部お見通し……だとか…
シロさんを見上げる。
シロさんに抱きしめられて…
「リリィ。ウィル様が心配なのはわかりますが、無理をしないでください。ウィル様にはクロがついてるんですから。例え離れていても、彼の事だ。直ぐにお側についていますよ。」
それもそうだが…
「まか、例の教団の動きも怪しくなっていますから、こいつと手を組むのもいいと思いますよ。でも近すぎるのはダメですからね!」
やっぱり、お見通しなんだ…
ならば……と、今後について、自分の考えを説明する。
シロさんが側にいて、今回側にいる約束をしたフレインもいる。
なら、どうにでもなる。
よし、頑張るぞ!!
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