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色々と

やっと…

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荷物の準備をしていたら、シロさんが手紙が届いたと渡してくれた。

前世のように、固定電話や、FAX。携帯電話があれば、あと、郵送機関がもっと充実していたら、こんなにイライラする事はなかったんだろう……

無いなら、それもどきでも作ろうか……
シロさんと協力したら、作れそうな気がする。

犬達を使っても数日かかる。
普通の民間郵送なら、その倍かかるのが常識だものね……
送りたい所に行商の旅に行く人にお願いして、その地域の取り扱い場所に届けてもらい、そこからは、取り扱いギルド職員が渡してくれる…
そんな感じだから、仕方ない。

よし、帰ってきたら、検討っと。

手紙の内容は、ウィルを見つけて、合流した事。
ギルドに登録して、冒険する予定と書いていた。
発送日は5日前。
届けてくれたのは犬だから、ウィルがいる国からだと、かなり早く届けてくれたことになる。

「ウィル、無事でよかった。でも、実際に会わないと安心できないけどね…」

クロさんからの手紙には、追伸があった。
ウィルが、何か悩みや、考え事があるみたいだから、他の者にはもう少し秘めて欲しいとの事。

父親達に報告するべきだろうが、そう言われたら仕方ない。
アイテムボックスに手紙をしまい、明日からの旅に向けて、早めの就眠を取ることにした。
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