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転生ですか?
行動開始
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翌日から行動開始だ。
皆んなが寝静まった事を確認し、2人でコソコソと目的地まで移動する。
「リリィ、どう?」
ウィルが周りを見渡して確認してくれる
私のドレスを少し掴みながら……
初めての夜中の探索だから怖いのかもしれないなぁ……
ふふっ…兄なのに、中身がどうしても元女性だからかなぁ……可愛い。
このままだと、女性より男性に持てそうで心配だ……
と、今はこのドアに集中。
鍵がかかってるなら…………無いなぁ……
じゃあ、トラップ………も無い………
何故??
「特に何もないなぁ、こんな重要な場所、鍵がしっかりされてるとか、結界とかあると思うんだけど……思いっきり開いてる……」
『ほら』と言ってウィルに扉を開けて見せた。
部屋の中も、特に何も無さそうだ……
2人で中に入ると、机の上にや棚などに色んなものが散乱していた。
使う人には分かるのかもしれないけど………こんなので大丈夫か?
ウィルが自分の掌に小さな灯りを浮かばせ、それを少し上にフワフワと浮かべる。
あまり上に浮かばせると、他の者に見つかる可能性大だからね。
勿論、私も同じようにして、灯りを灯す。
ウィルの反対側に行ってみる。
2人で同じところを探すより良いだろう。
ん?ウィルの姿が見えない?書物に隠れた?
「ウィル。何処から……」
「リリィ、こっちから見ておこうと思う。ほら、これは武器の購入に関しての書類みたいなんだ。でも、こんなに沢山いるのかなぁ……こっちのも同じ武器の購入書類がある。ほぼ1ヶ月に一回ってあり得ないよね……金額が正当なものかは分からないから……」
「じゃ、これで記録取ろうよ。さっき面白いもの手に入れてさ……」
「それ何?」
数枚の用紙を睨めっこしていたウィルが、私の方を向くと同時に、服のポケットから懐中時計のような物を取り出した。
ここに来る前に、場所確認で覗いた部屋。
魔道具とか置いてある保管庫だったんだ。で、『破棄』と書かれた箱の中にあった物を一つ拝借した。
何だか面白そうで、心惹かれたから……
「壊れてるね。でも……」
と言って、魔力を行使してみたら、上手く行った。少しいじくっただけなんだけどね………
「治ったの?」
「うん。これ、懐中時計なんだけどさ、記録もできるみたいなんだよね。他にも色々ありそう。でっと……」
懐中時計を開けて、書類をカメラで写すようにしてボタンを押してみた。
「でもって」
懐中時計を上に向けてまたボタンを押すと、書類が映し出された。
まるで写真を見てるようだ。
ウィルの目がキラキラしてる。
これは使えるとでも思ってるのかなぁ……
「凄いね」
「ふふっ…、これで気になる物を撮っていこう。価格とかは後日確認で」
「そうだね……でも、リリィ、もう少し女の子らしくしないと、言葉とか……」
「え~っ、今はいいだろう」
「今も気をつけないと、ポロっとでるよ」
「そういうなら、ウィルも、もう少し男っぽくしないとね」
2人でクスクス笑いながら、作業を再開する。
「もうそろそろ、部屋に帰る?」
「そうだね。巡回の者が来るだろうし……僕たちが部屋にいないと皆んなが騒いでも困るしね」
読んだ書類を元に戻す。
本当は綺麗に整頓したかったけど、それをやると…………極秘監査がバレるとウィルが念押ししてくる。
まぁ、そうだな。
でも、写すのも良いけど、本物の書類も手に入れたいなぁ、証拠として……
でも、そのまま持ってたらバレた時面倒だし、なんか収納アイテムが欲しいなぁ…
別空間に保存できる……みたいな……
ちょっと考えてみよう……
「明日は、もう少し暖かい格好で来ようね。少し寒い」
部屋は2人しか居ないから冷える。しかも極秘出来てるから、暖房とかつけれないしね……
おーさぶ……思わずブルッと震えた。
「そうだね、夜冷えると思ったけど、思った以上に冷えたね」
ウィルも寒そうだ。
いそいそと2人で部屋に戻り、ベットに潜り込む。
暖か!眠くなってきた……
「「おやすみ」」
そのまま2人で眠った。
皆んなが寝静まった事を確認し、2人でコソコソと目的地まで移動する。
「リリィ、どう?」
ウィルが周りを見渡して確認してくれる
私のドレスを少し掴みながら……
初めての夜中の探索だから怖いのかもしれないなぁ……
ふふっ…兄なのに、中身がどうしても元女性だからかなぁ……可愛い。
このままだと、女性より男性に持てそうで心配だ……
と、今はこのドアに集中。
鍵がかかってるなら…………無いなぁ……
じゃあ、トラップ………も無い………
何故??
「特に何もないなぁ、こんな重要な場所、鍵がしっかりされてるとか、結界とかあると思うんだけど……思いっきり開いてる……」
『ほら』と言ってウィルに扉を開けて見せた。
部屋の中も、特に何も無さそうだ……
2人で中に入ると、机の上にや棚などに色んなものが散乱していた。
使う人には分かるのかもしれないけど………こんなので大丈夫か?
ウィルが自分の掌に小さな灯りを浮かばせ、それを少し上にフワフワと浮かべる。
あまり上に浮かばせると、他の者に見つかる可能性大だからね。
勿論、私も同じようにして、灯りを灯す。
ウィルの反対側に行ってみる。
2人で同じところを探すより良いだろう。
ん?ウィルの姿が見えない?書物に隠れた?
「ウィル。何処から……」
「リリィ、こっちから見ておこうと思う。ほら、これは武器の購入に関しての書類みたいなんだ。でも、こんなに沢山いるのかなぁ……こっちのも同じ武器の購入書類がある。ほぼ1ヶ月に一回ってあり得ないよね……金額が正当なものかは分からないから……」
「じゃ、これで記録取ろうよ。さっき面白いもの手に入れてさ……」
「それ何?」
数枚の用紙を睨めっこしていたウィルが、私の方を向くと同時に、服のポケットから懐中時計のような物を取り出した。
ここに来る前に、場所確認で覗いた部屋。
魔道具とか置いてある保管庫だったんだ。で、『破棄』と書かれた箱の中にあった物を一つ拝借した。
何だか面白そうで、心惹かれたから……
「壊れてるね。でも……」
と言って、魔力を行使してみたら、上手く行った。少しいじくっただけなんだけどね………
「治ったの?」
「うん。これ、懐中時計なんだけどさ、記録もできるみたいなんだよね。他にも色々ありそう。でっと……」
懐中時計を開けて、書類をカメラで写すようにしてボタンを押してみた。
「でもって」
懐中時計を上に向けてまたボタンを押すと、書類が映し出された。
まるで写真を見てるようだ。
ウィルの目がキラキラしてる。
これは使えるとでも思ってるのかなぁ……
「凄いね」
「ふふっ…、これで気になる物を撮っていこう。価格とかは後日確認で」
「そうだね……でも、リリィ、もう少し女の子らしくしないと、言葉とか……」
「え~っ、今はいいだろう」
「今も気をつけないと、ポロっとでるよ」
「そういうなら、ウィルも、もう少し男っぽくしないとね」
2人でクスクス笑いながら、作業を再開する。
「もうそろそろ、部屋に帰る?」
「そうだね。巡回の者が来るだろうし……僕たちが部屋にいないと皆んなが騒いでも困るしね」
読んだ書類を元に戻す。
本当は綺麗に整頓したかったけど、それをやると…………極秘監査がバレるとウィルが念押ししてくる。
まぁ、そうだな。
でも、写すのも良いけど、本物の書類も手に入れたいなぁ、証拠として……
でも、そのまま持ってたらバレた時面倒だし、なんか収納アイテムが欲しいなぁ…
別空間に保存できる……みたいな……
ちょっと考えてみよう……
「明日は、もう少し暖かい格好で来ようね。少し寒い」
部屋は2人しか居ないから冷える。しかも極秘出来てるから、暖房とかつけれないしね……
おーさぶ……思わずブルッと震えた。
「そうだね、夜冷えると思ったけど、思った以上に冷えたね」
ウィルも寒そうだ。
いそいそと2人で部屋に戻り、ベットに潜り込む。
暖か!眠くなってきた……
「「おやすみ」」
そのまま2人で眠った。
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