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転生ですか?
イベント発生⁉︎
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父達に連れだって、会場に入った。
父と母が壇上にある豪華な椅子に座り、そのすぐそばに、私達2人の席が準備されていた。
ほら、今日の主役だから……
父の挨拶後、私達2人が紹介された。
この国は5歳になると、取り敢えず公の場に出される。
ただし、最後までは参加出来ないんだよね。
ほら、子供だから……
日本でも、18歳未満は夜間の外出などは制限があるだろ。
夜間の10時までだったか?
自宅だと門限か?
門限って、夕方6時が多いよね。小学生ぐらいは……
あれとほぼ一緒だと思う。
「ウィル。お腹すいた。」
現在女の子の俺……いや、私は可愛いドレス姿だ。
ほぼ母親の趣味はらしいが、フリフリのレースふんだんで、歩きにくいったらありゃしない……
これを言ったら怒られるから、我慢だ。
ウィルは笑ってたけど……
ウィルはいいよ。元女性だけど、その当時も今もズボン履いてるんだから。
この性になったからには、フリフリのドレスとか、スカートって…当たり前かもしれないけど、元男の俺……嫌、私は女装趣味もなければ、オカマでも無いから……
ついつい愚痴りたくなる。
諦めるしかないんだけどな………実際、女の子なんだから……
ため息が出る……
ついつい男の子のように呟いてると、よくウィルに言われてるからなぁ……
気をつけよう……揚げ足取られたら困る。
しかし、この後、確かイベントがあったはず……ゲーム上の事だから、本当に起こるかどうかはわからないけど……
あと、お腹減った……いや、空いた……か?
「リリィ?」
「だから、お腹すいた。食べに行こう」
私は椅子から降りて、父と母に許可を求めた。
「父様、母様。ウィルと一緒に向こうの料理食べてきて良い?」
会場の右端に準備されている立食形式の料理が並べられている。
会場では、食事より、お酒の入ったグラスを持ち談笑している者、中央でダンスを踊っているものと色々だが、食事を食べているものは少ない。
父と母は公爵、子爵などが挨拶に来ていて、対応に忙しそうだ。
「ん?良いけど……」
父の許可ももらった事だし……
「ウィル、行こう」
そう言って、ウィルの手を引っ張った。
「ちょっと………」
引きずられるようについ来る。
ウィル、男の子なんだから、もっとしっかりしないとダメだよ!
「ウィル。リリィ。どこ行くの?」
げっ、兄貴……いや、兄上達だ。
相変わらずの美形揃いで眩しいぜ………じゃない、眩しい?
ヒョイと兄達に抱き上げられる。
この人達はいつも可愛がってくれて、よく抱き上げてくる。
場合によっては頬擦り付きだ……
目立つから、やめて欲しい………
「今日の主役がウロウロはどうなんだろうね」
「「兄上達」」
2人で抗議してみた。
もう、目立つから!!
クスクスと笑いながら、降ろしてくれた。
「エド兄様、エディ兄様、ディーン兄様」
兄3人に囲まれた。
後2人、兄と姉がいるのだが、兄は外国に留学中。
姉は………貴族の男性陣に囲まれているなぁ……
「兄上、子供は燃費が悪いんだよ。お腹すいた。」
「リリィ……」
ついつい、いつものウィルとの会話口調で言ってしまった……が、子供だから、拗ねたぐらいに思ってくれたら有難い……
仕方ないね……そう笑われて、食事の置いてある場所まで連れて行ってくれた。
よしよし、うまく言ってる……て言うか、ウィル、この後のイベント忘れてないか?大丈夫か?
イベントが発生しなかったら良いけど、発生したら、面倒だぞ!
「どれがいい?」
「お肉。あと、パイ包み」
「ウィルは?」
「同じで」
そういうと、エディ兄様が料理を取ってくれている。
その間に、こそっと小皿を数枚拝借して、ウィルの服に中に突っ込んだ。
エド兄様は給仕の者に2人が食べやすいようにと椅子を持ってくるように言ってくれている。
兄に連れられて、席につく。
うん、やっぱりうま……じゃない、美味しいです。
ウィルと2人で食べるのを、兄達は微笑ましいものを見るようにしてくれていた………
あれ、なんか向こうが騒がしい………
なんだろう………もしかして…………
兄達が険しい表情になる。
……………………
父と母が壇上にある豪華な椅子に座り、そのすぐそばに、私達2人の席が準備されていた。
ほら、今日の主役だから……
父の挨拶後、私達2人が紹介された。
この国は5歳になると、取り敢えず公の場に出される。
ただし、最後までは参加出来ないんだよね。
ほら、子供だから……
日本でも、18歳未満は夜間の外出などは制限があるだろ。
夜間の10時までだったか?
自宅だと門限か?
門限って、夕方6時が多いよね。小学生ぐらいは……
あれとほぼ一緒だと思う。
「ウィル。お腹すいた。」
現在女の子の俺……いや、私は可愛いドレス姿だ。
ほぼ母親の趣味はらしいが、フリフリのレースふんだんで、歩きにくいったらありゃしない……
これを言ったら怒られるから、我慢だ。
ウィルは笑ってたけど……
ウィルはいいよ。元女性だけど、その当時も今もズボン履いてるんだから。
この性になったからには、フリフリのドレスとか、スカートって…当たり前かもしれないけど、元男の俺……嫌、私は女装趣味もなければ、オカマでも無いから……
ついつい愚痴りたくなる。
諦めるしかないんだけどな………実際、女の子なんだから……
ため息が出る……
ついつい男の子のように呟いてると、よくウィルに言われてるからなぁ……
気をつけよう……揚げ足取られたら困る。
しかし、この後、確かイベントがあったはず……ゲーム上の事だから、本当に起こるかどうかはわからないけど……
あと、お腹減った……いや、空いた……か?
「リリィ?」
「だから、お腹すいた。食べに行こう」
私は椅子から降りて、父と母に許可を求めた。
「父様、母様。ウィルと一緒に向こうの料理食べてきて良い?」
会場の右端に準備されている立食形式の料理が並べられている。
会場では、食事より、お酒の入ったグラスを持ち談笑している者、中央でダンスを踊っているものと色々だが、食事を食べているものは少ない。
父と母は公爵、子爵などが挨拶に来ていて、対応に忙しそうだ。
「ん?良いけど……」
父の許可ももらった事だし……
「ウィル、行こう」
そう言って、ウィルの手を引っ張った。
「ちょっと………」
引きずられるようについ来る。
ウィル、男の子なんだから、もっとしっかりしないとダメだよ!
「ウィル。リリィ。どこ行くの?」
げっ、兄貴……いや、兄上達だ。
相変わらずの美形揃いで眩しいぜ………じゃない、眩しい?
ヒョイと兄達に抱き上げられる。
この人達はいつも可愛がってくれて、よく抱き上げてくる。
場合によっては頬擦り付きだ……
目立つから、やめて欲しい………
「今日の主役がウロウロはどうなんだろうね」
「「兄上達」」
2人で抗議してみた。
もう、目立つから!!
クスクスと笑いながら、降ろしてくれた。
「エド兄様、エディ兄様、ディーン兄様」
兄3人に囲まれた。
後2人、兄と姉がいるのだが、兄は外国に留学中。
姉は………貴族の男性陣に囲まれているなぁ……
「兄上、子供は燃費が悪いんだよ。お腹すいた。」
「リリィ……」
ついつい、いつものウィルとの会話口調で言ってしまった……が、子供だから、拗ねたぐらいに思ってくれたら有難い……
仕方ないね……そう笑われて、食事の置いてある場所まで連れて行ってくれた。
よしよし、うまく言ってる……て言うか、ウィル、この後のイベント忘れてないか?大丈夫か?
イベントが発生しなかったら良いけど、発生したら、面倒だぞ!
「どれがいい?」
「お肉。あと、パイ包み」
「ウィルは?」
「同じで」
そういうと、エディ兄様が料理を取ってくれている。
その間に、こそっと小皿を数枚拝借して、ウィルの服に中に突っ込んだ。
エド兄様は給仕の者に2人が食べやすいようにと椅子を持ってくるように言ってくれている。
兄に連れられて、席につく。
うん、やっぱりうま……じゃない、美味しいです。
ウィルと2人で食べるのを、兄達は微笑ましいものを見るようにしてくれていた………
あれ、なんか向こうが騒がしい………
なんだろう………もしかして…………
兄達が険しい表情になる。
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