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異世界転移!?
ついて行って
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どのくらい歩いただろうか…むちゃくちゃ遠くはなかったけど、樹々の間や草むらとか通るから、少し疲れた。
文句言っても少しは許されるような気がする。
コロルは小さいからスムーズにいけるかも知れないけど、屈んだり、跨いだりして歩くのは大変なんだ!
そうこうすると、また開けた場所にでる。
膝下ぐらいの水が沸き出ている場所の真ん中に、こんもりと小さな丘があり、その丘の中央に緑で生い茂った大木があった。
その木のそばに、エメラルドグリーンの長い髪の女性が立っていた。
「女神様。連れてきました!」
あの女性が女神様なのか。
確かに神々しいけど、超美人というより、可愛い感じだ。
何となく、切長の目とか、スレンダー美人を想像してたんだけど、髪はふわふわ。天然パーマかなぁ?
大きな蒼瞳。睫毛長そう…
小ぶりの鼻に、愛らしい唇だ。
うん。可愛い系だ。
「おいお前!今何か変なこと考えてただろ!」
コロルに足を蹴られた。
「イテッ…何すんだよ!」
ジト~ッと不審な目で見られるも…まぁ、あながちハズレでもないし…
「コロル。だめですよ。暴力は」
おっ、声も可愛いや。
「えっと、女神様ですか?俺、花村 誠って言います。何でかこの世界に来ちゃったみたいなんですけど、帰れますかね?」
とりあえず、挨拶して、聞きたい事聞いてしまおう!
「マコトさん。エイトリアルへようこそ。私はエイリアル。この世界樹と共にある女神です。世界樹と共にあり、この地を離れれない為、マコトさんに私の所まで来ていただきました。御免なさいね」
「その木が世界樹なんですか?」
「えぇ、そうです。マコトさんがこの世界に渡ってきたのは世界樹の意思です。このエイトリアルで、マコトさんが必要だと判断したのでしょう。あと、元の世界に帰れるかですが、帰ることは可能ですが、その場合、直ぐに死が待っているので、戻る事はお勧めしません」
「じゃ、死んだのも同然じゃないですか……そっか…」
思わずガックリする。
まぁ、小説とかでの定番ではあるけど、まさか自分が……
死の宣告されて、帰る者もいる訳ない…
仕方ないか……
「マコトさん?大丈夫ですか?」
女神様が心配そうにこっちを見てる。
あっ、なんか泣きそうだ…
可愛い子を泣かすのは……ちょっと…
「大丈夫ですよ。少しショックを受けただけです。で、俺、この世界でいきなり放り出されて生活するんですか?」
「大丈夫です。世界樹の意思でこの世界に渡って来られたので、この世界で生活するのに十分なスキルを付与されますから。私からと、世界樹からです。あと、コロルも一緒です」
「え~~~~~っ!!女神様~~俺やだ!!」
「コロル。私達のお願いを聞けないのでしょうか?」
「うっ……ん~~~」
両腕を組んで考える素振りをしてるな…俺的には、もう少し優しい、可愛い系が良いけど…
こいつ、少し生意気だし…
「コロルはとても優しく、良い子なのですよ。色んな事が出来ますしね。ねっ、コロル!」
女神様はニコニコして、俺にそう言ってきた。
『超おすすめ商品』ですみたいな感じで。
お得感を出しながら…
「わかった。マコトの側にいるよ。女神様様にそう言われたら、仕方ない。任しとけ!」
「女神様~~、コロルだけは心配だから、私も行くね」
そう言って、もう1人ちっさいのが出てきた。
「チロルも行ってくれるの?それは良いわ。マコトさん。この2人をよろしくね」
そう言ったと思ったら、いきなり目の前の…というか…周りの世界が変わった。
なんて言うか、中世ヨーロッパの街中?
そんな感じだ。
いきなりこんな所に飛ばすなよ。
というか、俺何処に行けば良いんだ?
住む所とか、食べる物とかどうすれば良いんだよ!!
文句言っても少しは許されるような気がする。
コロルは小さいからスムーズにいけるかも知れないけど、屈んだり、跨いだりして歩くのは大変なんだ!
そうこうすると、また開けた場所にでる。
膝下ぐらいの水が沸き出ている場所の真ん中に、こんもりと小さな丘があり、その丘の中央に緑で生い茂った大木があった。
その木のそばに、エメラルドグリーンの長い髪の女性が立っていた。
「女神様。連れてきました!」
あの女性が女神様なのか。
確かに神々しいけど、超美人というより、可愛い感じだ。
何となく、切長の目とか、スレンダー美人を想像してたんだけど、髪はふわふわ。天然パーマかなぁ?
大きな蒼瞳。睫毛長そう…
小ぶりの鼻に、愛らしい唇だ。
うん。可愛い系だ。
「おいお前!今何か変なこと考えてただろ!」
コロルに足を蹴られた。
「イテッ…何すんだよ!」
ジト~ッと不審な目で見られるも…まぁ、あながちハズレでもないし…
「コロル。だめですよ。暴力は」
おっ、声も可愛いや。
「えっと、女神様ですか?俺、花村 誠って言います。何でかこの世界に来ちゃったみたいなんですけど、帰れますかね?」
とりあえず、挨拶して、聞きたい事聞いてしまおう!
「マコトさん。エイトリアルへようこそ。私はエイリアル。この世界樹と共にある女神です。世界樹と共にあり、この地を離れれない為、マコトさんに私の所まで来ていただきました。御免なさいね」
「その木が世界樹なんですか?」
「えぇ、そうです。マコトさんがこの世界に渡ってきたのは世界樹の意思です。このエイトリアルで、マコトさんが必要だと判断したのでしょう。あと、元の世界に帰れるかですが、帰ることは可能ですが、その場合、直ぐに死が待っているので、戻る事はお勧めしません」
「じゃ、死んだのも同然じゃないですか……そっか…」
思わずガックリする。
まぁ、小説とかでの定番ではあるけど、まさか自分が……
死の宣告されて、帰る者もいる訳ない…
仕方ないか……
「マコトさん?大丈夫ですか?」
女神様が心配そうにこっちを見てる。
あっ、なんか泣きそうだ…
可愛い子を泣かすのは……ちょっと…
「大丈夫ですよ。少しショックを受けただけです。で、俺、この世界でいきなり放り出されて生活するんですか?」
「大丈夫です。世界樹の意思でこの世界に渡って来られたので、この世界で生活するのに十分なスキルを付与されますから。私からと、世界樹からです。あと、コロルも一緒です」
「え~~~~~っ!!女神様~~俺やだ!!」
「コロル。私達のお願いを聞けないのでしょうか?」
「うっ……ん~~~」
両腕を組んで考える素振りをしてるな…俺的には、もう少し優しい、可愛い系が良いけど…
こいつ、少し生意気だし…
「コロルはとても優しく、良い子なのですよ。色んな事が出来ますしね。ねっ、コロル!」
女神様はニコニコして、俺にそう言ってきた。
『超おすすめ商品』ですみたいな感じで。
お得感を出しながら…
「わかった。マコトの側にいるよ。女神様様にそう言われたら、仕方ない。任しとけ!」
「女神様~~、コロルだけは心配だから、私も行くね」
そう言って、もう1人ちっさいのが出てきた。
「チロルも行ってくれるの?それは良いわ。マコトさん。この2人をよろしくね」
そう言ったと思ったら、いきなり目の前の…というか…周りの世界が変わった。
なんて言うか、中世ヨーロッパの街中?
そんな感じだ。
いきなりこんな所に飛ばすなよ。
というか、俺何処に行けば良いんだ?
住む所とか、食べる物とかどうすれば良いんだよ!!
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