オメガ転生。

学園生活

そんな事が

図書館に集合し、皆んなで色々話し合った。
九州の温泉に浸かって、ふぐ料理を食べ、美味しい肉料理を食べて帰ってくる案と、四国に渡り、鰹を食べて、鯨ウォッチをして、うどんを食べて、京都に行くという案。そして、僕と玲奈が考えた案だ。
色んな地域の美味しいものや観光にもおおいに興味はあるが、あくまで学生であるから、そこの所は考慮するべきだろう。
両親や、領民が働いたお金だからね。

結果、僕と玲奈が考えた案に決まった。
まぁ、一部変更とかもあるんだけどね。皆んなで楽しんで、良い経験をして、思い出沢山作りたいしね。
ちょうどお互いの領地に訪れるのだから、自分達の屋敷に泊まって、宿泊費をうかしたり、交流を持とう！！という事にした。
家族にこんな素晴らしい友人がいるんだと安心させたいのもあるし、領地の人との関わりもいいと思うんだけど。
勿論、両親の許可は必要なんだけどね。

早速今晩にでも、寮の電話でそれぞれ確認する事にした。

まぁ、僕の場合は、雅貴さんにも結果を伝えないといけないし、宿泊にや観光に適したとっておきの場所を聞きたかったんだ。泊めてくれたら嬉しいけど、雅貴さんが不在の時だったりしたら難しい。というか、あり得ないだろう。
それに、仕事の忙しい人だから、なおさらだ。
この国にとって大切な仕事を任されてるんだから。
時には体を休めて欲しいけど、こちらの都合に合わせるわけにも行かないしね。
玲奈は、甘えて、友人にも紹介も兼ねて泊めて貰えば良いのにと言ってたけどさ…

そうそう、実家は玲奈が連絡すると言っていたから…後は…

一階に設置されている固定電話から『通じるかなぁ～』なんて考えながらかけてみた。
少し…いゃ、大いに自惚れ感がある自分に驚きながらも、ドキドキしながら電話の対応を楽しんだ。