オメガ転生。

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学園生活

やばいです(雅貴)

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結果、その男はふら~っとこの城に入ってきて、客間でくつろいでいたらしい。
そして、侍従の者を捕まえて、執務室に会いにきたとか。

「久しぶりだ。元気にしていた?」と気さくに声をかけてきて、自分の婚約者を迎えに(捕らえに)来たと言ったらしい。今はまた客室に戻りくつろいでいるとか…後で挨拶に行くしかないか…

「そうそう、今回の宴に参加すると言っていた。宴を壊さないようにとは言っておいたが、何かやらしそうでね…」
「そうですか…」
「多分、あの男達も来ると思う。その時に捕らえるつもりなのだろうが…君の大切な者も巻き込まれそうでね…」
「何かしたら、消しますよ」
「うん、消さないでね。相手は大切な取引き相手でもあるんだから。彼が消えたら混乱が起こって面倒だよ?」

想像するだけでゾッとする。
あの男は、見た目は可愛らしい好青年に見えるが、実際は…関わりたくないな…

「まぁ、私も出来る限りは抑え込んでおくから、頼むね」
「頼まれたくないですが…わかりました」
「そう言ってくれて助かるよ。兵士とか、必要なものはある程度使えるように通達しておくから」

『あ~良かったよかった』と呟きながら、とりあえずの用は済んだと言われ、部屋を後にした。
しかし、あのお方は一体何を考えているのやら…

頭を悩ませながら、急足で客間を訪れ挨拶をした時、さらなる衝撃を落とされ、怒り奮闘したり、驚愕したりと、精神的に疲れてしまった。

早く翔を囲い込み、日々癒されたい…
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