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運命が回る
運命が回りだす
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移された場所は青い空に白い雲が風に吹かれて流れて行き、地面は草原と、リリアンの花が咲き乱れていた。
そして石碑…
屋敷の近くにあったものと同じだと感じた。
あの子が見つかった場所と酷似したこの場所。
思わず周りの風景に見入っていた。
「まぁ、少し話がややこしく感じるかもしれないから、とりあえず座ろうか?」
そう言って息子の友人だった彼スレインが私達にテーブルにつくように促した。
と言うか、いつの間にテーブル?しかもテーブルの上には、お茶が配られ、しかもお菓子も置かれていた。
彼が神と言うのなら…空間魔法か何か使ったのか、それとも?
まぁ、神業の一つだろうか?
息子の横にはジャディール殿下。背後にはディアブロ。
うん、息子の側を離れる気がないのね。しかもディアブロは立っていた。
「私はあなた様の従者。執事兼護衛ですから。」
「いゃいゃ、神だろう?」
「はい。ですが、我が君の執事兼護衛ですから。」
ニコリとして姿勢を崩さない。
うん、息子は問答を辞めたようだ。『もう良いよ…』って感じだ。
息子達の横には私達と姉夫婦が座り、私の背後にはシルバーが立っていた。
今は男性体。聖騎士の格好のままだ。
これは私の護衛と言い切るんだろうなぁ…
向かいの席にはスレイン。神スレインとした方がいいのか?それとも…もうスレイン君かな?
今は息子の友人として転生したのであれば…だけど、神の力も持ってなんだろう。
彼が席につき、その横にはなぜか今世の聖女である愛が座らされていた。
戸惑う彼女に対して、彼がお茶を進めて甲斐甲斐しく世話を焼き、その背後にはいるんだ…マリエット•グランドル。この二人の関係性は良くわからないけど、見た感じは主従関係?
でも、スレイン君は前世神で息子の友人。マリエット•グランドルは今代の巡礼メンバーという関係性だったと思うのだけれども…
まぁ、後で教えてくれると信じてみよう。
席と席の間を少し空けて、光と闇の二神である神リーミエと神カーミエが席につき、その反対側に神アルメルアと神シルメール、神バルマスールが席についた。
何とも言えない。うん、会議だね。
シルバーの方をチラッと見る。
何とも言えない表情だ。彼はどうするんだろうか…
「さて、良いかな?まず何処から話そうか?さっきまで奴の監視があったからね。」
「あやつは相変わらずなのか?」
「まぁ、仕事と言えば仕事だし、趣味と言えば趣味じゃないかな。」
神アルメルアがスレイン君にそう問うと、スレイン君はそう答えた。
よく分からない。『奴』って誰??
想像するに、神の一人のようにも思うけれど…あまりいいイメージがない。
「神の諸事情だよ。世界の住民には傍迷惑に感じるし、創造神にしてみたら嫌な感じだけどね。」
そう言うと、スレイン君の姿が急に息子の側に来て耳元でそう話しかけた。
息子が思わずビクッとしてしまうのが見て取れる。
私でも驚いたもの。夫は…顔色は悪いけど、さすがとしか言えない。
うん、私と違うなぁ…
「ふふふっカルロスは相変わらず可愛い。」
「離れていただこうか」
スレイン君がそう呟くとすぐさまジャディール殿下が反応する。
息子を椅子から抱き上げて膝の上に座らせてしまったんだ。
そうなるよね。自分の大切な番いだものね…
横抱きの状態なのは恥ずかしそうだけれど。可愛いとも思ってしまった。
夫も手がワキワキしだしてる。
思わずパチンと叩いてみた。私には今はしなくて良いからね。
「相変わらずだね。ジャディール先生は。ふふふっ…」
そう言ったかと思えば目の前の席に腰掛けていた。
えっと…
「神々よ。我らにもわかるように教えていただきたい。」
「そうです。これはいったいどう言うことでしょうか?」
いつの間にか息子のスキルで呼び出された英霊達が少し離れてた場所に立っていた。
これって??
あまりの展開についていけず、魂が抜けて行きそうだ。
ヒュルルルル~~。
あっ、息子もそうだが、姉もそんな感じだ。
お互いのパートナーは、少し緊張はしているようだけれども…うん、流石。
「うん、元々はこの世界は私達。そう、私とラミアが創造した世界だった。」
スレイン君が表情を固くして脚を組み直して話しだす。
そこから延々と説明が続くが、神の都合で説明できないこともあると一部というか、多いに誤魔化されたように思う。
だが、そこにはとんでもない内容も含まれていた。
「で、僕はこの世界を一旦去って傍観していたんだ。神の領域からね。で、奴がラミアを手に入れようとして拒否されてこんな状態になった。ラミアは僕達二人で作った世界を愛していたからね。自分の力を色々と分けたんだ。そうだろう?」
そう言って優しく神玉を撫でるスレイン君。そして何故か愛を抱きしめている。
えっと??スレイン君がそんな感じと言うことは、もしかして??
「奴はラミアを諦めきれない様子でね。この子達を通して何とか彼女を向こうの世界に私が隠したんだ。それが愛だ。これには奴もうまく騙されてくれたのに、味方からもバレないようにってね。後少しってところで何故かシルメールが入り込んでしまってね。焦ったよ。まぁ、神玉はこちらにあったから結果的にはね…」
そう言うと、スレイン君は神玉を愛に渡し、慌てて受け取ろうとした愛の体に神玉がスーッと入っていった。
愛の身体が急に光に包まれて…
「えっと…」
一気に膨大な情報が彼女の体に駆け巡ったのか?彼女はかなり動揺していた。
私達はそれをただ見守った。
まるでラノベやゲームであるテンプレ??
嘘??
だってどうしたらいいのか分からないんだ。どうしようもないとも言える。
「ラミア…様…」
振り向くと、背後のシルバーが何とも言えない表情になっていた。
それもそうだろう。ただの我儘で、傍迷惑極まりなかった(シルメールのせいでもあるけれど)今代の聖女が、自分が仕えていた神であったのだから。
姿は違うかもしれないけれど、何か感じることがあるとか?
シルバー自身、今は私と契約しているとは言え、どうするのだろうか?
元仕えていた神の元に戻る?
あの時からずっと側にいた彼?彼女?シルバーが離れていくのは寂しいけれど…
「大丈夫?ラミア…いゃ、今はアイだね。」
そう言うと、スレイン君は優しく愛の方に微笑んだ。
「えっと…そうね。今は愛だもの。そう愛よ。スレインで良いのよね?」
「そうだね。スレインだ。スレイン•オリハルト。妖精国のオリクサ王国から竜人の国、アステードのアカデミーの学生でエルフ族。羽は隠しているから見えないけどね。まぁ見せるつもりもないけど、君が見たいと言うなら見せても良いよ。そこにいるカル、カルロス・セイクリオンとはアカデミーでの友人であり親友。カルの番いであるジャディール先生の教え子であり、今回の巡礼メンバーの一人。」
「そうね…そうなのよね…と言うか…迷惑をかけたわ~」
大きなため息を吐いて愛がテーブルに突っ伏した。
その行動はしっかり女子高校生だと思う。
うん。そうだよね…
過去と今が自分の中で混ざって…混乱するよね。
「まぁ、元々は奴の所為でもあるけれど、君も結構拒否してたしね。」
「そんなの…でも、奴と言っても…」
「まぁそうなんだけどね。とりあえず戻ろうか。そして僕達は行かないとね。」
また訳のわからない会話が始まった。
いったいどう言うことなんだ?
スレイン君がこの世界の創造神の一人で、『奴』という別の神に敗れた。で、その『奴』と言われている神が神ラミアを破壊した形になった。その『奴』と言われる神が何処からかこの世界に干渉しつつ、神ラミアを諦めきれていない?神アルメルアの双子神である神シルメールは勝手に嫉妬してこの世界の破壊に乗り出して『奴』に踊らされた形になった?おかげでこの世界は異世界からの扉の恐怖に怯えて…
はっきり言おう。神の傍迷惑に付き合わされただけだ。
神は自分勝手だと言うけれど…何と言うか…
それに過去の聖女達も振り回されてこの世界に連れて来られた。
いくら神ラミアのカケラ云々といってもだ。
神々の都合だ。もう考えても無駄だろう。
もう呆れ返った感じだ。
ジャディール殿下は…うん、少し怒っている感じだけれども、『はぁ…………』と深いため息を吐いて考えるのをやめたようだ。
うん、そうなるよね。
夫も義兄もそんな感じだ…
そして石碑…
屋敷の近くにあったものと同じだと感じた。
あの子が見つかった場所と酷似したこの場所。
思わず周りの風景に見入っていた。
「まぁ、少し話がややこしく感じるかもしれないから、とりあえず座ろうか?」
そう言って息子の友人だった彼スレインが私達にテーブルにつくように促した。
と言うか、いつの間にテーブル?しかもテーブルの上には、お茶が配られ、しかもお菓子も置かれていた。
彼が神と言うのなら…空間魔法か何か使ったのか、それとも?
まぁ、神業の一つだろうか?
息子の横にはジャディール殿下。背後にはディアブロ。
うん、息子の側を離れる気がないのね。しかもディアブロは立っていた。
「私はあなた様の従者。執事兼護衛ですから。」
「いゃいゃ、神だろう?」
「はい。ですが、我が君の執事兼護衛ですから。」
ニコリとして姿勢を崩さない。
うん、息子は問答を辞めたようだ。『もう良いよ…』って感じだ。
息子達の横には私達と姉夫婦が座り、私の背後にはシルバーが立っていた。
今は男性体。聖騎士の格好のままだ。
これは私の護衛と言い切るんだろうなぁ…
向かいの席にはスレイン。神スレインとした方がいいのか?それとも…もうスレイン君かな?
今は息子の友人として転生したのであれば…だけど、神の力も持ってなんだろう。
彼が席につき、その横にはなぜか今世の聖女である愛が座らされていた。
戸惑う彼女に対して、彼がお茶を進めて甲斐甲斐しく世話を焼き、その背後にはいるんだ…マリエット•グランドル。この二人の関係性は良くわからないけど、見た感じは主従関係?
でも、スレイン君は前世神で息子の友人。マリエット•グランドルは今代の巡礼メンバーという関係性だったと思うのだけれども…
まぁ、後で教えてくれると信じてみよう。
席と席の間を少し空けて、光と闇の二神である神リーミエと神カーミエが席につき、その反対側に神アルメルアと神シルメール、神バルマスールが席についた。
何とも言えない。うん、会議だね。
シルバーの方をチラッと見る。
何とも言えない表情だ。彼はどうするんだろうか…
「さて、良いかな?まず何処から話そうか?さっきまで奴の監視があったからね。」
「あやつは相変わらずなのか?」
「まぁ、仕事と言えば仕事だし、趣味と言えば趣味じゃないかな。」
神アルメルアがスレイン君にそう問うと、スレイン君はそう答えた。
よく分からない。『奴』って誰??
想像するに、神の一人のようにも思うけれど…あまりいいイメージがない。
「神の諸事情だよ。世界の住民には傍迷惑に感じるし、創造神にしてみたら嫌な感じだけどね。」
そう言うと、スレイン君の姿が急に息子の側に来て耳元でそう話しかけた。
息子が思わずビクッとしてしまうのが見て取れる。
私でも驚いたもの。夫は…顔色は悪いけど、さすがとしか言えない。
うん、私と違うなぁ…
「ふふふっカルロスは相変わらず可愛い。」
「離れていただこうか」
スレイン君がそう呟くとすぐさまジャディール殿下が反応する。
息子を椅子から抱き上げて膝の上に座らせてしまったんだ。
そうなるよね。自分の大切な番いだものね…
横抱きの状態なのは恥ずかしそうだけれど。可愛いとも思ってしまった。
夫も手がワキワキしだしてる。
思わずパチンと叩いてみた。私には今はしなくて良いからね。
「相変わらずだね。ジャディール先生は。ふふふっ…」
そう言ったかと思えば目の前の席に腰掛けていた。
えっと…
「神々よ。我らにもわかるように教えていただきたい。」
「そうです。これはいったいどう言うことでしょうか?」
いつの間にか息子のスキルで呼び出された英霊達が少し離れてた場所に立っていた。
これって??
あまりの展開についていけず、魂が抜けて行きそうだ。
ヒュルルルル~~。
あっ、息子もそうだが、姉もそんな感じだ。
お互いのパートナーは、少し緊張はしているようだけれども…うん、流石。
「うん、元々はこの世界は私達。そう、私とラミアが創造した世界だった。」
スレイン君が表情を固くして脚を組み直して話しだす。
そこから延々と説明が続くが、神の都合で説明できないこともあると一部というか、多いに誤魔化されたように思う。
だが、そこにはとんでもない内容も含まれていた。
「で、僕はこの世界を一旦去って傍観していたんだ。神の領域からね。で、奴がラミアを手に入れようとして拒否されてこんな状態になった。ラミアは僕達二人で作った世界を愛していたからね。自分の力を色々と分けたんだ。そうだろう?」
そう言って優しく神玉を撫でるスレイン君。そして何故か愛を抱きしめている。
えっと??スレイン君がそんな感じと言うことは、もしかして??
「奴はラミアを諦めきれない様子でね。この子達を通して何とか彼女を向こうの世界に私が隠したんだ。それが愛だ。これには奴もうまく騙されてくれたのに、味方からもバレないようにってね。後少しってところで何故かシルメールが入り込んでしまってね。焦ったよ。まぁ、神玉はこちらにあったから結果的にはね…」
そう言うと、スレイン君は神玉を愛に渡し、慌てて受け取ろうとした愛の体に神玉がスーッと入っていった。
愛の身体が急に光に包まれて…
「えっと…」
一気に膨大な情報が彼女の体に駆け巡ったのか?彼女はかなり動揺していた。
私達はそれをただ見守った。
まるでラノベやゲームであるテンプレ??
嘘??
だってどうしたらいいのか分からないんだ。どうしようもないとも言える。
「ラミア…様…」
振り向くと、背後のシルバーが何とも言えない表情になっていた。
それもそうだろう。ただの我儘で、傍迷惑極まりなかった(シルメールのせいでもあるけれど)今代の聖女が、自分が仕えていた神であったのだから。
姿は違うかもしれないけれど、何か感じることがあるとか?
シルバー自身、今は私と契約しているとは言え、どうするのだろうか?
元仕えていた神の元に戻る?
あの時からずっと側にいた彼?彼女?シルバーが離れていくのは寂しいけれど…
「大丈夫?ラミア…いゃ、今はアイだね。」
そう言うと、スレイン君は優しく愛の方に微笑んだ。
「えっと…そうね。今は愛だもの。そう愛よ。スレインで良いのよね?」
「そうだね。スレインだ。スレイン•オリハルト。妖精国のオリクサ王国から竜人の国、アステードのアカデミーの学生でエルフ族。羽は隠しているから見えないけどね。まぁ見せるつもりもないけど、君が見たいと言うなら見せても良いよ。そこにいるカル、カルロス・セイクリオンとはアカデミーでの友人であり親友。カルの番いであるジャディール先生の教え子であり、今回の巡礼メンバーの一人。」
「そうね…そうなのよね…と言うか…迷惑をかけたわ~」
大きなため息を吐いて愛がテーブルに突っ伏した。
その行動はしっかり女子高校生だと思う。
うん。そうだよね…
過去と今が自分の中で混ざって…混乱するよね。
「まぁ、元々は奴の所為でもあるけれど、君も結構拒否してたしね。」
「そんなの…でも、奴と言っても…」
「まぁそうなんだけどね。とりあえず戻ろうか。そして僕達は行かないとね。」
また訳のわからない会話が始まった。
いったいどう言うことなんだ?
スレイン君がこの世界の創造神の一人で、『奴』という別の神に敗れた。で、その『奴』と言われている神が神ラミアを破壊した形になった。その『奴』と言われる神が何処からかこの世界に干渉しつつ、神ラミアを諦めきれていない?神アルメルアの双子神である神シルメールは勝手に嫉妬してこの世界の破壊に乗り出して『奴』に踊らされた形になった?おかげでこの世界は異世界からの扉の恐怖に怯えて…
はっきり言おう。神の傍迷惑に付き合わされただけだ。
神は自分勝手だと言うけれど…何と言うか…
それに過去の聖女達も振り回されてこの世界に連れて来られた。
いくら神ラミアのカケラ云々といってもだ。
神々の都合だ。もう考えても無駄だろう。
もう呆れ返った感じだ。
ジャディール殿下は…うん、少し怒っている感じだけれども、『はぁ…………』と深いため息を吐いて考えるのをやめたようだ。
うん、そうなるよね。
夫も義兄もそんな感じだ…
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