妖恋唄

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別れと出逢い

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昼休みに、呼び出された場所に行った。
学校の中庭の一角。
少し人から隠れるような感じの場所だ。

沢山の人達がいる場所で渡されるのも、呼び出されるのも恥ずかしすぎるから…
少し楽しみにしていたのもあり、早くついた。

ソワソワしながら待ってみる。
いつもなら、ここで見えないモノに何かされそうなんだけど、今は静かなモノだ…

これも、誕生日効果?
ほら、ある程度の年齢になれば、見えなくなるとも言うしね…
きっとそうだ。そうに決まってるよ。
うんうんと一人で頷き、納得していたら、待っていた人が現れた。

もう、ドキドキだ。
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