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5義父母たち

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「な、ナギさん……ちょっと、もう前無理……」

ローションガーゼで散々亀頭を責められ、はしたなく潮吹きした後でも、しつこくナギさんが僕のちんこを舐めてくるのでとうとう泣きを入れた。
無理。溶ける。すり減る。

「そう?止めとく?」

僕のガチトーンを汲んだナギさんが聞いてくるので迷いなく頷く。

「頑張ったね、よしよし」

ナギさんがぐったりした僕をあやすように抱きしめた。
ナギさんは凄く良い匂いがする。加齢臭とか無いのかな。
しても全然いいんだけどな。
すりすりナギさんに体を擦り付けて甘える。

「じゃあ次はお尻で気持ちよくなろうか。シャワー行こう?」

まだ続ける気まんまんのナギさんが、僕をシャワーに連れ込む。
手慣れた様子で僕の体を中も外も洗って、タオルで巻いて抱き上げるとまたベッドに戻された。

シャワーの時にナギさんも服を脱いだから、抱きつくとナギさんの肌の感触と体温が気持ちいい。

「ミーちゃん、可愛い、愛してる。」

「僕もナギさんだいすき!」

「うん。」

ナギさんが上からキスを降らせながら、僕の片方の膝裏をを持ち上げる。

「自分で持てる?」

言われた通りに膝裏を持つと、ナギさんは自分の手にローションを絡めて僕のひくつく穴に触れた。

「ひぁ……」

指はすぐに入り込まず、縁を時折軽く引っ掻きながらすりすりと窄まりを撫でる。

「ここ、縦に割れちゃってるね。」

ナギさんと付き合い始めてから何度もセックスして変形してしまった僕の穴の形をナギさんが指摘する。

「だって、ナギさんといっぱいエッチしたからじゃん。あっ……んんっ」

つぷぷ、と指が一本埋め込まれた。

「はぁっ……指だけでもう気持ちいい……」

それはこっちのセリフなんですけど。
ナギさんの長くて年齢のせいですこし筋の目立つ指が、中で蠢いて知り尽くした気持ちいい所を刺激する。

「あっ……いきなりそこっ、ダメぇっ」

「何で?気持ち良さそうだけど。可愛いよ、俺専用のハメ穴……。」

「ちっ違うしっ」

否定するとごりゅっと一際激しく前立腺を押し潰された。

「ひゃあぁっ……あっ、しゅごっ……」

「違うって何で?浮気?相手殺していい?」

指が2本に増えて、甚振り慣れているそこをさらに激しく突き上げていく。

「あっ、ひがっ……僕はぁ゛、ナギしゃ、んのっ恋人なの!……はっハメあにゃじゃ、なっ……んふぅぅぅぅっ」

ぴんっと海老反りになって中イきする。
前からはとろとろと勢いのない精子が垂れ流れて、中はひゅくひゅくと収縮してまだ動きを止めない指を食い締めた。

「ミーちゃん、ミーちゃんが俺の恋人だなんて、当たり前でしょ。他になりようがないんだから。」

「はっ、はっ……あっ、やらぁ、ゆびとめて……あっ、らめっ、しゅごいぃ……」

イって敏感になった中をしつこく捏ね回されて、体が辛いくらいに気持ちがいい。

「まさかミーちゃん、俺がミーちゃんの体だけにしか興味ないと思ってる?可愛い。拗ねちゃった?ミーちゃんのこといつだって洗脳して俺のことしか考えられなくしたいって思ってるよ。心も体も、排泄物だってミーちゃんのものは全部俺のものだからね。ミーちゃんが食べるものも、今度農場作って俺が一から全部作る予定だからね。今丁度いい土地探してるんだよ。2人で誰にも邪魔されない場所で2人だけのスローライフ送ろうね。約束だよ。」

渋いイケおじさまの早口なオタク挙動なんて誰が見たいでしょうか。
でも、そんなナギさんも僕はだいすき。
今はめちゃくちゃ前立腺連打されながらだからそれどころじゃないけど。

じゅぷじゅぷ、じゅぷっこりゅこりゅっ

「あっ……だめっ、だめぇ……もっ、イっちゃ……イきたくにゃっ……」

「だめだよ。ほら、今日もたくさん気持ちよくなろうね。」

こりゅこりゅこりゅっ、ぐりゅぅっ

「あ゛あ゛あ゛っ………っっっぁっ」

イっている歳中もずっと前立腺をぐりぐりされてイきっぱなしにされる。

「はああぁぁぁ、ミーちゃん可愛い。ミーちゃんがいれば何もいらないな。やっぱり2人きりでスローライフ、絶対送ろうね。」

セ、セックスもスローライフなりませんかね……。
余韻にぴくぴくしていたら、ナギさんがじゅぷりと指を引き抜いて僕の足を両手で抱えた。
正面から、ぐじゅぐじゅになった僕の穴にナギさんのいきりたった怒張があてがわれる。

「ミーちゃん……。」

甘い声で呼ばれて、何度目か分からないのにまだまだ胸がきゅっと切なくなる。
普通に頭おかしい人だけど、やっぱり僕はナギさんが大好きだ。

「ナギさんっ、来てぇ」

ずぶぶぶぶっ、

ナギさんの平均を遥かに超えたサイズのものが、みちみちと僕の中を満たす。
張り出したカリが前立腺を押しつぶすと目の前が真っ白になった。

僕の中にぐっぽりハメきったナギさんの体を手を伸ばして抱き寄せ、思いっきりキスをする。
歳と職業に似合わない、しっかりと筋肉質な体を抱き込むように、両足をナギさんの腰に回して全身で大好きな人に抱きついた。
ナギさんも、今ばかりはあまり激しく動かずに体温を混ぜあうようにぴったり体を密着させて甘えさせてくれる。
はぁ、ヤンデレ気質なくせにこの大人の包容力、たまりません。

お互いに夢中でキスをして舌を絡める。
触れ合った肌が気持ちよくて幸せが頭を満たす。

「ミーちゃん、我慢できなくなってきた。動いていい?」

「ん、いいよぉ……いっぱい動いてぇ」

ナギさんが体を起こすと、挿入の角度が変わってごりっと砲身が前立腺に当たった。

「あっ、それ、あたって……」

「ふふ、こう?」

ゆさっ、ゆさっとナギさんが腰を揺らすたびに頭が痺れるような快感が走る。

「あっ、あっ、まっ……すごっ、ひぁっ」

「みーちゃん、力抜いて。」

「んっうんっ……あ゛っ……」

ばちゅっ、と一際奥まで打ち付けられて、先端が結腸を抜いた感覚を感じる。

「あひっ、おくつ……きちゃっ、たぁ、あっ……んぁっ」

「うん、ここ気持ちいいよね。はい、ぐりぐり。」

いけない場所に入りこんだ亀頭がそこをこね回す。

「あああぁっ……あ゛っ、ナギしゃ……しにゅっ」

「大丈夫だよ。気持ちいいんだから、いっぱい味わってね。」

ごちゅっ、ごちゅっ、ばちゅっ

「やらっ……まっ、イってるっ、いっぱい、イって……お゛っ」

「はぁ、10分くらいしか持たないな、これ。」

じっぷん?むり、しぬ。



……ぱちゅっ、ぱちゅっ、ぱちゅっ

「はぁ、ミーちゃん、俺も、イくっ」

「あ゛っ……あ゛っ……あへっ?ん、ひへぇ……」

僕がとっくに快感で意識を飛ばしかけていた頃、ようやくナギさんは僕の中で果てた。

「はぁ、ミーちゃん、気持ちよかった。ありがとう。」

出した後の気だるい雰囲気で、ナギさんの大人の色気がさらに増している。

「ナギさん、僕もっ……」

ぐったりした僕のために、ナギさんがティッシュで拭き取ったり後始末を丁寧にしてくれる。
そんな優しいところも好きぃ……

「でも、つい感情的になってちょっと雑だったよな。ごめんね。もう大丈夫だから、俺ばっかりじゃなくて今からちゃんとミーちゃんのこと気持ちよくするからね。俺こんなおじさんだけど、若いゴミにミーちゃんを取られないように頑張るよ。」

ナギさんが優しく笑っておもちゃのボックスを漁り出したので、僕は明日の寝不足を覚悟しつつ何されるのかとビビりつつナギさんのかっこよさに胸をキュンキュンさせたのだった。



(おわり)
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