24 / 34
第二章:辺境伯は溺愛中
21独占したい***
しおりを挟む
*18シーン。背後注意ください。
「んぁ……ぁあっ。そんなにしたら……もぉ」
「…………」
浴室からベットまでも抱きかかえられたまま運ばれる。ベットの枠には冷えた果実水と大きな香油の瓶が置いてあった。デセルトだろうな。どこまでも優秀な執事だ。サミュエルにやわらかな布で水滴を拭われ香油を身体に塗りたくられる。とくに後の部分は丁寧にしつこいほど塗り込まれている。
「あぅ!」
ぐりっと感じる場所を指で刺激されのけ反ると不満げな声が聞こえる。
「何を考えてる?まさかあの……ブルーノではないだろうな?」
「だれ?……」
「ノワールの執事だ」
「あ……母さまの従者だったとかいう?」
「アルは美しすぎるのだ!次から次へとっ!」
サミュエルの指の動きが速まる。内部をかき回し指の数が増やされていく。
「んぁあ!」
「近隣の領主たちのアルを見る目も!」
「まっ……って……」
サミュエルが何を怒っているのかが分からない。
「アルは……アルは俺のっ!」
嫉妬してくれてるのか?サミュエルが僕の事を?
「サムだけだ……僕がこうして身体を開くのは……」
サミュエルだけなんだ。僕の中に挿っていいのは。わかってるでしょ?
「…………っ」
「来て……サム」
「……アルベルト」
指が抜かれると物足りなさに腰が疼く。だがすぐに熱をもった硬い雄が僕の中へた挿ってきた。
「んぁっ……ぁ……サムぅ……」
「はっ……この綺麗な脚も……っ」
サミュエルが僕の片足を掴み足の裏を舐めだす。その間も腰の動きは止まらず、ゆっくりと抜き差しされる。
「ひぃやぁっ……んん」
足の裏って感じるって初めて知った。頭の先までゾクゾクした感じが走る。全身が快感を感じる様になったらどうしよう。これ以上感じちゃうとどうなっちゃうんだろう。不安になった僕はサミュエルの首に手を伸ばす。サミュエルは持ち上げた足を自分の肩にかけ顔を近づけてくれた。ちゅっとその唇に吸い付くと喘ぐ僕の息すら奪う様に深い口づけへと変わっていく。
「この唇も。全部俺の……俺のだ」
何をそんなに焦るのだろうか?僕はこんなに近くにいるのに。
「サムは……僕のだ」
「っ…………」
サムの動きが止まる。
「僕だって……サムが……もし他の人とって……」
「俺はアルだけだ」
「でも、子供が欲しくなったら?」
「そのときは養子をとる」
「……養子?」
「でもまだ先だ。今は甘い生活を送りたい」
甘い生活って自分で言うんだ。どんな生活?ずっとくっついててもいいの?
「そんなの僕わがまま言っちゃうかもよ」
「くく。言ってくれ」
「喧嘩もするかもよ」
「たまになら」
「でも僕も役に立ちたいんだ」
「頼りにしている」
「めちゃくちゃ甘えるかも」
「俺も」
「ふふ。愛してる」
「愛してる」
おでこをくっつけて笑いあう。サミュエルが緩やかに腰をグラインドすると堪らず喘ぎ声が大きくなる。
「んぁんんっ」
「やはり……可愛いすぎて心配だ」
ふいにサミュエルが僕の両膝の内側に手を入れ抱えこみM字のように股を広げた。え?恥ずかしいっ……。
「俺のでここをいっぱいにさせてくれ」
「……な、……何を言って……ばかぁっ」
肌と肌が擦れあって音がパンパンっとなるほど打ち付けれる。
「ぁあっ!んあぁあっ!」
「はっ……ぁっ!アルっ!」
サミュエルのかすれた声が艶っぽくて耳から犯される感覚に酔う。もうどこを突かれても気持ち良すぎてわからない。
「んんっ……ぁあっ……サムもっと……」
「……もっと?」
「ん……ぁん……」
「ココだな!」
的確にその場所を攻められてよがり狂う。
「ああああっ!そこっ……ぁあイイ」
「ふんっ……っ!……くぅ!ぁあ凄い締め付け……」
「ぁあっサムっ!だめっ……んぁあっもぉっ」
「イけ!俺もイクぞ!」
サムの腰の動きが速くなっていく。イッた瞬間、快感が脳天まで突き抜け、中にいるサミュエルをぎゅっと締め付けた。
「ぁっっぁっぁん……ぁああっ!」
「くっ…………」
どさりとサミュエルが僕の上に覆いかぶさる。互いに息を整えながら過ぎた快感に身をゆだねた。
「……アル?大丈夫か?」
「…………ん」
余韻に引きずられたままサミュエルを見上げると、またサミュエルの雄が大きくなる。
「んぁ?……なんで……?」
「色っぽ過ぎる!」
「……へ?……」
「この顔は俺だけだぞ!俺以外には見せるな!」
何言ってるんだ?どんな顔か自分じゃわからないのに。
「んぁ……まだ……動かない……で」
敏感な場所はまだ余韻が残っていてほんの少しの動きでも感じやすく……。
「ぁっ……やぁ……」
「悪い……止まれそうもない」
「え?……んぁあっ」
止める気なんかないくせに。
「もう嫌か?」
ズルい!そんな風に言われたら拒めないじゃないか!
「……嫌じゃない……けど」
「アル……愛している」
「明日は……午前は寝かせてね」
「善処する」
くすくすと笑いながらサミュエルは動きを再開した。
「んぁ……ぁあっ。そんなにしたら……もぉ」
「…………」
浴室からベットまでも抱きかかえられたまま運ばれる。ベットの枠には冷えた果実水と大きな香油の瓶が置いてあった。デセルトだろうな。どこまでも優秀な執事だ。サミュエルにやわらかな布で水滴を拭われ香油を身体に塗りたくられる。とくに後の部分は丁寧にしつこいほど塗り込まれている。
「あぅ!」
ぐりっと感じる場所を指で刺激されのけ反ると不満げな声が聞こえる。
「何を考えてる?まさかあの……ブルーノではないだろうな?」
「だれ?……」
「ノワールの執事だ」
「あ……母さまの従者だったとかいう?」
「アルは美しすぎるのだ!次から次へとっ!」
サミュエルの指の動きが速まる。内部をかき回し指の数が増やされていく。
「んぁあ!」
「近隣の領主たちのアルを見る目も!」
「まっ……って……」
サミュエルが何を怒っているのかが分からない。
「アルは……アルは俺のっ!」
嫉妬してくれてるのか?サミュエルが僕の事を?
「サムだけだ……僕がこうして身体を開くのは……」
サミュエルだけなんだ。僕の中に挿っていいのは。わかってるでしょ?
「…………っ」
「来て……サム」
「……アルベルト」
指が抜かれると物足りなさに腰が疼く。だがすぐに熱をもった硬い雄が僕の中へた挿ってきた。
「んぁっ……ぁ……サムぅ……」
「はっ……この綺麗な脚も……っ」
サミュエルが僕の片足を掴み足の裏を舐めだす。その間も腰の動きは止まらず、ゆっくりと抜き差しされる。
「ひぃやぁっ……んん」
足の裏って感じるって初めて知った。頭の先までゾクゾクした感じが走る。全身が快感を感じる様になったらどうしよう。これ以上感じちゃうとどうなっちゃうんだろう。不安になった僕はサミュエルの首に手を伸ばす。サミュエルは持ち上げた足を自分の肩にかけ顔を近づけてくれた。ちゅっとその唇に吸い付くと喘ぐ僕の息すら奪う様に深い口づけへと変わっていく。
「この唇も。全部俺の……俺のだ」
何をそんなに焦るのだろうか?僕はこんなに近くにいるのに。
「サムは……僕のだ」
「っ…………」
サムの動きが止まる。
「僕だって……サムが……もし他の人とって……」
「俺はアルだけだ」
「でも、子供が欲しくなったら?」
「そのときは養子をとる」
「……養子?」
「でもまだ先だ。今は甘い生活を送りたい」
甘い生活って自分で言うんだ。どんな生活?ずっとくっついててもいいの?
「そんなの僕わがまま言っちゃうかもよ」
「くく。言ってくれ」
「喧嘩もするかもよ」
「たまになら」
「でも僕も役に立ちたいんだ」
「頼りにしている」
「めちゃくちゃ甘えるかも」
「俺も」
「ふふ。愛してる」
「愛してる」
おでこをくっつけて笑いあう。サミュエルが緩やかに腰をグラインドすると堪らず喘ぎ声が大きくなる。
「んぁんんっ」
「やはり……可愛いすぎて心配だ」
ふいにサミュエルが僕の両膝の内側に手を入れ抱えこみM字のように股を広げた。え?恥ずかしいっ……。
「俺のでここをいっぱいにさせてくれ」
「……な、……何を言って……ばかぁっ」
肌と肌が擦れあって音がパンパンっとなるほど打ち付けれる。
「ぁあっ!んあぁあっ!」
「はっ……ぁっ!アルっ!」
サミュエルのかすれた声が艶っぽくて耳から犯される感覚に酔う。もうどこを突かれても気持ち良すぎてわからない。
「んんっ……ぁあっ……サムもっと……」
「……もっと?」
「ん……ぁん……」
「ココだな!」
的確にその場所を攻められてよがり狂う。
「ああああっ!そこっ……ぁあイイ」
「ふんっ……っ!……くぅ!ぁあ凄い締め付け……」
「ぁあっサムっ!だめっ……んぁあっもぉっ」
「イけ!俺もイクぞ!」
サムの腰の動きが速くなっていく。イッた瞬間、快感が脳天まで突き抜け、中にいるサミュエルをぎゅっと締め付けた。
「ぁっっぁっぁん……ぁああっ!」
「くっ…………」
どさりとサミュエルが僕の上に覆いかぶさる。互いに息を整えながら過ぎた快感に身をゆだねた。
「……アル?大丈夫か?」
「…………ん」
余韻に引きずられたままサミュエルを見上げると、またサミュエルの雄が大きくなる。
「んぁ?……なんで……?」
「色っぽ過ぎる!」
「……へ?……」
「この顔は俺だけだぞ!俺以外には見せるな!」
何言ってるんだ?どんな顔か自分じゃわからないのに。
「んぁ……まだ……動かない……で」
敏感な場所はまだ余韻が残っていてほんの少しの動きでも感じやすく……。
「ぁっ……やぁ……」
「悪い……止まれそうもない」
「え?……んぁあっ」
止める気なんかないくせに。
「もう嫌か?」
ズルい!そんな風に言われたら拒めないじゃないか!
「……嫌じゃない……けど」
「アル……愛している」
「明日は……午前は寝かせてね」
「善処する」
くすくすと笑いながらサミュエルは動きを再開した。
13
お気に入りに追加
269
あなたにおすすめの小説
【完結】悪役に転生した俺、推しに愛を伝えたら(体を)溺愛されるようになりました。
桜野夢花
BL
主人公の青山朶(あおやまえだ)は就活に失敗しニート生活を送っていた。そんな中唯一の娯楽は3ヵ月前に購入したBL異世界ゲームをすること。何回プレイしても物語序盤に推しキャラ・レイが敵の悪役キャラソウルに殺される。なので、レイが生きている場面を何度も何度も腐るようにプレイしていた。突然の事故で死に至った俺は大好きなレイがいる異世界にソウルとして転生してしまう。ソウルになり決意したことは、レイが幸せになってほしいということだったが、物語が進むにつれ、優しい、天使みたいなレイが人の性器を足で弄ぶ高慢無垢な国王だということを知る。次第に、ソウルがレイを殺すように何者かに仕向けられていたことを知り、許せない朶はとある行動を起こしていく。
※表紙絵はミカスケ様よりお借りしました。
残虐悪徳一族に転生した
白鳩 唯斗
BL
前世で読んでいた小説の世界。
男主人公とヒロインを阻む、悪徳一族に転生してしまった。
第三皇子として新たな生を受けた主人公は、残虐な兄弟や、悪政を敷く皇帝から生き残る為に、残虐な人物を演じる。
そんな中、主人公は皇城に訪れた男主人公に遭遇する。
ガッツリBLでは無く、愛情よりも友情に近いかもしれません。
*残虐な描写があります。
転生令息の飴玉達
meimei
BL
地球の日本で24歳まで生きた男が転生をして
男しかいない世界に。ん?この世界……一人っ子はハーレムを作るのが法律で決められてるの?受け攻めないの???どっちでも妊娠可能????えーー!!!てゆうか僕……一人っ子なんだけど。お父様…なぜハーレムを作って奥さん三人いるのに…僕一人っ子なのでしょうか??
この話は作者の妄想による全てフィクションです。
誤字脱字は流していただけると有り難いです!
悪役令息に憑依したけど、別に処刑されても構いません
ちあ
BL
元受験生の俺は、「愛と光の魔法」というBLゲームの悪役令息シアン・シュドレーに憑依(?)してしまう。彼は、主人公殺人未遂で処刑される運命。
俺はそんな運命に立ち向かうでもなく、なるようになる精神で死を待つことを決める。
舞台は、魔法学園。
悪役としての務めを放棄し静かに余生を過ごしたい俺だが、謎の隣国の特待生イブリン・ヴァレントに気に入られる。
なんだかんだでゲームのシナリオに巻き込まれる俺は何度もイブリンに救われ…?
※旧タイトル『愛と死ね』
ゲームの世界で美人すぎる兄が狙われているが
咲
BL
俺には大好きな兄がいる。3つ年上の高校生の兄。美人で優しいけどおっちょこちょいな可愛い兄だ。
ある日、そんな兄に話題のゲームを進めるとありえない事が起こった。
「あれ?ここってまさか……ゲームの中!?」
モンスターが闊歩する森の中で出会った警備隊に保護されたが、そいつは兄を狙っていたようで………?
重度のブラコン弟が兄を守ろうとしたり、壊れたブラコンの兄が一線越えちゃったりします。高確率でえろです。
※近親相姦です。バッチリ血の繋がった兄弟です。
※第三者×兄(弟)描写があります。
※ヤンデレの闇属性でビッチです。
※兄の方が優位です。
※男性向けの表現を含みます。
※左右非固定なのでコロコロ変わります。固定厨の方は推奨しません。
転生したらいつの間にかフェンリルになってた〜しかも美醜逆転だったみたいだけど俺には全く関係ない〜
春色悠
BL
俺、人間だった筈だけなんだけどなぁ………。ルイスは自分の腹に顔を埋めて眠る主を見ながら考える。ルイスの種族は今、フェンリルであった。
人間として転生したはずが、いつの間にかフェンリルになってしまったルイス。
その後なんやかんやで、ラインハルトと呼ばれる人間に拾われ、暮らしていくうちにフェンリルも悪くないなと思い始めた。
そんな時、この世界の価値観と自分の価値観がズレている事に気づく。
最終的に人間に戻ります。同性婚や男性妊娠も出来る世界ですが、基本的にR展開は無い予定です。
美醜逆転+髪の毛と瞳の色で美醜が決まる世界です。
愛されなかった俺の転生先は激重執着ヤンデレ兄達のもと
糖 溺病
BL
目が覚めると、そこは異世界。
前世で何度も夢に見た異世界生活、今度こそエンジョイしてみせる!ってあれ?なんか俺、転生早々監禁されてね!?
「俺は異世界でエンジョイライフを送るんだぁー!」
激重執着ヤンデレ兄達にトロトロのベタベタに溺愛されるファンタジー物語。
注※微エロ、エロエロ
・初めはそんなエロくないです。
・初心者注意
・ちょいちょい細かな訂正入ります。
悪役令息の従者に転職しました
*
BL
暗殺者なのに無様な失敗で死にそうになった俺をたすけてくれたのは、BLゲームで、どのルートでも殺されて悲惨な最期を迎える悪役令息でした。
依頼人には死んだことにして、悪役令息の従者に転職しました!
スパダリ(本人の希望)な従者と、ちっちゃくて可愛い悪役令息の、溺愛無双なお話です。
ハードな境遇も利用して元気にほのぼのコメディです! たぶん!(笑)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる