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20 結婚と出産を経た結果 ※R18
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ブラッドリーとドロテアが結婚してから一年半が経った。
ドロテアは長男のジルベルトをあやし、小さなベットに寝かせた。その際、ジルベルトはミルクをせがむようにドロテアの胸元をぎゅっと掴んだが、やがて眠気に負けてぽてっとベットに四肢をひろげた。
傍らにいた乳母がジルベルトにシーツをかけ、ドロテアにお休み下さいませと、言葉のかわりに頭を下げた。
「……ドロテア」
その様子を息を殺して見ていたブラッドリーは吐息を吹きかけるように声をかけた。決して寝たばかりの赤子を起こしてはいけないと既に経験しているようだ。
ドロテアの手を引き、夫婦の寝室に戻ってから、大きく息をはいたブラッドリーはドロテアをぎゅっと抱き締めた。
「あ、だめっ……母乳が出ちゃう」
「え、どれどれ?」
「もうっ」
ベットに押し倒されたドロテアの、そのネグリジェの胸元は濡れている。
ブラッドリーは布の上から舌を這わし、ドロテアの胸の頂を口に含んだ。布をかいしているせいか、母乳が染み込んで濡れた箇所がひろがっていく。
「もう、なんで……汚れちゃ、」
「ジルベルトはこれを二週間も飲んだのか。なんて奴だ。やはり羨ましい」
「もう! またそのようなことを! 出産したての女性の母乳は……栄養が、あ、ると……説明、し」
レロレロと舐められてドロテアが鼻で吐息を溢す。言葉では拒絶しつつも、今はネグリジェが邪魔だと思うほど、ブラッドリーの熱い舌に身を焦がされていた。
「母乳を飲ませると母親はとても喉が渇くそうだ。母上は二週間だけならと了承したが、私はあの時すぐにでもやめさせたかった。君が脱水で倒れたら元も子もない。早く出なくなればいい。それが無理ならせめて私だけがこの母乳を独り占めしたいと、何度思ったことか」
「そ、うやって……飲んでる間は、母乳が出続けますから、ね」
「……ではどうすれば止まると?」
「母乳を止めるには、母乳を出さないのが一番の近道かと」
「…………」
その言葉に胸からそっと顔を離すブラッドリー。そしてドロテアの背にくっつき、背後からお腹に手をまわして撫でた。
「っ、……まだ皮膚が元に戻っていないので」
「え? 触ってはだめ?」
「いやだから、出産から半年経った今もお腹が弛んでいるのです」
「頑張ったからなぁ。ドロテアのお腹、えらいよねぇ。あの薄い腹をどれだけ突いても大丈夫だったし、ジルベルトが成長してあんなに膨らんでも持ちこたえたし、バリュ王宮医の言う通り女性の体は尊いよね」
「……下ネタを混ぜるのはやめて下さい」
少しかさついた手がドロテアの太腿を撫でた。うなじから首筋にかけて湿り気のある音が響き、ドロテアが息を荒げていく。
耳のふちに熱い舌が這いまわり、背後からカチャカチャと音がした。次の瞬間、熱した棒を押し当てられたようにドロテアが肩を震わせた。
「はぁ……冷たくて気持ちいい」
「っ、……私の尻は、まるで焼きごてを当てられているようですわ、っ!」
途端、ぬるっとした先端がドロテアの臀部を掠めた。ブラッドリーが息を荒げて髪に鼻を埋めると、ドロテアは脳天が痺れたようにゾクゾクとした感覚に浸った。
尻にモノを押し当てられ、頭皮の匂いを嗅がれている。それだけでドロテアの思考は遥か遠くへ流されてしまいそうになる。
「こっち向いて」
「……っ、」
あまりブラッドリー様の顔は見たくない。本当に流されてしまうから。そう思ったドロテアがちらっと背後に目を向けると、ブラッドリーはドロテアの顎に手を添えて口付けをしてきた。
「……っ、ん」
見つめられながら啄むように触れては離れを繰り返し、はむっと下唇を食された。尻に押し当てられた熱いものが、同じく熱いドロテアのそこに擦りつけられ、粘着質のある水音が響いた。思わずドロテアは大きく息を吐いた。それを見計らっていたように口内にブラッドリーの舌が侵入する、それと同時にブラッドリー自身が中に挿ってきた。
「んっ、んん、ンっ、あっ、あ、んぅ!」
思考が吹き飛ぶような重い快感。それがゆっくりと中を突き進んでくる。舌を吸われながら、ドロテアは溢れ出した涙を止めることが出来ない。
固いのに先端がとても柔らかくて、ずっと挿れていたくなる。一日中でも痛くならないブラッドリーの杭。動かさなくても快感を拾ってしまい、唇を重ねているだけで多幸感に達してしまいそうになる。ブラッドリーとの行為はその手前を何度も行き来する。
ブラッドリーはドロテアのネグリジェをはだけさせ、胸の頂をとんとんと優しくタップした。中が反応を返すようにブラッドリーを締め付ける。
「ああ……可愛いね。今夜も私を離さないでくれ」
「っ、」
こんなにも気持ちよくなれる相手は前世を含めてもブラッドリーだけだった。挿れっぱなしで朝を迎えた日は数えきれないほど。少し動かされただけで限界がくる。ドロテアが気持ちいいからあまり動かないでくれと涙ながらに懇願すればブラッドリーは動きを止めて、また胸の頂をとんとんと指で突く。ドロテアの入り口は締め付けを繰り返し、その度にとろりとした液を溢れさせていく。
やがてブラッドリーに限界がきた。
腰を進めてドロテアの中を蹂躙しだしたのだ。互いにすぐ達してしまうのだが、この瞬間だけは全ての思考が濁流にのみこまれる。
「んぅ、ンっ、んうー!」
「……っ、う」
果てては息を整えて、またゆっくりとした旋律がはじまる。端から見たらとろとろのぐちゃぐちゃになったドロテアの中に、ブラッドリーのものが密度をぎちぎちにして刺さっている。入り口はきつそうに押し拡げられ、見た目はグロテスクだ。それでもドロテアに痛みはない。
「ドロテア、ドロテア……っ、」
背後から膝裏に腕をまわし、ぐいっとドロテアの片足を持ち上げたブラッドリーは先端を奥に擦りつけて口付けをせがんた。
「……ああっ、出ちゃう、この体勢やだっ。ブラッドリー様のが、逃げていっちゃう」
「また注げばいいじゃないか。こっちを向いておくれ」
手で繋がった箇所を必死に押さえるドロテア。ブラッドリー自身のも刺激してしまい、そのせいでまた軽く出してしまったブラッドリーを暴発させた。
挿れたまま勢いよく起き上がったブラッドリーはドロテアのネグリジェを剥ぎ取り、全裸になったドロテアの両足を大きく開かせた。
「やあッ! お腹見ないで!」
「なんで? 見たらだめ?」
今更ながら恥じらう乙女のようにドロテアが両手で顔を隠した。その手首をとりドロテアに唇を重ねる。
「ンっ、ん、ふっ」
ドロテアがキスに翻弄され力が抜けている内にブラッドリーもほぼ全裸になっていた。重なった素肌に安心感を得たドロテアはブラッドリーの腰に両足を絡め、首に抱き付いた。
「あー、お腹見せないようにしてる」
「……出産後は寝間着をつけたままするという約束を破ったのは誰ですか?」
「……私だけど。そんなに気にすること?」
「今はまだ腹に力が入らない状態でして、運動も控えているので」
「でも徐々にへこんできてるよね」
「それでも……見られたくないのです。今度脱がせたらコルセットを着けて寝ますからね?」
「…………フム」
「っ、あ」
ぐりっと押し付けられ、その刺激に大きく喉が反る。
その隙に上半身を起きあがらせたブラッドリーに腰を掴まれ、指が贅肉に食い込む。ドロテアは真っ赤な顔で抗議の声を上げた。
「ひどい! っ、ん……!」
ブラッドリーはぎりぎりまで自身を引き抜き、一気に突き挿れた。ドロテアがぐちゃぐちゃに啼いてしまうので、普段は殆どやらない動きだ。
「やあッ!」
「……もう出そう、だ」
ブラッドリーは 二度、三度と突き上げてドロテアの中で果てた。そして間を置かずに、お腹を手で隠しながら歯を食いしばって睨み付けてくるドロテアに幾度となく精を放った。
溢れ出した互いの体液でドロテアの尻までびちゃびちゃになった頃、空がうっすらと白んできた。
「……ひぃ、あ……もっ、……ごめんなさぁ……ゆるし……ぶらっ……さまぁ……!」
ずるずると引き抜いて、一気に挿れる。それはまだ続いていた。
「……はぁ。慣れないなぁ……やはり私は早漏なんだろうか?」
「ああっ!」
尻を突き上げるような体勢で後ろからブラッドリーに貫かれていたドロテアは全身を震えさせて達した。
「……っ、はぁはぁ……早、漏?」
これは絶倫というのでは?
ドロテアは何度も達して、その度に頭から考える力が抜けていって、ブラッドリーにせがまれるまま普段なら絶対言わない卑猥な台詞も言わされて、それで更に興奮したブラッドリーに体位を変えられ、上に乗らされずっと視姦されたり、駅弁スタイルでずっと耳に愛を囁かれたり、自分の中で出入りする様を鏡で見せられたり、とにかく感情が忙しかった。それもいつの間にか部屋が明るくなってきて少しだけ思考が戻ってきた。
「愛しいと感じたら、その者の全てが愛しくなるな。ジルベルトはここで育ったのだ。私が愛しいと感じる、この腹で」
大きな手で下腹部を撫で撫でされ、暖かい掌から体温が溶け合っていく。最中もずっと触られ、いつの間にか羞恥心より安心感を得ていたのに気付いた。一晩かけて慣らされてしまったのだ。
「……はい。もうお腹が恥ずかしいとか言いませんから、ブラッドリー様も遠回しに伝えるのはやめて。夫婦ではないですか。これからは行動に移す前にきちんと言葉にしましょう。ね?」
「そうか。私の想いが伝わったようで嬉しいよ」
ドロテアは尻を突き上げたまま息を吐いた。そしてずるっと崩れ落ち、シーツに意識ごと身を沈めた。
ドロテアは長男のジルベルトをあやし、小さなベットに寝かせた。その際、ジルベルトはミルクをせがむようにドロテアの胸元をぎゅっと掴んだが、やがて眠気に負けてぽてっとベットに四肢をひろげた。
傍らにいた乳母がジルベルトにシーツをかけ、ドロテアにお休み下さいませと、言葉のかわりに頭を下げた。
「……ドロテア」
その様子を息を殺して見ていたブラッドリーは吐息を吹きかけるように声をかけた。決して寝たばかりの赤子を起こしてはいけないと既に経験しているようだ。
ドロテアの手を引き、夫婦の寝室に戻ってから、大きく息をはいたブラッドリーはドロテアをぎゅっと抱き締めた。
「あ、だめっ……母乳が出ちゃう」
「え、どれどれ?」
「もうっ」
ベットに押し倒されたドロテアの、そのネグリジェの胸元は濡れている。
ブラッドリーは布の上から舌を這わし、ドロテアの胸の頂を口に含んだ。布をかいしているせいか、母乳が染み込んで濡れた箇所がひろがっていく。
「もう、なんで……汚れちゃ、」
「ジルベルトはこれを二週間も飲んだのか。なんて奴だ。やはり羨ましい」
「もう! またそのようなことを! 出産したての女性の母乳は……栄養が、あ、ると……説明、し」
レロレロと舐められてドロテアが鼻で吐息を溢す。言葉では拒絶しつつも、今はネグリジェが邪魔だと思うほど、ブラッドリーの熱い舌に身を焦がされていた。
「母乳を飲ませると母親はとても喉が渇くそうだ。母上は二週間だけならと了承したが、私はあの時すぐにでもやめさせたかった。君が脱水で倒れたら元も子もない。早く出なくなればいい。それが無理ならせめて私だけがこの母乳を独り占めしたいと、何度思ったことか」
「そ、うやって……飲んでる間は、母乳が出続けますから、ね」
「……ではどうすれば止まると?」
「母乳を止めるには、母乳を出さないのが一番の近道かと」
「…………」
その言葉に胸からそっと顔を離すブラッドリー。そしてドロテアの背にくっつき、背後からお腹に手をまわして撫でた。
「っ、……まだ皮膚が元に戻っていないので」
「え? 触ってはだめ?」
「いやだから、出産から半年経った今もお腹が弛んでいるのです」
「頑張ったからなぁ。ドロテアのお腹、えらいよねぇ。あの薄い腹をどれだけ突いても大丈夫だったし、ジルベルトが成長してあんなに膨らんでも持ちこたえたし、バリュ王宮医の言う通り女性の体は尊いよね」
「……下ネタを混ぜるのはやめて下さい」
少しかさついた手がドロテアの太腿を撫でた。うなじから首筋にかけて湿り気のある音が響き、ドロテアが息を荒げていく。
耳のふちに熱い舌が這いまわり、背後からカチャカチャと音がした。次の瞬間、熱した棒を押し当てられたようにドロテアが肩を震わせた。
「はぁ……冷たくて気持ちいい」
「っ、……私の尻は、まるで焼きごてを当てられているようですわ、っ!」
途端、ぬるっとした先端がドロテアの臀部を掠めた。ブラッドリーが息を荒げて髪に鼻を埋めると、ドロテアは脳天が痺れたようにゾクゾクとした感覚に浸った。
尻にモノを押し当てられ、頭皮の匂いを嗅がれている。それだけでドロテアの思考は遥か遠くへ流されてしまいそうになる。
「こっち向いて」
「……っ、」
あまりブラッドリー様の顔は見たくない。本当に流されてしまうから。そう思ったドロテアがちらっと背後に目を向けると、ブラッドリーはドロテアの顎に手を添えて口付けをしてきた。
「……っ、ん」
見つめられながら啄むように触れては離れを繰り返し、はむっと下唇を食された。尻に押し当てられた熱いものが、同じく熱いドロテアのそこに擦りつけられ、粘着質のある水音が響いた。思わずドロテアは大きく息を吐いた。それを見計らっていたように口内にブラッドリーの舌が侵入する、それと同時にブラッドリー自身が中に挿ってきた。
「んっ、んん、ンっ、あっ、あ、んぅ!」
思考が吹き飛ぶような重い快感。それがゆっくりと中を突き進んでくる。舌を吸われながら、ドロテアは溢れ出した涙を止めることが出来ない。
固いのに先端がとても柔らかくて、ずっと挿れていたくなる。一日中でも痛くならないブラッドリーの杭。動かさなくても快感を拾ってしまい、唇を重ねているだけで多幸感に達してしまいそうになる。ブラッドリーとの行為はその手前を何度も行き来する。
ブラッドリーはドロテアのネグリジェをはだけさせ、胸の頂をとんとんと優しくタップした。中が反応を返すようにブラッドリーを締め付ける。
「ああ……可愛いね。今夜も私を離さないでくれ」
「っ、」
こんなにも気持ちよくなれる相手は前世を含めてもブラッドリーだけだった。挿れっぱなしで朝を迎えた日は数えきれないほど。少し動かされただけで限界がくる。ドロテアが気持ちいいからあまり動かないでくれと涙ながらに懇願すればブラッドリーは動きを止めて、また胸の頂をとんとんと指で突く。ドロテアの入り口は締め付けを繰り返し、その度にとろりとした液を溢れさせていく。
やがてブラッドリーに限界がきた。
腰を進めてドロテアの中を蹂躙しだしたのだ。互いにすぐ達してしまうのだが、この瞬間だけは全ての思考が濁流にのみこまれる。
「んぅ、ンっ、んうー!」
「……っ、う」
果てては息を整えて、またゆっくりとした旋律がはじまる。端から見たらとろとろのぐちゃぐちゃになったドロテアの中に、ブラッドリーのものが密度をぎちぎちにして刺さっている。入り口はきつそうに押し拡げられ、見た目はグロテスクだ。それでもドロテアに痛みはない。
「ドロテア、ドロテア……っ、」
背後から膝裏に腕をまわし、ぐいっとドロテアの片足を持ち上げたブラッドリーは先端を奥に擦りつけて口付けをせがんた。
「……ああっ、出ちゃう、この体勢やだっ。ブラッドリー様のが、逃げていっちゃう」
「また注げばいいじゃないか。こっちを向いておくれ」
手で繋がった箇所を必死に押さえるドロテア。ブラッドリー自身のも刺激してしまい、そのせいでまた軽く出してしまったブラッドリーを暴発させた。
挿れたまま勢いよく起き上がったブラッドリーはドロテアのネグリジェを剥ぎ取り、全裸になったドロテアの両足を大きく開かせた。
「やあッ! お腹見ないで!」
「なんで? 見たらだめ?」
今更ながら恥じらう乙女のようにドロテアが両手で顔を隠した。その手首をとりドロテアに唇を重ねる。
「ンっ、ん、ふっ」
ドロテアがキスに翻弄され力が抜けている内にブラッドリーもほぼ全裸になっていた。重なった素肌に安心感を得たドロテアはブラッドリーの腰に両足を絡め、首に抱き付いた。
「あー、お腹見せないようにしてる」
「……出産後は寝間着をつけたままするという約束を破ったのは誰ですか?」
「……私だけど。そんなに気にすること?」
「今はまだ腹に力が入らない状態でして、運動も控えているので」
「でも徐々にへこんできてるよね」
「それでも……見られたくないのです。今度脱がせたらコルセットを着けて寝ますからね?」
「…………フム」
「っ、あ」
ぐりっと押し付けられ、その刺激に大きく喉が反る。
その隙に上半身を起きあがらせたブラッドリーに腰を掴まれ、指が贅肉に食い込む。ドロテアは真っ赤な顔で抗議の声を上げた。
「ひどい! っ、ん……!」
ブラッドリーはぎりぎりまで自身を引き抜き、一気に突き挿れた。ドロテアがぐちゃぐちゃに啼いてしまうので、普段は殆どやらない動きだ。
「やあッ!」
「……もう出そう、だ」
ブラッドリーは 二度、三度と突き上げてドロテアの中で果てた。そして間を置かずに、お腹を手で隠しながら歯を食いしばって睨み付けてくるドロテアに幾度となく精を放った。
溢れ出した互いの体液でドロテアの尻までびちゃびちゃになった頃、空がうっすらと白んできた。
「……ひぃ、あ……もっ、……ごめんなさぁ……ゆるし……ぶらっ……さまぁ……!」
ずるずると引き抜いて、一気に挿れる。それはまだ続いていた。
「……はぁ。慣れないなぁ……やはり私は早漏なんだろうか?」
「ああっ!」
尻を突き上げるような体勢で後ろからブラッドリーに貫かれていたドロテアは全身を震えさせて達した。
「……っ、はぁはぁ……早、漏?」
これは絶倫というのでは?
ドロテアは何度も達して、その度に頭から考える力が抜けていって、ブラッドリーにせがまれるまま普段なら絶対言わない卑猥な台詞も言わされて、それで更に興奮したブラッドリーに体位を変えられ、上に乗らされずっと視姦されたり、駅弁スタイルでずっと耳に愛を囁かれたり、自分の中で出入りする様を鏡で見せられたり、とにかく感情が忙しかった。それもいつの間にか部屋が明るくなってきて少しだけ思考が戻ってきた。
「愛しいと感じたら、その者の全てが愛しくなるな。ジルベルトはここで育ったのだ。私が愛しいと感じる、この腹で」
大きな手で下腹部を撫で撫でされ、暖かい掌から体温が溶け合っていく。最中もずっと触られ、いつの間にか羞恥心より安心感を得ていたのに気付いた。一晩かけて慣らされてしまったのだ。
「……はい。もうお腹が恥ずかしいとか言いませんから、ブラッドリー様も遠回しに伝えるのはやめて。夫婦ではないですか。これからは行動に移す前にきちんと言葉にしましょう。ね?」
「そうか。私の想いが伝わったようで嬉しいよ」
ドロテアは尻を突き上げたまま息を吐いた。そしてずるっと崩れ落ち、シーツに意識ごと身を沈めた。
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