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息詰まる死闘
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ディアヴォロスはまた、見えない程の速さで剣を持ち上げ振り下ろす。
下げた剣はローランデが避ける時だけ、銀にぎらりと光る刃がくっきり、視界に浮かび上がる。
背を反り返らせ、ぎりぎり胸を掠る剣を避けるローランデ。
が、突然はっ!!!として一気に下に、その身は沈む。
ディアヴォロスの剣は、下げきったところでピタリと止まり、が今度は横へ、薙ぎ払われていた。
ローランデは背を反り返したまま床に沈み、だが直ぐ足をディアヴォロスに向けて滑らせ、剣を潜り抜けてディアヴォロスの懐へと、潜り込みながらも剣を持ち上げようとし…。
ディアヴォロスの胸元へと剣を、振ろうとした時。
瞬時に振られたディアヴォロスの見えない剣の気配に、一瞬固まり直ぐまた下へと身を沈め、ディアヴォロスの股の間を転がりながら潜り抜け、けれど起き上がらずそのまま転がりながら、間合いから抜け出た。
転がり続けるローランデに振り向くディアヴォロスは、数度剣を振り下ろそうとし…。
結果振らず、間合いから遠く抜け出てようやく転がるのを止めて身を起こすローランデと、相対す。
けれど今度はディアヴォロスの方から。
一気に駆け寄って剣を薙ぎ払う。
ざしっっっ!!!
おおおおおっ!!!
悲鳴に近い、絶叫が場内に響き渡る。
がちっ!!!
剣の、合わさる音はするのに。
ディアヴォロスはとっくに剣を引き、髪をなびかせ身を翻すローランデ相手にもう、肘を引いて剣を振り上げていた。
「ダメだ…!」
「殺られるっ!!!」
がちっ!!!
が今度、剣は合わさり、止まっていた。
ローランデが決死で、剣を真上に突き上げ、斜めから薙ぎ払うディアヴォロスの豪速の剣を、止めていた。
ローランデの、表情が苦しげにゆがむ。
が、その青い瞳のどこにも敗北の色は無く、今だ挑み続ける挑戦者の青い目を向け、合わせた剣を一気に引いて下げ、また歩を横に、滑らせた。
あれだけ激しいディアヴォロスの攻撃を受けながら…だがローランデはそれでも果敢に、ディアヴォロスの斜め横から、身を左右に揺らし、斬りかかる。
もう…誰もが声を、失った。
失意なんて、無い。
死をも恐れぬ明るく挑み続ける青い瞳に、誰もが視線を釘付けられた。
「行け!!!」
「突っ込め!!!」
拳を握り、叫ぶ男達。
ローランデは流麗に髪を流しながら、巨大な鉄壁へと、突っ込んで行く。
ディアヴォロスの剣が、見えない速さで振り下ろされる。
がローランデは身を横に思い切り倒し避けながらも、突っ込む足を止めない!!!
柄を握り込んで、剣を突き立て突っ込んで行く!!!
おおおおおおおおおっ!!!
とうとう場内が、ローランデのその勇気に魅了され、熱狂的に叫んでた。
剣が、合わさる。
見えない程の速さで二度、三度、四度。
ローランデとディアヴォロスはどちらが早いかを競うように、あっという間に四度剣を合わせ、咄嗟突いたローランデの剣をディアヴォロスは身を横にして避ける。
長く縮れたディアヴォロスの黒髪が、背にばっ!!!と散る。
がもう次の瞬間、目に見えぬ速さでディアヴォロスの剣がローランデに突き刺さる。
腹を抉る鋭い剣を、ローランデは身を横にし、避けきっていた。
けれど誰もが、それを見た。
ローランデが引いた身を戻すと同時、腹の切られたシャツが、白くひるがえる様を。
がローランデはもう、飛び上がっていた。
宙に向けて飛ぶ、ディアヴォロスの剣。
ローランデは身を貫く剣を、横に思いっきり背を反り返し、宙返りして避けきる。
着地場所に、けれどディアヴォロスはもう剣を、振り斬っていた。
ローランデは身を後ろに引き、薙ぎ払う剣をやはり紙一重で交わす。
けれどまた、ディアヴォロスの剣はスライドし、ローランデは床に転がり込み、そのまま転がって、間合いから引かされた。
何度…!
どれだけ果敢に飛び込んでも、引かされる。
皆誰もが、ローランデは暫く休み、出方をうかがうだろうと思った。
けれどローランデは髪をなびかせ、再び突っ込んで行く!!!
お…!
その…勇姿は胸を打った。
どれだけ強い敵でも決して引かず、恐れなど微塵も無く戦い抜く勇姿!
一体誰が…あれほど優雅で優しげな貴公子の中に、これ程の闘争心が眠っているなど、想像出来たことだろう?!
ディアヴォロスの見えない剣が斜め下に薙ぎ払われる。
ローランデは転びそうになりながらもそれでも、避けそして…瞬時に身を起こし、更にまた薙ぎ払うディアヴォロスの剣をも、横に飛んで避ける。
その都度。
真っ直ぐに近い、淡い栗毛と濃い栗毛が交互に混じる、流麗な髪がなびく。
くっきりと浮かび上がる、折れぬ青い瞳。
白い肌。
掴む剣はしなやかに動き、素早くて目で追えず、時折銀の閃光を放ちながら、ディアヴォロスへと振られては…その都度、ディアヴォロスの腹を抉る剣に体勢を崩され、振り切る事を断念し、それでも…ローランデの青い瞳は、諦めることをしない。
誰もが…声にならない声を、上げていた。
“どこまで…。
どこまで戦い続ける?!”
がっっっっ!!!
とうとう…ディアヴォロスの剣が、突き出されたローランデの剣を捕らえる。
ディアスのその時の瞳は射るようで、瞳を弾くグレーの瞳がぞくり…!とした鋭さを帯びて輝き、剣はローランデの剣を。
叩き斬っていた。
からん…!
剣が真っ二つに、折れて床に転がる。
ローランデは息を弾ませ、剣を構えたまま…それでも、ディアヴォロスを見据え、外す事無く…。
ディアヴォロスがゆっくりと…瞳から鋭さを消し、平常の…穏やかな瞳へと戻り、下げた腰を上げ、剣を下げ…。
ローランデは気づいて、弾かれたように身を起こし、剣を下げて立つ。
けれど青い瞳は挑むまま。
ディアヴォロスを見据えたまま、外さない。
ディアヴォロスの瞳がゆっくりと…微笑に変わる。
その時、ローランデはほうっ…と吐息を大きく吐き出し、顔を下げて目を、閉じた。
そしてゆっくり、戦意を解くと、微笑むディアヴォロスへ向かい、先の折れた剣を脇に抱え、手を、差し出す。
ディアヴォロスが差し出されたローランデの手を握り返した時。
場内は息を吹き返したように、津波のような声を上げた。
ぉぉぉおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっっっっっっ!!!
「良く…よく戦った!!!」
「凄かったぞ!!!一年坊!!!」
「良くやった!!!」
ディアヴォロスは微笑んで、握るローランデの手を引き寄せ…息の弾むローランデに、何か囁いた。
ローランデは呆けたようにそれを聞き…後、頬をほんのり染め、嬉しそうに、頷いた。
「勝者!!!
ディアヴォロス!!!」
どっおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉっっっっ!!!
一年らは、ぎょっ!!!とした。
皆一斉に立ち上がり、叫ぶ声で場内が揺れていた。
津波のような咆吼は止むこと無く鳴り響き、ディアヴォロスはその時、がっ!!!と拳を上に高く、突き上げた。
おおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!
咆吼に混じり
「ディアス」
「ディアス!!!」
「ディアヴォロスっ!!!」
彼の名を叫ぶ声が混じる。
やがて場内の男らは
「ディアヴォロス!!!」
その名を大合唱して唱え始めた。
ローランデは横の長身の、ディアヴォロスのその勇姿に見惚れ、立ちすくんでいた。
が、ディアヴォロスに手首を掴まれ、上に持ち上げられる。
ぉおおおおおおおおおおおおおおおおおっっっっっっ!!!
「凄かっだ一年!!!」
「魅せてくれた!!!」
「良く戦った!!!」
「感動したぞ!!!」
その中で、甲高い悲鳴のような声。
「ローランデ!!!
最高っ!!!」
皆が一気にその声の主に振り向き…場内はいきなり、静まり返る。
ローランデも振り向いたけど…叫んだのはシェイルで。
シェイルはあれだけ大声上げてた男らが、いきなりシン…となって、揃って自分を見つめているのに、頬染めてびっくりして、声も出ない様子。
ディアヴォロスはそれを見て、改めて下がりかけたローランデの腕を真上に引き上げ、皆に見せた後。
シェイルに向かってゆっくり、片足後ろに引いて腰を下げ、頭も下げ。
剣持つ腕を後ろに引き、優雅に礼を取った。
皆、まるで舞踏会で貴婦人に礼を取るようなディアヴォロスの態度に、きょとん。
としていたけれど、ヤッケルだけが。
ぱちぱちぱち…。
と拍手し。
ローフィスも…オーガスタスもその拍手に加わり、やがてディングレー、ディングレーに習う三年大貴族ら。
と、拍手は広がり行き、とうとう場内は、拍手で埋め尽くされた。
下げた剣はローランデが避ける時だけ、銀にぎらりと光る刃がくっきり、視界に浮かび上がる。
背を反り返らせ、ぎりぎり胸を掠る剣を避けるローランデ。
が、突然はっ!!!として一気に下に、その身は沈む。
ディアヴォロスの剣は、下げきったところでピタリと止まり、が今度は横へ、薙ぎ払われていた。
ローランデは背を反り返したまま床に沈み、だが直ぐ足をディアヴォロスに向けて滑らせ、剣を潜り抜けてディアヴォロスの懐へと、潜り込みながらも剣を持ち上げようとし…。
ディアヴォロスの胸元へと剣を、振ろうとした時。
瞬時に振られたディアヴォロスの見えない剣の気配に、一瞬固まり直ぐまた下へと身を沈め、ディアヴォロスの股の間を転がりながら潜り抜け、けれど起き上がらずそのまま転がりながら、間合いから抜け出た。
転がり続けるローランデに振り向くディアヴォロスは、数度剣を振り下ろそうとし…。
結果振らず、間合いから遠く抜け出てようやく転がるのを止めて身を起こすローランデと、相対す。
けれど今度はディアヴォロスの方から。
一気に駆け寄って剣を薙ぎ払う。
ざしっっっ!!!
おおおおおっ!!!
悲鳴に近い、絶叫が場内に響き渡る。
がちっ!!!
剣の、合わさる音はするのに。
ディアヴォロスはとっくに剣を引き、髪をなびかせ身を翻すローランデ相手にもう、肘を引いて剣を振り上げていた。
「ダメだ…!」
「殺られるっ!!!」
がちっ!!!
が今度、剣は合わさり、止まっていた。
ローランデが決死で、剣を真上に突き上げ、斜めから薙ぎ払うディアヴォロスの豪速の剣を、止めていた。
ローランデの、表情が苦しげにゆがむ。
が、その青い瞳のどこにも敗北の色は無く、今だ挑み続ける挑戦者の青い目を向け、合わせた剣を一気に引いて下げ、また歩を横に、滑らせた。
あれだけ激しいディアヴォロスの攻撃を受けながら…だがローランデはそれでも果敢に、ディアヴォロスの斜め横から、身を左右に揺らし、斬りかかる。
もう…誰もが声を、失った。
失意なんて、無い。
死をも恐れぬ明るく挑み続ける青い瞳に、誰もが視線を釘付けられた。
「行け!!!」
「突っ込め!!!」
拳を握り、叫ぶ男達。
ローランデは流麗に髪を流しながら、巨大な鉄壁へと、突っ込んで行く。
ディアヴォロスの剣が、見えない速さで振り下ろされる。
がローランデは身を横に思い切り倒し避けながらも、突っ込む足を止めない!!!
柄を握り込んで、剣を突き立て突っ込んで行く!!!
おおおおおおおおおっ!!!
とうとう場内が、ローランデのその勇気に魅了され、熱狂的に叫んでた。
剣が、合わさる。
見えない程の速さで二度、三度、四度。
ローランデとディアヴォロスはどちらが早いかを競うように、あっという間に四度剣を合わせ、咄嗟突いたローランデの剣をディアヴォロスは身を横にして避ける。
長く縮れたディアヴォロスの黒髪が、背にばっ!!!と散る。
がもう次の瞬間、目に見えぬ速さでディアヴォロスの剣がローランデに突き刺さる。
腹を抉る鋭い剣を、ローランデは身を横にし、避けきっていた。
けれど誰もが、それを見た。
ローランデが引いた身を戻すと同時、腹の切られたシャツが、白くひるがえる様を。
がローランデはもう、飛び上がっていた。
宙に向けて飛ぶ、ディアヴォロスの剣。
ローランデは身を貫く剣を、横に思いっきり背を反り返し、宙返りして避けきる。
着地場所に、けれどディアヴォロスはもう剣を、振り斬っていた。
ローランデは身を後ろに引き、薙ぎ払う剣をやはり紙一重で交わす。
けれどまた、ディアヴォロスの剣はスライドし、ローランデは床に転がり込み、そのまま転がって、間合いから引かされた。
何度…!
どれだけ果敢に飛び込んでも、引かされる。
皆誰もが、ローランデは暫く休み、出方をうかがうだろうと思った。
けれどローランデは髪をなびかせ、再び突っ込んで行く!!!
お…!
その…勇姿は胸を打った。
どれだけ強い敵でも決して引かず、恐れなど微塵も無く戦い抜く勇姿!
一体誰が…あれほど優雅で優しげな貴公子の中に、これ程の闘争心が眠っているなど、想像出来たことだろう?!
ディアヴォロスの見えない剣が斜め下に薙ぎ払われる。
ローランデは転びそうになりながらもそれでも、避けそして…瞬時に身を起こし、更にまた薙ぎ払うディアヴォロスの剣をも、横に飛んで避ける。
その都度。
真っ直ぐに近い、淡い栗毛と濃い栗毛が交互に混じる、流麗な髪がなびく。
くっきりと浮かび上がる、折れぬ青い瞳。
白い肌。
掴む剣はしなやかに動き、素早くて目で追えず、時折銀の閃光を放ちながら、ディアヴォロスへと振られては…その都度、ディアヴォロスの腹を抉る剣に体勢を崩され、振り切る事を断念し、それでも…ローランデの青い瞳は、諦めることをしない。
誰もが…声にならない声を、上げていた。
“どこまで…。
どこまで戦い続ける?!”
がっっっっ!!!
とうとう…ディアヴォロスの剣が、突き出されたローランデの剣を捕らえる。
ディアスのその時の瞳は射るようで、瞳を弾くグレーの瞳がぞくり…!とした鋭さを帯びて輝き、剣はローランデの剣を。
叩き斬っていた。
からん…!
剣が真っ二つに、折れて床に転がる。
ローランデは息を弾ませ、剣を構えたまま…それでも、ディアヴォロスを見据え、外す事無く…。
ディアヴォロスがゆっくりと…瞳から鋭さを消し、平常の…穏やかな瞳へと戻り、下げた腰を上げ、剣を下げ…。
ローランデは気づいて、弾かれたように身を起こし、剣を下げて立つ。
けれど青い瞳は挑むまま。
ディアヴォロスを見据えたまま、外さない。
ディアヴォロスの瞳がゆっくりと…微笑に変わる。
その時、ローランデはほうっ…と吐息を大きく吐き出し、顔を下げて目を、閉じた。
そしてゆっくり、戦意を解くと、微笑むディアヴォロスへ向かい、先の折れた剣を脇に抱え、手を、差し出す。
ディアヴォロスが差し出されたローランデの手を握り返した時。
場内は息を吹き返したように、津波のような声を上げた。
ぉぉぉおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっっっっっっ!!!
「良く…よく戦った!!!」
「凄かったぞ!!!一年坊!!!」
「良くやった!!!」
ディアヴォロスは微笑んで、握るローランデの手を引き寄せ…息の弾むローランデに、何か囁いた。
ローランデは呆けたようにそれを聞き…後、頬をほんのり染め、嬉しそうに、頷いた。
「勝者!!!
ディアヴォロス!!!」
どっおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉっっっっ!!!
一年らは、ぎょっ!!!とした。
皆一斉に立ち上がり、叫ぶ声で場内が揺れていた。
津波のような咆吼は止むこと無く鳴り響き、ディアヴォロスはその時、がっ!!!と拳を上に高く、突き上げた。
おおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!
咆吼に混じり
「ディアス」
「ディアス!!!」
「ディアヴォロスっ!!!」
彼の名を叫ぶ声が混じる。
やがて場内の男らは
「ディアヴォロス!!!」
その名を大合唱して唱え始めた。
ローランデは横の長身の、ディアヴォロスのその勇姿に見惚れ、立ちすくんでいた。
が、ディアヴォロスに手首を掴まれ、上に持ち上げられる。
ぉおおおおおおおおおおおおおおおおおっっっっっっ!!!
「凄かっだ一年!!!」
「魅せてくれた!!!」
「良く戦った!!!」
「感動したぞ!!!」
その中で、甲高い悲鳴のような声。
「ローランデ!!!
最高っ!!!」
皆が一気にその声の主に振り向き…場内はいきなり、静まり返る。
ローランデも振り向いたけど…叫んだのはシェイルで。
シェイルはあれだけ大声上げてた男らが、いきなりシン…となって、揃って自分を見つめているのに、頬染めてびっくりして、声も出ない様子。
ディアヴォロスはそれを見て、改めて下がりかけたローランデの腕を真上に引き上げ、皆に見せた後。
シェイルに向かってゆっくり、片足後ろに引いて腰を下げ、頭も下げ。
剣持つ腕を後ろに引き、優雅に礼を取った。
皆、まるで舞踏会で貴婦人に礼を取るようなディアヴォロスの態度に、きょとん。
としていたけれど、ヤッケルだけが。
ぱちぱちぱち…。
と拍手し。
ローフィスも…オーガスタスもその拍手に加わり、やがてディングレー、ディングレーに習う三年大貴族ら。
と、拍手は広がり行き、とうとう場内は、拍手で埋め尽くされた。
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