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晴れる暗雲
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アドラフレンはやっと場が落ち着いたので、ホンモノの部下に叔父を引っ立てるよう、首を振る。
部下らは両端に立つ、女装の警備兵二人をそっ…と押し退け、ベルトを床から拾い、叔父を立たせ、顔をしかめながらズボンを上げた。
エラインは
「せっかく剥いたんだから。
牢獄で辛くないよう、慣らしてあげたら?」
と部下に言う。
部下は顔を背け
「私にも、好みと言う物がありますから」
と断った。
アドラフレンの部下が、叔父を部屋から連れ出した後。
ニーシャが腕組みしたまま、妹にぼやく。
「本気で、ここで調教する気だった?」
エラインはムキになった。
「姉様はいいわよ!
いつも気に入らない男を拉致し、たっぷり調教してるから!
私なんて、滅多に機会が無いのよ!」
ディングレーとローフィスが見てると、アドラフレンと。
そして義母の横に立つエルベスまでもが、顔を下げていた。
アイリスは祖母と一緒に、父親の側に跪くマレーを、別室へと促す。
マレーが立ち上がると、大公家の治療師が父親の横に付き、薬と水を差し出していた。
祖母は優しくマレーに語りかける。
「大丈夫。
熟練の治療師だし、ちゃんと健康になるまで、付き添わせるから」
小柄なマレーは祖母を見上げ、優しい雰囲気に心和むように微笑み、頷く。
義母の前では、アドラフレンが
「貴方の刑罰は、とても重い。
貴方がマレーの父親に飲ませた薬を、飲んで頂く」
と言い渡していた。
義母は目を見開くと
「冗談じゃないわ!!!」
と叫ぶ。
横に居たエルベスが、すかさず尋ねた。
「…自分が到底飲めないような薬を、他人に平気で…しかも何ヶ月も、飲ませたんですか?」
義母は唇を噛む。
「だってあの男は私よりうんと頑健で、体だって大きいじゃない!!!」
「その男が、今はあの有様だ」
アドラフレンが、廃人同然の、虚ろで現実がロクに認識出来ていないようなマレーの父を手で指し示し、静かに言い放つと、義母は縋るようにアドラフレンを見た。
「左の王家」では珍しい、栗毛の直毛。
瞳も色も、淡いブルー。
どこから見ても完璧な宮廷貴公子で、柔和で優しげな、整いきった顔立ちをしていたけれど、態度には大物の醸し出す迫力が滲み出ていた。
「…子供が居ますの!
あの子を置いて…牢獄には行けません!」
アドラフレンは即座に言い返す。
「フォッディスにも、子供はいた。
貴方はその子供に、どんな仕打ちをしたのか分かっているのか?」
義母はその時、目を見開いて…アイリスとその祖母に両側を取り囲まれた、マレーに振り向く。
「…嫌…!
まさかあの子を…マレーと同じ目に遭わせる気?!
絶対、ダメよ!!!」
マレーが突然、きっ!!!と目を剥き、義母を睨めつけた。
義母は後ろ手で縄打たれていたから…もう強気の言葉は吐かず、ひたすら目前のアドラフレンに懇願する。
「お願いです!
まだ幼いの!
私と、引き離されたらあの子はこの後、どうなるの?!
一緒に居させて!!!」
アドラフレンは即座に言葉を返す。
「薬で廃人になった貴方と?
毎日、母の犯した罪を見せつけられて?
それを貴方は希望するのですか?」
義母はとうとう、泣き出した。
「薬を飲まなくて済むなら、何でもします!!!
罪人の、性欲のはけ口になったっていい!!!
だからお願い…お願いです!!!
牢獄でもいいから、あの子と一緒に…!!!」
祖母は振り向くと、ぴしゃりと言った。
「罪人でも無いのに、幼い子を牢獄?!
とんでもないわ!!!
貴方…この子と父親に、どんな酷い事したか、分かってないようね?!
貴方の子供は私が引き取り、領地の小作人として、真っ当で分別ある人間に育てます!」
義母はそれでも…子供に振り向き、引き離される事に心が引き裂かれる表情を浮かべた。
けれど幼子は、何が起こってるのか分からないみたいに、もじもじと下を向いて、身を幼気に左右に振っていた。
そして、横に立つ立派な警備兵の、ズボンを小さな手で、握りしめてる。
アドラフレンはそれを見て、とうとう言った。
「連れて行け」
義母は首を、大袈裟に振る。
「最期に…最期にあの子を抱かせて!」
けれどアドラフレンは子供の様子を伺う。
幼子は…実の母では無く、廃人になったマレーの父親を見ていた。
そして何も映さない空色の瞳を、下げる。
横の警備兵に
「ダァダ…抱っこ…」
と、マレーの父親を指さす。
警備兵は屈み込むと、幼子に言い聞かす。
「…今は無理だ」
アドラフレンはため息吐くと
「子供は君より、マレーの父親に愛情を感じているようだ。
諦めたまえ」
と言って、義母をひっ立てるよう、兵に首を振る。
義母は気狂いのような金切り声を上げ始めた。
「きぃぃぃあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
身を揺すり、抗いながら。
しかし力の強い男達に、力尽くで引きずられ、それでも喚き散らす。
「人非人!!!
幼い子を母親から取り上げて、良く平気ね!!!
鬼畜!!!
おぞましい悪霊!!!」
パン!!!
ニーシャが駆け寄ると、喚く義母の頬を平手で、痕が残るほどの強さで叩く。
「…往生際が悪いわね!!!
悪事を働くんなら、ちゃんと覚悟してやる事ね!!!
今言った言葉は全部、あんたに当てはまる。
あんたはマレーとその父親の、人生を奪ったのよ!!!」
義母がまだ口を開くと、ニーシャは反対側の頬を直ぐ張る。
パン!!!
張られた拍子に顔を俯け、それでもまだ。
顔を上げて、義母は叫ぼうと口を開ける。
パン!!!
パン!!!
パンッ!!!
「…叫ぶなら。
まだ叩くわよ」
ニーシャに凄まれ、きつい青紫の瞳で睨み付けられ…。
義母はようやく、黙った。
義母が引きずられるようにして、室内から出されると。
ニーシャはアドラフレンに振り向き、言い放つ。
「出過ぎたマネだったけど。
許してね。
腹が立ちすぎて、抑えようも無かったの」
アドラフレンは頷くと
「いや。
助かった」
と言葉を返す。
今度、ニーシャはマレーに振り向く。
「…貴方が、したかったでしょうけど…」
けれどマレーは、首を横に振った。
「いいえ…!
…僕…なら………。
殺してしまうかもしれない………」
そう言って、俯いた。
ローフィスとディングレーは、マレーの腰の横に下がった、血まみれのマレーの拳を見た。
マレーは…そっと、幼子を覗う。
指を咥え、父を見てる。
項垂れて…正気を無くしたように俯いてる父を。
母親の消えた、扉では無く。
その時…マレーはその子が、父に抱き上げられた時。
輝くような笑顔を向けていたことを、思い出す。
…激しく、嫉妬した。
けれど…母親に手を引かれてる時。
そういえばいつも、虚ろな目をしてた………。
アドラフレンはニーシャに寄る。
ニーシャも頷く。
「あの子…ホントにあの女の子供かどうか、疑問ね…」
アドラフレンとニーシャは、同時に幼子を見る。
どこか品良く見える、栗毛の巻き毛の、愛らしい顔立ち。
けれど卵形の義母の顔の輪郭と違い、幼子はどちらかと言えば四角。
母親の容姿とも父親の容姿とも…共通点が、少なく思えた。
「やっぱり、思った?
どこからか、さらって来て…。
将来、金づるになりそうな素性の子供じゃないかと、思うんだ」
「同感よ。
調べさせるわ」
「こちらでも、調べてみよう」
マレーは二人の会話を聞いて、幼子を見た。
嫉妬した。
自分に成り代わり、父の愛情を奪ったと…。
けれどもし、さらわれた子供なら…。
自分同様、義母とその男に、愛の無い酷い扱いを受けてたのかもしれない…!
治療師は父親の腕を取り、立たせて祖母に告げる。
「休ませます。
このまま…屋敷で世話しても構わないんでしょうか?」
祖母がマレーを見ると、マレーは頷いた。
「…風の通る…西棟の二階が…いつも病気の時、休む部屋として使っています」
治療師は頷き
「荷物を移します」
と告げて、父親を支えながら、促す。
父親はぼんやりと意識の無い様子で、今にも気絶しそうに見えた。
祖母は、そっと囁く。
「…薬は抜けているから。
中毒症状が治まれば、良くなるわ」
マレーは涙ぐんで、頷いた。
「…ずっと…薬で…おかしかった…?」
エラインが、側に来て囁く。
「殆ど、幻覚の中に居たと思う…。
現実の方が、夢のように思えたことでしょう…」
マレーは、頷く。
顔を、背けられたあの時…。
叔父に汚された体を清め…目を背けられた時…。
世界は終わったと感じた。
母親に捨てられ、とうとう父親にすら、捨てられたと。
…違ってた………。
マレーが額に手を当て、静かに泣き出すので、祖母とエラインはマレーの背や肩に優しく手を置き、慰めた。
アイリスが、突っ立つローフィスとディングレーの前にやって来る。
「女性の優しさには、どう頑張ったって敵わない」
ローフィスの言葉に、アイリスは『その通りだ』と頷いた。
部下らは両端に立つ、女装の警備兵二人をそっ…と押し退け、ベルトを床から拾い、叔父を立たせ、顔をしかめながらズボンを上げた。
エラインは
「せっかく剥いたんだから。
牢獄で辛くないよう、慣らしてあげたら?」
と部下に言う。
部下は顔を背け
「私にも、好みと言う物がありますから」
と断った。
アドラフレンの部下が、叔父を部屋から連れ出した後。
ニーシャが腕組みしたまま、妹にぼやく。
「本気で、ここで調教する気だった?」
エラインはムキになった。
「姉様はいいわよ!
いつも気に入らない男を拉致し、たっぷり調教してるから!
私なんて、滅多に機会が無いのよ!」
ディングレーとローフィスが見てると、アドラフレンと。
そして義母の横に立つエルベスまでもが、顔を下げていた。
アイリスは祖母と一緒に、父親の側に跪くマレーを、別室へと促す。
マレーが立ち上がると、大公家の治療師が父親の横に付き、薬と水を差し出していた。
祖母は優しくマレーに語りかける。
「大丈夫。
熟練の治療師だし、ちゃんと健康になるまで、付き添わせるから」
小柄なマレーは祖母を見上げ、優しい雰囲気に心和むように微笑み、頷く。
義母の前では、アドラフレンが
「貴方の刑罰は、とても重い。
貴方がマレーの父親に飲ませた薬を、飲んで頂く」
と言い渡していた。
義母は目を見開くと
「冗談じゃないわ!!!」
と叫ぶ。
横に居たエルベスが、すかさず尋ねた。
「…自分が到底飲めないような薬を、他人に平気で…しかも何ヶ月も、飲ませたんですか?」
義母は唇を噛む。
「だってあの男は私よりうんと頑健で、体だって大きいじゃない!!!」
「その男が、今はあの有様だ」
アドラフレンが、廃人同然の、虚ろで現実がロクに認識出来ていないようなマレーの父を手で指し示し、静かに言い放つと、義母は縋るようにアドラフレンを見た。
「左の王家」では珍しい、栗毛の直毛。
瞳も色も、淡いブルー。
どこから見ても完璧な宮廷貴公子で、柔和で優しげな、整いきった顔立ちをしていたけれど、態度には大物の醸し出す迫力が滲み出ていた。
「…子供が居ますの!
あの子を置いて…牢獄には行けません!」
アドラフレンは即座に言い返す。
「フォッディスにも、子供はいた。
貴方はその子供に、どんな仕打ちをしたのか分かっているのか?」
義母はその時、目を見開いて…アイリスとその祖母に両側を取り囲まれた、マレーに振り向く。
「…嫌…!
まさかあの子を…マレーと同じ目に遭わせる気?!
絶対、ダメよ!!!」
マレーが突然、きっ!!!と目を剥き、義母を睨めつけた。
義母は後ろ手で縄打たれていたから…もう強気の言葉は吐かず、ひたすら目前のアドラフレンに懇願する。
「お願いです!
まだ幼いの!
私と、引き離されたらあの子はこの後、どうなるの?!
一緒に居させて!!!」
アドラフレンは即座に言葉を返す。
「薬で廃人になった貴方と?
毎日、母の犯した罪を見せつけられて?
それを貴方は希望するのですか?」
義母はとうとう、泣き出した。
「薬を飲まなくて済むなら、何でもします!!!
罪人の、性欲のはけ口になったっていい!!!
だからお願い…お願いです!!!
牢獄でもいいから、あの子と一緒に…!!!」
祖母は振り向くと、ぴしゃりと言った。
「罪人でも無いのに、幼い子を牢獄?!
とんでもないわ!!!
貴方…この子と父親に、どんな酷い事したか、分かってないようね?!
貴方の子供は私が引き取り、領地の小作人として、真っ当で分別ある人間に育てます!」
義母はそれでも…子供に振り向き、引き離される事に心が引き裂かれる表情を浮かべた。
けれど幼子は、何が起こってるのか分からないみたいに、もじもじと下を向いて、身を幼気に左右に振っていた。
そして、横に立つ立派な警備兵の、ズボンを小さな手で、握りしめてる。
アドラフレンはそれを見て、とうとう言った。
「連れて行け」
義母は首を、大袈裟に振る。
「最期に…最期にあの子を抱かせて!」
けれどアドラフレンは子供の様子を伺う。
幼子は…実の母では無く、廃人になったマレーの父親を見ていた。
そして何も映さない空色の瞳を、下げる。
横の警備兵に
「ダァダ…抱っこ…」
と、マレーの父親を指さす。
警備兵は屈み込むと、幼子に言い聞かす。
「…今は無理だ」
アドラフレンはため息吐くと
「子供は君より、マレーの父親に愛情を感じているようだ。
諦めたまえ」
と言って、義母をひっ立てるよう、兵に首を振る。
義母は気狂いのような金切り声を上げ始めた。
「きぃぃぃあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
身を揺すり、抗いながら。
しかし力の強い男達に、力尽くで引きずられ、それでも喚き散らす。
「人非人!!!
幼い子を母親から取り上げて、良く平気ね!!!
鬼畜!!!
おぞましい悪霊!!!」
パン!!!
ニーシャが駆け寄ると、喚く義母の頬を平手で、痕が残るほどの強さで叩く。
「…往生際が悪いわね!!!
悪事を働くんなら、ちゃんと覚悟してやる事ね!!!
今言った言葉は全部、あんたに当てはまる。
あんたはマレーとその父親の、人生を奪ったのよ!!!」
義母がまだ口を開くと、ニーシャは反対側の頬を直ぐ張る。
パン!!!
張られた拍子に顔を俯け、それでもまだ。
顔を上げて、義母は叫ぼうと口を開ける。
パン!!!
パン!!!
パンッ!!!
「…叫ぶなら。
まだ叩くわよ」
ニーシャに凄まれ、きつい青紫の瞳で睨み付けられ…。
義母はようやく、黙った。
義母が引きずられるようにして、室内から出されると。
ニーシャはアドラフレンに振り向き、言い放つ。
「出過ぎたマネだったけど。
許してね。
腹が立ちすぎて、抑えようも無かったの」
アドラフレンは頷くと
「いや。
助かった」
と言葉を返す。
今度、ニーシャはマレーに振り向く。
「…貴方が、したかったでしょうけど…」
けれどマレーは、首を横に振った。
「いいえ…!
…僕…なら………。
殺してしまうかもしれない………」
そう言って、俯いた。
ローフィスとディングレーは、マレーの腰の横に下がった、血まみれのマレーの拳を見た。
マレーは…そっと、幼子を覗う。
指を咥え、父を見てる。
項垂れて…正気を無くしたように俯いてる父を。
母親の消えた、扉では無く。
その時…マレーはその子が、父に抱き上げられた時。
輝くような笑顔を向けていたことを、思い出す。
…激しく、嫉妬した。
けれど…母親に手を引かれてる時。
そういえばいつも、虚ろな目をしてた………。
アドラフレンはニーシャに寄る。
ニーシャも頷く。
「あの子…ホントにあの女の子供かどうか、疑問ね…」
アドラフレンとニーシャは、同時に幼子を見る。
どこか品良く見える、栗毛の巻き毛の、愛らしい顔立ち。
けれど卵形の義母の顔の輪郭と違い、幼子はどちらかと言えば四角。
母親の容姿とも父親の容姿とも…共通点が、少なく思えた。
「やっぱり、思った?
どこからか、さらって来て…。
将来、金づるになりそうな素性の子供じゃないかと、思うんだ」
「同感よ。
調べさせるわ」
「こちらでも、調べてみよう」
マレーは二人の会話を聞いて、幼子を見た。
嫉妬した。
自分に成り代わり、父の愛情を奪ったと…。
けれどもし、さらわれた子供なら…。
自分同様、義母とその男に、愛の無い酷い扱いを受けてたのかもしれない…!
治療師は父親の腕を取り、立たせて祖母に告げる。
「休ませます。
このまま…屋敷で世話しても構わないんでしょうか?」
祖母がマレーを見ると、マレーは頷いた。
「…風の通る…西棟の二階が…いつも病気の時、休む部屋として使っています」
治療師は頷き
「荷物を移します」
と告げて、父親を支えながら、促す。
父親はぼんやりと意識の無い様子で、今にも気絶しそうに見えた。
祖母は、そっと囁く。
「…薬は抜けているから。
中毒症状が治まれば、良くなるわ」
マレーは涙ぐんで、頷いた。
「…ずっと…薬で…おかしかった…?」
エラインが、側に来て囁く。
「殆ど、幻覚の中に居たと思う…。
現実の方が、夢のように思えたことでしょう…」
マレーは、頷く。
顔を、背けられたあの時…。
叔父に汚された体を清め…目を背けられた時…。
世界は終わったと感じた。
母親に捨てられ、とうとう父親にすら、捨てられたと。
…違ってた………。
マレーが額に手を当て、静かに泣き出すので、祖母とエラインはマレーの背や肩に優しく手を置き、慰めた。
アイリスが、突っ立つローフィスとディングレーの前にやって来る。
「女性の優しさには、どう頑張ったって敵わない」
ローフィスの言葉に、アイリスは『その通りだ』と頷いた。
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