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義父の手下、ホーソンを下すギュンター

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 ギュンターは、さ程速度を上げない併走して走るオーガスタスの横顔をチラ見する。
行きはあれほど急かしたのに。

けれど原因は、間もなくギュンターにも分かった。 
両側に木の生い茂る、広い一本道の先から。
女性の叫び声がしたから。

「放して!
嫌だって言ってるのが聞こえないの?!」
「どうせ旦那様は役立たずで、ロクに愉しんで無いんだろう?!」
「あんたなんて、真っ平ごめんよ!」
「俺にそんな事言っていいのか?
断れば一番大変な水汲みの仕事しか、お前には回さないぞ?」

ギュンターは思わず馬を進め、争う二人のかなり前で馬からひらりと飛び降りた。
女性の腕を掴む男に、拳握って駆け寄ろうとし、ふ…と背後に振り向く。

がオーガスタスは馬を急かせるでもなく、ゆったり騎乗してる。
目が合うと、オーガスタスは笑って頷くから。
ギュンターはそのまま、突っ込んで行った。

握り込んだ拳を、嫌がる女の腕を掴むいやらしい男の顔目がけ、思いっきり振り切る。

がっっっつん!!!

道の端の、草地へと吹っ飛んで行く男を身軽に追いかけ、起き上がって来るさまを警戒し、身構え拳を握り構える。
が、転がる男は結構ガタイがいいにも関わらず、起き上がって来ない。

ギュンターは拍子抜けすると、握った拳を下げた。

オーガスタスが追い付き、棒立ちするギュンターに告げる。
「何してる。
足腰立たないぐらい、沈めろ!」

ギュンターはまだ草むらに転がって顎を押さえ呻く、情けない男に首を振る。
「…たったの一発お見舞いしただけなのに。
戦意喪失で、向かって来ないぞ?」
が、オーガスタスは低い声でぼそりと告げる。
「お前がしないなら俺がする」

ギュンターは背後に振り向き、オーガスタスを見た。
『あの体格でマジに叩かれるより、俺の方が数倍マシか』
そんな表情を顔に浮かべ、ギュンターは倒れる男に屈み、胸ぐら掴み立たせ、今度は腹を、下から思い切り殴った。

どっすん!
「うぐっ!」

呻いて男は身を折り、両腕で腹を押さえた。
「ヴァ゛ァ゛ヴ…うぐぐぐっ…」
…やっぱり反撃無く、ギュンターは男の襟首掴んだまま、派手に痛がり呻く男を無言で見下ろした。

ふ…と、助けた女性の横に立つオーガスタスに、振り向き尋ねる。
「…どう仕上げる?
これだけ反撃無い相手殴ってると、流石に俺の方が、虐めしてる気分になる」

オーガスタスは震えて見ている女性に小声で尋ねる。
「あいつの名は、ホーソン?」
女性が頷く。
聞くなり、顔を上げてギュンターに叫ぶ。
「嫌がる女性に権力振りかざし、無理矢理情事を強要する最低男だぞ?
…つまり抵抗されない女、子供には強気で虐待し、強い相手にはこびへつらい弱者を装って…」

ギュンターは、あいてる手を振り上げて遮る。
「もう、分かった!抵抗しないのは、これ以上殴られないための策略か!」

オーガスタスは、頷く。
「ハウリィの義父の手先で、屋敷では威張り倒して逆らえない者を虐待してる。
いいから、さっさと両足折って動けなくしてやれ。
義父以外の屋敷の者に、感謝される」

ギュンターは無言で頷き、ホーソンに振り向く。
今まで情けない男を演じてたホーソンは顔を上げ、めちゃくちゃに両手振り回して、逃げだそうとした。

ギュンターが襟首放すと同時に、ホーソンはヨロめきながらも背を向け、駆け出すから。
ギュンターはさっ!と足を出してひっかけ、どったん!と派手な音立てて転がる男を見下ろす。

男は
「ひっ!ひっ!」
と側に立つギュンターを恐れ、両手草地について、必死で這って逃げ出そうとする。

オーガスタスはホーソンのそんなみっともない様子を見て、震えていた女性が口を押さえて笑う姿を、微笑んで見た。

ギュンターは這う男の腹に蹴り入れてひっくり返すと、仰向けに転がる男の右足目がけ、思いっきり蹴り上げた。

ガッッ!!!
「ギャァアアァァァァァァァ!!!」

脛を蹴られ、背を草地に付けたまま、足を持ち上げ喚くホーソンの左側へギュンターは素早く回り込むと、投げ出された左足の脛をやはり素早く、凄まじい強さで蹴り上げた。

がっっっ!!!
「ぐうっぅうぅぅぅぅぅぅぅっ!!!
ひーーーーっ!!!ひーーーっ!!!」

両足持ち上げ、ホーソンの顔は痛みで歪み、涙と鼻水とヨダレでぐしゃぐしゃ。

オーガスタスは愉快そうに笑う女性に屈み、囁く。
「運び手くらいは、呼んでやれそうか?」
が女性はそれを聞いた途端、目を見開く。
「いいえ!旦那様に知られたら…!
今度は私が、旦那様に杖でぶたれるわ!
それに寝室で…きっと酷く恥ずかしい事をしろと…」

そこまで言うと、女性はみるみる涙ぐむ。
金の長い髪に面長の整いきった顔を埋め、俯いて唇を噛む。

涙は頬を伝っていった。

ギュンターはそんな女性の様子を呆然と見つめ、心から気の毒に思って沈黙する。

が、オーガスタスは女性に微笑って屈み込む。
「旦那様は君をぶてない。
多分当分、寝台から出られず寝込んでる筈だから。
それに旦那に代わって威張るあいつも、当分動けない。
ホーソンが動けるようになっても、君に報復出来ないよう俺が絶対何とかする」

彼女の青味のあるグレーの瞳はまだ濡れていたけれど…顔を上げてそう囁く、優しいオーガスタスを見上げた。
しなだれかかりたい程頼もしげな、広い肩、そして胸…。

肩に伝う奔放に跳ねた赤毛。
そして温かな鳶色の瞳…。

どうしてだか…その行きずりの男の言葉が信頼出来て、彼女はこっくり…と頷く。

「下男を、呼んで参ります」

オーガスタスは頷き、尚も尋ねる。
「ホーソンに成り代わりそうな召使いは、他にいるか?」

彼女は首を横に、振った。
「女性はみんな…ホーソンと旦那様に怯えてる。
男達は…みんな貧乏で屋敷を追い出されたら困る者ばかり…。
性格の優しい、気の良い者たち…。
けれど旦那様は、そんな彼らを物のように扱う、最低で冷酷な主人です。
召使い頭のホーソンだけは…忠実な犬のように特別扱いし、権力を与えてる。
旦那様とホーソンさえ居なければ…あそこはとても居心地良い屋敷になるはずだわ。
奥様はとても思いやりがおありで、お優しい方ですし…」

オーガスタスは頷いた。
「息子のアンガスも、女性を虐げる?」
彼女は俯いて、首を横に振った。
「…いいえ。
アンガス様は少年が好きなの。
抵抗出来ない、か弱い少年が。
奥様の連れ子のハウリィ様はいつも酷い扱いを受けて…本当に、お可哀想だったわ…。
でもハウリィ様が『教練キャゼ』に入学して以来…ばあやの息子がしょっ中ひどい目に合ってる…。
…でもアンガス様は意気地無しで、旦那様の暴力が毎度他で発散されて、ほっとしてるみたい。
誰がどれだけひどく旦那様にぶたれようが…いつも、見て見ぬふり。
奥方様は…とても小柄でか弱いお方ですけれど…いつも止めて下さるの。
でも旦那様が奥様の意見を、聞かれた試しはないわ………」

ギュンターはそう言いながら、今にも泣き出しそうな彼女に心から同情し、両足抱えて痛みに呻くホーソンの尻を、思わず憤った気分のまま蹴飛ばした。

がっっっっっ!!!
「ひげっ!ひーーーーっ!!!ひぃぃぃぃぃっ!!!」

つい五月蠅く思って、ギュンターはまた足を後ろに引き、言って聞かせる。
「もっと喚いたら、喚いた分だけ蹴るぞ!!!」

ホーソンはびくっ!と身を揺らし
「うぐぐくっ…ぐっ…」
と、小声で呻いた。

オーガスタスは屈んだ背を伸ばしギュンターに振り向くと、尋ねる。
「両足とも、ちゃんと折れてるか?」

ギュンターは歯を剥いた。
「幾らあんたと比べ、俺が軽量だろうが!
足ぐらい、折れる!」

オーガスタスは今だ背を草地に着け、膝を上げて両足持ち上げ、地に足を付けないホーソンの、ねじ曲がった両足の膝下を見て、頷く。

「…いい出来だ」

ギュンターは肩すくめた。
「足の折具合で褒められるとは、思わなかった」

オーガスタスが頷くと、彼女はとても背の高く、頼もしいオーガスタスを見上げる。

気づいたオーガスタスは彼女を見つめ、微笑を浮かべた。
彼女ははにかむように少し…微笑み、オーガスタスに頷いて促され、屋敷へと歩き出す。

オーガスタスも馬の方へと歩き出すから、ギュンターも少し坂になってる草を駆け上り、馬の待つ道へと戻った。

手綱を取って、オーガスタスと二人で、屋敷に戻り行く女性の背を見送る。

オーガスタスがひらりと馬に乗るから。
ギュンターも飛び乗って、尋ねる。

「あれ…大丈夫か?」

オーガスタスは馬上からジロリと、鋭い鳶色の目でギュンターを見る。
ギュンターはため息交じりに、言葉を付け足した。
ったろう?
報復出来ないよう、俺が何とかするって」

オーガスタスは顔を上げて、手綱を持ち上げる。
「…正確には、ローフィスが。
だな。
あいつが、ハウリィや彼の母親が怯える環境のまま、放置しとくと思うか?」

透ける鳶色の瞳で見つめられ、ギュンターは顔を背ける。
「そう言われても、俺はローフィスの事をそこまで知らない」

オーガスタスは屈託なく笑う。
「なら知る、いい機会だ。
…体格は、確かに俺はズバ抜けてる」

ギュンターが、ぼそり…と付け足す。
「戦闘力も」

オーガスタスは頷き、馬をゆっくり進めるから、ギュンターも同じ速度で併走した。
「…かもな。
だが物事を動かすはかりごとは、ローフィスはなかなかの手腕だ。
俺が退校にならずめでたく四年を迎えられたのも、表だってはディアヴォロス。
陰ではローフィスが色々、手助けしてくれたお陰だ。
何せ俺は…」

ギュンターはそう言葉を途切れさす、オーガスタスの整った横顔を見た。

オーガスタスは一度、口を閉じてまた、唇を開く。
「…お前と同じ。
自分の怒りや野生を制御できない。
一度暴れ始めたら、理性だって吹っ飛ぶ。
一年の頃から上級に『生意気だ』と喧嘩吹っかけられ、拳で…その言葉を訂正させてきた男だ。

つまり…まあ相当、危なっかしい橋を渡って来た。
ちょっと謀が得意な男がいたら。
自ら罠に飛び込み、簡単に…俺は退校になってた。
ローフィスはいつも先周りし、それをさせなかったがな。
って事で、俺は実はローフィスには恩があって、頭が上がらない。

…『教練キャゼ』のボス。と持ち上げられてる男が。
ずいぶんと、情けない話だろう?」

が、ギュンターはそう告げるオーガスタスの、小顔を見つめる。

「…逆に見える」

オーガスタスは顔を上げてギュンターに振り向く。

「なにが?」

ギュンターは躊躇ためらったが、言った。

「ローフィスが色々…あんたに助けられ、その恩を返そうと…してるように見える」

オーガスタスは透ける鳶色の瞳を、ちょっと見開いた。
その後、くっくっ…と笑う。

「俺がしたのは…あいつにちょっかいかける乱暴者を、蹴散らしたぐらいだ。
それだって、俺は思うさま暴れたかったから…。
ヤツの事は口実に過ぎず、俺自身の発散のため…なんだけどな」

ギュンターはそれを聞いて、顔を下げた。
「でも助けられた方は…凄く嬉しいだろう?
誰だって、殴られたくない。
自分よりデカい男の乱暴を防ぐのに、よほど強いか素早くないと、対応出来ない。
あんた…もう殴られるしか無い。
と暴力受けて、それを防げない悔しさや恐怖とか…まあ、そんなさまを知ってるか?
そんな危機的場面に、助けてくれる男が来て敵を蹴散らしてくれたら。
例え助け手が、自己満足のためにそれをしようが。
どれだけ嬉しいか、分かってるのか?」

オーガスタスは、肩すくめた。
「そういう恐怖や辛さは悔しさは、思い知ってる。
だから…そういう場面を見ると、条件反射で阻止しようと体が動く」

ギュンターはその時、ようやく笑った。
「そんなあんたが、ローフィスはきっと好きなんだ。
俺みたいに」

オーガスタスが、目を思い切り見開くのを見て、ギュンターは
『そうか』と顔を下げた。

「言っとくが、恋の告白とかじゃない」
「良かった」

オーガスタスに素っ気無く言われてさっさと馬を進められ、ギュンターは馬の腹を蹴り、追いすがって聞く。
「おい…!
幾ら俺の外見が軟弱だからって!
まさか俺が、お前に『抱かれたい』とか、勘違いしてないよな?」
「…してない。
俺はな」

ギュンターはほっとしたように、微笑った。
「じゃあ俺に、迫ったりもしないよな?」
オーガスタスは顔を上げ、ジロリとギュンターを見た。
「…どうして迫る。
そんな趣味は無い。
ただ男に面と向かって『好き』と言われたのが、初めてだっただけだ」

ギュンターは顔を下げる。
「…俺も、言ったのは初めてかも」

つぶやいた後、顔を上げると。
オーガスタスが目を剥いていて。
ギュンターは慌てて取りなした。

「…俺は惚れてたらちゃんと分かりやすいように“愛してる”と言う」

オーガスタスは少しほっとしたように、普段に戻るとつぶやく。
「…言った事、あるのか?」
「一度だけ」
「相手は男か?」

聞かれて、ギュンターは顔を上げる。
「最悪に生意気で感じ悪い、年上の女の子。
結局、フられたが」

オーガスタスは俯くギュンターがまだ、“愛してる”と言った相手にフられた心の傷を引きずっていそうで。
こそっ…と囁いた。

「また、出会えるさ。
“愛してる”と言える相手に」
ギュンターは頭を揺らす。
「あんたは、あったのか?」

「………………………………………………………………………」

沈黙が長くて、ギュンターは思わず顔上げる。
オーガスタスは目を合わせようとせず、顔をさっ!と背けると、馬の腹を蹴ってさっさと速度を上げるから。
ギュンターは歯を剥いて怒鳴った。

「自分だって、経験してない事を!
さも本当にそうなるように、言って慰めるな!」

けどオーガスタスは
「はっはっはっ!」
と笑いながら馬の速度を更に上げるから。
ギュンターはロレンツォを急かして必死に飛ばし、横に付くと怒鳴る。

「ナニがおかしい!」

オーガスタスは笑顔のまま、ギュンターに振り向く。

「元気づけようと適当な言葉を言って、お前は今、元気いっぱいになったから!」

ギュンターは歯ぎしりしてそのふざけた年上の男を、睨み付けた。
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