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浮気相手を、アイリスに見つけられたような状況に陥ったスフォルツァ
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…その晩の騒ぎを自室で聞いたアイリスは、何事かと共同の居間への扉を開ける。
周囲を取り囲むように、同学年の大貴族らが何事かと伺う、その中心に、スフォルツァともう一人。
上級生が居た。
スフォルツァの胸には、金髪の幼い美少年が抱かれてた。
ふいにスフォルツァが気づき、振り向いて眉間を切なげに寄せる。
咄嗟アイリスは、内心では金髪の美少年を送り込んでくれた家人に感謝しつつ…。
見ちゃいけないものを見たような、気まずい動揺した表情を作って、演技した。
「ローフィス」と名乗る四年が部屋を出て行くと、スフォルツァの視線は。
喰い入るように、自分に向けられてるのを感じ、アイリスは顔を上げる。
スフォルツァを見、次に彼が腕に抱く金髪の幼い美少年に。
視線を、悲しそうに向け。
そして顔を下げた。
それでもまだ。
喰い入るようなスフォルツァの視線を感じたアイリスは、顔を上げる。
スフォルツァは、明らかに“デキてる”感丸出しに、胸に色っぽくしなだれかかる美少年を腕に抱きながら…。
視線を合わせたアイリスに、すまなさそうに微かに頷く。
アイリスも、再び残念そうな顔を作ると、頷き返した。
内心はかつて無いほど晴れやかな気分で、歓声を上げたいくらい。
今夜。
スフォルツァは少年の世話で忙しいだろうし、いつものように、“付き合えない”と言い渡そうが強引に迫り倒され、押し切られて寝台に押し倒される心配も無い。
それに明日は。
待ちに待った、学年無差別剣の練習試合。
それがすめば、スフォルツァの学年筆頭の座は揺るがぬ物となり、自分はようやく…お姫様役から、解放される。
少年を抱いて自室に戻るスフォルツァの背を見送った時。
物見で群れていた大貴族の少年らに、まるで旦那に浮気された妻に向けるような視線を浴びせられている事に、突然気づく。
アイリスは、気の毒げに見つめる皆に、無理ににっこり、笑顔を作って笑いかけた。
伺うような視線は、同情の視線に変わり行く。
心からの同情を一斉に送られ、アイリスはやっぱり…そこら中の壁を、ぼこぼこに殴りたくなった。
が、我慢した。
努めて、しゅん。とした顔を作り、背を丸めてしおらしく自室に引っ込む。
後ろ手で扉を閉めると、笑みが漏れた。
シェイムが明日の衣服を整えようと、目前に歩を進める。
漏れる笑みを見られた。
が、構わなかった。
「いいニュースですか?」
シェイムに問われ、アイリスは思わず全開の笑顔で答えた。
「最高にね!
今夜は思い切りゆっくり、眠れる」
シェイムは、ほぐれるように微笑んだ。
「では、誰か代わりの者が?」
アイリスは笑顔で頷く。
「スフォルツァの故郷の少年が。
彼の元に、押しかけて来た!
…気の毒だったのは、どうやらグーデンの手下に捕まったらしくて、悪戯されかけた事だ」
シェイムは眉を寄せる。
「…どうしてまともに相手を求められないのか、理解出来かねますね」
アイリスはその、背が高く粋で素敵な、美男の従者を見た。
「…全く、同感だ。
やっぱり相手に不自由すると、ああなるのかな?」
シェイムはそれを聞いて尋ねる。
「でもグーデンは王族で、見目だっていいんでしょう?」
アイリスは素っ気なく言葉を返す。
「王族で、顔が良くても。
それでも、モテない悲劇を自覚したくなくて、人を虐げて、楽しみに変えてるんだ」
「…悲惨ですね。
そんな馬鹿げた理由で虐げられる人が。
…で?明日のお召し物はどうしましょう?」
アイリスは聞かれて考え込んだ。
服の下に、金綺羅鎧を着ければ。
間違いなく苦戦するし、まともに剣も振れない。
が、その状態で自分がどこまで勝ち上がれるのか、試したかった。
…オーガスタスには、下に着けてる。
と、一発でバレるだろうし、それ以外の目端の利く者にも…。
やっぱり、バレるだろうな…。
その思惑を察したように、シェイムがささやく。
「ではなるべく、バレないようなお召し物を選びます」
アイリスは顔を上げると、良く解った召使いに頷いて見せた。
シェイムは爽やかな微笑を返し、部屋を出て行く。
アイリスは足をテーブルの上に乗せ、椅子の上にふんぞり返ると、開放感に包まれて、思いっきりのびをした。
これでようやく、共同の浴場にだって堂々と出入りできる。
大貴族専用の浴場だったけど、それでもかなり鍛え上げたこの裸を、病弱に見せるのは無理があった。
まあ最も、スフォルツァとやってる。とバレてたから。
それ以外でも散々、好奇の瞳で見られたろうな。
下働きの者に、小さな浴槽に湯を運んで貰い、こっそり縮こまって浸かるか。
抜け出しては農村の共同浴場で、農夫に混じって浸かる苦労は、もうしなくていい。
第一おてんばな姫が、王子に嫌われまいと体裁を構うように。
努めてしおらしくしなくて、いいんだ。と思うと、踊り出したいほど、気分は爽快。
けどその時。
ノックの音がした。
立ち上がって扉を開けると…そこにはスフォルツァが。
すまなそうな顔で、見つめていた。
アイリスはびっくりし、声を落として尋ねる。
「あの…さっきの…少年は?」
アイリスの問いを聞き、スフォルツァはもっとうつむく。
首を横に振り、躊躇い…が口早につぶやく。
「…故郷の…その、知り合いで…。
俺は迎えの者が来るまで、付いていてやらないと…」
アイリスは努めて、同情をその表情に浮かべて見せた。
「…悪戯されたんなら…ずっと付いて、労ってあげないと…。
だってまだ、とても小さいんだろう?」
「…12だ」
言って、スフォルツァは顔を上げる。
「けど情事には慣れてるし、俺の他にも複数、相手がいるしそれに…」
スフォルツァがそのまま、言い訳を口にしようとするのを遮り。
アイリスはすかさず口を挟む。
「それでも君に会いたくて、ここまで偲んで来たんだろう?」
アイリスがそう尋ねると、途端スフォルツァはがっくり首を下げ、項垂れた。
頭を思い切り下げるスフォルツァが。
アイリスには、気の毒には思えた。
思わず情にほだされそうになったけど、アイリスはぐっ!とこらえ、ささやく。
「出来るだけの事は…してあげないと」
スフォルツァは、項垂れたまま頷く。
が顔を上げ、きっぱり言う。
「誤解を受けてるかもしれないから、あえて言うけど。
一番大切なのは、君だ」
アイリスはその返答に、戸惑った演技をし、ささやく。
「けどそれを、あの少年には言えないだろう?
あんな小さな少年が。
君に会いたい一心で、供も連れずたった一人で、こんな所まで来たんだ。
もしそれを彼が聞いたら。
…きっと、とてもがっかりする」
スフォルツァはがっくり。と頭を垂れる。
言いたそうだった。
アイリスにもそれは解った。
“けどあの子はずっと、ここにいる訳じゃない”
つまり、“ずっと一緒にここに居る自分が、都合のいい相手だし、一番で当然”
口に出した途端、アイリスにそう切り返される事を察し、スフォルツァは口を閉ざす。
アイリスは、小声で尋ねた。
「迎えの者は、いつ来るって?」
「早ければ、今夜」
「けど…うんと遅くにだろう?」
スフォルツァはまた、うつむく。
「…そうだな」
確かに項垂れてるスフォルツァは、とても気の毒だった。
けれどアイリスは現実を、スフォルツァの頭に叩き込む。
「ともかく…試合が終わったら。
これからの事を、ゆっくり話そう…。
君だって、明日は大事な日だと解ってるはずだ。
同学年にすら、使い手は結構いる。
万が一勝ち上がれば、次は…去年、一年ながらも全校二位に輝いた、二年のローランデと間違い無く当たる」
スフォルツァは剣聖ローランデの名を聞き、ごくり…。と唾を飲み込む。
そのローランデは一年など歯牙にもかけず、三年、四年を打ち破り、再び…学年一の、称号に挑む。
ディアヴォロスの卒業した今。
それを手にする、絶好の機会を、ローランデが本当にモノに出来るかどうか。
学校中が、注目していた。
去年のあれはまぐれか、はたまた真の実力か。
皆、それが知りたくて。
スフォルツァはそれでも顔を上げ…アイリスの顔を、何か言いたそうにじっと見つめ…。
けれど一つ、頷き、ささやく。
「頼む…聞かせてくれ。
君は俺に…学年一に、なって欲しいか?」
アイリスは即答した。
「当然だろう?
君にしか、その地位を譲るつもりは無い」
スフォルツァの、グリーングレーの瞳が輝く。
真っ直ぐそう言ったアイリスを見つめ返し、確かな眼差しをその愛しい人に注ぎ、頷いた。
“間違いない”
スフォルツァの表情を見た時の、アイリスの直感。
それは確証だった。
アイリスは扉を閉め…閉めた扉に、背を少しもたせかけて俯く。
スフォルツァは必ず明日、勝ち上がってローランデと剣を、交えるだろう。
スフォルツァが決して人の期待を裏切らない…思惑道理の男なら。
周囲を取り囲むように、同学年の大貴族らが何事かと伺う、その中心に、スフォルツァともう一人。
上級生が居た。
スフォルツァの胸には、金髪の幼い美少年が抱かれてた。
ふいにスフォルツァが気づき、振り向いて眉間を切なげに寄せる。
咄嗟アイリスは、内心では金髪の美少年を送り込んでくれた家人に感謝しつつ…。
見ちゃいけないものを見たような、気まずい動揺した表情を作って、演技した。
「ローフィス」と名乗る四年が部屋を出て行くと、スフォルツァの視線は。
喰い入るように、自分に向けられてるのを感じ、アイリスは顔を上げる。
スフォルツァを見、次に彼が腕に抱く金髪の幼い美少年に。
視線を、悲しそうに向け。
そして顔を下げた。
それでもまだ。
喰い入るようなスフォルツァの視線を感じたアイリスは、顔を上げる。
スフォルツァは、明らかに“デキてる”感丸出しに、胸に色っぽくしなだれかかる美少年を腕に抱きながら…。
視線を合わせたアイリスに、すまなさそうに微かに頷く。
アイリスも、再び残念そうな顔を作ると、頷き返した。
内心はかつて無いほど晴れやかな気分で、歓声を上げたいくらい。
今夜。
スフォルツァは少年の世話で忙しいだろうし、いつものように、“付き合えない”と言い渡そうが強引に迫り倒され、押し切られて寝台に押し倒される心配も無い。
それに明日は。
待ちに待った、学年無差別剣の練習試合。
それがすめば、スフォルツァの学年筆頭の座は揺るがぬ物となり、自分はようやく…お姫様役から、解放される。
少年を抱いて自室に戻るスフォルツァの背を見送った時。
物見で群れていた大貴族の少年らに、まるで旦那に浮気された妻に向けるような視線を浴びせられている事に、突然気づく。
アイリスは、気の毒げに見つめる皆に、無理ににっこり、笑顔を作って笑いかけた。
伺うような視線は、同情の視線に変わり行く。
心からの同情を一斉に送られ、アイリスはやっぱり…そこら中の壁を、ぼこぼこに殴りたくなった。
が、我慢した。
努めて、しゅん。とした顔を作り、背を丸めてしおらしく自室に引っ込む。
後ろ手で扉を閉めると、笑みが漏れた。
シェイムが明日の衣服を整えようと、目前に歩を進める。
漏れる笑みを見られた。
が、構わなかった。
「いいニュースですか?」
シェイムに問われ、アイリスは思わず全開の笑顔で答えた。
「最高にね!
今夜は思い切りゆっくり、眠れる」
シェイムは、ほぐれるように微笑んだ。
「では、誰か代わりの者が?」
アイリスは笑顔で頷く。
「スフォルツァの故郷の少年が。
彼の元に、押しかけて来た!
…気の毒だったのは、どうやらグーデンの手下に捕まったらしくて、悪戯されかけた事だ」
シェイムは眉を寄せる。
「…どうしてまともに相手を求められないのか、理解出来かねますね」
アイリスはその、背が高く粋で素敵な、美男の従者を見た。
「…全く、同感だ。
やっぱり相手に不自由すると、ああなるのかな?」
シェイムはそれを聞いて尋ねる。
「でもグーデンは王族で、見目だっていいんでしょう?」
アイリスは素っ気なく言葉を返す。
「王族で、顔が良くても。
それでも、モテない悲劇を自覚したくなくて、人を虐げて、楽しみに変えてるんだ」
「…悲惨ですね。
そんな馬鹿げた理由で虐げられる人が。
…で?明日のお召し物はどうしましょう?」
アイリスは聞かれて考え込んだ。
服の下に、金綺羅鎧を着ければ。
間違いなく苦戦するし、まともに剣も振れない。
が、その状態で自分がどこまで勝ち上がれるのか、試したかった。
…オーガスタスには、下に着けてる。
と、一発でバレるだろうし、それ以外の目端の利く者にも…。
やっぱり、バレるだろうな…。
その思惑を察したように、シェイムがささやく。
「ではなるべく、バレないようなお召し物を選びます」
アイリスは顔を上げると、良く解った召使いに頷いて見せた。
シェイムは爽やかな微笑を返し、部屋を出て行く。
アイリスは足をテーブルの上に乗せ、椅子の上にふんぞり返ると、開放感に包まれて、思いっきりのびをした。
これでようやく、共同の浴場にだって堂々と出入りできる。
大貴族専用の浴場だったけど、それでもかなり鍛え上げたこの裸を、病弱に見せるのは無理があった。
まあ最も、スフォルツァとやってる。とバレてたから。
それ以外でも散々、好奇の瞳で見られたろうな。
下働きの者に、小さな浴槽に湯を運んで貰い、こっそり縮こまって浸かるか。
抜け出しては農村の共同浴場で、農夫に混じって浸かる苦労は、もうしなくていい。
第一おてんばな姫が、王子に嫌われまいと体裁を構うように。
努めてしおらしくしなくて、いいんだ。と思うと、踊り出したいほど、気分は爽快。
けどその時。
ノックの音がした。
立ち上がって扉を開けると…そこにはスフォルツァが。
すまなそうな顔で、見つめていた。
アイリスはびっくりし、声を落として尋ねる。
「あの…さっきの…少年は?」
アイリスの問いを聞き、スフォルツァはもっとうつむく。
首を横に振り、躊躇い…が口早につぶやく。
「…故郷の…その、知り合いで…。
俺は迎えの者が来るまで、付いていてやらないと…」
アイリスは努めて、同情をその表情に浮かべて見せた。
「…悪戯されたんなら…ずっと付いて、労ってあげないと…。
だってまだ、とても小さいんだろう?」
「…12だ」
言って、スフォルツァは顔を上げる。
「けど情事には慣れてるし、俺の他にも複数、相手がいるしそれに…」
スフォルツァがそのまま、言い訳を口にしようとするのを遮り。
アイリスはすかさず口を挟む。
「それでも君に会いたくて、ここまで偲んで来たんだろう?」
アイリスがそう尋ねると、途端スフォルツァはがっくり首を下げ、項垂れた。
頭を思い切り下げるスフォルツァが。
アイリスには、気の毒には思えた。
思わず情にほだされそうになったけど、アイリスはぐっ!とこらえ、ささやく。
「出来るだけの事は…してあげないと」
スフォルツァは、項垂れたまま頷く。
が顔を上げ、きっぱり言う。
「誤解を受けてるかもしれないから、あえて言うけど。
一番大切なのは、君だ」
アイリスはその返答に、戸惑った演技をし、ささやく。
「けどそれを、あの少年には言えないだろう?
あんな小さな少年が。
君に会いたい一心で、供も連れずたった一人で、こんな所まで来たんだ。
もしそれを彼が聞いたら。
…きっと、とてもがっかりする」
スフォルツァはがっくり。と頭を垂れる。
言いたそうだった。
アイリスにもそれは解った。
“けどあの子はずっと、ここにいる訳じゃない”
つまり、“ずっと一緒にここに居る自分が、都合のいい相手だし、一番で当然”
口に出した途端、アイリスにそう切り返される事を察し、スフォルツァは口を閉ざす。
アイリスは、小声で尋ねた。
「迎えの者は、いつ来るって?」
「早ければ、今夜」
「けど…うんと遅くにだろう?」
スフォルツァはまた、うつむく。
「…そうだな」
確かに項垂れてるスフォルツァは、とても気の毒だった。
けれどアイリスは現実を、スフォルツァの頭に叩き込む。
「ともかく…試合が終わったら。
これからの事を、ゆっくり話そう…。
君だって、明日は大事な日だと解ってるはずだ。
同学年にすら、使い手は結構いる。
万が一勝ち上がれば、次は…去年、一年ながらも全校二位に輝いた、二年のローランデと間違い無く当たる」
スフォルツァは剣聖ローランデの名を聞き、ごくり…。と唾を飲み込む。
そのローランデは一年など歯牙にもかけず、三年、四年を打ち破り、再び…学年一の、称号に挑む。
ディアヴォロスの卒業した今。
それを手にする、絶好の機会を、ローランデが本当にモノに出来るかどうか。
学校中が、注目していた。
去年のあれはまぐれか、はたまた真の実力か。
皆、それが知りたくて。
スフォルツァはそれでも顔を上げ…アイリスの顔を、何か言いたそうにじっと見つめ…。
けれど一つ、頷き、ささやく。
「頼む…聞かせてくれ。
君は俺に…学年一に、なって欲しいか?」
アイリスは即答した。
「当然だろう?
君にしか、その地位を譲るつもりは無い」
スフォルツァの、グリーングレーの瞳が輝く。
真っ直ぐそう言ったアイリスを見つめ返し、確かな眼差しをその愛しい人に注ぎ、頷いた。
“間違いない”
スフォルツァの表情を見た時の、アイリスの直感。
それは確証だった。
アイリスは扉を閉め…閉めた扉に、背を少しもたせかけて俯く。
スフォルツァは必ず明日、勝ち上がってローランデと剣を、交えるだろう。
スフォルツァが決して人の期待を裏切らない…思惑道理の男なら。
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