アグナータの命運

あーす。

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ナウルースと過ごす一日

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ファオンは皆が一日ナウルースと過ごした後、満足げに朝食の席に着くのを見た。

ナウルースも席に着くと、皆と楽しげに会話をしてる。

次にナウルースと過ごすレグウルナス勇敢なる者は、期待に瞳を輝かせていた。

リチャードですらも。


 その朝、デュランは嬉しそうに朝食の席に着き、ナウルースは次の相手、ファオンを見る。

ファオンはどき。とした。

ナウルースににっこり笑われて、ファオンはどぎまぎする。

レグウルナス勇敢なる者として…アグナータ皆を繋ぐ者を抱く。

なんて…初めてだ。

しかも…繁殖期の後期に差しかかり、今年は杖付きを殺しまくったので、毎年一番壮絶な時期で怪我人だらけの中それでも毎回出動がかかり、戦いまくってた…様相は一変…。

かなり、平和だった。

なのでレグウルナス勇敢なる者らも、アグナータ皆を繋ぐ者と二人きりの男は、戦闘免除で一日テントで過ごして良い。

とレオに言われるほど、暇。

ファオンは朝食後、他のみんなが見回りに出かけるのを見送り、その後どきどきしてテントで待った。

テントの入り口の布が払われ、ナウルースが入って来る。

にっこり。と金髪の華やかな美少年に笑われ、ファオンは胸が、ときめいた。

初回の儀式では弄ばれたけど、一日過ごせば、自分だって…攻められる。

…筈だ。

けどファオンが立ち上がる、前に、ナウルースはさっ!と毛皮の上に座るファオンの前に屈み、腕を首に回して抱き寄せて唇を奪う。

「ん…んんっ…」

押し倒されたけど…ファオンはそれでもナウルースの腰を抱いて、自分が上に…乗ろうとしてひっくり返そうとした時、ナウルースの手が男根を握り込む。

「あっ♡」

ファオンは気持ち良くて喉を晒す。
握られて愛撫されると、ファオンは思い切り、仰け反る。

気づくと…ナウルースが足を抱え上げていて…。
「?…嘘…駄目…っ!
嫌っ…!
今日は僕が………あんっ!」

挿入されていた。

「ここ…?
ここがイイ?」

「いやっ!あんっ!」



「…やっぱり…犯されてる…」

リチャードが囁き、デュランが頷く。

「こほん」

背後に振り向くと、見回りに行ったはずの、皆がそこにいた。

レオは背後の、ファルコンに振り向く。

「お前に任せたのに」

アルナ雑兵の隊長に、俺は任せた」

レオは背後にいる全員に呆れる。

それぞれ、ファオンのテントの裾をそっと持ち上げて覗き始める。

アランが早々に感想を告げた。
「…やっぱりファオンって色っぽいな」


「やっ!駄目っ!
んんっ…ああっんっ!」

ナウルースはすっかり抜き差しして気持ちよさそうで
「やっぱ俺も基本、男だから…たまには挿入(い)れたい」
と腰を突きまくってる。

「…僕…僕だって…あんっ!」

終いに組み敷かれて抱きしめられ、口づけながらもまだ腰を差し入れられてる。



「…俺…これで抜ける」

リチャードが言うと、デュランも。

「俺も。
けど、こんな所で抜いてたら、レグウルナス勇敢なる者の恥ですよね?」

背後に振り向くと、レオとキースがファルコンを無言で見つめていて、ファルコンは…さっさと股に手を入れ、抜いていた。

「…なんだ。
してもいいんだ」

デュランも抜き始め、アリオンとシーリーンがそれを見て眉間を寄せまくる。


中では二ラウンド目が始まり、今度ファオンはさっさと背後から挿入されて刺し貫かれていた。

「ああんっ…!
どうして僕が挿入(い)れられるの?
レグウルナス勇敢なる者は挿入(い)れるんじゃ…ああっ!」

「…我慢するなよ…。
ココ…凄くイイ癖に…」

「ああああっ!
駄目っ」


果てた後、ファオンが肩で息をして、四つん這いのまま、顔を伏せている。

「やば…また勃っちゃった…。
ナンかな…。
ずっと挿入されてた反動かな…。
あれはあれで良かったんだけどな…」

とナウルースは言って、今度は横から、ファオンの足を抱え上げると挿入し、足を引いたまま突き刺す。

「やっ!
駄目っ…!」

「だってココ…イイんだろう?
ココに触れると…ぎゅっ!と締まってすんげぇ、イイぜ…」

「あああああっ!
駄目っ!」

「イイ…の間違いだろう…?
ナンか…俺を抱いてた、レオとかキースとかが…以前この体、思う様好きにしたかと思うと…なんでかやたら興奮するぜ!」


覗き軍団が、レオとキースを見る。

「人聞きの悪い…」

キースが呟く。
レオは俯いたまま、呻く。
「あいつ、ナンか誤解してる」


けど中では
「あああっ!」

ファオンは叫んで果て、ナウルースも流石に、息切れで疲れた様子を見せた。

が、覗き軍団が引こうとした時、ナウルースは身を起こす。

ぐったりと毛皮に横たわるファオンの腕を持ち上げ、引くと抱き寄せる。

そして…胸に降りて行くと、乳首を吸い始める。

ぐったりしていたファオンは息を吹き返し、抱くナウルースの腕から逃れようと身をよじるけど…。
感じる場所を吸われて身悶える。

「ああ…んっ!」


「…また…始まった…」

リチャードが囁き、覗き軍団は直ぐ振り向き、テントの裾を上げて覗き始める。


終いにファオンは、両手首毛皮の上に釘付けされて乳首だけを吸われ続けて、泣く。

「どうし…てっ?
僕…僕が…す…あんっ!
あ…やっ…駄目っ…あんっ!」

「される方がイイだろ?」

「だって僕…が…ああんっ!」

「虐めると、ホントあんた可愛いよな…。
もっと他もして欲しい?」

「そうじゃ…無くて僕…がっ!あんっ!」

「安心しろ。
気が済むまで犯りまくってやるからな!」

もう、足を開かされて担がれ…直ぐ挿入されてファオンは仰け反る。

「いやっ!
僕が…僕…ああんっ!」

「ああやっぱココ!
ココ擦り上げるとすんげぇ締まって具合良すぎ!
一日たっぷり堪能させて貰うぜ♡」

「駄目っ…僕…ああ…んっ!」

「ホラホラホラホラ!
ここ…最高なんだろ?

「やっ!
あああ…あああああんっ!」



「…どんだけ犯されるんでしょう…?
ファオンって…」
デュランが問うと、キースが、そっと囁いた。

「…一日…中…?」

レオが溜息交じりに呟いた。

「…明日…ファオンは使い物にならないな」

アランがこっそりと聞く。
「足腰立たなくて?」

レオの頷きに、覗き軍団は全員、俯ききった。
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