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短編集
アグナータ《皆を繋ぐ者》を初めて抱く日
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その日、北尾根に新しいアグナータが上がってきた。
ナウルース。
アランの遠縁。
金髪で青い瞳の、華やかな感じの美少年だったが、既に16才。
ファオンよりもほんの少し背が高く、ファオンと並ぶとファオンがアグナータに見えるほど。
ナウルースはひとしきり集まってくるレグウルナスを眺めた後、ファオンをジロジロと見る。
やがて彼は、アグナータの湯に浸かりに行き、ファオンはアリオンとシーリーンに連れられ、腰布一枚でレオのテントに入った。
レグウルナスらは皆、腰布一枚で待ち、ファオンは…どうしてだか自分の時を思い返し、頬を染めて俯く。
やがて、ナウルースがテントの布を払い、アグナータの白い衣装を着けて入って来る。
が、ナウルースが全然恥ずかしがって無いせいか…全然、やらしく見えない。
最初、自分の時同様皆、ナウルースの両手両足を、掴み広げるが、レオが挿入した時、ナウルースは掴む腕を振り払い、レオに抱きつく。
レオに腰を使われ、感じたように仰け反ってレオに抱きつく。
キースの時なんかは、熱烈に抱きついて自分でも腰を、揺すっていた。
ファルコンの時は
「ちょっと待って」
と言い
「寝てくれたら俺、上から自分で乗るから」
と囁く。
ファルコンは頷き、横になるとナウルースは自分から上に乗り挿入し、気持ちよさげに身を揺する。
セルティスにも抱きついて腰を入れられ、感じて仰け反るし、アランの時は、かけあいみたいに
「ここ?」
とアランが聞くと
「ちょい横。
あ、そこイイ」
と感じてる。
アリオンが出て来ると
「久しぶり。
俺、あんたに抱かれるの、すんごく楽しみにしてたんだけど。
昔から上手そうだったし。
けど…売約済みだって?」
と首に腕を巻き付け、チラ…とファオンを見る。
シーリーンの時も
「…ひぇー、すんげぇ美形…。
あん…えっちも凄く上手…」
と喘ぎまくる。
リチャードには背後から抱かれ、腰をくねらせながら
「あん…もっと…もっと突いて!」
と要求する。
デュランの時は戯れあってるみたいに体に触れあい、デュランの男根を口に咥え、デュランがそこで放つと
「挿入は今度な!」
と明るく笑う。
ファオンは白いアグナータの衣服を堂々と着こなすナウルースに振り向かれ、どきっ!とした。
「やっ…べーーーー。
可愛い…。
何、みんなこんな綺麗な可愛い子ちゃんの身体、好きにしてたの?
こいつなら、俺もしてみたい」
ファオンは真っ赤になって俯く。
「あの…でも僕、今レグウルナスだし…」
けれどナウルースはファオンに屈む。
「あんた、挿入して腰使えるの?
俺、上に乗るにしても…あんた華奢だしな…。
口でしてやるよ。
好きだろ?」
けれどファオンは、股に屈み込まれ、口に含まれると快感に浚われ…けれど、双丘の奥が疼いて、困った。
ナウルースはレオに顔を上げる。
「…慰めるのが、アグナータだよな?」
レオは、頷く。
「じゃ、疼かれたら慰めないとな」
ナウルースはそう言って、最初は指を入れた。
けれどファオンは腰を揺するから、とうとうナウルースは自身の男根をファオンに挿入する。
「…気持ち…いいだろ?
ここ…を」
奥をぐい!と突かれ、ファオンは身を反り返す。
「…して…ここ(男根)を愛撫されると…たまんない?」
ファオンは真っ赤な唇を震わす。
「ヤバい…あんたの唇、美味しそう…」
そう言って、ファオンの唇を塞ぐ。
レオが吐息を吐き、ファルコンもセルティスもが、手を差し出すアランの手の平に、手持ちの小さな宝石を落とす。
アランが笑って言う。
「…俺の予想道理だよな?」
セルティスが囁く。
「幾ら何でも、挿入はされないと思った」
ファルコンも、同様だと頷く。
レオが、ぼそり。と言った。
「考えが、甘かったようだ」
「………………………………………」
「………………………………………」
アリオンとシーリーンが眉間を寄せまくり、キースがこっそり囁いた。
「…なんか…ライバルが、増えただけ?」
キースは二人に、睨まれた。
ナウルース。
アランの遠縁。
金髪で青い瞳の、華やかな感じの美少年だったが、既に16才。
ファオンよりもほんの少し背が高く、ファオンと並ぶとファオンがアグナータに見えるほど。
ナウルースはひとしきり集まってくるレグウルナスを眺めた後、ファオンをジロジロと見る。
やがて彼は、アグナータの湯に浸かりに行き、ファオンはアリオンとシーリーンに連れられ、腰布一枚でレオのテントに入った。
レグウルナスらは皆、腰布一枚で待ち、ファオンは…どうしてだか自分の時を思い返し、頬を染めて俯く。
やがて、ナウルースがテントの布を払い、アグナータの白い衣装を着けて入って来る。
が、ナウルースが全然恥ずかしがって無いせいか…全然、やらしく見えない。
最初、自分の時同様皆、ナウルースの両手両足を、掴み広げるが、レオが挿入した時、ナウルースは掴む腕を振り払い、レオに抱きつく。
レオに腰を使われ、感じたように仰け反ってレオに抱きつく。
キースの時なんかは、熱烈に抱きついて自分でも腰を、揺すっていた。
ファルコンの時は
「ちょっと待って」
と言い
「寝てくれたら俺、上から自分で乗るから」
と囁く。
ファルコンは頷き、横になるとナウルースは自分から上に乗り挿入し、気持ちよさげに身を揺する。
セルティスにも抱きついて腰を入れられ、感じて仰け反るし、アランの時は、かけあいみたいに
「ここ?」
とアランが聞くと
「ちょい横。
あ、そこイイ」
と感じてる。
アリオンが出て来ると
「久しぶり。
俺、あんたに抱かれるの、すんごく楽しみにしてたんだけど。
昔から上手そうだったし。
けど…売約済みだって?」
と首に腕を巻き付け、チラ…とファオンを見る。
シーリーンの時も
「…ひぇー、すんげぇ美形…。
あん…えっちも凄く上手…」
と喘ぎまくる。
リチャードには背後から抱かれ、腰をくねらせながら
「あん…もっと…もっと突いて!」
と要求する。
デュランの時は戯れあってるみたいに体に触れあい、デュランの男根を口に咥え、デュランがそこで放つと
「挿入は今度な!」
と明るく笑う。
ファオンは白いアグナータの衣服を堂々と着こなすナウルースに振り向かれ、どきっ!とした。
「やっ…べーーーー。
可愛い…。
何、みんなこんな綺麗な可愛い子ちゃんの身体、好きにしてたの?
こいつなら、俺もしてみたい」
ファオンは真っ赤になって俯く。
「あの…でも僕、今レグウルナスだし…」
けれどナウルースはファオンに屈む。
「あんた、挿入して腰使えるの?
俺、上に乗るにしても…あんた華奢だしな…。
口でしてやるよ。
好きだろ?」
けれどファオンは、股に屈み込まれ、口に含まれると快感に浚われ…けれど、双丘の奥が疼いて、困った。
ナウルースはレオに顔を上げる。
「…慰めるのが、アグナータだよな?」
レオは、頷く。
「じゃ、疼かれたら慰めないとな」
ナウルースはそう言って、最初は指を入れた。
けれどファオンは腰を揺するから、とうとうナウルースは自身の男根をファオンに挿入する。
「…気持ち…いいだろ?
ここ…を」
奥をぐい!と突かれ、ファオンは身を反り返す。
「…して…ここ(男根)を愛撫されると…たまんない?」
ファオンは真っ赤な唇を震わす。
「ヤバい…あんたの唇、美味しそう…」
そう言って、ファオンの唇を塞ぐ。
レオが吐息を吐き、ファルコンもセルティスもが、手を差し出すアランの手の平に、手持ちの小さな宝石を落とす。
アランが笑って言う。
「…俺の予想道理だよな?」
セルティスが囁く。
「幾ら何でも、挿入はされないと思った」
ファルコンも、同様だと頷く。
レオが、ぼそり。と言った。
「考えが、甘かったようだ」
「………………………………………」
「………………………………………」
アリオンとシーリーンが眉間を寄せまくり、キースがこっそり囁いた。
「…なんか…ライバルが、増えただけ?」
キースは二人に、睨まれた。
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