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夢の中の調教
252 ファーレーンの方からキスされて嬉しいキース
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キースは暫く、睨み付けるファーレーンの美麗な顔を、見つめていた。
「…キス…するぞ。いいな?」
夢見てるレオが囁く。
「コブラとマングースに見えるのは…俺だけか?」
セルティスも小声で言う。
「キース…ビビリまくってるな…」
アリオンとシーリーンが揃ってキースを見る。
キースは俯いて言い訳る。
「お前らだって、ファーレーンに…するとしたら、ああなるだろう?」
セルティスがこっそり言った。
「俺ならまず、…しない」
レオが無言で頷き、アリオンとシーリーンも習った。
キースが、顔を傾ける。
まだ…唇が触れない。
まだ。
まだ…。
ファーレーンはキースの唇を見つめ、待っていた。
が、今だキースの唇が到達せず、怒鳴った。
「何グスグスしてるんだ!」
キースは心臓ばくつかせて少しずつ…距離を詰めていたのに怒鳴られ、つい怒鳴り返す。
「お前の方から、してくれてもいいんだ!
本気で《皆を繋ぐ者》になるんなら!」
ファーレーンは怒鳴られて、手枷を見る。
「この重いの、取ってくれたらしてやるんだが…」
キースはそう言われて…一辺に瞳を輝かせる。
夢見てるシーリーンが呟く。
「…ニンジン目の前にした馬…って、ああだろうな」
キースを除く皆が、一斉に頷く。
が、セルティスが顔を上げる。
「けど言われた通り手枷外す、馬鹿じゃないよな?」
がちゃ。
キースが嬉々として、ファーレーンの手枷外すのを見て、皆突然沈黙して目を見開いた。
「外したぞ?」
ファーレーンの両手が、キースの頬を包み込む。
夢見てる皆は一斉に、次は股の間に膝蹴りか。
と恐怖に満ちて、目を閉じた。
ファーレーンが、キースの唇にそっ…と唇を微かに触れさせる。
そして言った。
「…ほら。出来たろう?」
キースは掠る、程度だったのに感激で震えながら…必死で自制心を掻き集めて言う。
「…こんなの、事故でちょい触った。
程度で全然キスじゃない」
ファーレーンが、むっ!とする。
腕をキースの背に回すと、ぐっ!と胸を押しつけ足をかけて払ってキースのバランスを崩し、床の上にキースを…押し倒して、上から見つめる。
きつい…青の瞳が、見ている皆をぞくぞくさせた。
顔は本当にファオンに似ているのに、もう少し年を取らせ、きっ!として気の強そうな、きつい美貌。
ファーレーンがキースにのしかかり…顔を傾け口付ける。
夢見てるキースが、囁く。
「…ぃ…いいなぁ…アイツ………」
皆が一斉に、呟くキースに無言で目を見開き、振り向いた。
ファーレーンが、また顔を反対側に傾け口づけすると…キースはとうとう我慢出来ずに、ファーレーンの背を抱き、思い切り体を回してファーレーンを下に押し倒し、上から遮二無二口付ける。
「んんっ!」
キースはそのまま、ファーレーンを下に、熱烈なキスを続ける。
ファーレーンが大人しくなると、キースは顔を少し上げて囁く。
「…キス…ってのは、こうやるんだ。
舌を出せ」
ファーレーンが、睨み付ける。
「命令する気か?!」
「…教えてるんだ…」
キースに囁かれて…ファーレーンは仕方なしに、舌を少し出す。
「可愛い…」
夢見てる皆がキースの呟きを聞き、沈黙したまま、驚愕に目を見開いた。
「…キス…するぞ。いいな?」
夢見てるレオが囁く。
「コブラとマングースに見えるのは…俺だけか?」
セルティスも小声で言う。
「キース…ビビリまくってるな…」
アリオンとシーリーンが揃ってキースを見る。
キースは俯いて言い訳る。
「お前らだって、ファーレーンに…するとしたら、ああなるだろう?」
セルティスがこっそり言った。
「俺ならまず、…しない」
レオが無言で頷き、アリオンとシーリーンも習った。
キースが、顔を傾ける。
まだ…唇が触れない。
まだ。
まだ…。
ファーレーンはキースの唇を見つめ、待っていた。
が、今だキースの唇が到達せず、怒鳴った。
「何グスグスしてるんだ!」
キースは心臓ばくつかせて少しずつ…距離を詰めていたのに怒鳴られ、つい怒鳴り返す。
「お前の方から、してくれてもいいんだ!
本気で《皆を繋ぐ者》になるんなら!」
ファーレーンは怒鳴られて、手枷を見る。
「この重いの、取ってくれたらしてやるんだが…」
キースはそう言われて…一辺に瞳を輝かせる。
夢見てるシーリーンが呟く。
「…ニンジン目の前にした馬…って、ああだろうな」
キースを除く皆が、一斉に頷く。
が、セルティスが顔を上げる。
「けど言われた通り手枷外す、馬鹿じゃないよな?」
がちゃ。
キースが嬉々として、ファーレーンの手枷外すのを見て、皆突然沈黙して目を見開いた。
「外したぞ?」
ファーレーンの両手が、キースの頬を包み込む。
夢見てる皆は一斉に、次は股の間に膝蹴りか。
と恐怖に満ちて、目を閉じた。
ファーレーンが、キースの唇にそっ…と唇を微かに触れさせる。
そして言った。
「…ほら。出来たろう?」
キースは掠る、程度だったのに感激で震えながら…必死で自制心を掻き集めて言う。
「…こんなの、事故でちょい触った。
程度で全然キスじゃない」
ファーレーンが、むっ!とする。
腕をキースの背に回すと、ぐっ!と胸を押しつけ足をかけて払ってキースのバランスを崩し、床の上にキースを…押し倒して、上から見つめる。
きつい…青の瞳が、見ている皆をぞくぞくさせた。
顔は本当にファオンに似ているのに、もう少し年を取らせ、きっ!として気の強そうな、きつい美貌。
ファーレーンがキースにのしかかり…顔を傾け口付ける。
夢見てるキースが、囁く。
「…ぃ…いいなぁ…アイツ………」
皆が一斉に、呟くキースに無言で目を見開き、振り向いた。
ファーレーンが、また顔を反対側に傾け口づけすると…キースはとうとう我慢出来ずに、ファーレーンの背を抱き、思い切り体を回してファーレーンを下に押し倒し、上から遮二無二口付ける。
「んんっ!」
キースはそのまま、ファーレーンを下に、熱烈なキスを続ける。
ファーレーンが大人しくなると、キースは顔を少し上げて囁く。
「…キス…ってのは、こうやるんだ。
舌を出せ」
ファーレーンが、睨み付ける。
「命令する気か?!」
「…教えてるんだ…」
キースに囁かれて…ファーレーンは仕方なしに、舌を少し出す。
「可愛い…」
夢見てる皆がキースの呟きを聞き、沈黙したまま、驚愕に目を見開いた。
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