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ゾーデドーロ(東の最果て)
デルデロッテと二人きりになるエルデリオン
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デルデロッテはエルデリオンを抱き上げたまま、召使いに通された浴室へと足を運ぶ。
金の獅子の蛇口から湯と水の注がれる、楕円形のかなり広い白石の湯船。
床は白石が敷き詰められ、壁や柱には金の飾りがあちこちに掘られ、とても洒落ていた。
デルデロッテはエルデリオンを下ろす。
が、エルデリオンはデルデロッテにしがみついてないと、立てなかった。
「…どうしよう…こんな有様で…」
エルデリオンが顔を下げて呻くのを聞き、デルデロッテは囁く。
「…いいから、腰を下ろして」
エルデリオンは頷くと、へしゃげたように腰をすとん。
と白い石の床に下ろした。
デルデはため息吐くと、上着を脱ぎ始める。
シャツを引き剥がし、ベルトを外してると、エルデリオンはまた呻く。
「…怒って…る?」
デルデはベルトを引き抜くと、身を屈めてブーツの底を掴み、脱ぎ捨てながら言葉を返す。
「…ええ、公爵にね!」
エルデリオンは顔を上げる。
「でも…でも公爵は媚薬を使わなかった。
それに…その…。
また、紐を入れてと…ねだったのは…私の方…で……」
デルデはもう片方のブーツ履いた足を膝の上に乗せ、ブーツの踵を掴んで引き抜き、身を起こすと一気にズボンの腰に手をかけ、下げて脱ぎ捨て、エルデリオンに手を差し伸べて呟く。
「…でも股間のリングはずっとはめたまま。
ヤツは外さなかった。
違いますか?」
エルデリオンはその手に掴まると、引き上げられながら首を横に振る。
「…違わない…。
両手が自由になったのに…私では外せなくて…」
デルデはエルデリオンの身を抱き寄せ、目を見開く。
「…つまり最初は。
両手を縛られてた?」
エルデリオンはこくん。と頷く。
デルデはさっ!とエルデリオンを抱き上げると、湯船に歩きながら尋ねる。
「…で。
どういういきさつで公爵に掴まったんです?
レジィは先にエウロペが保護したというのに、貴方は行方知れず。
どれだけラステルもロットバルトも私も…」
エルデリオンは顔を上げた。
「…忘れてた…。
レジィ殿はご無事?!」
デルデは一瞬、押し黙った。
「…貴方とレジィを運んだ、アースルーリンドのル・シャレファと呼ばれる能力者、シャーレの意識がレジィの体に入り込んで…地震を起こしたとか」
エルデリオンは目を見開く。
デルデは返事を聞かず、更に尋ねる。
「で、貴方は?」
エルデリオンは首振って俯いた。
「レジィだけ連れて行かれて…私は残され、縛られようとしたのを…抵抗して逃げ出したのはいいんだけど…。
マントを被って変装して、レジィを助け出すつもりでいたのに、見破られそうになった所を公爵に助けられて…。
でも…結局公爵に、睡眠薬の布を口に当てられ…気絶してしまった。
紅蜥蜴からは匿ってはくれたけど…」
「火に飛び込んだ蝶も同然。
長い間恋い焦がれてた貴方を手に入れたら…その後は縛って、したい放題だったんでしょうね?」
その辺りの言葉に猛烈な怒りが滲み出て、エルデリオンは湯に下ろされながらデルデの美麗な顔を伺った。
公爵も麗しかったけど。
ずっと長い間側に居てくれたデルデの、艶やかな焦げ茶の長い髪と、引き締まった顔を見た途端、エルデリオンは心から安心してる自分に気づく。
「…デルデは…知ってたの?
公爵が私…を……」
デルデはエルデリオンの横に浸かると、腹立たしげに唸った。
「…あの男こそ貴方を腕に抱く気満々だったのに。
あの時の従者長ラザフォードに、私が貴方に懸想してるから側に近寄らせるといずれ王子に手を出すと…。
告げ口したお陰で、私は徹底的に貴方のお側にいる時間を減らされたんです!」
エルデリオンは怒ってるデルデを見た。
「…知らな…かった…」
「実は私も、ラステルから知らされた。
ホラ、ラステルって。
あの笑顔で人の警戒心を解き、何でも聞き出してしまうじゃないですか?」
エルデリオンは頷く。
デルデは当時を思い出し、憤懣やるかたない表情で呻く。
「けど具体的に手を出したのは、あの男の方。
舞踏会で…」
エルデリオンは頷いた。
「…うん…。
思い出した」
「あの時、あの男は抱く気満々。
私は公爵が別室を用意させてるとラステルに聞いていたし、警戒するようラステルに注意されて見張ってたから…。
あの程度で済んだ。
ちょうど貴方の花嫁の話が、持ち上がった頃ですよ。
あの男は貴方が女にのめり込む前に、手込めにして垂らし込んで。
自分が貴方の夫になる気だった!
今回、私が貴方の夫として婚儀が行われる発表聞いていたら。
腸煮えくりかえっていたでしょうね」
「…知ってたよ?
怒ってた」
ようやくデルデは、にっこり微笑む。
「それは良かった」
エルデリオンはその返答に、顔を下げる。
「…凄く…怒ってたし…君に危険が及んではと…最初の相手はエウロペだって教えたら…。
その後、君がしたみたいに…激しくなった」
デルデは聞くなり、目を見開いた。
「言ったんですか?!
そんな事?!
怒るに決まってる!!!」
エルデリオンは顔を下げた。
「…けど…公爵もかなりの…使い手だよね…?
君と決闘なんてなったら…」
「私はあいつに思い切り剣が振れて、せいせいしますよ!!!」
怒鳴られて、エルデリオンは顔を下げる。
「…だって…いつも私の為に危険な目にばかり遭って…。
これ以上…」
「好きでやってるんです!」
エルデリオンは怒るデルデに、顔を上げる。
けど、言った。
「でも貴方が怪我をすると、私が凄く心配するって…分かってない…」
デルデは怯んだ。
そして顔を傾け、エルデリオンを見つめ囁く。
「…うんと感じるとこばかり弄られて…おかしくなった?」
エルデリオンは頬を真っ赤にし、俯く。
「…そう…」
「私が見た時より更に乳首が膨らんでる」
エルデリオンはもっと真っ赤に頬を染め、顔を下げる。
「…塞がる?
乳首の穴…」
「直ぐに。
…まさか、気に入ってないでしょうね?」
エルデリオンは真ん中に金鎖で通されて引っ張られ、両方いっぺんに刺激された事を思い出し、思わず胸に手を当てた。
「…尿道に紐を通されたまま…うんと蕾の奥を抉られた?」
デルデに更に尋ねられ、エルデリオンはもうどう言っていいか分からず、蚊の鳴くような声で答える。
「縛られてた時…一物のリングは二つで…。
付けたままでもイけるから…って…紐を入れられたらもう…おかしくなって」
「ずっと刺激が続きますからね」
エルデリオンはびっくりして、顔を上げてデルデを見た。
「…した事、あるの?!」
デルデは少し目を見開く。
「…大抵のことは一通り経験してますから…。
けれど気をつけないと。
不潔だと病気になりやすいので。
けどリングを二つも付けられてたら、それでも簡単にはイけませんよね?
それであいつ…乳首も刺激し、蕾にも突っ込んで、感じさせまくってイかせたって事ですか?」
エルデリオンは真っ赤になって顔を下げる。
「…放つん…だけど…。
いつものじゃなくって、透明なのとか出て来て…。
リング付けたままされて…ぐったりしたら、手足の拘束、外してくれたけど、リングは外せなくって。
なのに更に二つも足すから…我慢出来なくって…。
それで私の方…か…ら…」
「ヤツのを咥えた?」
エルデリオンは頷く。
「自分から、蕾に入れて?」
エルデリオンはまた、頷いた。
「それで…自分で必死に刺激を求め、イきまくった?」
エルデリオンは肩まで真っ赤になって、頷く。
「………そう………」
「恥ずかしいですか?」
聞かれて、エルデリオンは横のデルデを見上げる。
デルデは視線を合わせず、きっぱり言い切った。
「恥ずかしがったら、負けです。
リング四つも付けられたら、当然の結果。
誰でもそうなる。
今度公爵に会ったら。
されたら誰でもそうなる反応を示したに過ぎないと。
すましていらっしゃい」
エルデリオンはデルデの鼻筋の通った綺麗な横顔を見つめ、肩に頭をもたせかけた。
「…でも…凄い痴態曝したから…。
出来るかどうか………」
デルデはすました顔してエルデリオンに振り向き、言って退けた。
「私と痴態の限りを尽くした後なら、出来ます」
エルデリオンはぎくっ!として、そう言って微笑む、デルデを見上げた。
金の獅子の蛇口から湯と水の注がれる、楕円形のかなり広い白石の湯船。
床は白石が敷き詰められ、壁や柱には金の飾りがあちこちに掘られ、とても洒落ていた。
デルデロッテはエルデリオンを下ろす。
が、エルデリオンはデルデロッテにしがみついてないと、立てなかった。
「…どうしよう…こんな有様で…」
エルデリオンが顔を下げて呻くのを聞き、デルデロッテは囁く。
「…いいから、腰を下ろして」
エルデリオンは頷くと、へしゃげたように腰をすとん。
と白い石の床に下ろした。
デルデはため息吐くと、上着を脱ぎ始める。
シャツを引き剥がし、ベルトを外してると、エルデリオンはまた呻く。
「…怒って…る?」
デルデはベルトを引き抜くと、身を屈めてブーツの底を掴み、脱ぎ捨てながら言葉を返す。
「…ええ、公爵にね!」
エルデリオンは顔を上げる。
「でも…でも公爵は媚薬を使わなかった。
それに…その…。
また、紐を入れてと…ねだったのは…私の方…で……」
デルデはもう片方のブーツ履いた足を膝の上に乗せ、ブーツの踵を掴んで引き抜き、身を起こすと一気にズボンの腰に手をかけ、下げて脱ぎ捨て、エルデリオンに手を差し伸べて呟く。
「…でも股間のリングはずっとはめたまま。
ヤツは外さなかった。
違いますか?」
エルデリオンはその手に掴まると、引き上げられながら首を横に振る。
「…違わない…。
両手が自由になったのに…私では外せなくて…」
デルデはエルデリオンの身を抱き寄せ、目を見開く。
「…つまり最初は。
両手を縛られてた?」
エルデリオンはこくん。と頷く。
デルデはさっ!とエルデリオンを抱き上げると、湯船に歩きながら尋ねる。
「…で。
どういういきさつで公爵に掴まったんです?
レジィは先にエウロペが保護したというのに、貴方は行方知れず。
どれだけラステルもロットバルトも私も…」
エルデリオンは顔を上げた。
「…忘れてた…。
レジィ殿はご無事?!」
デルデは一瞬、押し黙った。
「…貴方とレジィを運んだ、アースルーリンドのル・シャレファと呼ばれる能力者、シャーレの意識がレジィの体に入り込んで…地震を起こしたとか」
エルデリオンは目を見開く。
デルデは返事を聞かず、更に尋ねる。
「で、貴方は?」
エルデリオンは首振って俯いた。
「レジィだけ連れて行かれて…私は残され、縛られようとしたのを…抵抗して逃げ出したのはいいんだけど…。
マントを被って変装して、レジィを助け出すつもりでいたのに、見破られそうになった所を公爵に助けられて…。
でも…結局公爵に、睡眠薬の布を口に当てられ…気絶してしまった。
紅蜥蜴からは匿ってはくれたけど…」
「火に飛び込んだ蝶も同然。
長い間恋い焦がれてた貴方を手に入れたら…その後は縛って、したい放題だったんでしょうね?」
その辺りの言葉に猛烈な怒りが滲み出て、エルデリオンは湯に下ろされながらデルデの美麗な顔を伺った。
公爵も麗しかったけど。
ずっと長い間側に居てくれたデルデの、艶やかな焦げ茶の長い髪と、引き締まった顔を見た途端、エルデリオンは心から安心してる自分に気づく。
「…デルデは…知ってたの?
公爵が私…を……」
デルデはエルデリオンの横に浸かると、腹立たしげに唸った。
「…あの男こそ貴方を腕に抱く気満々だったのに。
あの時の従者長ラザフォードに、私が貴方に懸想してるから側に近寄らせるといずれ王子に手を出すと…。
告げ口したお陰で、私は徹底的に貴方のお側にいる時間を減らされたんです!」
エルデリオンは怒ってるデルデを見た。
「…知らな…かった…」
「実は私も、ラステルから知らされた。
ホラ、ラステルって。
あの笑顔で人の警戒心を解き、何でも聞き出してしまうじゃないですか?」
エルデリオンは頷く。
デルデは当時を思い出し、憤懣やるかたない表情で呻く。
「けど具体的に手を出したのは、あの男の方。
舞踏会で…」
エルデリオンは頷いた。
「…うん…。
思い出した」
「あの時、あの男は抱く気満々。
私は公爵が別室を用意させてるとラステルに聞いていたし、警戒するようラステルに注意されて見張ってたから…。
あの程度で済んだ。
ちょうど貴方の花嫁の話が、持ち上がった頃ですよ。
あの男は貴方が女にのめり込む前に、手込めにして垂らし込んで。
自分が貴方の夫になる気だった!
今回、私が貴方の夫として婚儀が行われる発表聞いていたら。
腸煮えくりかえっていたでしょうね」
「…知ってたよ?
怒ってた」
ようやくデルデは、にっこり微笑む。
「それは良かった」
エルデリオンはその返答に、顔を下げる。
「…凄く…怒ってたし…君に危険が及んではと…最初の相手はエウロペだって教えたら…。
その後、君がしたみたいに…激しくなった」
デルデは聞くなり、目を見開いた。
「言ったんですか?!
そんな事?!
怒るに決まってる!!!」
エルデリオンは顔を下げた。
「…けど…公爵もかなりの…使い手だよね…?
君と決闘なんてなったら…」
「私はあいつに思い切り剣が振れて、せいせいしますよ!!!」
怒鳴られて、エルデリオンは顔を下げる。
「…だって…いつも私の為に危険な目にばかり遭って…。
これ以上…」
「好きでやってるんです!」
エルデリオンは怒るデルデに、顔を上げる。
けど、言った。
「でも貴方が怪我をすると、私が凄く心配するって…分かってない…」
デルデは怯んだ。
そして顔を傾け、エルデリオンを見つめ囁く。
「…うんと感じるとこばかり弄られて…おかしくなった?」
エルデリオンは頬を真っ赤にし、俯く。
「…そう…」
「私が見た時より更に乳首が膨らんでる」
エルデリオンはもっと真っ赤に頬を染め、顔を下げる。
「…塞がる?
乳首の穴…」
「直ぐに。
…まさか、気に入ってないでしょうね?」
エルデリオンは真ん中に金鎖で通されて引っ張られ、両方いっぺんに刺激された事を思い出し、思わず胸に手を当てた。
「…尿道に紐を通されたまま…うんと蕾の奥を抉られた?」
デルデに更に尋ねられ、エルデリオンはもうどう言っていいか分からず、蚊の鳴くような声で答える。
「縛られてた時…一物のリングは二つで…。
付けたままでもイけるから…って…紐を入れられたらもう…おかしくなって」
「ずっと刺激が続きますからね」
エルデリオンはびっくりして、顔を上げてデルデを見た。
「…した事、あるの?!」
デルデは少し目を見開く。
「…大抵のことは一通り経験してますから…。
けれど気をつけないと。
不潔だと病気になりやすいので。
けどリングを二つも付けられてたら、それでも簡単にはイけませんよね?
それであいつ…乳首も刺激し、蕾にも突っ込んで、感じさせまくってイかせたって事ですか?」
エルデリオンは真っ赤になって顔を下げる。
「…放つん…だけど…。
いつものじゃなくって、透明なのとか出て来て…。
リング付けたままされて…ぐったりしたら、手足の拘束、外してくれたけど、リングは外せなくって。
なのに更に二つも足すから…我慢出来なくって…。
それで私の方…か…ら…」
「ヤツのを咥えた?」
エルデリオンは頷く。
「自分から、蕾に入れて?」
エルデリオンはまた、頷いた。
「それで…自分で必死に刺激を求め、イきまくった?」
エルデリオンは肩まで真っ赤になって、頷く。
「………そう………」
「恥ずかしいですか?」
聞かれて、エルデリオンは横のデルデを見上げる。
デルデは視線を合わせず、きっぱり言い切った。
「恥ずかしがったら、負けです。
リング四つも付けられたら、当然の結果。
誰でもそうなる。
今度公爵に会ったら。
されたら誰でもそうなる反応を示したに過ぎないと。
すましていらっしゃい」
エルデリオンはデルデの鼻筋の通った綺麗な横顔を見つめ、肩に頭をもたせかけた。
「…でも…凄い痴態曝したから…。
出来るかどうか………」
デルデはすました顔してエルデリオンに振り向き、言って退けた。
「私と痴態の限りを尽くした後なら、出来ます」
エルデリオンはぎくっ!として、そう言って微笑む、デルデを見上げた。
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