森と花の国の王子

あーす。

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エルデリオンの幸福な始まり

ラステルの言うとおり、全力でエルデリオンを垂らしにかかるデルデロッテ 6

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 エルデリオンはいつの間にか裸で。
鏡の前で挿入されてる間、腕から滑り落ちたガウンを探そうと、顔を上げる。

けれどデルデに抱き上げられて御姫様だっこされ、焦った。
「…デルデ…。
ソファを汚した…」
「女中のミュリエルが、ちゃんと拭いてくれるよ。
彼女特製の洗剤は、凄く汚れ落ちがいいから」

エルデリオンはデルデロッテの首に抱きつき、彼の綺麗で男らしい顔が間近で、思わず頬染めて俯く。

「…ソファで…した事、無かったのに…」

デルデは頷きながら、エルデリオンを寝室に運ぶ。
「そうでしょうね。
貴方のソファの布地は。
バカ高いゴブラン織りで、金糸銀糸がふんだんに使われてますものね」

足で蹴って扉を開け、天蓋付きの寝台の上に、エルデリオンを下ろした途端。
顔を寄せて口づける。

「…ん…んっ…」

キスを受け止めてくれるエルデリオンに、デルデはそのままのめり込み。
寝台に乗り上がり、エルデリオンを組み強いて…熱烈なキスを続けた。

「…んっ…ぅ…んっ…」

デルデの手が股間を探るので、エルデリオンはキスにのめり込みかけてたけど。
つい目を開けて、デルデに視線を向けた。

デルデロッテは唇を、少し離して囁く。
「…まだ…勃ってませんね…」

エルデリオンはかっ!と頬染めた。
「…あれだけ…したから…。
凄く、意地悪だった…さっき」

けれどデルデは眉をひそめる。
「…あんなもんじゃありませんよ…。
でも今は。
貴方を貪らせて…」

デルデはまたエルデリオンの唇を唇で塞ぎ、文字通り顔の角度を幾度も変え、貪るように口づけた。

舌がくねり口腔内を犯し尽くすような熱烈なキスに、エルデリオンの息は上がり始める。

デルデの手がまた。
股間に触れる。
今度は勃ち上がり始めてるのを確かめ、唇を離すとまた、ニヤ!と笑う。

正直エルデリオンの、身が震った。

「…私の事…縛り上げて嬲る?」

デルデは凄く嬉しそうに笑う。
「いいですねぇ…それ。
でも今…は………」

また、エルデリオンの唇を唇で塞ぎ、舌を差し入れくねらせ、絡ませて…熱烈なキスをり返した。

が、突然顔を上げて、キスにのぼせたような顔のエルデリオンを見つめ、問う。
「…好きですか?
もしかして、縛られて否応なしにいたぶられるの」

エルデリオンはまた、真っ赤に成った。
「ちちちち違う!」

デルデは首捻る。
「ホント?
本心は、凄くされたいんじゃないですか?
遠慮、要りませんよ?
したいんなら…どれだけでも恥ずかしい事、してあげます」

エルデリオンはとうとう、怒った。
「ちがう!
君がまだ…エウロペ殿を最初に挿入れた事…。
怒ってるみたいだった…し………。
さっきの、凄かったし………」

デルデロッテはクスクス笑いながら、エルデリオンの頬に舌を這わせながら口づけ、そして囁いた。
「…凄かった…?
嫌じゃ…無かったんだ?」

エルデリオンは頷きかけて…頬に甘く口づけられ、微かに身を戦慄かせながらも、気づく。
「…虐めようと…してたの?」
「当然」

言いながら、デルデはぞくりとする熱い舌を、首筋や耳元に這わせ続ける。

「…っ…じゃ…さっきの…あんま…り刺激…が、強くって…。
耐え…られないぐらい激しくって………。
気が狂いそう…に感じ…て……おかしくなりかけ…た…って…言った…ら…?」

デルデは直ぐ言葉を返す。
「…でも嫌じゃ無かった」
「そう…だけ…ど……。
嫌じゃ無い…と、虐めた…事にならない…か…ら…。
ぁっ…。
もっと酷いこと…するのか…って…思っ…て……」

「それはするつもりだけど…。
ちょっと待って。
貴方の体、全部舐めて…私の物にするから」
「ぇえっ?!…本気?!」

「…それに君のイイとこや弱いとこ…探さないと」

エルデリオンは絶句した。

けれどデルデの唇は首筋を覆い尽くし、エルデリオンはぞくりと身を戦慄かせると。
その都度デルデは吸い付き…エルデリオンは喘ぐ。

「…つぁ…あ!っ………んっ………」

デルデの唇はだんだん下に降りて行き、鎖骨、そして胸…。

エルデリオンが身をぴくり!と動かす度、デルデの唇は吸い付く。

「…あ…ぁっ!」

けれど胸の…乳首近くにデルデの唇が這い始めると、エルデリオンは焦った。

「…デルデ、デルデ…乳首はもう…」

けれどそっ…と唇で先端に触れられた・だけで、エルデリオンは甘やかに喘ぐ。

「ぁんっ…」

デルデがクス、と笑う。

「たったこれだけで?
そんな甘い喘ぎですか?」

エルデリオンは恥じ入って赤くなったけど。
デルデの唇は、もっと下…脇腹、へそを伝って腰骨に這う。

その都度、エルデリオンが微かに感じる場所に、デルデの唇は吸い付いて行く…。

「っあ!…っぁんっ!」

女性相手に…キスされてくすぐったかった事はあったけど…。
こんなに丹念に唇と舌を這わされたのは、初めて。

正直、エルデリオンは恥ずかしくって身を起こしたかった。

けれどデルデの唇が股間に降りて行き、一物近くに触れると、期待に腰が戦慄く。
が、足の付け根に触れられた時。
またエルデリオンはぴく!と身を戦慄かせ…デルデロッテはきつく吸い上げた。

「ゃんっ!」

次にぐい!
と腿を持ち上げられ、蕾近くに唇が触れた時。
エルデリオンはまた、焦った。

「…そこ…は………」

エルデリオンは瞬間、蕾をデルデの情熱的な舌がくねりまくって…。
じれてたまらなく感じた経験を思い出し、それだけで…腰をくねらせた。

けれどデルデの舌は、蕾に軽く触れただけ。
もっと腿を持ち上げられ、蕾の下。
腰近くに触れる。

ぴく!と反応すると、またきつく吸われて、エルデリオンは喘いだ。

「…ぁあんっ!」

デルデは身を起こすと、持ち上げた腿の内側に唇を這わせ始める。

「…っぁ…ぁあっ!…んっ………」

とうとう足首から足に伝い、足の指の間に舌が這うと、エルデリオンは思わず足をデルデロッテの腕から引き抜こうとした。

が、ぐい!とデルデに引き戻され、また唇を這わせられる。
デルデの舌が足の指の間を舐め上げると、エルデリオンは腰を戦慄かせた。

「嫌っ…デルデそこ…ダ…メ………」

デルデはそれを聞くなり、舌先でくすぐるように舐め上げ、エルデリオンが
「ぁっ…」
と甘く喘ぐのを聞いた後、エルデリオンの足を寝台にそっ…と落とし、起き上がって寝台を出た。

エルデリオンは解放され、ほっ…と息を吐く。
デルデロッテは大きな姿見を引っ張ってきて、寝台の横に据えた。

その後、すっかり暗くなった室内に、ランプの灯りを灯し、鏡の横のサイドテーブルの上に置く。

次に長い紐を持って来て、天蓋の端に引っかけ、垂らす。

間隔を開けて、二本。

デルデは寝台に片膝乗り入れると、エルデリオンの腕を掴んで起き上がらせ、また背後に付いてエルデリオンが姿見の、真正面に来るよう背後から抱く。

エルデリオンは裸の自分が、ランプの明かりの中浮かび上がり…。
デルデに背後から抱かれてる姿が、姿見に映っているのを目にした途端。

恥ずかしそうに俯いた。

「…また…これ?」
デルデは背後から俯くエルデリオンの顔に、顔を寄せて囁く。

「ちょっと…違う」

言ってエルデリオンの腿を持ち上げ、膝下に紐を潜らせ、かなり持ち上げた場所で、縛り上げた。

もう片足もそれをされると、デルデが足を持ち上げなくっても…。
鏡の中の自分は、両足開いて股間を丸見えにしていて…。

エルデリオンは真っ赤に頬を染め、顔を背ける。

デルデは立ち上がると、かなり高くエルデリオンの足が持ち上がるよう、紐を調節し、また背後に座り込む。
そして…エルデリオンの腰を少し前に付き出し、双丘を両端から持って、開いて見せた。

エルデリオンは真っ赤っ赤になって、顔を下げる。

「…赤く…なってる…。
まださっき放ったばかりの、私の液が…。
こんなに開くと、滴ってくる…。
凄く、卑猥ですよね?」

エルデリオンは俯いて、小声で囁く。

「デルデ私の事…虐め…てる?」

デルデは甘やかすように頬に唇を這わせ、囁き返した。

「ええ…。
もう国王やエウロペ殿が。
貴方に無茶を突きつけられ、苦労しないよう…。
私がうんと、ヌいてあげますから」

エルデリオンは異論を唱えたかった。

けれど今やお尻は布団の上に浮き、姿見にお尻を開かされ、まる見えの自分の蕾を見せられ。

恥ずかしすぎて、言えなかった………。
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