アシュターからの伝言

あーす。

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正直、ボウイが好きだった。だから彼が悪魔崇拝者だと分かった時は、ショックだった

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Huluで、デヴィド・ボウイ 最初の五年
を見たら。
デヴィドがいつ悪魔に取り込まれたのか
分かるかも。
と見始めた。

見てると彼の声が聞こえてくる。

フェルミーナに捨てられたこと。
彼女は、バレエダンサーとしての大役を得たことで
デヴィドと別れた。

彼は成功した彼女に、惨めに捨てられたボロぞうきんのように自分を感じたようだった。

この時
「悪魔に魂を売ってでも、有名になってやる」
と決意した。

そしたら、悪魔はそれを聞いたようにやってきた。

彼は「フェルミーナの成功など、チリのように思える程の成功をくれ。
彼女の成功など、足蹴に出来る程の成功を」

そして彼は
「スペイス・オディティ 」
で、大ヒットを記録した。

次の彼女、アンジーは悪魔の手先で彼の監視役だったようだ。

彼女を通して、彼は悪魔に取り込まれていった。

確かに写真を見ると、彼の瞳は狂気じみてる。

私は時折彼の歌に、神を感じていたから。
「地球を売った男」
のアルバムタイトルに不吉な予感がしていた。

彼は父親の違う兄、テリーに救いを求めた。
けれど彼は戦争から帰って以来人が変わり、精神病院にいた。

それでデヴィドは、救いを得られなかった。

けど悪魔はまだそのとき、彼と一体になってなかった。
彼は迷い、けれど悪魔を振り払えず
再び売れなくなった。

それで悪魔がささやいた。

別人格を作ったらどうか。と。

映画の中で彼は
「神が、ジギーあれ」
と言い、彼が生まれた。
みたいに言ってたけど、この時の神
とは実は悪魔のことだったそうだ。

ともかく。
彼は悪魔と共に進み、悪魔の力を借りて
怖いモノなど無いようにステージでパワフルに振る舞った。

それ以降、彼は再び注目を集めた。
そしでジギーは大ヒットした。
彼は彼の望む、有名人に成り始めた。

けれどささやく悪魔に、彼は言った。
自分を、大スターにしろ。
世界でロックシンガーと言えば、名が上がる五人の中に
入れるような。

「スペイス・オディティ 」のヒットした後、再び売れなくなってた彼は
ジギーで売れたとしても
また売れなくなるんじゃないか。
と、悪魔の力に疑問を感じていたようだ…。

その時、アンジーの断ったフェスがあった。
彼は出演した。
早朝五時。

彼は一人で舞台に立ち
けれどアサヒ登り始める空の中
観客は4、500人にものぼり
彼らは永久に、朝日の中謳う彼を忘れられないだろう。
と映画の中の解説者は言い
ボウイは…その時知ったそうだ。

自分は神に愛されている神の使者だと。
だから悪魔があれほど自分をほしがったのだと。

事実、パントマイムのケンプと、売れない時代に出会った話の中でケンプが
「楽屋に彼が現れた時。
大天使ガブリエルのように光輝いていた」
と評していた。

結局彼は、悪魔と一体化する道を選んだ。
だからジギーを捨て、悪魔と一体化した自分に戻った。

彼はこの時の事を
「神を、ジギーと共に捨てたんだ。
ジギーがいたから。
悪魔に取り憑かれた自分は、ジギーに押しつけられた。
本体の自分はかろうじて、護られていた」

ジギーは
「悪魔との取引も、演技、空想ごとの一部だよ」
って言う意思表示だったようだ。

そして彼は、儀式にも参加していた。
そんな残酷な自分を世間に知られたら。
と、恐ろしかったようだ。
だから仮面を被る必要性があり
ジギーが必要だった。

けれど彼は、成功者達の集まりに出た。
みな、悪魔の儀式に参加していた。

「切り刻む感覚は、格別だろう?」
「犠牲者の血は、甘く感じないか?」

彼は見えない悪魔の後ろ盾だけでなく
大勢の成功者の仲間の、後ろ盾も得て
自信がついたから
ジギーを投げ捨て
悪魔崇拝者の自分を、表に出すことにしたそうだ。

彼は言う。
「もちろん、ここは多分地獄で、自分が切り刻んだ子供達の痛みが、ひっきりなしに来る。
この世界じゃ、僕がその子供になって
僕に切り刻まれるんだ。
僕は聞く。
切り刻む僕は
「君なんて見えてない。
僕に見えてるのは、僕を惨めにしたヤツラだけだ」
そう言って、彼らの代わりに僕を切り刻むんだ。

僕は毎度思う。
なんて酷いヤツだ。
恐ろしいヤツだ。

それが自分なのだと
毎度思い知らされるんだ………。

私は彼のコンサートに行ったことがある。
信じられない程の存在感で
痩せているのにパワフルだった。

その彼の晩年があれほど…。
惨めで悲惨な状態になっていたのを見た時。

彼の成功は、悪魔によってもたらされたのだと、確信した。
悪魔は成功をもたらす。
が、自分の役に立たなくなると
平気で切り捨てる………。


昔こういうのがふいに見えたり聞こえたりして
一度はマリリン・モンローだった。

彼女の大ファンだったので、回路が開いたのかもしれない。
それはブログに書いた。

今、こっちが書きやすいので
本来ブログに書いてた内容を
こちらに記録として載せます。
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