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第311話 【BLACK EDGE 其の311 最後の予選】
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BLACK EDGE
著者:pirafu doria
作画:pirafu doria
第311話
【BLACK EDGE 其の311 最後の予選】
フェザントがいたことに驚いていると、最終予選であるHブロックが始める。
グリモワールにブルーバード。二つの組織の目的がなんなのか。そのことが気になり、考えていたブラッドは、龍の適応者のことについて忘れて、目的を考えながらHブロックの様子を見る。
選手達が集まり、Hブロックの予選が始まる。
ゴングが鳴り、試合が始まったと同時に、舞台の中央にいた紫髪の大男が叫んだ。
「ガァァァァァァ!!」
その大声で会場は静かになる。そして考え事をしていたブラッドもその声に釣られて、予選の様子を見る。
コングと同時に叫んだ男は大暴れを始めて、次々と選手達を殴り飛ばしていく。
大笑いして楽しそうに選手達を殴り飛ばし、どの選手も一撃で倒していく。そしてその選手の全身を紫色のオーラが包んでいた。
それを見たブラッドは
「あいつが、もう一人の龍の適応者……!?」
Hブロックでついにレトバの言っていた。もう一人の龍の適応者が現れた。
紫髪の男はあっという間に選手達を殴り倒して、Hブロックの予選を勝ち残った。
龍の適応者とはいえ、こう簡単に勝ち上がれるものだろうか。だが、それが真実だ。
勝ち上がった紫髪の選手。二メートル近くある身長に、肩幅が広い。そして上半身は上着を羽織っただけであり、腹筋を見せびらかすような格好をしている。
「Hブロックの勝者はシオン・ギース!!」
シオンと呼ばれたHブロックの勝者は大笑いしながら舞台の中心で立っていた。
シオンは予選を勝ち残った選手に向けて、大声で
「俺はこんなものでは満足できん!! もっと、もっとだ!! 俺を楽しませてくれよ!! お前ら!!」
と叫ぶと舞台から降りていった。
シオンの攻撃でやられた選手達は、皆場外まで吹っ飛んでおり、落ちるだけでなく舞台から数十メートル離れた施設の壁まで吹っ飛んでいたものがほとんどだった。
この大会でナンバーワンのパワーを誇る選手。それがシオンだろう。
そして全ての予選が終わった。勝ち残ったのはAブロックからレトバ、Bブロックからギアム、Cブロックからフレッタ(スパークの大会での名前)、Dブロックからブラッド、Eブロックからスカイ、Fブロックからアサギ、Gブロックからランス(フェザントの大会での名前)、そしてHブロックからシオンだ。
その残った選手達でトーナメントを行う。
この八人の中から誰が勝ち上がることになるのか!?
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ゴングが鳴り、試合が始まったと同時に、舞台の中央にいた紫髪の大男が叫んだ。
「ガァァァァァァ!!」
その大声で会場は静かになる。そして考え事をしていたブラッドもその声に釣られて、予選の様子を見る。
コングと同時に叫んだ男は大暴れを始めて、次々と選手達を殴り飛ばしていく。
大笑いして楽しそうに選手達を殴り飛ばし、どの選手も一撃で倒していく。そしてその選手の全身を紫色のオーラが包んでいた。
それを見たブラッドは
「あいつが、もう一人の龍の適応者……!?」
Hブロックでついにレトバの言っていた。もう一人の龍の適応者が現れた。
紫髪の男はあっという間に選手達を殴り倒して、Hブロックの予選を勝ち残った。
龍の適応者とはいえ、こう簡単に勝ち上がれるものだろうか。だが、それが真実だ。
勝ち上がった紫髪の選手。二メートル近くある身長に、肩幅が広い。そして上半身は上着を羽織っただけであり、腹筋を見せびらかすような格好をしている。
「Hブロックの勝者はシオン・ギース!!」
シオンと呼ばれたHブロックの勝者は大笑いしながら舞台の中心で立っていた。
シオンは予選を勝ち残った選手に向けて、大声で
「俺はこんなものでは満足できん!! もっと、もっとだ!! 俺を楽しませてくれよ!! お前ら!!」
と叫ぶと舞台から降りていった。
シオンの攻撃でやられた選手達は、皆場外まで吹っ飛んでおり、落ちるだけでなく舞台から数十メートル離れた施設の壁まで吹っ飛んでいたものがほとんどだった。
この大会でナンバーワンのパワーを誇る選手。それがシオンだろう。
そして全ての予選が終わった。勝ち残ったのはAブロックからレトバ、Bブロックからギアム、Cブロックからフレッタ(スパークの大会での名前)、Dブロックからブラッド、Eブロックからスカイ、Fブロックからアサギ、Gブロックからランス(フェザントの大会での名前)、そしてHブロックからシオンだ。
その残った選手達でトーナメントを行う。
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