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第256話 【BLACK EDGE 其の256 王都】
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BLACK EDGE
著者:pirafu doria
作画:pirafu doria
第256話
【BLACK EDGE 其の256 王都】
キースがギルド会員になってから半年。今ではヒューグ、ブラッド、キースの三人は賞金首から恐れられる存在になっていた。
賞金首達にとって、三人に出会うことは最悪の事態であり、王都でこの三人を知らないものはいないレベルになっていた。
そんな時、ギルドである騒ぎが起きていた。
それは大物賞金首ジガンデルが王都に潜伏しているという情報があったからだ。
ジガンデルは犯罪組織ターマイトの親玉であり、コスモスという国の元騎士であったが国家を裏切り転覆を狙っていた。
しかし、コスモスは大打撃を食らったが他国からの支援もあり、どうにかターマイトの弾圧に成功。
残すはジガンデルの処刑だけであった。
だが、処刑当日にジガンデルが脱走し、他国へと逃亡。それから何年もの間逃亡生活を続けている。
多くの賞金稼ぎを返り討ちにしており、実力の高さと潜伏能力。そして国家が賞金を賭けているということもあり、かなりの高額である。
そんなジガンデルが潜伏しているという情報を聞いたブラッドは隣にいるヒューグに聞く。
「こいつはやるか?」
「ああ、やろうぜ」
ヒューグは即答する。
この頃、ブラッドはヒューグとタッグで賞金稼ぎをしていた。
ブラッドとしてもこのジガンデルの賞金が手に入ると嬉しい。
グリモワールを追うために資金調達のために王都では賞金稼ぎをしていた。かなりの資金が溜まってきており、このジガンデルを捕らえれば目標額に一気に近づく。
ブラッドとヒューグがジガンデルの手配書のコピーを貰うと、ギルドの端で同じように手配書のコピーを眺めている人物がいた。
「おい、キース。お前もこいつを狙うのか?」
キースを見つけたヒューグが絡みに行く。
なんだかんだでこの三人は会うことが多い。仲が良いか悪いかというと、どちらかというと悪い方だ。
だが、この三人が協力すれば、どんな相手にも負けない気がするというもの事実だ。
「ああ、そのつもりだが…………お前らもか?」
「当然だ。こいつは俺の獲物だ」
「いいや、俺の獲物だ!!」
キースとヒューグは睨み合う。
「よし、じゃあ、誰が一番早くこいつを捕まえられるか、勝負しようぜ!!」
ヒューグがそんなことを言い出す。
「構わないぞ!! 勝つのは俺だからな!!」
そういうと二人はブラッドを巻き込んで、ジガンデルを捕まえる勝負を始めた。
著者:pirafu doria
作画:pirafu doria
第256話
【BLACK EDGE 其の256 王都】
キースがギルド会員になってから半年。今ではヒューグ、ブラッド、キースの三人は賞金首から恐れられる存在になっていた。
賞金首達にとって、三人に出会うことは最悪の事態であり、王都でこの三人を知らないものはいないレベルになっていた。
そんな時、ギルドである騒ぎが起きていた。
それは大物賞金首ジガンデルが王都に潜伏しているという情報があったからだ。
ジガンデルは犯罪組織ターマイトの親玉であり、コスモスという国の元騎士であったが国家を裏切り転覆を狙っていた。
しかし、コスモスは大打撃を食らったが他国からの支援もあり、どうにかターマイトの弾圧に成功。
残すはジガンデルの処刑だけであった。
だが、処刑当日にジガンデルが脱走し、他国へと逃亡。それから何年もの間逃亡生活を続けている。
多くの賞金稼ぎを返り討ちにしており、実力の高さと潜伏能力。そして国家が賞金を賭けているということもあり、かなりの高額である。
そんなジガンデルが潜伏しているという情報を聞いたブラッドは隣にいるヒューグに聞く。
「こいつはやるか?」
「ああ、やろうぜ」
ヒューグは即答する。
この頃、ブラッドはヒューグとタッグで賞金稼ぎをしていた。
ブラッドとしてもこのジガンデルの賞金が手に入ると嬉しい。
グリモワールを追うために資金調達のために王都では賞金稼ぎをしていた。かなりの資金が溜まってきており、このジガンデルを捕らえれば目標額に一気に近づく。
ブラッドとヒューグがジガンデルの手配書のコピーを貰うと、ギルドの端で同じように手配書のコピーを眺めている人物がいた。
「おい、キース。お前もこいつを狙うのか?」
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「よし、じゃあ、誰が一番早くこいつを捕まえられるか、勝負しようぜ!!」
ヒューグがそんなことを言い出す。
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