214 / 348
第212話 【BLACK EDGE 其の212 赤崎】
しおりを挟む
BLACK EDGE
著者:pirafu doria
作画:pirafu doria
第212話
【BLACK EDGE 其の212 赤崎】
「そうじゃない。私が君を認めたということさ」
「そうかい!!」
ブラッドは赤崎の話を聞く気はなく。赤崎に接近しようとする。赤崎も無抵抗というわけではなく、炎の剣を振りながら対抗してきた。
「私は元々この世界の人間ではない。別世界から来た。この世界に転移した人間だ」
ブラッドは赤崎の炎をジャンプして避ける。そして落下しながら赤崎を狙う。だが、そんなブラッドを赤崎は肩から出るビームで狙う。
ビームが発射されるが、ブラッドは身体をそらしてビームを避けた。そして赤崎の下に潜り込む。
「別世界ね。それがどうしたってんだ」
ブラッドは拳を握りして、下から殴りつける。だが、これも失敗だ。やはり最後の最後でコントロールが失敗してしまう。
赤崎は殴られた衝撃で空中に浮く。二メートルほど飛び上がるが、そこから先は落下してくる。落下先ではブラッドが待ち構えていた。
だが、赤崎は落下することなく空中で静止する。赤崎のプロテクターの背中の部分から空気が発射されてそれで赤崎は浮いていた。
「元いた世界で俺は開発者だった。世界をより良くしようと様々なものを開発してきた。だが、そのどれもを岡島は認めなかった」
「岡島だ? 誰だそいつは」
ブラッドは赤崎を追いかけてジャンプする。だが、赤崎は空中で空気の出る方向を変えると、移動してブラッドの攻撃を避ける。
そして避けた後、空中で無防備になったブラッドにタックルした。
空中での攻撃のためブラッドは防御することができず、赤崎のタックルを食らう。そしてタックルを受けたブラッドは吹っ飛び、壁に激突した。
「私の後輩さ、彼は私の作った兵器を全て否定した。そして新たなものに挑戦するということすら、彼は否定したんだ」
赤崎はそう言いながら、空を飛び、そしてそのままブラッドに追撃を加える。壁にめり込んでいたブラッドに向けて、赤崎は炎の剣を振った。
「だから、そんなことを俺に喋って何になるってんだよ!」
ブラッドはどうにかめり込んだ壁から抜け出して落下。地面に着地して炎を躱した。
赤崎は空気の噴射を止めると地面に着地する。
「さっきも言っただろう。君を認めたと…………。グリモワールもブルーバードも私から見れば、過去に囚われた無能集団だ。彼らの目的など、人類のためにはならない」
「…………過去か、それなら俺の方が過去に囚われてるさ、そしてあんたもな」
著者:pirafu doria
作画:pirafu doria
第212話
【BLACK EDGE 其の212 赤崎】
「そうじゃない。私が君を認めたということさ」
「そうかい!!」
ブラッドは赤崎の話を聞く気はなく。赤崎に接近しようとする。赤崎も無抵抗というわけではなく、炎の剣を振りながら対抗してきた。
「私は元々この世界の人間ではない。別世界から来た。この世界に転移した人間だ」
ブラッドは赤崎の炎をジャンプして避ける。そして落下しながら赤崎を狙う。だが、そんなブラッドを赤崎は肩から出るビームで狙う。
ビームが発射されるが、ブラッドは身体をそらしてビームを避けた。そして赤崎の下に潜り込む。
「別世界ね。それがどうしたってんだ」
ブラッドは拳を握りして、下から殴りつける。だが、これも失敗だ。やはり最後の最後でコントロールが失敗してしまう。
赤崎は殴られた衝撃で空中に浮く。二メートルほど飛び上がるが、そこから先は落下してくる。落下先ではブラッドが待ち構えていた。
だが、赤崎は落下することなく空中で静止する。赤崎のプロテクターの背中の部分から空気が発射されてそれで赤崎は浮いていた。
「元いた世界で俺は開発者だった。世界をより良くしようと様々なものを開発してきた。だが、そのどれもを岡島は認めなかった」
「岡島だ? 誰だそいつは」
ブラッドは赤崎を追いかけてジャンプする。だが、赤崎は空中で空気の出る方向を変えると、移動してブラッドの攻撃を避ける。
そして避けた後、空中で無防備になったブラッドにタックルした。
空中での攻撃のためブラッドは防御することができず、赤崎のタックルを食らう。そしてタックルを受けたブラッドは吹っ飛び、壁に激突した。
「私の後輩さ、彼は私の作った兵器を全て否定した。そして新たなものに挑戦するということすら、彼は否定したんだ」
赤崎はそう言いながら、空を飛び、そしてそのままブラッドに追撃を加える。壁にめり込んでいたブラッドに向けて、赤崎は炎の剣を振った。
「だから、そんなことを俺に喋って何になるってんだよ!」
ブラッドはどうにかめり込んだ壁から抜け出して落下。地面に着地して炎を躱した。
赤崎は空気の噴射を止めると地面に着地する。
「さっきも言っただろう。君を認めたと…………。グリモワールもブルーバードも私から見れば、過去に囚われた無能集団だ。彼らの目的など、人類のためにはならない」
「…………過去か、それなら俺の方が過去に囚われてるさ、そしてあんたもな」
0
お気に入りに追加
9
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活
XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
【画像あり】転生双子の異世界生活~株式会社SETA異世界派遣部・異世界ナーゴ編~
BIRD
ファンタジー
【転生者モチ編あらすじ】
異世界を再現したテーマパーク・プルミエタウンで働いていた兼業漫画家の俺。
原稿を仕上げた後、床で寝落ちた相方をベッドに引きずり上げて一緒に眠っていたら、本物の異世界に転移してしまった。
初めての異世界転移で容姿が変わり、日本での名前と姿は記憶から消えている。
転移先は前世で暮らした世界で、俺と相方の前世は双子だった。
前世の記憶は無いのに、時折感じる不安と哀しみ。
相方は眠っているだけなのに、何故か毎晩生存確認してしまう。
その原因は、相方の前世にあるような?
「ニンゲン」によって一度滅びた世界。
二足歩行の猫たちが文明を築いている時代。
それを見守る千年の寿命をもつ「世界樹の民」。
双子の勇者の転生者たちの物語です。
現世は親友、前世は双子の兄弟、2人の関係の変化と、異世界生活を書きました。
画像は作者が遊んでいるネトゲで作成したキャラや、石垣島の風景を使ったりしています。
AI生成した画像も合成に使うことがあります。
編集ソフトは全てフォトショップ使用です。
得られるスコア収益は「島猫たちのエピソード」と同じく、保護猫たちのために使わせて頂きます。
2024.4.19 モチ編スタート
5.14 モチ編完結。
5.15 イオ編スタート。
5.31 イオ編完結。
8.1 ファンタジー大賞エントリーに伴い、加筆開始
8.21 前世編開始
9.14 前世編完結
9.15 イオ視点のエピソード開始
9.20 イオ視点のエピソード完結
9.21 翔が書いた物語開始
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる