夜はたのしいかい

寝夢

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久しぶりじゃん

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キーーーッ  ガチャン
ふぅーーーーーーっっ
俺は今不登校をやっている
高校生になってしばらくしてから学校へはもう行っていない、綺麗に昼夜逆転した日常、ずっと家の中にいるのも飽き飽きしてきた。最近はこうして真っ暗な夜に外をほっつき歩くのが当たり前になっていた。
昼間見るのとは少し違う景色、道行く人もまばらで酔っ払ったおっさんや、爆音をたてて走るバイク、車通りが極端に減り道の真ん中を歩いてみたり、歩道橋の上でぼーっとしたり、夜に外を出歩いたことがなかった。全てが新鮮で刺激的だった。
んっ?

ザーーーーーーッッ

突然雨が降ってきた。急いでガード下に入ったがもうびしょ濡れになっていた。遠くで女子高生が男に絡まれている。あれ、うちの制服じゃないか
こんな時間に出歩いて何してるんだ。
男はその場を立ち去った。するとこちらに気づいたのかその女子高生がこちらに歩いてきた。
聞き覚えのある声で
「蒼太?」
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