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それから数日がたった
健吾はコウに徹底的に修行をつけられ、戦いの準備を整えていた
「十分すぎるぐらい成長したね~
たった数日でこのレベルになるなて想像してなかったよ
いやーえらい、えらい」ナデナデ
修行も終わり、自分でもかなり強くなったと思っている
数日前に御堂が拐われて、最初はすぐに助けに行くつもりだったがコウにタナトホースの強さを教えられてからは一度踏みとどまり力を付けることにした
それも数日で終わりいよいよ御堂を救出するために五条が支配者になっている最初の町に行く
「なでんな!子供じゃないんだから」
「えー、良いじゃないか。もうお互いの恥ずかしい所までさらけ出し合った仲なんだしさ」
「それは事実だが言葉足らずすぎるだろ!」
コウの言っている事は本当だ
お互い半裸で戦っていたときもあった。それほどに、コウと同等の強さにはなっている
そして、半裸で戦っているときに俺もコウも局部を見合っている
「あれはノーカンだ。ただの修行の一環でたまたま見えただけだ」
事実全くそういう感情はないのでキッパリと否定しておく
「つまりラッキースケベってやつだね」
コウはグッと指をたてている
そんなネタどこで仕入れるんだ?
「でもさー?僕のたわわな果実を見てそこまで無反応だとちょっと傷付くよ?ほら、もっと顔を赤くしたり慌てたりしてくれないと」
笑顔だったのに一瞬で膨れっ面になった
百面相みたいにコロコロ表情が変わるので見ていて飽きない
「わー、恥ずかしいー」
「棒読みだよ!!もっと心を込めて!」
適当に返事をしたら余計に駄々っ子が加速してしまった。小さい子を相手にしているような気分になってくるな
「もう!…しょうがないなー。そう言う性格だってことはもう分かってるから許してあげるよ
次からはもっと可愛らしい反応をよろしくね」
ウインクをしながらビシッと指を指す
「はいはい、次があったらな」
「うん!約束ね」
なんとか納得してもらえたみたいだ。早く助けに行かないとな
「おーい!準備は出来てるかー?」
コウと別れてから走って町まで戻ってきた。行くときは時間がかかっていたが帰りはかなり早く帰ってこれた
これも修行の成果だな
「やっと戻ってきたね、準備は完了してる。ウルイに頼んで人数もかなりの数が集まったよ」
「助かった。無理いって悪かったな」
入り口にアンリエッタとサリアさんの二人が立っていたので挨拶する
「困ったときはお互い様ですよ、御堂さんが拐われたのでしょ?なら力をお貸しします。御堂さんはギルドのメンバーでもありますので」
「そうだよ、今問題を起こしてる五条君もギルドメンバーだからね。ギルマスとして問題時は対応しないといけないのさ」
サリアさんに続けてアンリエッタが発言する
始めてアンリエッタをギルマスって思った。今まではそんなに偉く感じなかったからな
「すぐにでも出発したいんだがどうだ?」
「そう言うと思ったからもうすぐここに集まるようにしてるよ。少し先の未来を見れる人がいたからできたんだ」
アンリエッタさんは思った以上に準備をしていてくれたみたいだな
「なら少し買い物行ってくる。備蓄がほとんどないからな」
「了解、でも早く戻ってよ
君がいないと話が進まないんだから」
「ああ」
町を回り食料を買っていく
「なんか嫌なもんだな」
一人で買い物をしながら呟く
「なにか嫌なものでもありましたか?」
しまった!店主に聞かれてしまった
「いや何でもない。すまん」
「そうですか?ごゆっくりどうぞ」
一度頭を下げてから会計場に行く店主
「はあぁぁー」
買い物の続きをしているとやっぱり大きなため息が出た
クソッ!最近一人になることなんか少なかったから少し物悲しいな。御堂がいないだけで買い物がこんなにつまらないとは思わなかった
健吾は御堂がいなくなってからすぐに修行をし始めたので今まで意識しなかったが二人で買い物をしたこの店に来ると思い出してしまった
「五条、マジで消してやる」
静かに闘志を燃やす健吾であった
健吾はコウに徹底的に修行をつけられ、戦いの準備を整えていた
「十分すぎるぐらい成長したね~
たった数日でこのレベルになるなて想像してなかったよ
いやーえらい、えらい」ナデナデ
修行も終わり、自分でもかなり強くなったと思っている
数日前に御堂が拐われて、最初はすぐに助けに行くつもりだったがコウにタナトホースの強さを教えられてからは一度踏みとどまり力を付けることにした
それも数日で終わりいよいよ御堂を救出するために五条が支配者になっている最初の町に行く
「なでんな!子供じゃないんだから」
「えー、良いじゃないか。もうお互いの恥ずかしい所までさらけ出し合った仲なんだしさ」
「それは事実だが言葉足らずすぎるだろ!」
コウの言っている事は本当だ
お互い半裸で戦っていたときもあった。それほどに、コウと同等の強さにはなっている
そして、半裸で戦っているときに俺もコウも局部を見合っている
「あれはノーカンだ。ただの修行の一環でたまたま見えただけだ」
事実全くそういう感情はないのでキッパリと否定しておく
「つまりラッキースケベってやつだね」
コウはグッと指をたてている
そんなネタどこで仕入れるんだ?
「でもさー?僕のたわわな果実を見てそこまで無反応だとちょっと傷付くよ?ほら、もっと顔を赤くしたり慌てたりしてくれないと」
笑顔だったのに一瞬で膨れっ面になった
百面相みたいにコロコロ表情が変わるので見ていて飽きない
「わー、恥ずかしいー」
「棒読みだよ!!もっと心を込めて!」
適当に返事をしたら余計に駄々っ子が加速してしまった。小さい子を相手にしているような気分になってくるな
「もう!…しょうがないなー。そう言う性格だってことはもう分かってるから許してあげるよ
次からはもっと可愛らしい反応をよろしくね」
ウインクをしながらビシッと指を指す
「はいはい、次があったらな」
「うん!約束ね」
なんとか納得してもらえたみたいだ。早く助けに行かないとな
「おーい!準備は出来てるかー?」
コウと別れてから走って町まで戻ってきた。行くときは時間がかかっていたが帰りはかなり早く帰ってこれた
これも修行の成果だな
「やっと戻ってきたね、準備は完了してる。ウルイに頼んで人数もかなりの数が集まったよ」
「助かった。無理いって悪かったな」
入り口にアンリエッタとサリアさんの二人が立っていたので挨拶する
「困ったときはお互い様ですよ、御堂さんが拐われたのでしょ?なら力をお貸しします。御堂さんはギルドのメンバーでもありますので」
「そうだよ、今問題を起こしてる五条君もギルドメンバーだからね。ギルマスとして問題時は対応しないといけないのさ」
サリアさんに続けてアンリエッタが発言する
始めてアンリエッタをギルマスって思った。今まではそんなに偉く感じなかったからな
「すぐにでも出発したいんだがどうだ?」
「そう言うと思ったからもうすぐここに集まるようにしてるよ。少し先の未来を見れる人がいたからできたんだ」
アンリエッタさんは思った以上に準備をしていてくれたみたいだな
「なら少し買い物行ってくる。備蓄がほとんどないからな」
「了解、でも早く戻ってよ
君がいないと話が進まないんだから」
「ああ」
町を回り食料を買っていく
「なんか嫌なもんだな」
一人で買い物をしながら呟く
「なにか嫌なものでもありましたか?」
しまった!店主に聞かれてしまった
「いや何でもない。すまん」
「そうですか?ごゆっくりどうぞ」
一度頭を下げてから会計場に行く店主
「はあぁぁー」
買い物の続きをしているとやっぱり大きなため息が出た
クソッ!最近一人になることなんか少なかったから少し物悲しいな。御堂がいないだけで買い物がこんなにつまらないとは思わなかった
健吾は御堂がいなくなってからすぐに修行をし始めたので今まで意識しなかったが二人で買い物をしたこの店に来ると思い出してしまった
「五条、マジで消してやる」
静かに闘志を燃やす健吾であった
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