PREDATOR

ANDEAD

文字の大きさ
上 下
43 / 135

#43 神の代弁者

しおりを挟む
…時は時代を少しばかり超え
ーーーーーー現代
――とある建物
不仁「驚いた…いずれこっちから向かうつもりだったのに」
叶栞「というかどうやってここまで来れたの?」
ジョーカー「皆で手分けしてたらこの建物見つけてな」
瑠姫亜「大きくて目立ちますからねこの建物も」
吃葉「で?揃って何しに来たんだ」
ジョーカー「えーーーっと…なんだっけ」
ホワイト「もう!」
ブラッド「ジョーカーらしいと言えば…らしいけど」
カウ「僕から話すよ」
ザッザッザッ
カウ「時間で言うと1時間半くらい前になるんだけど…例の組織の神格者達の襲撃を受けたんだ」
不仁「!?」
スタッ
不仁「え、本当!?嘘…どこか怪我したりしてないか!?大丈夫!?」
ホワイト「そこは大丈夫よ!心配ありがとう!」
ジョーカー「なんでアタシらはこんなに良い奴らと敵対してたんだ」
ブラッド「それはあそこの男の人が一方的に仕掛けてくるから」
吃葉「アドレナリンのせいだ」
叶栞「反省しな」
瑠姫亜「反省してください」
不仁「反省しろ!」
吃葉「はーい」
不仁「あ、ごめん何か聞きたいんだよね」
カウ「ジョーカーと戦った龍に変身する能力持ちがこう言ったんだ。お前は200年も昔の事を知らないだろうって」
不仁「!!」
瑠姫亜「龍…アイツだね瑠姫亜」
瑠姫亜「はい」
ジョーカー「アタシに言ってきたんだけど何が何だか分かんなくて」
ブラッド「200年なんて人間が生きてられる年数じゃないだろ?」
ホワイト「それにね!その後ジョーカーに不思議な光が宿って…傷がみるみる内に回復して…」
ジョーカー「あの時のアタシすげー強かった気がする!」
カウ「推測で申し訳ないんだけど僕らの中で出せた答えの限界が時間を操る能力持ち…つまり君の元に来ることだったんだ」
不仁「…」
カウ「何か知っていれば教えてくれないかな」
吃葉「てかさ」
ジョーカー「?」
吃葉「俺と不仁と一緒に連れ去られたアンデッドの事は?心配じゃないのか?」
ジョーカー「え」
全員「2人がここにいるからてっきりアイツも無事なもんだと」
吃葉「い、いや…そう思っても聞くだろ普通…まぁいいけど」
ジョーカー「な!無事なんだろ!」
不仁「アンデッドさんは無事だよ!今は頼りになる人達がついてる」
ジョーカー「良かった!」
ニカッ
不仁「それじゃあさっきの質問に戻るね」
ブラッド「やっぱり何か知ってるのか!?」
不仁「200年前の出来事全て知ってるわけじゃないけど…ジョーカーさんの事については俺達4人は強く聞かされてきた」
ジョーカー「!」
ホワイト「聞かされてきた…?」
不仁「どこから話せばいいか…実は俺達の能力って組織の奴らに植え付けられたりしたものじゃないんだ」
ジョーカー「えっ…」
不仁「俺達4人の中には人じゃないものが入り込んでる」
ズドォォォォン
ブラッド「!?」
吃葉「破壊の神…シヴァ」
メラッ
ボォォォォォ
瑠姫亜「炎の精霊。イフリート」
タッチ
ボォォォォォ
叶栞「双子の精霊ジェミニ」
不仁「…」
パチッ
ピタッ
ジョーカー「炎が止まった…!!」
不仁「そして時の神。クロノス」
ホワイト「ど、どういうこと…?」
ジョーカー「クロノス…ジェミニ…イフリート…シヴァ…」
ガクッ
カウ「ジョーカー!?」
ブラッド「おい!大丈夫かどうした!」
ジョーカー「わ、わからねぇ…わからねぇけど…懐かしい」
不仁「俺達は神の代弁者。彼らの力を蓄える宿り木だ」
カウ「つまり…中にいる神様達の能力を君達が使ってるってこと?」
不仁「そう!ポンプみたいなもんだね!」
カウ「いやそんな急に軽くなられても」
ブラッド「どうしてそんな事に」
不仁「これは契約の元なんだよね」
瑠姫亜「というのも私達…一度死にかけているので」
ケロッ
全員「!?」
吃葉「俺は家が貧乏で餓死寸前」
叶栞「私は交通事故で車と」
瑠姫亜「住んでいた村が大きな火災に」
不仁「俺は化け物達との戦いで隙突かれてさぁ」
カウ「…ッ!!」
不仁「そこに神様達は来てくれたんだ」
吃葉「身体の内側に入らせてくれれば死を回避できる」
叶栞「その代わりに失った力を回復させて欲しいってね。正直神だ精霊だなんて馬鹿馬鹿しいし信じてなかったけど藁にもすがる思いだった」
吃葉「え?俺微塵も疑ってなかったけど」
不仁「俺も俺も!神様っているんだなって意識朦朧としながら!!」
瑠姫亜「いかにも窮地を助けてくれる所が神様らしいですよね」
叶栞「あの人達はバカ。私が正常」
ジョーカー「お、おう」
瑠姫亜「私達は生き長らえた後に出会いました。今思えば中にいる彼女達が向かい合わせてくれたのかも知れません」
吃葉「別段特に不自由とかもなかったし俺らは割とすぐ打ち解けたんだよな」
不仁「あの時の瑠姫亜はツンツンしてたなぁ」
瑠姫亜「す、すいません…」
不仁「大体5年くらい経った時に少し彼らと対話できてさ。その時に大雑把に話されたのが過去のジョーカーさんの話」
ジョーカー「!」
――
ジョーカー「…」
カウ「過去にそんなことが…」
ホワイト「じゃあジョーカーとアンディは出会うべくして出会ったのね…ジョーカー?」
ジョーカー「脱獄する時…誰かに言われたアンディを解放しろって言葉だけが心に残ってたんだ」
ブラッド「その言葉はクロノスさん達の言葉だったんだな」
カウ「なんだか想定していたよりスケールが大きかった」
ホワイト「えぇ…お話を聞いただけで疲れてきちゃう」
ジョーカー「皆!」
不仁「?」
ジョーカー「今はその…会えねぇのか?クロノス達に」
不仁「それはごめん…まだ俺達力が足りなくて」
ジョーカー「そっか…」
瑠姫亜「申し訳ないです…せっかくの再開の機会に」
ジョーカー「んや!大丈夫だ!むしろアイツらに代わってアタシの所まで来てくれたんだもんな!感謝しかねぇぜ!!」
カウ「大分スッキリした顔になったねジョーカー」
ジョーカー「っしし!あぁ!!」
不仁「より詳しい話は俺達がクロノスさん達を出せたら聞ける筈!」
ジョーカー「じゃあさ」
スッ
不仁「!」
ジョーカー「改めて!手ェ組もうぜ!!アタシらプレデターと!」
不仁「神の代弁者で…だね!」
ガシィィッ
グスッ
不仁「うっ…うぅ…!!」
ジョーカー「!?」
不仁「うおおぉぉおおおおおぉおおお!!!」
ホワイト「ちょ、ちょっと!?どうしたの!?」
叶栞「何を隠そう私達のリーダーはジョーカーさんとアンデッドさんの大ファンなの」
瑠姫亜「脱獄した際には建物中走り回ってたんですよ」
吃葉「後で不仁の部屋来いよ!あの日の脱獄事件の新聞が切り抜かれて部屋中に貼られまくってっからさ!」
ブラッド「痛ファンみたいだな…」
ジョーカー「…///」
カウ「こっちは満更でも無さそうだね」
ジョーカー「よぉし!そうとなりゃあ特訓だな!」
ブラッド「!」
ジョーカー「どの道こっちでも四神達と戦うんなら今よりもっと力をつけねぇといけねぇ!」
カウ「ジョーカーのあの力って天使の力らしいね」
ジョーカー「な!それも使いこなせるようにならねぇと!」
ホワイト「ね、ねぇジョーカー」
ジョーカー「?」
ホワイト「あの人の事は聞かなくてもいいの?ほら…」
ジョーカー「あぁいいんだ!」
ニカッ
ホワイト「!」
ジョーカー「多分アイツらも分からねぇ事だし…あんなに訳分からん奴の為に色々考えんのもなんか疲れるしな!今は強くなる!」
ホワイト「そう…」
ジョーカー「おーし!吃葉!取っ組みあおーぜ!!」
吃葉「くっははHAHAHAァ」
瑠姫亜「訓練場ならお貸ししますよ」
叶栞「私も行こーっと」
ザッザッザッ
不仁「何か他に気になることがあるの?」
ホワイト「あっ…えーと」
ブラッド「カウが言うにはあっち側に俺達の味方がいるんじゃないかって」
不仁「神格者側に!?」
ホワイト「事実私達…その人に何度も助けて貰ってるのよ」
不仁「うぅん…もしかしたらその人も200年前?」
カウ「可能性はあるかもね」
不仁「カウさん!」
カウ「あの女はジョーカーの天使の力について知っていたし」
不仁「だとしたらジョーカーさんと何か関係があるのかな」
ブラッド「な、なんかスッキリしたのに更にこんがらがってきた…」
ホワイト「もう~~なんなのあの人!!」
不仁「一応名前聞いておいてもいい?」
カウ「藍菜って呼ばれてたよ」
不仁「藍菜…クロノスさんの耳には入れておいた方がいいからね」
カウ「確かに」
ブラッド「と、とりあえず難しい事はそのケロッピーさんが復活したら分かることなんだから俺らも特訓しようぜ!」
カウ「クロノスね。どこのサンリオ?」
ブラッド「に、似たようなもんだろ!」
ホワイト「全然違うわよ~プレプレプレデターとぷりぷりプリズナーくらい違う!」
カウ「それは似てるよ姉さん」
ブラッド「似てるな」
ホワイト「えぇ!似てないわよ~!」
不仁(もし味方なら嬉しいけど…複雑な人もいるもんだなぁ)
タッタッタッ
ーーーーーー
――建物カルデア
ガチャッ
无名「もーー!ここにも居ないの!?」
舞桜「无名ちゃん?どうかしたんですか?」
无名「あ、舞桜!ねぇ藍菜の馬鹿見てない!?」
舞桜「藍菜さんですか?見ていませんけど…」
无名「呼んでない時にはそこら辺歩いてるくせに必要な時に限ってどこにも居ないんだからー!もう!!」
舞桜「黒龍さんなら何か知ってるかもしれませんよ!」
无名「げぇっ…私アイツ嫌いなんだけど」
舞桜「ま、まぁそう言わずに…」
ザッザッザッ
黒龍「聞こえているぞ」
无名「うげぇぇぇ…」
黒龍「吐くな」
舞桜「あ、黒龍さん丁度良かった!藍菜さんを―」
黒龍「見ていない。というよりは我も探している」
舞桜「えっ黒龍さんもですか…」
无名「ほんっとにどこに行ったの?藍菜のやつ…」
ザッザッザッ
咲良「やーやー皆さんお揃いで!」
黒龍「丁度いい所に来たな」
无名「ねぇ!藍菜どこにいるか知らない?」
咲良「藍菜ならしばらく留守にするって!」
无名「はぁ!?」
舞桜「お1人で何処かへ…?」
咲良「そうなんじゃない?しばらくっていうから今日明日とかは戻らないと思うけど」
无名「間が悪いんだから…本当に最ッ悪…」
黒龍「…」
咲良「ん?どしたの舞桜ちゃん!私の顔に何かついてる?」
舞桜「へ!?い、いえそんなとんでもない…です…」
无名「ちょっと…顔色悪いじゃないの」
舞桜「す、すみません私少し…自分の部屋に戻ってますね」
スタスタ
无名「安静にねー!…どうしたのかしら?」
咲良「さぁ?」
无名「ま、アンタらと話すことないし私も自分の部屋戻るから!」
タッタッタッ
咲良「ばいばーい!」
…シィン
咲良「さて」
ザッザッザッ
ガシッ
咲良「…どうしたの?黒龍」
黒龍「…これ以上記憶の消去をやめろ」
咲良「どうして?」
黒龍「見るからに不安定だ…これ以上事を起こして使い物にならなくなったらどうする」
咲良「大丈夫でしょ!舞桜ちゃんつよつよだし!!」
黒龍「記憶は飾りでは無いと何度言えば分かるッ!!!!!!」
ゴォッ
咲良「…どうしたのさ黒龍らしくないよ?人間を庇うなんて」
黒龍「奴は人間では無いだろうが…」
咲良「そんなこと言っちゃ舞桜ちゃん可哀想~」
黒龍「…ッ!!」
ギロッ
咲良「はいはい…わかりました!もうあの子の記憶には干渉しない」
クルッ
咲良「あ!代わりに黒龍の思い出でも消して―」
ガッ
ドゴォォォォン
黒龍「…殺すぞ」
ドサッ
咲良「けほっけほっ…冗談じゃん」
ヨロッ
咲良「それにしても変わったね黒龍…人間嫌いの君が」
黒龍「変わってなど居ない」
ザッザッザッ
黒龍「依然敵は敵。味方は味方だ」
咲良「…」
黒龍「そして今も昔も…変わらずだ」
ザッザッザッ
咲良「…あんまり振り回されないといいけどなー黒龍」
咲良「こっちにも面子ってものがあるわけだし…ね」
ーーーーーー
――大部屋
四神「…」
ニヤァッ

神の代弁者 ~完~
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?

音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。 役に立たないから出ていけ? わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます! さようなら! 5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!

小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話

矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」 「あら、いいのかしら」 夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……? 微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。 ※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。 ※小説家になろうでも同内容で投稿しています。 ※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。

【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます

まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。 貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。 そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。 ☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。 ☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

幼なじみ三人が勇者に魅了されちゃって寝盗られるんだけど数年後勇者が死んで正気に戻った幼なじみ達がめちゃくちゃ後悔する話

妄想屋さん
ファンタジー
『元彼?冗談でしょ?僕はもうあんなのもうどうでもいいよ!』 『ええ、アタシはあなたに愛して欲しい。あんなゴミもう知らないわ!』 『ええ!そうですとも!だから早く私にも――』  大切な三人の仲間を勇者に〈魅了〉で奪い取られて絶望した主人公と、〈魅了〉から解放されて今までの自分たちの行いに絶望するヒロイン達の話。

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス

R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。 そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。 最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。 そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。 ※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※

異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します

桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる

処理中です...