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第四章 絢爛のスクールフェスタ
第325話 共闘の夜
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「……僕たちだけで相手をするのは危険だ。明日、出直そう」
「そうね。そうするしか――」
エステアの顔色が幾分か優れない。口に出さないまでも、僕と同じ考えに思い至っているのだろう。
「……ねえ、待って。この音、……寮に響いていたのと同じ……」
エステアが視線を彷徨わせ、刀の柄に手をかける。
「これが……」
低く不気味な鳴き声とも呻き声ともつかない音だ。それがスライムの発する威嚇音であることに、僕もエステアも気づいていた。
「来るわ」
エステアが刀を抜き、低く構える。その視線は目の前の地下水路に真っ直ぐ注がれている。僕は少しでも水面を照らそうと、地下通路を照らす魔石灯にエーテルを流そうと、意識を集中させて壁に触れた。
その壁が、スライムの粘液のようなものでしっとりと濡れている。魔石灯は僕のエーテルを受けて地下通路を更に明るく照らし出し、壁に残るスライムの跡を照らし出した。
「……これはかなりの大物だね……」
濡れたような跡は天井にまで及んでいる。先ほどエステアが倒したスライムの大きとは比べものにならないことは明らかだ。
「リーフ、下がって」
エステアが僕に短く警告し、自らも跳び下がる。それを追いかけるように触手めいたスライムの一部が空を斬った。
「ツインスライム……」
ごぼごぼと濁った音を発しながら、水路に潜んでいたスライムが姿を現す。その頭部はなだらかな丘状になっており、頂点に近い位置に二つの顔を供えていた。地下水路の天井に接触し、身体の行き場を求めて横に広がっているあたり、体長は3mを越える。
「こんな化け物が――」
スライムの威嚇音にエステアの呟きが掻き消される。
「顔は二つあるけれど、核は一つだ。僕が核を露出させる」
「私の旋煌刃では巨大過ぎて斬れないのに、どうやって……っ!」
エステアが言い終わらないうちに、スライムが腕のように身体の一部を伸ばして僕たちに向かって振り下ろす。巨大ではあるが、それほど素早い動きではないのが幸いだ。エステアはそれを躱して、僕のそばに寄り、険しい表情で刀を構え直した。
「スライムの身体から水分を奪えばいい。僕のエーテルでクリエイト・ソルトを乱発すれば、それが出来る」
「……確かにそうね。それなら私は囮になる」
この短い会話の中で、エステアの中ではツインスライムとの戦い方が見えたらしい。すぐに納得してツインスライムの攻撃を躱しながら、僕と反対方向へと誘導を始めた。
「ゴオォオオオオオ……」
なんともいえない威嚇音を上げながら、ツインスライムの頭部がエステアを追って回転を始める。
「さあ、こっちよ!」
エステアが風の刃を飛ばし、ツインスライムを引きつける。身体が大きいので攻撃は当たるが、すぐに再生するので攻撃としての意味を成していない。逆に言えば、再生には水が必要なので、その水分を奪えばエステアの攻撃が直接核に届くようになるはずだ。
「塩よ……。彼の者を呑み込め――クリエイト・ソルト」
真なる叡智の書に手を翳すと同時に、クリエイト・ソルトの頁が開く。僕の詠唱によって生み出された大量の塩が、四方からツインスライムを包み込んだ。
「オォオォオオオオ……」
呻く声が苦しげに濁る。ツインスライムの身体の水分は瞬く間に塩を濡らし、バラバラと水路に落ちていく。
「クリエイト・ソルト!」
僕は無限に湧くエーテルを行使して、素早く次の塩を生み出す。濡れた塩の上に真新しい塩が積み重なって剥がれ落ちるのを四度繰り返したところで、エステアの声が響いた。
「もう大丈夫よ、リーフ。弐ノ太刀・旋風車……!」
エステアの声と共に、地下水路内を旋風が吹き抜ける。風の刃を回転させたエステアは、剥がれ落ちた塩の塊を弾丸のようにツインスライムの身体の中心に向けて叩き付けた。
「――――!!」
なんとも名状し難い悲鳴めいた声を上げ、ツインスライムが身を捩る。水分を失った身体が崩れ、核が露出しているのが僕にもわかった。
「エステア!!」
「参ノ太刀・飛燕!」
刀に風の刃を纏わせたエステアが塩の塊を飛ばしながら核に向かって刺突する。
「伍ノ太刀・空破烈風!!」
暴風を背に負ったエステアが加速したかと思うと、その刃は核もろともツインスライムの身体を両断した。
あれほど巨大だったツインスライムの身体は塩で縮み、エステアに核を破壊されてぐずぐずと崩壊を始める。それはそのまま水路に崩れ、水と混じって消えていった。
「流石だね、エステア」
じわじわと水路から溢れる水が、足場を濡らしている。エステアは呼吸を整えるべく、息を大きく吐き出すと、僕に微笑みかけた。
「あなたのお陰よ、リーフ。クリエイト・ソルトがなければかなり苦戦を強いられたわ」
「……だろうね」
流石の僕もこの限られた地下通路という空間で、生身のエステアがツインスライムをあっさり倒すとは思ってはいない。苦戦を強いられずに済むよう貢献出来たことが、素直に嬉しかった。咄嗟の判断だったが、真なる叡智の書を携帯しておいてよかった。今後はこういう時のために携帯しておいた方が良さそうだ。
「……ところでその魔導書は?」
エステアの視線が、僕の真なる叡智の書へと向けられる。
「ああ、これかい? この魔導書には簡易術式が記してあってね。僕の苦手な魔法の思考部分を補い、詠唱によって魔法の構築が出来るんだ」
今後携帯する心づもりを固めたところだし、今更隠しても無駄だろうから、僕は素直にエステアに真なる叡智の書のことを打ち明けた。
「そういうものがあるのね。学校の授業では使えなさそうだけれど」
エステアは別段不思議がる様子もなく、僕の説明に納得してくれた。メルアと違って錬金術の知識に長けているわけではないので、突っ込まれてもなんとか誤魔化せそうだ。とはいえ、このままではメルアにバレるのは時間の問題だろうな。使うときは慎重にならないといけなさそうだ。
「さて、問題の根本は退治出来たようだけど、どうする?」
「夜も遅いし寮に戻って……と言いたいところだけれど、あのツインスライムがどこからきたのか、あるいはここで湧いたのかだけは調べておきたいわ」
エステアは申し訳なさそうに眉を下げたが、僕も賛成だったので笑顔で頷いた。
「それがいい。それこそイグニスの企みの一つかもしれないからね」
「ええ」
なるべくなら不安は取り除いた方がいい。自然発生的にあのような巨体が生まれることは稀だけれど、ないわけじゃない。けれど、僕の希望も虚しく、ツインスライムの這って移動したような痕跡は、かなり先にある錆びた梯子のところまで続いて、そこでぷっつりと途絶えた。
「……この上……どこに繋がっているのかしら?」
エステアの呟きに僕は周囲を見回す。水路の水量は増し、酒臭い汚水に変わりつつあることから、どうやら繁華街の下であることが窺える。
歩いた距離を考えれば、繁華街の入り口ぐらいだろう。僕が点灯させた魔石灯の明かりでいつになく明るい地下通路を警戒してか、でっぷりと太ったネズミがすばしっこく排水孔へと駆けていくのを見送りながら、およその位置に見当をつけた。
「水路に下水が混じっているし、ネズミもかなり多い。多分、繁華街の近くだ。前に街に出たときに見た赤い扉があったから、その近くじゃないかな」
「そう……」
エステアは僕の話を繰り返して呟きながら、地下通路を手にした携帯用の魔石灯でゆっくりと照らし出した。ここから先は、通路はもちろん、壁にも天井にも、ツインスライムが触れた痕跡は残っていない。梯子の方を入念に調べてみたが、手掛かりはなにも見つけられなかった。
「ここで湧いたのか……だとしたら、なぜ貴族寮の下に移動したのか……」
非常に不可解だと、僕はエステアの呟きに顔を歪めた。仮にここで湧いたならば、餌を求めて繁華街の中心に移動するのがスライムの生態として自然なのだ。
それがなぜ寮の下に来ていたのか、合理的な説明が思いつかない。あるいは寮の下に投げ込まれたものが、繁華街まで移動したのか……だとしたら、どうして僕たちが地下通路に降りた時、寮の近くまで戻ってきていたのか。多分、それすらイグニスの企みのうちにあるのかもしれないのだが――。
「……今考えても結論は出ないだろうね。とにかく寮に戻ろう」
「ええ、そうしましょう」
僕の提案にエステアは頷き、僕たちは長い地下通路を寮に向かって引き返した。
「そうね。そうするしか――」
エステアの顔色が幾分か優れない。口に出さないまでも、僕と同じ考えに思い至っているのだろう。
「……ねえ、待って。この音、……寮に響いていたのと同じ……」
エステアが視線を彷徨わせ、刀の柄に手をかける。
「これが……」
低く不気味な鳴き声とも呻き声ともつかない音だ。それがスライムの発する威嚇音であることに、僕もエステアも気づいていた。
「来るわ」
エステアが刀を抜き、低く構える。その視線は目の前の地下水路に真っ直ぐ注がれている。僕は少しでも水面を照らそうと、地下通路を照らす魔石灯にエーテルを流そうと、意識を集中させて壁に触れた。
その壁が、スライムの粘液のようなものでしっとりと濡れている。魔石灯は僕のエーテルを受けて地下通路を更に明るく照らし出し、壁に残るスライムの跡を照らし出した。
「……これはかなりの大物だね……」
濡れたような跡は天井にまで及んでいる。先ほどエステアが倒したスライムの大きとは比べものにならないことは明らかだ。
「リーフ、下がって」
エステアが僕に短く警告し、自らも跳び下がる。それを追いかけるように触手めいたスライムの一部が空を斬った。
「ツインスライム……」
ごぼごぼと濁った音を発しながら、水路に潜んでいたスライムが姿を現す。その頭部はなだらかな丘状になっており、頂点に近い位置に二つの顔を供えていた。地下水路の天井に接触し、身体の行き場を求めて横に広がっているあたり、体長は3mを越える。
「こんな化け物が――」
スライムの威嚇音にエステアの呟きが掻き消される。
「顔は二つあるけれど、核は一つだ。僕が核を露出させる」
「私の旋煌刃では巨大過ぎて斬れないのに、どうやって……っ!」
エステアが言い終わらないうちに、スライムが腕のように身体の一部を伸ばして僕たちに向かって振り下ろす。巨大ではあるが、それほど素早い動きではないのが幸いだ。エステアはそれを躱して、僕のそばに寄り、険しい表情で刀を構え直した。
「スライムの身体から水分を奪えばいい。僕のエーテルでクリエイト・ソルトを乱発すれば、それが出来る」
「……確かにそうね。それなら私は囮になる」
この短い会話の中で、エステアの中ではツインスライムとの戦い方が見えたらしい。すぐに納得してツインスライムの攻撃を躱しながら、僕と反対方向へと誘導を始めた。
「ゴオォオオオオオ……」
なんともいえない威嚇音を上げながら、ツインスライムの頭部がエステアを追って回転を始める。
「さあ、こっちよ!」
エステアが風の刃を飛ばし、ツインスライムを引きつける。身体が大きいので攻撃は当たるが、すぐに再生するので攻撃としての意味を成していない。逆に言えば、再生には水が必要なので、その水分を奪えばエステアの攻撃が直接核に届くようになるはずだ。
「塩よ……。彼の者を呑み込め――クリエイト・ソルト」
真なる叡智の書に手を翳すと同時に、クリエイト・ソルトの頁が開く。僕の詠唱によって生み出された大量の塩が、四方からツインスライムを包み込んだ。
「オォオォオオオオ……」
呻く声が苦しげに濁る。ツインスライムの身体の水分は瞬く間に塩を濡らし、バラバラと水路に落ちていく。
「クリエイト・ソルト!」
僕は無限に湧くエーテルを行使して、素早く次の塩を生み出す。濡れた塩の上に真新しい塩が積み重なって剥がれ落ちるのを四度繰り返したところで、エステアの声が響いた。
「もう大丈夫よ、リーフ。弐ノ太刀・旋風車……!」
エステアの声と共に、地下水路内を旋風が吹き抜ける。風の刃を回転させたエステアは、剥がれ落ちた塩の塊を弾丸のようにツインスライムの身体の中心に向けて叩き付けた。
「――――!!」
なんとも名状し難い悲鳴めいた声を上げ、ツインスライムが身を捩る。水分を失った身体が崩れ、核が露出しているのが僕にもわかった。
「エステア!!」
「参ノ太刀・飛燕!」
刀に風の刃を纏わせたエステアが塩の塊を飛ばしながら核に向かって刺突する。
「伍ノ太刀・空破烈風!!」
暴風を背に負ったエステアが加速したかと思うと、その刃は核もろともツインスライムの身体を両断した。
あれほど巨大だったツインスライムの身体は塩で縮み、エステアに核を破壊されてぐずぐずと崩壊を始める。それはそのまま水路に崩れ、水と混じって消えていった。
「流石だね、エステア」
じわじわと水路から溢れる水が、足場を濡らしている。エステアは呼吸を整えるべく、息を大きく吐き出すと、僕に微笑みかけた。
「あなたのお陰よ、リーフ。クリエイト・ソルトがなければかなり苦戦を強いられたわ」
「……だろうね」
流石の僕もこの限られた地下通路という空間で、生身のエステアがツインスライムをあっさり倒すとは思ってはいない。苦戦を強いられずに済むよう貢献出来たことが、素直に嬉しかった。咄嗟の判断だったが、真なる叡智の書を携帯しておいてよかった。今後はこういう時のために携帯しておいた方が良さそうだ。
「……ところでその魔導書は?」
エステアの視線が、僕の真なる叡智の書へと向けられる。
「ああ、これかい? この魔導書には簡易術式が記してあってね。僕の苦手な魔法の思考部分を補い、詠唱によって魔法の構築が出来るんだ」
今後携帯する心づもりを固めたところだし、今更隠しても無駄だろうから、僕は素直にエステアに真なる叡智の書のことを打ち明けた。
「そういうものがあるのね。学校の授業では使えなさそうだけれど」
エステアは別段不思議がる様子もなく、僕の説明に納得してくれた。メルアと違って錬金術の知識に長けているわけではないので、突っ込まれてもなんとか誤魔化せそうだ。とはいえ、このままではメルアにバレるのは時間の問題だろうな。使うときは慎重にならないといけなさそうだ。
「さて、問題の根本は退治出来たようだけど、どうする?」
「夜も遅いし寮に戻って……と言いたいところだけれど、あのツインスライムがどこからきたのか、あるいはここで湧いたのかだけは調べておきたいわ」
エステアは申し訳なさそうに眉を下げたが、僕も賛成だったので笑顔で頷いた。
「それがいい。それこそイグニスの企みの一つかもしれないからね」
「ええ」
なるべくなら不安は取り除いた方がいい。自然発生的にあのような巨体が生まれることは稀だけれど、ないわけじゃない。けれど、僕の希望も虚しく、ツインスライムの這って移動したような痕跡は、かなり先にある錆びた梯子のところまで続いて、そこでぷっつりと途絶えた。
「……この上……どこに繋がっているのかしら?」
エステアの呟きに僕は周囲を見回す。水路の水量は増し、酒臭い汚水に変わりつつあることから、どうやら繁華街の下であることが窺える。
歩いた距離を考えれば、繁華街の入り口ぐらいだろう。僕が点灯させた魔石灯の明かりでいつになく明るい地下通路を警戒してか、でっぷりと太ったネズミがすばしっこく排水孔へと駆けていくのを見送りながら、およその位置に見当をつけた。
「水路に下水が混じっているし、ネズミもかなり多い。多分、繁華街の近くだ。前に街に出たときに見た赤い扉があったから、その近くじゃないかな」
「そう……」
エステアは僕の話を繰り返して呟きながら、地下通路を手にした携帯用の魔石灯でゆっくりと照らし出した。ここから先は、通路はもちろん、壁にも天井にも、ツインスライムが触れた痕跡は残っていない。梯子の方を入念に調べてみたが、手掛かりはなにも見つけられなかった。
「ここで湧いたのか……だとしたら、なぜ貴族寮の下に移動したのか……」
非常に不可解だと、僕はエステアの呟きに顔を歪めた。仮にここで湧いたならば、餌を求めて繁華街の中心に移動するのがスライムの生態として自然なのだ。
それがなぜ寮の下に来ていたのか、合理的な説明が思いつかない。あるいは寮の下に投げ込まれたものが、繁華街まで移動したのか……だとしたら、どうして僕たちが地下通路に降りた時、寮の近くまで戻ってきていたのか。多分、それすらイグニスの企みのうちにあるのかもしれないのだが――。
「……今考えても結論は出ないだろうね。とにかく寮に戻ろう」
「ええ、そうしましょう」
僕の提案にエステアは頷き、僕たちは長い地下通路を寮に向かって引き返した。
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