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第五章:“星”の欠片
57:自由の証
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あれから時間も経過し、夜を迎えた。私は一人、城下町を歩いていた。今回はイアンさんにちゃんと断りを入れている。黙って出ればまた心配させてしまうから。
……とは言うけど、言ったら言ったで心配はされたなぁ。
ネイトを護衛につけようか、立ち入っちゃいけない区域のリストアップは必要か。ものすごく落ち着かない様子だった。そういうところに父性を感じる。行き過ぎだとも思うけど。
真夜中はまだ遠い。人の姿が少なくなる前には城に戻ろうと決めている。特に目的があるわけではない。ただなんとなく、夜風に当たりたい気分だったから。
社畜時代を思い出す。金曜日の夜はなにも考えずに居酒屋に入り、帰り道になんとなくコンビニで安酒とつまみを買って、ほろ酔いのままベランダで夜を楽しむことが多かった。翌朝になって、休日出勤の要請が入ることも多かったけど。
懐かしい、またやりたいな。この世界のアルコール解禁って何歳からなんだろう。十六歳じゃ許されないかなぁ……。
ぼんやりと生前に思いを馳せながら歩いていく。時間も時間、若者の姿が目立つ。飲み会かな? 高校卒業後すぐに就職したし、同年代の子とお酒を飲む機会はほとんどなかったなぁなんて思う。
「……あれ?」
気が付けばミカエリア市街中央区。街の中でも特に大きな煙突があり、その周囲にはオブジェや露店、ベンチなんかもある。人の姿が多いのは確かだが、その中に映える顔があった。綺麗な海を思わせる髪色、整った目鼻立ち、アーサー・ランドルフだった。
彼はベンチに腰掛け、ぼうっと人の往来を眺めていた。いまは一人なのかな、こんなところでなにしてるんだろう?
「アーサー様、こんばんは」
「ん? ……ああ、リオか」
気付いて目を向けてくれるが、どことなく疲れが見える。伯爵と視察に回っていたようだが、やはり気負ったりするものなのだろうか。跡を継ぐとなれば気が抜けないのかもしれない。
「先程は失礼致しました、エリオットくんが……」
「気にするな。それと、夜に一人で出歩くなと忠告しただろう」
「ちゃんと夜更け前には帰りますよ。イアンさんに心配させたくないですし。それより、アーサー様こそなにをなさってたんですか?」
「……考え事をしていた。父上といると気を張り続けなければならないから。一人の時間が欲しかったんだ」
そう語るアーサーは難しそうな顔をしている。伯爵と一緒だと思考を割けない、貴族としてのアーサーが考えられないこととなると……。
「アレンくんのことですか?」
「……どうしてわかった?」
「いえ、なんとなく」
この子は本当にアレンくんのことが大好きだな。まあ手紙を読んでくれたか悩む時点でわかりきっていたことか。初々しいな。可愛いところもあるじゃないですか。
……でも、男の子同士か。
いや、違うよね。アレンくんの歌が好きなだけだよね。理解のある世界観なら別に言うことはないけどもね。でも、そっか。実在する男性アイドルでもそういう妄想できるファンもいたもんね。私もしたことあるわ。
「……先日、アレンと二人で話す機会があった」
「アレンくんも言ってました。内容までは聞いていませんが」
「なぜリオには言ってないんだ、あいつ……」
ため息交じりのアーサー。私を通さなきゃいけない話だったの? いったいどんな話をしていたんだろう。って、考えられる内容は一つだけ。いやそれなら私よりランドルフ伯爵を通すべきでは……?
嫌な汗が出始める私をよそに、アーサーは続けた。
「あいつは言っていた。夢が叶うときに一人は嫌だ、と。その先は聞けなかったが……恐らく、僕も勧誘するつもりだったんだと思う」
やっぱりそうか……想像は当たっていたけど、なんとまあ恐ろしい提案だ。
伯爵子息をアイドルにするとなると、必然的にランドルフ伯爵に商談を持ち掛けることになる。勿論、私が。
パッと見た印象でしかないが、ランドルフ伯爵は冷たい人のように思えた。アーサーを人質にどんな要求をされることか……言い方が悪いな。どんな契約を結ぶことになるやら。
「アイドルという仕事がどんなものかはわからない。ただ、父上は許さないだろう。唯一の跡目に、得体の知れない仕事をさせるとは思えない。アレンの提案は断らざるを得ないんだ」
「……そうですね。アーサー様を勧誘するとなると相応の準備が必要になりますし……」
重苦しい沈黙が訪れる。アーサーとしてもどうやって断ろうか考えているだろうし、私としてもできることなら避けたい商談だ。
どうしたものか。重たい空気を破ったのは「だが」という声だった。
「……僕も、子供だなと思う。あいつと一緒に歌ってみたいと思ってしまうんだ」
「えっ……」
「僕とアレンは同じ夢を見ている。その夢を応援してやりたいと思っている。その一方で……誰よりもあいつの傍で、夢が叶う瞬間を見届けたいと思ってしまうんだ」
意外……だとは思わなかった。アーサーはアレンくんの歌を本当に愛している。彼の歌が世に出ることを、人々が彼の歌を知ることを誰より願っている。その夢が叶うとき、一緒にいたいと言われたら? ファン心理的に揺らぐのは当たり前だ。
私だって、セブンスビートのメンバーに同じこと言われたら揺らぐよ。だってそんなのプロポーズじゃん。でも揺らぎの種類が違うな。私とセブンスビートの場合は相手が若いからなぁ……もっといろんな人と恋愛してからの方がいいよ、若いんだから。って思っちゃう。
「父上を説得するだけの力が僕にはない。そのくせ、叶わない願いを捨てられないんだ。迷う必要なんてないのに迷っている。……子供の青さだ、笑ってくれ」
アーサーは自分自身を秤にかけている。貴族としての自分と、ありのままの自分を。どちらにも傾けない、捨てられないのは未熟さだと思っているんだ。
それは間違っていない。大人になれば、ある程度の取捨選択はできるようになる。彼の言う通り、選べないのは子供ならではの青さだろう。
――だけど、笑うつもりなんて一切ない。笑えるものか。
「笑わないです」
「……なぜだ?」
「アーサー様はまだ子供です。名家に生まれ、跡目を継ぐ立場であろうとも、子供であることに違いはありません」
子供であることを否定はしない。大人になるべき、だなんて、子供が思っていいことじゃない。子供のままでいいんだ、いまは。心の青さ――未熟さは、いずれ熟れていくものだから。
アーサーは二の句を継げずにいる。子供であることを後ろめたく思っているときに「間違いなく子供です」なんて言われれば驚きもするだろう。顔を真っ赤にして怒らない辺り、生前出会った誰よりも大人びていると思いますけどもね。
私は続ける。選べないことを後ろめたく思う気持ちなんて要らないから。
「子供なんだから選べなくて当たり前なんです。迷いが生まれるのは、選択肢が多いから。いまのアーサー様には数えきれないほどの未来がある。無数の可能性から一つを選別することなんて、いまのアーサー様にできるはずがありません」
「だが、僕は伯爵子息だ。跡を継ぐために生まれた……」
「あなたは人間です。道具のように意味を持って生まれたわけではありません。生まれた意味はこれから見つければいい。あなたは心を持って生まれた。考え、悩み、選ぶことを許された、唯一無二の存在なんですよ」
人間として生まれた以上、一つの役割を全うするためだけに生きてはいけない。自由に生きていいのだ、心を持って生まれたのだから。
考えていい、悩んでいい、選べなくたっていい。それはいまのアーサーに許された特権だ。手を伸ばして、引っ込めて、また手を伸ばして。その結果掴んだものを大事にすればいい。
アーサーはやがて深いため息を吐いた。その表情から悪い感情は見受けられなかった。
「……不思議なものだな。お前だってそう変わらない年頃のはずなのに、ずっと年上のような説得力がある」
「はぇ、あはは……ほら、旅人でしたので……いろいろありましてね……?」
こういうときにアラサーの価値観丸出しになるのは気をつけないといけない。私はリオ。可憐な美少女、華も恥じらう十六歳。成熟した精神はまだ持っていないのよ。
やがてアーサーは立ち上がる。その顔に、もう陰りはなかった。
「リオ、ありがとう」
「いえそんな、出過ぎた真似でしたので……でも、少しでも楽になったなら幸いです」
「選べなくて当たり前……すぐには納得できないだろうが、そういう考え方もあると思っておく。それと……」
言い淀むアーサー。わかるよ、なにを言いたいか。私は黙って待つ。
「……もし、仮に。僕の気が変わったら、手伝ってほしい。父上との交渉を」
「……はい、かしこまりました。私も誠心誠意、お手伝いさせていただきます」
アーサーは軽く頭を下げて去っていく。それにしても、アレンくんはどうして言ってくれなかったんだろうなぁ……最後まで言い切れなかったからかな。でも事前に相談してほしかったな。ホウレンソウを徹底した方がいいかもしれないね。
でも、アーサーか……今度会ったときは“スキャン”を使っておかないと。適正がなければ、断ることも考えなければいけない。
なんにせよ、メンバー候補が一人増えたと思っておこう。あまり期待はできないけれど。
……とは言うけど、言ったら言ったで心配はされたなぁ。
ネイトを護衛につけようか、立ち入っちゃいけない区域のリストアップは必要か。ものすごく落ち着かない様子だった。そういうところに父性を感じる。行き過ぎだとも思うけど。
真夜中はまだ遠い。人の姿が少なくなる前には城に戻ろうと決めている。特に目的があるわけではない。ただなんとなく、夜風に当たりたい気分だったから。
社畜時代を思い出す。金曜日の夜はなにも考えずに居酒屋に入り、帰り道になんとなくコンビニで安酒とつまみを買って、ほろ酔いのままベランダで夜を楽しむことが多かった。翌朝になって、休日出勤の要請が入ることも多かったけど。
懐かしい、またやりたいな。この世界のアルコール解禁って何歳からなんだろう。十六歳じゃ許されないかなぁ……。
ぼんやりと生前に思いを馳せながら歩いていく。時間も時間、若者の姿が目立つ。飲み会かな? 高校卒業後すぐに就職したし、同年代の子とお酒を飲む機会はほとんどなかったなぁなんて思う。
「……あれ?」
気が付けばミカエリア市街中央区。街の中でも特に大きな煙突があり、その周囲にはオブジェや露店、ベンチなんかもある。人の姿が多いのは確かだが、その中に映える顔があった。綺麗な海を思わせる髪色、整った目鼻立ち、アーサー・ランドルフだった。
彼はベンチに腰掛け、ぼうっと人の往来を眺めていた。いまは一人なのかな、こんなところでなにしてるんだろう?
「アーサー様、こんばんは」
「ん? ……ああ、リオか」
気付いて目を向けてくれるが、どことなく疲れが見える。伯爵と視察に回っていたようだが、やはり気負ったりするものなのだろうか。跡を継ぐとなれば気が抜けないのかもしれない。
「先程は失礼致しました、エリオットくんが……」
「気にするな。それと、夜に一人で出歩くなと忠告しただろう」
「ちゃんと夜更け前には帰りますよ。イアンさんに心配させたくないですし。それより、アーサー様こそなにをなさってたんですか?」
「……考え事をしていた。父上といると気を張り続けなければならないから。一人の時間が欲しかったんだ」
そう語るアーサーは難しそうな顔をしている。伯爵と一緒だと思考を割けない、貴族としてのアーサーが考えられないこととなると……。
「アレンくんのことですか?」
「……どうしてわかった?」
「いえ、なんとなく」
この子は本当にアレンくんのことが大好きだな。まあ手紙を読んでくれたか悩む時点でわかりきっていたことか。初々しいな。可愛いところもあるじゃないですか。
……でも、男の子同士か。
いや、違うよね。アレンくんの歌が好きなだけだよね。理解のある世界観なら別に言うことはないけどもね。でも、そっか。実在する男性アイドルでもそういう妄想できるファンもいたもんね。私もしたことあるわ。
「……先日、アレンと二人で話す機会があった」
「アレンくんも言ってました。内容までは聞いていませんが」
「なぜリオには言ってないんだ、あいつ……」
ため息交じりのアーサー。私を通さなきゃいけない話だったの? いったいどんな話をしていたんだろう。って、考えられる内容は一つだけ。いやそれなら私よりランドルフ伯爵を通すべきでは……?
嫌な汗が出始める私をよそに、アーサーは続けた。
「あいつは言っていた。夢が叶うときに一人は嫌だ、と。その先は聞けなかったが……恐らく、僕も勧誘するつもりだったんだと思う」
やっぱりそうか……想像は当たっていたけど、なんとまあ恐ろしい提案だ。
伯爵子息をアイドルにするとなると、必然的にランドルフ伯爵に商談を持ち掛けることになる。勿論、私が。
パッと見た印象でしかないが、ランドルフ伯爵は冷たい人のように思えた。アーサーを人質にどんな要求をされることか……言い方が悪いな。どんな契約を結ぶことになるやら。
「アイドルという仕事がどんなものかはわからない。ただ、父上は許さないだろう。唯一の跡目に、得体の知れない仕事をさせるとは思えない。アレンの提案は断らざるを得ないんだ」
「……そうですね。アーサー様を勧誘するとなると相応の準備が必要になりますし……」
重苦しい沈黙が訪れる。アーサーとしてもどうやって断ろうか考えているだろうし、私としてもできることなら避けたい商談だ。
どうしたものか。重たい空気を破ったのは「だが」という声だった。
「……僕も、子供だなと思う。あいつと一緒に歌ってみたいと思ってしまうんだ」
「えっ……」
「僕とアレンは同じ夢を見ている。その夢を応援してやりたいと思っている。その一方で……誰よりもあいつの傍で、夢が叶う瞬間を見届けたいと思ってしまうんだ」
意外……だとは思わなかった。アーサーはアレンくんの歌を本当に愛している。彼の歌が世に出ることを、人々が彼の歌を知ることを誰より願っている。その夢が叶うとき、一緒にいたいと言われたら? ファン心理的に揺らぐのは当たり前だ。
私だって、セブンスビートのメンバーに同じこと言われたら揺らぐよ。だってそんなのプロポーズじゃん。でも揺らぎの種類が違うな。私とセブンスビートの場合は相手が若いからなぁ……もっといろんな人と恋愛してからの方がいいよ、若いんだから。って思っちゃう。
「父上を説得するだけの力が僕にはない。そのくせ、叶わない願いを捨てられないんだ。迷う必要なんてないのに迷っている。……子供の青さだ、笑ってくれ」
アーサーは自分自身を秤にかけている。貴族としての自分と、ありのままの自分を。どちらにも傾けない、捨てられないのは未熟さだと思っているんだ。
それは間違っていない。大人になれば、ある程度の取捨選択はできるようになる。彼の言う通り、選べないのは子供ならではの青さだろう。
――だけど、笑うつもりなんて一切ない。笑えるものか。
「笑わないです」
「……なぜだ?」
「アーサー様はまだ子供です。名家に生まれ、跡目を継ぐ立場であろうとも、子供であることに違いはありません」
子供であることを否定はしない。大人になるべき、だなんて、子供が思っていいことじゃない。子供のままでいいんだ、いまは。心の青さ――未熟さは、いずれ熟れていくものだから。
アーサーは二の句を継げずにいる。子供であることを後ろめたく思っているときに「間違いなく子供です」なんて言われれば驚きもするだろう。顔を真っ赤にして怒らない辺り、生前出会った誰よりも大人びていると思いますけどもね。
私は続ける。選べないことを後ろめたく思う気持ちなんて要らないから。
「子供なんだから選べなくて当たり前なんです。迷いが生まれるのは、選択肢が多いから。いまのアーサー様には数えきれないほどの未来がある。無数の可能性から一つを選別することなんて、いまのアーサー様にできるはずがありません」
「だが、僕は伯爵子息だ。跡を継ぐために生まれた……」
「あなたは人間です。道具のように意味を持って生まれたわけではありません。生まれた意味はこれから見つければいい。あなたは心を持って生まれた。考え、悩み、選ぶことを許された、唯一無二の存在なんですよ」
人間として生まれた以上、一つの役割を全うするためだけに生きてはいけない。自由に生きていいのだ、心を持って生まれたのだから。
考えていい、悩んでいい、選べなくたっていい。それはいまのアーサーに許された特権だ。手を伸ばして、引っ込めて、また手を伸ばして。その結果掴んだものを大事にすればいい。
アーサーはやがて深いため息を吐いた。その表情から悪い感情は見受けられなかった。
「……不思議なものだな。お前だってそう変わらない年頃のはずなのに、ずっと年上のような説得力がある」
「はぇ、あはは……ほら、旅人でしたので……いろいろありましてね……?」
こういうときにアラサーの価値観丸出しになるのは気をつけないといけない。私はリオ。可憐な美少女、華も恥じらう十六歳。成熟した精神はまだ持っていないのよ。
やがてアーサーは立ち上がる。その顔に、もう陰りはなかった。
「リオ、ありがとう」
「いえそんな、出過ぎた真似でしたので……でも、少しでも楽になったなら幸いです」
「選べなくて当たり前……すぐには納得できないだろうが、そういう考え方もあると思っておく。それと……」
言い淀むアーサー。わかるよ、なにを言いたいか。私は黙って待つ。
「……もし、仮に。僕の気が変わったら、手伝ってほしい。父上との交渉を」
「……はい、かしこまりました。私も誠心誠意、お手伝いさせていただきます」
アーサーは軽く頭を下げて去っていく。それにしても、アレンくんはどうして言ってくれなかったんだろうなぁ……最後まで言い切れなかったからかな。でも事前に相談してほしかったな。ホウレンソウを徹底した方がいいかもしれないね。
でも、アーサーか……今度会ったときは“スキャン”を使っておかないと。適正がなければ、断ることも考えなければいけない。
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