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本編
第二十六話 寂しい兎の愛し方
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小さな暦がクレヨンを握りしめて、
白い紙に絵を描いている中、望とクサビは
テーブルを挟んでお茶を飲んでいた。
クサビがグラスを持ち上げると、
麦茶に入れられた氷がカランと音を立てた。
冷たい麦茶をグビリと飲んで、テーブルに戻す。
「いやー、すんまへんなぁ、ごちそうになってもうて
こう暑いと冷たい麦茶も美味く感じますわ」
「いえ、気にしないで下さい
暦ちゃんに憑いてた悪霊を祓ってくれたお礼なので」
「祓うというより喰っただけやけど……まあええわ
そちらの娘さん、悪いものを引き寄せやすいみたいなんで、
出掛ける際は気をつけて下さいね」
「はい、暦ちゃんには長生きして欲しいですから」
「ふと思ったんやけど、あんさん布川家の分家の出やろ?
そんな人がどうして都会におるん?」
「私は……力が使えない役立たずなので……」
「力が使えない?…………あー、言われてみればそうやな
あんさんからは、縁を結び直す力が感じられへん」
「でしょう?だから、私は一般人とそう変わらないんですよ
だから、ただマガイモノが見えるだけの一般人……
霊が見えるだけの人間と何も変わりません」
望は下を向いて、拳をギュッと握りしめる。
それは悔しさとやるせなさが混じったような表情だった。
クサビはそんな望を興味深そうに眺める。
「ほーん、何の力もないのに、人助けを?」
「そう……ですね、あの子の声が聞こえたので」
望は今もクレヨンで絵を描いている暦に視線を目を向けると、
つられるようにクサビも暦へと目線を移す。
一時的とはいえ虐待をしてくる両親から離れられて、
暦はイキイキと楽しそうに遊んでいた。
「けれど、力がなくて良かったかもしれません」
「ほう、それはどうしてなん?」
「私は寂しがりやだから……一人で死ぬのは嫌で……
力があればきっと、あの子を連れていってしまいそう」
楽しそうな暦を眺めながら、望は悲しそうに微笑む。
「だから良いの、このままで
縁を結び直す力なんて……私には無くて良い」
「そうか、あんさん……いや、古橋さんは、
あの小さな少女を……道連れにしたくないんやな?」
「私が死ねばあの子は一人になってしまうけれど……
でも、私が連れていくのは違うから……」
「そうやなぁ……あの子は喜びそうやけど、
周りから見れば良くないことではあるなぁ」
望は暦から目線を外すと、クサビへと向き直る。
その目は慈愛に満ちた表情をしていた。
「だからもし……もしクサビさんがもう一度
あの子に会うことがあれば……支えてあげてくださいね
あの子は……クサビさんに懐いているから……」
「死ぬ前から死んだ後の約束せんでくれへん?
ま、会うことがあれば……可愛がるくらいはしたる」
「ありがとう御座います……暦ちゃんを宜しくお願いしますね」
「くー兄ちゃ!見てみて!」
二人で口約束を交わした後、小さな暦がてとてとと歩み寄ってきた。
その手にはクレヨンで描いた絵を持っている。
クサビは暦が話しやすいように、しゃがんで目線を合わせた。
「んー、どうしたんや暦
一人でお絵かきしてるんは飽きたんか?」
「あのね、これくー兄にあげる!」
クサビは暦から絵を受け取ると、渡された物に目を通す。
クレヨンで描かれた絵には、
望とクサビが暦と手を繋いでいるような絵が描かれている。
「おー、上手いやんけ!僕にくれるんかこれ」
「うん!」
「おおきになぁ、暦ちゃん
こんな素敵な宝物くれるんやったら、
僕も何か贈り物せなあかんなぁ」
クサビは懐をゴソゴソと探すと、
何かを見つけたのか、暦に小さな鱗を差し出す。
「なにこれ?」
「僕の鱗や、大物を退ける程の効力はないけど、
雑魚を退けるくらいの効力はあるから、
お守りに入れて使いや」
「ありがとう、大事にするね!」
「それでな、暦ちゃんには本当に申し訳ないんやけど、
僕は今日限りでこの街を去ることにしたんや」
暦は一瞬ポカンとしていたが、
何となくクサビに会えなくなると気付いたのか、
瞳に涙が溜まっていく。
「くー兄……いなくなっちゃうの?」
「そうやなぁ……ここを出るから、
もう気軽には会えへんようになるかなぁ」
「やだ!もっとくー兄ちゃと一緒にいたい!」
「僕だって一緒にいたんやけど……
ずっと同じところに住んでると、怪しまれるんや
ほら僕、人間やないからな
悪い化けもんやー!って、退治されるかもしれへん」
「くー兄悪い蛇さんじゃないもん!」
「うんうん、それは僕自身もよう分かっとる
けれど、暦ちゃんは分かってても、他は分からんからなぁ
だから今日でバイバイやで」
「うぅーーーーーー!くー兄行っちゃやだぁ!!!」
「暦、クサビさんを困らせちゃダメよ!」
「やだ!もっと一緒にいるぅ!」
ギャン泣きしてジタバタ暴れる暦を、望が抑える。
その様子をクサビは悲しそうに見守っていた。
「ごめんなぁ、ずっとはいられないんや」
クサビは大粒の涙を流す暦の手を取り、笑いかける。
「けれど、一生やない
暦が生きとる限り、また会えるかもしれへん
そん時まで……良い子で待ってられるか?」
「うん……」
「ええ子や」
「クサビさん、本当にありがとうございました
また会った時は、暦ちゃんを宜しくお願いしますね」
「おう、任しときや
会えなかった分、沢山甘やかしたるからな!」
「くー兄ちゃ……」
「また会おうな、暦」
「…………うん、くー兄ちゃ、バイバイ……」
◇◇◇
「それでは、自己紹介をお願いします」
最早何度目かの新たな転校生が、何故か書生の姿で現れ、
黒板に名前を書いて自己紹介を始めた。
何だかとても見覚えのある顔だ。
「えー、蛇上 楔と言います
本業は悪霊やマガイモノを祓ってますんで、
ほなよろしゅう」
「くー兄ちゃん!?」
私がそう叫ぶと真斗くんがビックリした顔でこちらを見て、
交互に私とくー兄ちゃんを見て混乱している。
まあ混乱するよね、本当の兄弟とかではないし。
そして案の定、守くんも反応したようで、
新たな兄属性の登場に歯ぎしりをしていた。
希美ちゃんと旭くんは、何故かくー兄ちゃんに怯えている。
「おー、誰かと思えば暦か!
しばらく見んうちに大きなったなぁ!」
くー兄ちゃんは私を見つけるなり、懐かしそうな顔で私に近づいた。
一方、私はくー兄ちゃんを思い出したのはついさっきなので、
今はすっごく気まずい。
守くんはくー兄ちゃんを親の仇のような目で睨んでいた。
「えーと、暦の知り合い?」
「私が小さい頃に遊んでくれた人でね
一ヶ月だけ同じ街に住んでいた人なの」
「そっか……お兄さんと呼べる人がいたんだね」
「うん、優しいお兄ちゃんだったんだ」
自己紹介もそこそこに、くー兄ちゃんは自分の席に座る。
くー兄ちゃんの席は……何と守くんの隣である。
勿論守くんはバチバチにくー兄ちゃんをライバル視していた。
「へー、ふーん、君がレキの新しいお兄ちゃんかぁ
同じ兄同士、仲良くしようね!」
「そうかそうか、暦はここでも兄ちゃんが出来たんか!
神さんにすら好かれるなんて、暦は幸せ者やなぁ」
明らかに敵意MAXの笑顔に対し、
くー兄ちゃんはのほほんと私に味方が多いことを喜ぶ。
何かに負けた気がしたのか、ギリィ!と、悔しそうな顔をしていた。
あの人最近いつも何か負けてるな。
「レキのお兄ちゃんは僕だけで充分なのにぃ!」
かと思ったら何か言い出した。
「気にしなくて良いですよこよみん
どう考えてもあの蛇の方が優勢ですし」
「守くんの奇行はいつものことだから大丈夫だよ」
「それ、慣れていいものなの?」
真斗くんは心配そうな顔をしていたが、
これが日常茶飯事なのだから仕方がない。
「あの二人、相性悪いな」
「カミはライバルだと思ってるのに対し、
あの蛇はそもそも気にしてないですから、
勝負にすらなっていませんね」
くー兄ちゃんを見つめると、視線に気付いたのか、
くー兄ちゃんは笑顔で私に手を降る。
私が手を降り返すと、ますます守くんは荒れた。
そして荒れた守くんを希美さんが長ネギでしばき、
一時的に暴走は収まった。
「また、会えたんだ……」
小さな私と遊んでくれた人、私の絵を上手いと言ってくれた人。
あの時、私の側を離れてしまった人。
「どうしたの?暦
何だか嬉しそうだね」
「生きてて良かったなぁ……って、思ってたの」
「…………そっか」
私はくー兄ちゃんと守くんのやり取りを眺めながら、
小さな鱗が入ったお守りを握りしめた。
白い紙に絵を描いている中、望とクサビは
テーブルを挟んでお茶を飲んでいた。
クサビがグラスを持ち上げると、
麦茶に入れられた氷がカランと音を立てた。
冷たい麦茶をグビリと飲んで、テーブルに戻す。
「いやー、すんまへんなぁ、ごちそうになってもうて
こう暑いと冷たい麦茶も美味く感じますわ」
「いえ、気にしないで下さい
暦ちゃんに憑いてた悪霊を祓ってくれたお礼なので」
「祓うというより喰っただけやけど……まあええわ
そちらの娘さん、悪いものを引き寄せやすいみたいなんで、
出掛ける際は気をつけて下さいね」
「はい、暦ちゃんには長生きして欲しいですから」
「ふと思ったんやけど、あんさん布川家の分家の出やろ?
そんな人がどうして都会におるん?」
「私は……力が使えない役立たずなので……」
「力が使えない?…………あー、言われてみればそうやな
あんさんからは、縁を結び直す力が感じられへん」
「でしょう?だから、私は一般人とそう変わらないんですよ
だから、ただマガイモノが見えるだけの一般人……
霊が見えるだけの人間と何も変わりません」
望は下を向いて、拳をギュッと握りしめる。
それは悔しさとやるせなさが混じったような表情だった。
クサビはそんな望を興味深そうに眺める。
「ほーん、何の力もないのに、人助けを?」
「そう……ですね、あの子の声が聞こえたので」
望は今もクレヨンで絵を描いている暦に視線を目を向けると、
つられるようにクサビも暦へと目線を移す。
一時的とはいえ虐待をしてくる両親から離れられて、
暦はイキイキと楽しそうに遊んでいた。
「けれど、力がなくて良かったかもしれません」
「ほう、それはどうしてなん?」
「私は寂しがりやだから……一人で死ぬのは嫌で……
力があればきっと、あの子を連れていってしまいそう」
楽しそうな暦を眺めながら、望は悲しそうに微笑む。
「だから良いの、このままで
縁を結び直す力なんて……私には無くて良い」
「そうか、あんさん……いや、古橋さんは、
あの小さな少女を……道連れにしたくないんやな?」
「私が死ねばあの子は一人になってしまうけれど……
でも、私が連れていくのは違うから……」
「そうやなぁ……あの子は喜びそうやけど、
周りから見れば良くないことではあるなぁ」
望は暦から目線を外すと、クサビへと向き直る。
その目は慈愛に満ちた表情をしていた。
「だからもし……もしクサビさんがもう一度
あの子に会うことがあれば……支えてあげてくださいね
あの子は……クサビさんに懐いているから……」
「死ぬ前から死んだ後の約束せんでくれへん?
ま、会うことがあれば……可愛がるくらいはしたる」
「ありがとう御座います……暦ちゃんを宜しくお願いしますね」
「くー兄ちゃ!見てみて!」
二人で口約束を交わした後、小さな暦がてとてとと歩み寄ってきた。
その手にはクレヨンで描いた絵を持っている。
クサビは暦が話しやすいように、しゃがんで目線を合わせた。
「んー、どうしたんや暦
一人でお絵かきしてるんは飽きたんか?」
「あのね、これくー兄にあげる!」
クサビは暦から絵を受け取ると、渡された物に目を通す。
クレヨンで描かれた絵には、
望とクサビが暦と手を繋いでいるような絵が描かれている。
「おー、上手いやんけ!僕にくれるんかこれ」
「うん!」
「おおきになぁ、暦ちゃん
こんな素敵な宝物くれるんやったら、
僕も何か贈り物せなあかんなぁ」
クサビは懐をゴソゴソと探すと、
何かを見つけたのか、暦に小さな鱗を差し出す。
「なにこれ?」
「僕の鱗や、大物を退ける程の効力はないけど、
雑魚を退けるくらいの効力はあるから、
お守りに入れて使いや」
「ありがとう、大事にするね!」
「それでな、暦ちゃんには本当に申し訳ないんやけど、
僕は今日限りでこの街を去ることにしたんや」
暦は一瞬ポカンとしていたが、
何となくクサビに会えなくなると気付いたのか、
瞳に涙が溜まっていく。
「くー兄……いなくなっちゃうの?」
「そうやなぁ……ここを出るから、
もう気軽には会えへんようになるかなぁ」
「やだ!もっとくー兄ちゃと一緒にいたい!」
「僕だって一緒にいたんやけど……
ずっと同じところに住んでると、怪しまれるんや
ほら僕、人間やないからな
悪い化けもんやー!って、退治されるかもしれへん」
「くー兄悪い蛇さんじゃないもん!」
「うんうん、それは僕自身もよう分かっとる
けれど、暦ちゃんは分かってても、他は分からんからなぁ
だから今日でバイバイやで」
「うぅーーーーーー!くー兄行っちゃやだぁ!!!」
「暦、クサビさんを困らせちゃダメよ!」
「やだ!もっと一緒にいるぅ!」
ギャン泣きしてジタバタ暴れる暦を、望が抑える。
その様子をクサビは悲しそうに見守っていた。
「ごめんなぁ、ずっとはいられないんや」
クサビは大粒の涙を流す暦の手を取り、笑いかける。
「けれど、一生やない
暦が生きとる限り、また会えるかもしれへん
そん時まで……良い子で待ってられるか?」
「うん……」
「ええ子や」
「クサビさん、本当にありがとうございました
また会った時は、暦ちゃんを宜しくお願いしますね」
「おう、任しときや
会えなかった分、沢山甘やかしたるからな!」
「くー兄ちゃ……」
「また会おうな、暦」
「…………うん、くー兄ちゃ、バイバイ……」
◇◇◇
「それでは、自己紹介をお願いします」
最早何度目かの新たな転校生が、何故か書生の姿で現れ、
黒板に名前を書いて自己紹介を始めた。
何だかとても見覚えのある顔だ。
「えー、蛇上 楔と言います
本業は悪霊やマガイモノを祓ってますんで、
ほなよろしゅう」
「くー兄ちゃん!?」
私がそう叫ぶと真斗くんがビックリした顔でこちらを見て、
交互に私とくー兄ちゃんを見て混乱している。
まあ混乱するよね、本当の兄弟とかではないし。
そして案の定、守くんも反応したようで、
新たな兄属性の登場に歯ぎしりをしていた。
希美ちゃんと旭くんは、何故かくー兄ちゃんに怯えている。
「おー、誰かと思えば暦か!
しばらく見んうちに大きなったなぁ!」
くー兄ちゃんは私を見つけるなり、懐かしそうな顔で私に近づいた。
一方、私はくー兄ちゃんを思い出したのはついさっきなので、
今はすっごく気まずい。
守くんはくー兄ちゃんを親の仇のような目で睨んでいた。
「えーと、暦の知り合い?」
「私が小さい頃に遊んでくれた人でね
一ヶ月だけ同じ街に住んでいた人なの」
「そっか……お兄さんと呼べる人がいたんだね」
「うん、優しいお兄ちゃんだったんだ」
自己紹介もそこそこに、くー兄ちゃんは自分の席に座る。
くー兄ちゃんの席は……何と守くんの隣である。
勿論守くんはバチバチにくー兄ちゃんをライバル視していた。
「へー、ふーん、君がレキの新しいお兄ちゃんかぁ
同じ兄同士、仲良くしようね!」
「そうかそうか、暦はここでも兄ちゃんが出来たんか!
神さんにすら好かれるなんて、暦は幸せ者やなぁ」
明らかに敵意MAXの笑顔に対し、
くー兄ちゃんはのほほんと私に味方が多いことを喜ぶ。
何かに負けた気がしたのか、ギリィ!と、悔しそうな顔をしていた。
あの人最近いつも何か負けてるな。
「レキのお兄ちゃんは僕だけで充分なのにぃ!」
かと思ったら何か言い出した。
「気にしなくて良いですよこよみん
どう考えてもあの蛇の方が優勢ですし」
「守くんの奇行はいつものことだから大丈夫だよ」
「それ、慣れていいものなの?」
真斗くんは心配そうな顔をしていたが、
これが日常茶飯事なのだから仕方がない。
「あの二人、相性悪いな」
「カミはライバルだと思ってるのに対し、
あの蛇はそもそも気にしてないですから、
勝負にすらなっていませんね」
くー兄ちゃんを見つめると、視線に気付いたのか、
くー兄ちゃんは笑顔で私に手を降る。
私が手を降り返すと、ますます守くんは荒れた。
そして荒れた守くんを希美さんが長ネギでしばき、
一時的に暴走は収まった。
「また、会えたんだ……」
小さな私と遊んでくれた人、私の絵を上手いと言ってくれた人。
あの時、私の側を離れてしまった人。
「どうしたの?暦
何だか嬉しそうだね」
「生きてて良かったなぁ……って、思ってたの」
「…………そっか」
私はくー兄ちゃんと守くんのやり取りを眺めながら、
小さな鱗が入ったお守りを握りしめた。
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