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その5※
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これでもかというドヤ顔をしながらバカ王子とブスビッチはその証拠品とやらを出てきた。
「どうだ!これは貴様がやったんだろ!これこそが確たる証拠だ!貴様はデシリーのドレスや教科書を破いたのだ!」
……うわぁ殴りたいあのドヤ顔やはりバカはバカですね。
「はぁ……これだけか?こんなの証拠にもならねぇよ?そんな事も分からないバカなんだな可哀想に。
こんなの幾らでも偽装出来るしそもそもこんなブスビッチが着てたり触ってたもんなんて汚くて触りたくねぇよ」
もし触ったりでもしたら変な病気になりそうですしね。
「な、なによ!私は見たんだからね!?あんたがあの日私のドレスや教科書を破っている所を!」
「それで?見てたからなんだ?俺がお前の汚いドレスを破いてる映像でもあるのか?あるなら出せよまぁねぇだろうがな、見たっていう証言だけなら証拠にはならねぇんだよやっぱりビッチは貞操観念だけじゃなく頭も緩いんだな」
「うっうるさい!うるさいうるさい!黙れ黙れ黙れ!」
もうこの茶番終わりにしてもいいですよね?疲れましたし。
「もう帰るわ、こんな茶番に付き合ってらんねぇしこっちも忙しいんだわ。それに婚約破棄されたってこっちは困らねぇし、ようやく自由になれたわ。」
そう言いながらその場を去ろうとする私を誰も止めませんまぁ止められるはずがないんですけどね、ブスビッチはまだなんか喚いてるしバカ王子とバカ共はそれをなだめてるし、周りの皆様は固まってますしね。あ、でも出る前に挨拶位はしておくべきですね。扉の前まで来ると私は手を叩き注目を集めた。最後ぐらいは言葉遣いもちゃんとしましょうかね
「これでわたくしは失礼させていただきますが最後にひとつだけ……婚約破棄ありがとうございます!」
そして私はその場を後にしました。さて、これからどうしましょうかね?あんなのが王になったらこの国も終わりですし亡命でもしましょうかね。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※
まさかお気に入り数が300を超えるとは!ありがとうございます。本編はこれで完結になりますが、恐らく番外編も書きますので良かったら見てください。
「どうだ!これは貴様がやったんだろ!これこそが確たる証拠だ!貴様はデシリーのドレスや教科書を破いたのだ!」
……うわぁ殴りたいあのドヤ顔やはりバカはバカですね。
「はぁ……これだけか?こんなの証拠にもならねぇよ?そんな事も分からないバカなんだな可哀想に。
こんなの幾らでも偽装出来るしそもそもこんなブスビッチが着てたり触ってたもんなんて汚くて触りたくねぇよ」
もし触ったりでもしたら変な病気になりそうですしね。
「な、なによ!私は見たんだからね!?あんたがあの日私のドレスや教科書を破っている所を!」
「それで?見てたからなんだ?俺がお前の汚いドレスを破いてる映像でもあるのか?あるなら出せよまぁねぇだろうがな、見たっていう証言だけなら証拠にはならねぇんだよやっぱりビッチは貞操観念だけじゃなく頭も緩いんだな」
「うっうるさい!うるさいうるさい!黙れ黙れ黙れ!」
もうこの茶番終わりにしてもいいですよね?疲れましたし。
「もう帰るわ、こんな茶番に付き合ってらんねぇしこっちも忙しいんだわ。それに婚約破棄されたってこっちは困らねぇし、ようやく自由になれたわ。」
そう言いながらその場を去ろうとする私を誰も止めませんまぁ止められるはずがないんですけどね、ブスビッチはまだなんか喚いてるしバカ王子とバカ共はそれをなだめてるし、周りの皆様は固まってますしね。あ、でも出る前に挨拶位はしておくべきですね。扉の前まで来ると私は手を叩き注目を集めた。最後ぐらいは言葉遣いもちゃんとしましょうかね
「これでわたくしは失礼させていただきますが最後にひとつだけ……婚約破棄ありがとうございます!」
そして私はその場を後にしました。さて、これからどうしましょうかね?あんなのが王になったらこの国も終わりですし亡命でもしましょうかね。
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まさかお気に入り数が300を超えるとは!ありがとうございます。本編はこれで完結になりますが、恐らく番外編も書きますので良かったら見てください。
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