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男と男

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「いっけね~遅刻遅刻!」

俺の名は佐藤太郎!どこにでもいる普通の高校1年生!今日は夏休み明け登校初日なのに、いきなり遅刻しそうだぜ!

「やっべー間に合うかな?…うわっ!」

ドン!

なんで角から人が出てくるんだよ、全くついてないぜ

「いてて…ちょっと!お前どこ見て歩いてんだよ!」

「あん?」

うわ~てっきり同い年くらいだと思ってたのにゴリッゴリのヤクザにぶつかってたみたい、小指なくなっちゃうな~

「てめぇこそ、ふざけんじゃねーぞ、俺様はこれから事務所に行くんだ、邪魔するな!」

「ひぇぇ~ごめんなさーい」

俺はさっきの倍以上の速さで走ってヤクザから逃げ出した

・・・

「ふぅ、ひどい目にあったぜ」

学校まで来たら流石にヤクザも来れないだろうな

「えぇ、皆さん久しぶりです、そんな事より転校生が来ました!」

「おおっ!女子かな?女子かな?」

ガラガラガラ

「どうも、南斗高から来た薬座敬之です、仲良くしてやって下さい」

「あ!貴方はさっきのヤクザ!?」

「てめぇ!朝のクソガキ!」

「お、なんだお前ら知り合いか?じゃあ薬座の席は佐藤の隣だな~」

「えぇ~!?」

「ちっ、仕方ねーな、おいクソガキ、教科書見せろよ」

「あ、はい」

・・・

いろいろ言いたいことがあるけどこういうシチュエーションって男と女じゃないの?
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