31 / 37
短編集
十一休さん
しおりを挟む
「おーい家来B!暇じゃー暇すぎてお腹と背中がくっつく~」
「足利義満様、それは空腹の時の表現でございます」
「んなこた~どうでもよい!何か面白いものはないのか?」
「はいはいありますとも!今家来Aに使いを頼みましてあるお方を呼んでおります」
「んん?誰じゃそいつは?」
「その方の名は一休、どんな無理難題も彼の手にかかれば解決するとのこと」
「ほほぉそれは凄いが…まことか?」
「はい!なんでも『このはし渡るべからず』という難題を解いたそうです」
「おぉ!それなら聞いたことあるがまさか一休が解いたとは、やりおるのぉ」
ピンポーン
「お!うわさをすれば来てくれましたぞ!」
ガラガラガラ
「足利義満様、始めまして」
「そちが一休か」
「いえ、一休は他の仕事に行っておりまして、その代わりの十一休です」
「そうか十一休か……は?」
「申し訳ございません、二休から十休までの全員出払ってたそうで、1番似てない十一休が」
「え!?なにそのモノマネ軍団、あと俺将軍よ?他の仕事無視してでも一休来るべきでしょ?」
パチン!
「え、将軍にビンタ?」
「一休は人を笑顔にするために仕事をしています!将軍だろうが村人だろうが関係ありません!」
「そう言うのは一休さん本人に言ってもらいたかったねぇ?」
「それで、貴様もトンチはできるのか?」
「いえ、トンチの代わりに盆踊りができます!」
「よし帰れ」
「足利義満様、それは空腹の時の表現でございます」
「んなこた~どうでもよい!何か面白いものはないのか?」
「はいはいありますとも!今家来Aに使いを頼みましてあるお方を呼んでおります」
「んん?誰じゃそいつは?」
「その方の名は一休、どんな無理難題も彼の手にかかれば解決するとのこと」
「ほほぉそれは凄いが…まことか?」
「はい!なんでも『このはし渡るべからず』という難題を解いたそうです」
「おぉ!それなら聞いたことあるがまさか一休が解いたとは、やりおるのぉ」
ピンポーン
「お!うわさをすれば来てくれましたぞ!」
ガラガラガラ
「足利義満様、始めまして」
「そちが一休か」
「いえ、一休は他の仕事に行っておりまして、その代わりの十一休です」
「そうか十一休か……は?」
「申し訳ございません、二休から十休までの全員出払ってたそうで、1番似てない十一休が」
「え!?なにそのモノマネ軍団、あと俺将軍よ?他の仕事無視してでも一休来るべきでしょ?」
パチン!
「え、将軍にビンタ?」
「一休は人を笑顔にするために仕事をしています!将軍だろうが村人だろうが関係ありません!」
「そう言うのは一休さん本人に言ってもらいたかったねぇ?」
「それで、貴様もトンチはできるのか?」
「いえ、トンチの代わりに盆踊りができます!」
「よし帰れ」
0
お気に入りに追加
0
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる