短編集

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バスガイドああああ

私の名前はああああ、超可愛いバスガイドああああよ！今日もバスの平和を守るわよ！

「あーなんだろ体が痛い。あー死ぬかも知んない…バスガイドさーん」

「あらどうしたんですか？」

「か、体が爆発するくらい痛いんです」

「ほうほう…これはよくある流れよね！テレビの前の皆も言うわよ、せーの！この中にお医者様は居ませんか？」

「バスでやる事じゃないですよ！」

「私は医者だが」

「本当に居るんだ！大変なんですよこの人の体ヤバいんですよ助けてあげて下さい！」

「・・・申し訳ないがそれはできん」

「お願いします！金ならいくらでも差し上げますから」

「バス酔いをしてしまって立てない」

「人の命かかってんだよ！」

「・・・ご愁傷さまです」

「諦めが早いよぉ頼むからその医者を呼んでくれ」

パチン！

「私はバス酔いの客を無理矢理立たせる程クズじゃないですよ！」

「バス酔いより辛い状況なの分かってる？早くしてよ！」

「仕方ありません……私が治します」

「あなたバスガイドだよねぇ？」

「こう見えて私はブラックジャックとミスター味っ子を全巻揃えてます」

「いやミスター味っ子関係ねぇ！？………ブラックジャックも関係ないよ！」

「・・・バス酔い止まったけど彼女がいるから大丈夫か」

「おいこら医者！」

ガン！　

「いってぇ！？なんでいきなり叩くんですか？」

「ここら辺を45度で叩いたらよく治るんですよ」

「家電製品かよ！」

今日も平和はバスガイドああああによって守られたのだった