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四天王審査編

アブソリュート

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数十分前

レボとウォムはネネフと別れた後、最初の花火の音がした方へ走っていた

「レ、レボ…はぁはぁ…先輩!」

「・・・どうした?」

「ネネフさん1人で…大丈夫ですかね?相手は…はぁ…はぁ、元四天王3人ですよ?」

ウォムは息を切らしながらレボに尋ねた、レボはだんだんスピードを落とす

「レボにはあの3人など簡単に倒せる実力がある…邪魔が入らなければな…」

「まぁ確かに…ウォムさんの守りは完璧ですけど…でもやっぱり危険じゃ…?」

「・・・俺はネネフの強さを信じている…信じているから…その為にコードネームナイツの足止めをするんだ、俺達2人でな」

「・・・はい」

(革命軍第二英雄レボ=セカンドのネネフさん、私と唯一同じ、未来の王に仕えたネネフさん、どうか…どうか勝ってください)

レボとディーネは再び走り出した

ピシュン!

走り続けているとレボの足元に氷の刃が飛んで来た

「ふふっ、悟られない為に魔法を使わずに走るなんてご苦労様…ま、ここで人生諸共ふりだしに戻るんだけどね~」

「・・・君達は…リタイアを選択するべきだ」

レボ達に立ちはだかったのはアイと零だった

(確かあいつらの異名コードネームとやらはメカニックとブリザード…物を創る能力と氷の能力か)

「ウォム、回復弾を装填しろ…数十秒後に俺は突撃するからお前はその援護だ」

「は、はい」

レボはアイ達に聞こえない用にウォムに指示をだした

「全く、薄い歓迎だな?他の2人はどうした?」

「あぁ、リョー達なら別ルート行ってるわよ、今頃元四天王達と合流してんじゃない?」

(となると…ネネフは1対3対2か…まともにカリーナとアロマが機能しないとしても分が悪いな)

「応援を呼ばなくて良いのか?ガキ2人に俺は止められない…」

「・・・いや、簡単に止めてみせる…絶対零度」

零が地面に手を置き技を使うと手を中心に段々と氷が広がり、そしてそれはレボの足元を捉えた

「ふっ、今だウォム」

「はい!」

ばん!

ウォムは回復弾をレボに撃ち込む、するとレボの周りの氷が消えた

「よし…宣言する、俺は絶対にお前達に勝つ!」

「ちょっと零!ちゃんとしてよね!…んもう…いでよ『まもるくん』!」

レボはアイに向かって突進したが、すんでの所でアイが防御壁の『まもるくん』を作り設置した

「ぬるい!」

どぉん!

「あぁ!?『まもるくん』!」

「まず1人!」

「アイ、下がって…絶対零度!」

レボはアイを後ろへ押し倒すとレボから繰り出される攻撃を絶対零度の能力で氷の壁を作り防いだ

「ちっ…面倒だなぁ!」
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