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四天王審査編

ルール

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「ルールその1!相手を殺してはいけない!」

リョーは声を大にしてそう言った、革命軍と元四天王達はそれぞれ動揺した

「ねぇ、僕…?どうして殺しちゃいけないの?本気を出しちゃいけないって事~?お姉さんに、お・し・え・て♡」

アロマはリョーに向かって悩殺ポーズをする…が、しかし自分の体が幼女だった事に気づいておらず効果は全くなかった

「あら~情けないわねアロマちゃん?」

「く!つ!じょ!くぅぅ!」

ローズはここぞとばかりにアロマを煽る、それを見てウォムはrs-bs43を構えるが、レボがそれを止める

「えっと…その…このルールの理由としましては…こ、この戦いが終わったら…」

「この戦いが終わったらアイ達は全員仲間になるわけじゃん?それなのに殺しちゃうなんて勿体ない!ってこと!」

アイはムクロの遅さに苛立ちを感じ代わりに喋った

「あーん!アイちゃん僕のセリフ取らないでー!」

「ムクロうるさい」

「ギャン!」

「おぉ!凄い飛んでるー!」

アイはムクロを思いっきり殴る、ネネフは関心して拍手する

「んーと、じゃあ自分達はどうやって勝敗を決めるんすか?」

「おいおい、忘れたのか?もう1つあるだろ負ける方法」

「・・・リタイア…だが、そう簡単にするのか?」

「そこに2個目のルールが関わってるのよね!」

アイは指をパチンと鳴らすと生き残っている参加者全員の胸部に青く光る宝石がついた

「アイちゃん特製アイテムよ!体力が充分にある時は青!瀕死の時は赤になるのよ!」

「その宝石の光が赤に変わる、もしくはそれが割れたら失格扱いとなりリタイアしてもらう!簡単だろ?」

(割れても失格…怖いな…)

ウォムは宝石を優しく握る、レボはそれを見て彼女の頭を撫でる

「俺は問題ない…それで行こう」

「僕も!正直僕死ねないから申し訳なかったんだよね~」

「お!理解が早くて助かるぜ!元四天王達は?」

「・・・自分は良いっすよ、取り敢えずぶっ壊せば良いんすよね?」

カリーナはレボしか眼中になかった、ローズはそれをなだめる

「私もそれで問題ないわ、死なないで済むなんて良心的ね」

(これでもし…もし私が負けても…まだエボルに会える…)

残りの者達もリョーが提案したルールに賛成した

「よし!協力感謝!それじゃ1分後開始な!解散!」

リョー達コードネームナイツはアイの発明品によってその場からテレポートした

「ちっ…クソガキ共が…」

「レボ先輩…」

「・・・あぁ、行くか」

「じゃーねー元四天王達!また遊ぼーねー!」

革命軍もrs-bs43を使い姿を消した


最終決戦まで後1分
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