27 / 204
魔王とハーピィとサキュバスと…編
龍神の里
しおりを挟む
一方その頃ディーネは…
「ルンルルン♪ランララン♪ルンルルン♪ランララン♪やーっとママに会えるぞ~!」
軽やかなステップで故郷である龍神の里に足を運んだ
「ママ、元気にしてるかな?突然帰ったらビックリするかな?」
「いえ、ビックリしませんよ」
「ギョッ!?」
なんと突然ディーネの後ろに1人の龍神族の女性が現れた
「マ……母上!?どうしてここに?」
「里の外で強烈な力を感じたので、もしやと思いましてね」
龍神族長バラーナ、ディーネの母親であり一世代前の四天王の1人である
「それでディーネ、貴方はどうして里に戻って来たんです?」
「はい、年末という事もありエボ…魔王様から休暇を頂いたので…故郷に帰ろうかと」
半ば強引に得た休暇である
「それは本当ですか?」
「ギクッ……や、やだなぁ~本当ですよ」
「・・・そうですか、まぁ良いでしょう…おかえりなさいディーネ」
バラーナが指をパチンと鳴らすと辺りを包んでいた霧が晴れ龍神の里が姿を現した
「うわぁ~ただいま!」
「見ろ!ディーネ様だ!」
「ディーネ様!お元気でしたかぁ!」
ディーネ様!ディーネ様!ディーネ様!
他の龍神達がディーネを見るやいなや歓迎しだした
「でへへ、皆大袈裟だなぁ、ちょーっと居なかっただけなのに!」
「それ程、貴方は大切な存在なのです……屋敷に参りますよ、お父様も待っています」
「・・・は、はい」
ディーネは重い足取りで実家である屋敷に向かった
「お父様、ディーネが帰ってきましたよ」
「・・・おう、そうか…」
「父上…お久しぶりです」
(何度見てもパパの姿は痛々しい…)
ディーネの父、ディラノは先代魔王ドラシルとの古くからの旧友だが龍魔400年大戦によって下半身と右腕を失っていてバラーナの介護がなければ生きていけない状態である
「そう苦い顔をするなディーネ、この様な姿でも俺は死なん…人間なんかと相打ちで死んだドラシルと違ってな」
「そのドラシル様に負けたのはどこの誰ですか」
「負けた訳じゃねぇ!体の半分くれてやっただけだ!」
「……あははっ……父上もお変わりなくて何よりです」
・・・
三人は久しぶりに揃って食事をした
「あー!何度食べても母上の料理は最高です!」
「そう言ってもらえると作ったかいがありました」
「そういやディーネ、エボルはどうだ?」
ディラノはバラーナに食べさせてもらいながらディーネに質問をした
「え、真面目に魔王やってますけど?」
「いやいや、そういう事じゃなくて…恋愛感情として」
「!?」
「ルンルルン♪ランララン♪ルンルルン♪ランララン♪やーっとママに会えるぞ~!」
軽やかなステップで故郷である龍神の里に足を運んだ
「ママ、元気にしてるかな?突然帰ったらビックリするかな?」
「いえ、ビックリしませんよ」
「ギョッ!?」
なんと突然ディーネの後ろに1人の龍神族の女性が現れた
「マ……母上!?どうしてここに?」
「里の外で強烈な力を感じたので、もしやと思いましてね」
龍神族長バラーナ、ディーネの母親であり一世代前の四天王の1人である
「それでディーネ、貴方はどうして里に戻って来たんです?」
「はい、年末という事もありエボ…魔王様から休暇を頂いたので…故郷に帰ろうかと」
半ば強引に得た休暇である
「それは本当ですか?」
「ギクッ……や、やだなぁ~本当ですよ」
「・・・そうですか、まぁ良いでしょう…おかえりなさいディーネ」
バラーナが指をパチンと鳴らすと辺りを包んでいた霧が晴れ龍神の里が姿を現した
「うわぁ~ただいま!」
「見ろ!ディーネ様だ!」
「ディーネ様!お元気でしたかぁ!」
ディーネ様!ディーネ様!ディーネ様!
他の龍神達がディーネを見るやいなや歓迎しだした
「でへへ、皆大袈裟だなぁ、ちょーっと居なかっただけなのに!」
「それ程、貴方は大切な存在なのです……屋敷に参りますよ、お父様も待っています」
「・・・は、はい」
ディーネは重い足取りで実家である屋敷に向かった
「お父様、ディーネが帰ってきましたよ」
「・・・おう、そうか…」
「父上…お久しぶりです」
(何度見てもパパの姿は痛々しい…)
ディーネの父、ディラノは先代魔王ドラシルとの古くからの旧友だが龍魔400年大戦によって下半身と右腕を失っていてバラーナの介護がなければ生きていけない状態である
「そう苦い顔をするなディーネ、この様な姿でも俺は死なん…人間なんかと相打ちで死んだドラシルと違ってな」
「そのドラシル様に負けたのはどこの誰ですか」
「負けた訳じゃねぇ!体の半分くれてやっただけだ!」
「……あははっ……父上もお変わりなくて何よりです」
・・・
三人は久しぶりに揃って食事をした
「あー!何度食べても母上の料理は最高です!」
「そう言ってもらえると作ったかいがありました」
「そういやディーネ、エボルはどうだ?」
ディラノはバラーナに食べさせてもらいながらディーネに質問をした
「え、真面目に魔王やってますけど?」
「いやいや、そういう事じゃなくて…恋愛感情として」
「!?」
0
お気に入りに追加
277
あなたにおすすめの小説
妻がエロくて死にそうです
菅野鵜野
大衆娯楽
うだつの上がらないサラリーマンの士郎。だが、一つだけ自慢がある。
美しい妻、美佐子だ。同じ会社の上司にして、できる女で、日本人離れしたプロポーションを持つ。
こんな素敵な人が自分のようなフツーの男を選んだのには訳がある。
それは……
限度を知らない性欲モンスターを妻に持つ男の日常
【R18 】必ずイカせる! 異世界性活
飼猫タマ
ファンタジー
ネットサーフィン中に新しいオンラインゲームを見つけた俺ゴトウ・サイトが、ゲーム設定の途中寝落すると、目が覚めたら廃墟の中の魔方陣の中心に寝ていた。
偶然、奴隷商人が襲われている所に居合わせ、助けた奴隷の元漆黒の森の姫であるダークエルフの幼女ガブリエルと、その近衛騎士だった猫耳族のブリトニーを、助ける代わりに俺の性奴隷なる契約をする。
ダークエルフの美幼女と、エロい猫耳少女とSEXしたり、魔王を倒したり、ダンジョンを攻略したりするエロエロファンタジー。
クラスで一人だけ男子な僕のズボンが盗まれたので仕方無くチ○ポ丸出しで居たら何故か女子がたくさん集まって来た
pelonsan
恋愛
ここは私立嵐爛学校(しりつらんらんがっこう)、略して乱交、もとい嵐校(らんこう) ━━。
僕の名前は 竿乃 玉之介(さおの たまのすけ)。
昨日この嵐校に転校してきた至極普通の二年生。
去年まで女子校だったらしくクラスメイトが女子ばかりで不安だったんだけど、皆優しく迎えてくれて ほっとしていた矢先の翌日……
※表紙画像は自由使用可能なAI画像生成サイトで制作したものを加工しました。
貞操逆転世界に転生したのに…男女比一対一って…
美鈴
ファンタジー
俺は隼 豊和(はやぶさ とよかず)。年齢は15歳。今年から高校生になるんだけど、何を隠そう俺には前世の記憶があるんだ。前世の記憶があるということは亡くなって生まれ変わったという事なんだろうけど、生まれ変わった世界はなんと貞操逆転世界だった。これはモテると喜んだのも束の間…その世界の男女比の差は全く無く、男性が優遇される世界ではなかった…寧ろ…。とにかく他にも色々とおかしい、そんな世界で俺にどうしろと!?また誰とも付き合えないのかっ!?そんなお話です…。
※カクヨム様にも投稿しております。内容は異なります。
※イラストはAI生成です
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※
【全話挿絵】発情✕転生 〜何あれ……誘ってるのかしら?〜【毎日更新】
墨笑
ファンタジー
『エロ×ギャグ×バトル+雑学』をテーマにした異世界ファンタジー小説です。
主人公はごく普通(?)の『むっつりすけべ』な女の子。
異世界転生に伴って召喚士としての才能を強化されたまでは良かったのですが、なぜか発情体質まで付与されていて……?
召喚士として様々な依頼をこなしながら、無駄にドキドキムラムラハァハァしてしまう日々を描きます。
明るく、楽しく読んでいただけることを目指して書きました。
クラス転移したけど能力が低いのでリセマラされる前にバックレる
シューニャ
ファンタジー
注意!!『この物語はフィクションですが人によっては気分を害する場合がございます。よって未成年・青少年の方のご観覧の場合は即時、この小説ページからご退避下さい。読んだ気分を害されたとしても一切の責任を負いかねます。また、この物語は作品の都合上、反社会的及び反道徳的・倫理的な描写がございます。物語と現実の区別はつけてられる方のみご観覧下さい。本小説の表現は世界中の法典・法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。当作品に登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとはまったく関係ありません。フィクションとしてお楽しみください。』
真井歩は過去の辛い経験から利己的な人物に成り下がっていた
そんな彼へと天罰か、それとも運命の神のイタズラか――突如として現れた魔方陣によってクラス転移してしまった彼と、そのクラスメイト達はティーン小説でよく見る中世から近世の町並みを持つナーロッパ風の剣と魔法の世界へと転移してしまったではないか?!
しかも、召喚された、その場には・・・テンプレ通り異界の王を名乗る人物が、「そなた達の特異な力でこの世界を救って欲しい」と申し出てきたのだ。
当然、その後もテンプレ通りのなし崩し的にクラスメイトたちは能力の解る宝玉アーティファクトに触れ、次々とチート能力を獲得していくが最後に触れた真井歩のステータスだけが異様に低い事が全員の前で露呈してしまう...
(これはテンプレだと死一直線コースだよな・・・)
そう考えた彼は嘲笑している生徒、王や周囲の兵士が判断を決めかねている数秒に彼はバックレる事を決断する
自らの命を繋ぐために・・・
漫画の寝取り竿役に転生して真面目に生きようとしたのに、なぜかエッチな巨乳ヒロインがぐいぐい攻めてくるんだけど?
みずがめ
恋愛
目が覚めたら読んだことのあるエロ漫画の最低寝取り野郎になっていた。
なんでよりによってこんな悪役に転生してしまったんだ。最初はそう落ち込んだが、よく考えれば若いチートボディを手に入れて学生時代をやり直せる。
身体の持ち主が悪人なら意識を乗っ取ったことに心を痛める必要はない。俺がヒロインを寝取りさえしなければ、主人公は精神崩壊することなくハッピーエンドを迎えるだろう。
一時の快楽に身を委ねて他人の人生を狂わせるだなんて、そんな責任を負いたくはない。ここが現実である以上、NTRする気にはなれなかった。メインヒロインとは適切な距離を保っていこう。俺自身がお天道様の下で青春を送るために、そう固く決意した。
……なのになぜ、俺はヒロインに誘惑されているんだ?
※他サイトでも掲載しています。
※表紙や作中イラストは、AIイラストレーターのおしつじさん(https://twitter.com/your_shitsuji)に外注契約を通して作成していただきました。おしつじさんのAIイラストはすべて商用利用が認められたものを使用しており、また「小説活動に関する利用許諾」を許可していただいています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる