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三章
どこまでも
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「お願い?何よ」
「君達は魔王を倒してくれた英雄だ」
「まぁ…それほどでも」
エイミは分かりやすく照れている
「だけど指名手配犯でもある」
「は!?」
「なんでだよ!ゼオス!俺達がなんで悪人扱いなんだよ!」
アリスタはゼオスの肩を掴みブンブン揺らす
「お、落ち着け!とりあえず順番に説明するから…まずはエイミ、お前結構前にヴァンヌが仕えてた国の王を殺しただろ」
「・・・ん?あ、あったわねそんな事」
「そんな事じゃない!重罪!一発アウト!」
詳しくは一章をチェック
「なぁ、俺は何したんだよ」
「あぁ、お前は魔族との性交を行った事、これも法律で重罪な」
「いやいや!なんで知ってんだよそんな事!」
「はぁ…」
ゼオスは魔法を使い空中に画面を作り出した
「よーく見とけよ?」
あん!!んん!!アリさん!好きぃ!!
うっ…ミルミルちゃん!!
(そうだった…私が撮影して小遣い稼ぎしてたんだった…)
「これで言い逃れできないよな」
アリスタとエイミは観念したように見つめ合った
「・・・じゃあ、ゼオスは俺達の事殺すのか?」
「・・・死んでもらう…歴史上な」
「歴史上?どういう事よ?」
「お前達はこの魔王城の崩壊と一緒に死んだ事にする…そうしたらお前達を裁く必要もなくなる…だからお願いだ…連絡があれば援助は必ずする…ここで身を引いてくれないか?」
ゼオスは真剣な顔で2人にお願いした
「なーんだ、そんな事か」
「え?」
「元々これからは、静かに暮らす予定だしね、援助が来るなんて一石二鳥じゃない」
エイミはアリスタの手を握った
「そうか…ありがとう…そして…おめでとう」
ゼオスは2人の結婚を祝福した
「ありがとう…ゼオスお前も幸せにな」
「あ、待ってそれともう1つお願いがあるんだ」
「え?なに?」
ゼオスが魔法を使うと崩れた魔王城の中から2本の真・魔切の剣を引き寄せた
「この剣、現代の技術を超越している…1本でさえ世界を変えれる程のな」
(親として鼻が高いぜ)
「だからこそ、1本はお前達、そしてもう1本は俺の国が管理したい、勿論使う事はないけど、もしもの時の為にな」
ゼオスはそう言いながらアリスタに剣を渡した
「おう、分かった!ありがとな!」
「うん、よし…俺はもう帰る!後はどこにでも行け、何かあったら呼べよ!」
「奥さんによろしくね」
「あぁ…じゃあなアリスタ、エイミ、末永くお幸せに」
ゼオスは魔法を使いその場から姿を消した
「本当出世したわよねアイツ…」
「流石、俺の親友だな!」
「はぁ…アリスタ…私疲れた」
「はいはい…母体を労らないとな」
アリスタはエイミをお姫様抱っこした
「ねぇ、これからどこに行く?」
「お前と一緒なら、どこにでも、どこまでも」
「・・・そうね」
2人はキスをして、歩きだした
三章 完
「君達は魔王を倒してくれた英雄だ」
「まぁ…それほどでも」
エイミは分かりやすく照れている
「だけど指名手配犯でもある」
「は!?」
「なんでだよ!ゼオス!俺達がなんで悪人扱いなんだよ!」
アリスタはゼオスの肩を掴みブンブン揺らす
「お、落ち着け!とりあえず順番に説明するから…まずはエイミ、お前結構前にヴァンヌが仕えてた国の王を殺しただろ」
「・・・ん?あ、あったわねそんな事」
「そんな事じゃない!重罪!一発アウト!」
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「あぁ、お前は魔族との性交を行った事、これも法律で重罪な」
「いやいや!なんで知ってんだよそんな事!」
「はぁ…」
ゼオスは魔法を使い空中に画面を作り出した
「よーく見とけよ?」
あん!!んん!!アリさん!好きぃ!!
うっ…ミルミルちゃん!!
(そうだった…私が撮影して小遣い稼ぎしてたんだった…)
「これで言い逃れできないよな」
アリスタとエイミは観念したように見つめ合った
「・・・じゃあ、ゼオスは俺達の事殺すのか?」
「・・・死んでもらう…歴史上な」
「歴史上?どういう事よ?」
「お前達はこの魔王城の崩壊と一緒に死んだ事にする…そうしたらお前達を裁く必要もなくなる…だからお願いだ…連絡があれば援助は必ずする…ここで身を引いてくれないか?」
ゼオスは真剣な顔で2人にお願いした
「なーんだ、そんな事か」
「え?」
「元々これからは、静かに暮らす予定だしね、援助が来るなんて一石二鳥じゃない」
エイミはアリスタの手を握った
「そうか…ありがとう…そして…おめでとう」
ゼオスは2人の結婚を祝福した
「ありがとう…ゼオスお前も幸せにな」
「あ、待ってそれともう1つお願いがあるんだ」
「え?なに?」
ゼオスが魔法を使うと崩れた魔王城の中から2本の真・魔切の剣を引き寄せた
「この剣、現代の技術を超越している…1本でさえ世界を変えれる程のな」
(親として鼻が高いぜ)
「だからこそ、1本はお前達、そしてもう1本は俺の国が管理したい、勿論使う事はないけど、もしもの時の為にな」
ゼオスはそう言いながらアリスタに剣を渡した
「おう、分かった!ありがとな!」
「うん、よし…俺はもう帰る!後はどこにでも行け、何かあったら呼べよ!」
「奥さんによろしくね」
「あぁ…じゃあなアリスタ、エイミ、末永くお幸せに」
ゼオスは魔法を使いその場から姿を消した
「本当出世したわよねアイツ…」
「流石、俺の親友だな!」
「はぁ…アリスタ…私疲れた」
「はいはい…母体を労らないとな」
アリスタはエイミをお姫様抱っこした
「ねぇ、これからどこに行く?」
「お前と一緒なら、どこにでも、どこまでも」
「・・・そうね」
2人はキスをして、歩きだした
三章 完
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