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三章

私がいないと

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「アリスタさん、エイミさん…残念です、今回はとても良い世界線だと思ったのに…非常に惜しかった…」

「今回…?世界線…?何を言っているんだ…」

(それに、エイミの表情が…)

「もう…嫌だ…また…また…」

「ねぇお母様、私エイミさんだけは許せないんです!殺して良いですか?」

ミルミルはそう言いながら自分の腕の形状を剣の様な形に変えた

「・・・まぁいいでしょう…あなたの好きにしなさい」

「きゃ!?」

ラミレティスは魔力の鎖のでエイミとアリスタにぶつけ動きを封じた

「エイミ!?くっ…くそっ!エイミ!!」

「ふふふっ、なーにが勇者の力を宿っているですか…お腹の子ごと殺してあげますよ!!キャハハハハ!」

(あらやだ、うちの娘ヒステリック)

「いや…くっ…ソフィアだけは…やめて…」

「アリスタさんもじーっくり見ててくださいよ!後悔しながらねぇ!」

「やめろ!!」

スパァン!!

「・・・そ、そんな…」

「間に合った…よね?」

なんとソフィアがミルミルの腕を切断した

「ソフィア!?なんで…」

「来ちゃ駄目よソフィア!」

「未来から戻って来た!あと、私より自分達の心配してよね、命令コマンド『最強の賢者ママ』」

ソフィアが自分の剣を天にかざすと2人を縛っていた魔力の鎖が壊れ、2人の傷が全て回復した

「まったく、私がいないとパパもママも駄目なんだから」
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